エーリカ「ミヤフジ、明日は非番だしデートに行かない?」

1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/17(土) 12:12:35.87 ID:vGaeA3ID0
エーリカ×芳佳とゲルトリーネがいちゃいちゃしてるだけ。
山無しオチ無しキャラ崩壊ですが、自己満足で投下します。
2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/17(土) 12:13:08.70 ID:vGaeA3ID0
エーリカ「ミヤフジー!訓練終わったし遊ぼう!」
芳佳「ごめんなさい、私これから夕食の準備があるんです…」
エーリカ「えーー」プクーッ
エーリカ「でもミヤフジのご飯美味しいし…仕方ないから…我慢する……」ショボーン
芳佳()キュン
エーリカ「!」オモイツイタ
エーリカ「じゃあミヤフジ、明日は非番だしデートに行かない!?」
3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/17(土) 12:13:39.51 ID:vGaeA3ID0
芳佳「でぇと?」
エーリカ「二人でどこかに行かないかってこと」ニコッ
芳佳「はい!いいですよ、どこかって…どこに行くんですか?」
エーリカ「買い物とかかな?とりあえずロマーニャに行けばいいと思うんだ」
芳佳「買い物ですかぁ…ハルトマンさんに似合う洋服とか探しましょうか!」
エーリカ「それを言ったらミヤフジもだよ、ほとんど服持ってないじゃないか」
芳佳「それじゃあ一緒にいろいろ見ましょう!」
エーリカ「よーし!決まりだね! あ、夕食の準備だっけ?台所に行こう!」
芳佳「え?手伝ってくれるんですか?」
エーリカ「いや、見てるだけだけど」
芳佳「なんと」
6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/11/17(土) 12:15:09.09 ID:vGaeA3ID0
芳佳「~♪」トントン
エーリカ「~♪」シッポフリフリ
芳佳「おみそしるにおみそ~♪」
エーリカ「じゅるり」
芳佳「肉じゃがを煮込みますよー」
エーリカ「(゚∀゚)オイモ!!」
芳佳「納豆まぜまぜ~♪」
エーリカ「(´・ω・`)」ショボーン
芳佳(かわいい////)
8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/17(土) 12:16:53.11 ID:vGaeA3ID0
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ゲルト「リーネ、ちょうどいい所に」
リーネ「あ、バルクホルン大尉」
ゲルト「これからハルトマンの部屋を掃除しようと思うのだが、手伝ってくれないか?」
リーネ「いいですよ♪バルクホルン大尉はやさしいですね」
ゲルト「うむ、だらしのない妹の面倒を見るのも姉の責務だからな」キリッ
リーネ「妹…?」ジトー
ゲルト「ああ、501は家族だからな、年長者として姉というわけだ。まさか母親に見えるか…?」オロオロ
リーネ「いえいえ!バルクホルン大尉はみんなのお姉さんって感じです!」
(最近の大尉はシスコンが加速してる気がする…)
ゲルト「そ、そうか!それなら良かった!」
リーネ「それでは片付けはじめましょうか!」
9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/11/17(土) 12:18:05.42 ID:vGaeA3ID0
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芳佳「明日はハルトマンさんとお出かけかぁ…楽しみだなぁ」ワクワク
トントン
芳佳「はーい!」ガチャ
エーリカ「やっほーミヤフジー♪」
芳佳「ハルトマンさん、こんな遅くにどうしたんですか?」
エーリカ「トリックオアトリート!」
芳佳「?」キョトン
エーリカ「トリックオアトリート!……知らないの?」
芳佳「とりっこあ…?知りませんけど…」
エーリカ「あちゃー、これはホントに知らない顔だ…」
エーリカ「今日は欧州ではハロウィンってお祭りでね、お菓子をもらえる日なんだよー」
芳佳「そんなお祭りもあるんですねー」
10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/11/17(土) 12:19:02.98 ID:vGaeA3ID0
エーリカ「トリックオアトリートは、イタズラされたくなければお菓子をよこせ!って意味になるの」
芳佳「いつも通りのハルトマンさんじゃないですかw」
エーリカ「だからもう一回!トリックオアトリート!」
芳佳「お菓子ならいくつかありますよ…お餅でもいいですか?昨日坂本さんと作ったのが残ってますね」
エーリカ「おおー扶桑の伸びるやつね!いいよいいよー!」
芳佳「じゃあ用意するので、中で待ってて下さい♪」
12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/11/17(土) 12:20:28.85 ID:vGaeA3ID0
芳佳「きな粉のお餅と、砂糖醤油のお餅と、お茶ですよー。」
エーリカ「わーい!」モグモグ
エーリカ「のびーーのびーーー」ビヨーン
芳佳(やっぱりハルトマンさんは可愛いなー)ニコニコ
エーリカ「うーんこれ以上伸ばせないや…」リョウテヒロゲ
エーリカ「ミヤフジーこっち側の端っこ咥えてよ」オネガイダヨ
芳佳「ええっと、こへへいいでふか?」
(なんでわざわざ口で咥えるんだろう…)
エーリカ「私がこっちを咥えてっと…」ハナレテハナレテ
ビヨヨヨーン
エーリカ「んん~!すごい伸びたよー♪ あ」パッ
芳佳「へぷっ!」パチーン
13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/17(土) 12:21:40.77 ID:vGaeA3ID0
芳佳「…」
芳佳「…モグモグ」
エーリカ「あははははははは!!!!」ジタバタ
芳佳「」プルプル
エーリカ「お餅がwwwミヤフジの顔にぺちーんwwww」
芳佳「……ート」
エーリカ「ミヤフジww顔にお餅ついてるwwwww」
芳佳「…アトリート」
エーリカ「ひーwwwひーwwwお腹痛いwwwwww」バタバタ
芳佳「トリックオアトリート!!」
エーリカ「」ビクッ
(あ、やば…)
15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/11/17(土) 12:22:45.03 ID:vGaeA3ID0
エーリカ「もしかしてミヤフジ…怒ってる?」
芳佳「いいえ?怒ってませんよぉ♪ただハルトマンさんにいたずらしたくなっちゃっただけで」ゴゴゴゴ
エーリカ(それは怒ってるんじゃ…)
芳佳「ハルトマンさんお菓子持ってますか?持ってませんよね?」ニコニコ
エーリカ「うぅ…ない…けど……」
芳佳「じゃあイタズラしちゃいますよー」
エーリカ「うん…」ドキドキ
芳佳「」ジリジリ
エーリカ「」ビクビク
16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/11/17(土) 12:23:32.76 ID:vGaeA3ID0
ギュッ
芳佳「ハルトマンさんあったかーい♪」
エーリカ「」ホッ
エーリカ「…これだけでいいの?」
(すっごい緊張したけどこれだけなのかな)
芳佳「」スンスン
エーリカ「うー…匂い嗅ぐのは恥ずかしい…」ピョコンピョコン
芳佳「ハルトマンさんがいつもやることのお返しです。」クンカクンカ
エーリカ「ミヤフジからはお菓子の匂いがするからしょうがないよ…」
芳佳「ハルトマンさんはお日様の匂いがしますよー」スンスン
17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/11/17(土) 12:24:39.92 ID:vGaeA3ID0
芳佳「すぅーー…」
エーリカ「んぅっ…///」ゾクゾク
芳佳「はぁーー…」
エーリカ「ーーっ!!」(ミヤフジの熱い息が耳に!?)
エーリカ「もう終わり!!ストップストップ!」
芳佳「え~」
エーリカ「ミヤフジのいたずらはなんかえっちだよ!不健全だよ!」プンスカ
芳佳「そんなことありませんよー」ニコニコ
エーリカ「まだ胸を揉まれる方が良かったかな…」ジトー
芳佳「いくら私でもいつもいつもおっぱ…!胸のことばかりじゃないです!」
芳佳「弱身につけこむような真似はしません!」キリッ
エーリカ「意外と紳士なとこもあるんだ」ジトー
芳佳「えへへ」テレマスネ
(ハルトマンさんに関してはその必要がないというか…)
エーリカ「いや、あんまし褒めてないけど」
18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/17(土) 12:25:42.15 ID:vGaeA3ID0
~~~~~~~~
エーリカ「そろそろ寝よっか!」
芳佳「私は良いですけど、部屋に戻らなくて良いんですか?」
エーリカ「トゥルーデに、今日は掃除するから帰ってくるなって追い出されちゃったんだよー」
芳佳「もぅ、そういうことは早めに言ってくださいね」
エーリカ「にしし、だから今日はミヤフジと一緒に寝るよ!」ドサッ
エーリカ「ミヤフジもおいでおいで」ポンポン
芳佳「はい、電気消しますね」
エーリカ「ほーい」カチッ
芳佳「おとなり失礼しまーす」ゴソゴソ
芳佳「ハルトマンさん、おやすみなさい。」
エーリカ「ういー、おやすみぃ~…zzzzz」
19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/17(土) 12:27:13.48 ID:vGaeA3ID0
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リーネ「まだ床が見えない…」
ゲルト「すまない、まさかここまでとは…私の見込みが甘かったようだ…」
ゲルト「日付も変わってしまったしリーネは部屋に戻っても良いぞ。なんなら私のベッドを使っても構わない。」
リーネ「え?それじゃあバルクホルン大尉はどこで寝るんですか?」
ゲルト「やり始めてしまったしな、この掃除をやり切らないと眠ることなどできん。今日は徹夜になるかもな…」
リーネ「…じゃあ私も徹夜ですね♪」
ゲルト「いや、申し訳ないので無理に付き合ってくれなくてもいいぞ?」
リーネ「私もここまで手伝ったのに、最後までやらせてもらえないほうが嫌ですよー」
ゲルト「そうか…すまない。恩に着る…」
リーネ「さあ、頑張りましょう♪」
ゲルト(ところでさっきから不思議なんだが…)
リーネ(ズボンが一着も見当たらない…!?)
21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/11/17(土) 12:28:38.63 ID:vGaeA3ID0
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エーリカ「うむぅ…寒いよぉ……zzz」ギュム
芳佳「わふっ」
エーリカ「えへぇ…あったかぁ……ミヤフジィ…zzz」
芳佳(目の前にハルトマンさんのおっぱ…頬ずりしちゃえ)スリスリ
エーリカ「んふぅ…ふみゅ…むーー」ギュ-
芳佳(く、苦しい…胸が押し付けられて息が…///)
芳佳(最近悟りました、胸は大きければ良いわけではないと…人には掴める物の量が決まっているんです、地位も金も名誉も、そしておっぱいも)
芳佳(求め過ぎた力は身を滅ぼし、掴んでいたものも手放すことになると…今では、私の手にはハルトマンさんのおっぱいが最高だと確信しております)
芳佳(そもそも大きさだけではありません、肌触り、形、乳輪の大きさ、体臭、感度、おっぱいを構成する要素はこんなにもあるというのに…)
芳佳(大きさだけに囚われていた、以前の未熟な私を恥じる思いです、呼吸が出来ない今の状況も過去の私を断罪していると思えば…こんなにありがたいことはありません)
エーリカ「えへへぇ…zzz」ムニャムニャ
芳佳(ぷはっ!手が緩まなかったら危うく窒息するところでした)
22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/17(土) 12:29:45.42 ID:vGaeA3ID0
芳佳「ハルトマンさーん…寝てますかー…?寝てますねー…?」
芳佳(ここで枕元に隠しておいたマカロンを取り出します)
芳佳(ハルトマンさ~ん、お菓子ですよー)ヒョイ
エーリカ「スンスン……はむ、もぎゅ……zzz」ニヘヘ
芳佳(食べた!)
エーリカ「おかしぃ…もっと…zzzz」ギュ
芳佳(楽しい…二個目行きますよー)ヒョイ
エーリカ「もぐ…うま…zzzz」モグモグ
芳佳(可愛いなぁ…///)
エーリカ「」ギュム
芳佳(んむ…あれ?ハルトマンさんが乗っかって…)
エーリカ「おっきな…ぉかし…zzzz」
芳佳(完全に抱きつかれて動けない…///)
23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/11/17(土) 12:31:35.83 ID:vGaeA3ID0
芳佳()ドキドキ
芳佳()ドキドキドキ
芳佳(ピー!30秒一本!ハルトマン選手の押さえ込み!決め技はだいしゅきホールド!)ヨシカハコンランシテイル
エーリカ「んぁ…ちゅぱ…あま…ぃ…もっとぉ…zzzz」ペロペロ
芳佳(っひゃぁ!私はお菓子じゃないですよぉ!)プルプル
エーリカ「…おいひー…んちゅ…zzzz」ペロペロ
芳佳(こんなんじゃ今日眠れないよぉーーーー!!!)
エーリカ「みやふ……じぃ…ちゅぅ…zzz」スヤスヤ
24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/17(土) 12:33:13.56 ID:vGaeA3ID0
----------
ゲルト「悪いな、こんな時間まで手伝わせて」
リーネ「いいんですよ、一人じゃ大変じゃないですか。困ったときはお互い様です♪」
ゲルト「そう言ってくれると助かる」
ゲルト「なにか困ったことがあったら頼ってくれ、リーネも私の大切な家族だからな」キリッ
リーネ「」キュン
ゲルト(おいおいよく考えたらリーネも姉がいるリアル妹じゃないか…つまり私の妹みたいなものだな)ウンウン
25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/17(土) 12:34:11.75 ID:vGaeA3ID0
リーネ「そ、そういえば!ハルトマン中尉は部屋に戻って来ないですけど、どうしたんでしょうか?」シュッシュッ
ゲルト「ああ、ハルトマンならミヤフジの所だ。掃除の邪魔だから追い出した」
リーネ「えっ」
ゲルト「ハルトマンはミヤフジが好きみたいだしな」
リーネ「」
ゲルト「どうしたんだリーネ?」
リーネ「いや……えっ?……今なんて…?」
ゲルト「もしかして気付いてなかったのか?」
26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/17(土) 12:35:09.27 ID:vGaeA3ID0
ゲルト「あのハルトマンが私ともミーナとも違う接し方をしているからな、あれは恋だろう」キリッ
ゲルト「ミヤフジもハルトマンによく懐いていて満更でもなさそうだしな」
リーネ「何かの勘違いじゃあ…!?」
ゲルト「さっきも部屋に戻って来て『明日はミヤフジとデートなんだー!えへへー♪』なんて自慢話をするんだぞ!…なんだただの天使か」
リーネ「そんな…バルクホルン大尉はそれでいいんですか!?」バンッ
リーネ「だって、芳佳ちゃんのこともハルトマンさんのこともあんなに…!」
(私だったら諦められないよ…芳佳ちゃん…!)
27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/17(土) 12:36:16.34 ID:vGaeA3ID0
ゲルト「私は好きな相手が幸せならそれで良い……そんな立派な人間じゃない。」
リーネ「それなら…なんでなんですか!?」
ゲルト「あの二人の姿を見ていたら自分がいかに穢れた人間かが分かったんだ。お前も見ればわかる。」
リーネ「私が…穢れているってことですか……!」
ゲルト「そうは言ってないが…いい機会だ、明日二人のデートを尾行しよう」
リーネ「ええっ…そんなぁ~悪いですよぉ~」ワクワク
ゲルト「ノリノリじゃないか、決まりだな。」
28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/11/17(土) 12:37:35.96 ID:vGaeA3ID0
ゲルト「それにしても…リーネとこんな時間に二人で話すなんて初めてじゃないか?」
リーネ「そうですね、普段は出来ない話ばかりですね」
ゲルト「非日常ついでだ、普段ミヤフジでどんな妄想をしているのか聞かせてくれないか?」
リーネ「えっ」
ゲルト「妄想を、聞かせてくれないか?」
リーネ「…なにを突然…恥ずかしいです///」
ゲルト「同じミヤフジスキー同士、情報交換も有意義だとは思うぞ。」
リーネ「なるほど…」
ゲルト「たまには溜まった思いの丈を吐き出してみると良い。私の妄想も後で話してやる。」
リーネ「そうですね…大尉の妄想も聞かせてくれるなら…」
29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/11/17(土) 12:38:23.47 ID:vGaeA3ID0
~~~~~~
リーネ「序章」
リーネ「リーネちゃん…ほどいてよ…なんだか怖いよ…」
リーネ「芳佳が目覚めた時いつもと違う場所にいることに気がついた。なぜ自分が縛られているのかわからない。なぜ目の前にいつも優かったはずのリーネがいるのだろうか。どうして開放してくれないのか芳佳にはわからなかった。」
ゲルト(なにか始まったぞ…)
リーネ「恐怖に怯えた芳佳が視線を下に動かすとリーネの○○に存在しないはずの△△が××しているではないか。なぜ○○がリーネに存在しているのか芳佳には分からないが、普段とは明らかに違うリーネの様子にただただ戸惑うばかりであった」
リーネ「え…やだ…怖いよリーネちゃ」
リーネ「そう言い終わるよりも早くリーネは○○の××を芳佳の幼○○××に△△して。無理矢理○○させようと××したところで考えた」
リーネ「芳佳の○○に××を覚え△△ため○○○○薬を△△××して芳佳の○○思考を××し、○○××」
ゲルト「こいつまさか…アヘンを!?」
リーネ「思考することすら××に堕○○た△△をリーネは○○満足××××△△△○○☆☆☆×××○○○○△△△ーーーーーーー!!!」
リーネ「第一章へ続くぅ!!!」カッ
リーネ「」ビクンビクン
ゲルト「」
30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/17(土) 12:39:32.34 ID:vGaeA3ID0
~~~~~~
リーネ「どうでしょうバルクホルン大尉…」
ゲルト「なんというか言葉にしにくいんだが…下衆だな」
リーネ「バッサリだー」
ゲルト「お前がここまでの闇を抱えているとは…気づいてやれなくてすまなかった…」
リーネ「謝らないでください大尉…自分でももしかしたら、もしかしたらって、薄々感じていました…」
(現在は13章の執筆中だなんて言えない…!!)
ゲルト「落ちこむことはない、皆誰しもそういう部分はあるんだ…私もそうだった」
リーネ「大尉も…!?」
ゲルト「約束通り私の妄想も聞かせてやろう」キリッ
31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/11/17(土) 12:40:19.19 ID:vGaeA3ID0
~~~~~~
ゲルト「まず、私に秘められた固有魔法が目覚めて宮藤とハルトマンを三歳若返らせるだろ?」
リーネ「前提から既におかしい」
ゲルト「おねえちゃーん!今日は一緒に寝て欲しいの!」
ゲルト「ミヤフジは昨日もだったじゃないか!今日は私がトゥルーデお姉ちゃんと寝るの!」
ゲルト「Oh, my lover sisters. 私のために喧嘩をしないでおくれ…私はどちらの泣き顔も見たくないんだ…」
ゲルト「そうだ!ベッドに三人で寝るというのはどうだろうか?川の字というやつだな…いや、今回は小の字になるな!」ハッハッハ
リーネ(小芝居が始まった…!)
32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/17(土) 12:41:04.82 ID:vGaeA3ID0
ゲルト『わーいおねえちゃんだいすきー!!』
ゲルト「急に飛びつくと危ないぞ?2人ともお風呂のあとは歯を磨いたか?ほら、あーんして見なさい」
ゲルト『あーん!』
ゲルト「どれどれ…クンクン…芳佳は今日も綺麗に磨けているな、偉いぞ」ヨシヨシ
ゲルト「えへへー」テレテレ
ゲルト「エーリカも綺麗になっているな…クンクン…!また歯磨き粉を使っていないな?駄目じゃないか…」ヤレヤレ
ゲルト「いちごのなくなったんだもん!他のは辛いから嫌!」ツーン
ゲルト「まったくしょうがないやつだな、今度一緒にいちご味の歯磨き粉を買いに行こう!」
ゲルト「うん!」
リーネ「」
33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/17(土) 12:42:37.91 ID:vGaeA3ID0
ゲルト「あ、あのね?お姉ちゃん…」
ゲルト「どうしたんだい?芳佳、それにエーリカももじもじして…」
ゲルト「あのね、私たち最近お姉ちゃんといるとおまたがむずむずするの…病気なのかなぁ?」モジモジ
ゲルト「…二人ともそれは病気じゃないぞ。大人の身体になろうとしているだけなんだ、だから安心してお姉ちゃんに身を委ねて…」
リーネ(アウトーー!!!)
ゲルト「ハァハァ…可愛いよ二人とも…もっと自分に正直になってみようか?」
ゲルト「何か怖い?怖くなんかないぞエーリカ、私を信用して…ハァハァ」
ゲルト「芳佳、どこにイこうって言うんだ!?こういうのは来るものだ!!Yes!oh yeah!!!come on!!!!」
ゲルト「」ビクンビクン
リーネ「もうだめだこのひと」
34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/11/17(土) 12:43:38.02 ID:vGaeA3ID0
~~~~~~
ゲルト「と、こんなところだな」ドヤ
リーネ「いや、どやじゃなくて…まさか大尉がここまでシスコンをこじらせているなんて…」
ゲルト「完全に病気扱い!?」
ゲルト「妄想だから少し親切すぎるが、模範的なお姉ちゃんじゃないか」
リーネ「……」
ゲルト「えっ」
リーネ「………そうですね!妄想ですしね♪」ニコッ
ゲルト「ああ!あくまでも妄想の話を我々はしていただけだ!」
リーネ(バルクホルン大尉の方が明らかに変態だよね…)
ゲルト(リーネに比べたら私の妄想など可愛いものだったな…)
ゲルト「たまにはこんなガールズトークも悪くないな!残りを片付けてしまおう!」
リーネ「はいっ!」
36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/17(土) 12:44:51.97 ID:vGaeA3ID0
~~~~~~
ムニュ
ゲルト(…ん?なんだこの柔らかいのは)ムニムニ
リーネ「んっ…ふぅ……zzzz」スヤスヤ
ゲルト(そうか、昨日片付け終わってリーネと一緒のベッドで寝たんだった…)
ゲルト(…それにしても大きいな……)ムニュ
リーネ「あっ……しかちゃん…めだよぅ…zzz」
ゲルト(エロカワイイ...////)
ゲルト(というよりも…)ドキドキ
ゲルト(きょぬーの妹に抱きしめられる背徳感がすごい…!)ムクムク
ゲルト(いい匂いもするし…いかん、勃ってきた)アセアセ
ゴソゴソ
ゲルト(そんなわけがなかった…)
37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/17(土) 12:45:27.05 ID:vGaeA3ID0
---デート当日---
エーリカ「しゅっぱーつ!」ブロロロロロロロ
芳佳「ハルトマンさん車の運転も出来るんですね!」ソンケー
エーリカ「トゥルーデより上手いから安心していいよ」ニシシ
芳佳「よかった…シャーリーさんの運転は怖かったです…」
38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/17(土) 12:46:17.02 ID:vGaeA3ID0
リーネ「シートベルトOK、ルームミラーOK、サイドミラーOK、タイヤの空気圧OK、ガソリン残量OK」
ゲルト「丁寧なのも大事だが、見失ってしまうぞ…」
リーネ「ダメです。一瞬の油断が命取りになります。」
ゲルト「そ、そうか…」
リーネ「エンジン始動、回転数異状なし、ドライブモードへシフトチェンジ、パーキングブレーキ解除、発進します!」アクセル!
--トロトロ
ゲルト「…運転、替わろうか?」
(もうミヤフジたちの車が見えなくなってしまった…)
リーネ「いえ、大尉は絶対に運転しないで下さい。」
ゲルト「私の運転はそこまで信用されていないのか…」
リーネ「それに芳佳ちゃんの服にはインカムを縫いつけたので、会話の内容からどこにいるかは推測できます。」
ゲルト「いつの間に」
39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/17(土) 12:48:12.50 ID:vGaeA3ID0
---------
カランカラーン
芳佳「ここはルッキーニちゃんに教えてもらったお店なんですけど、なんでも揃ってるんですよー」
エーリカ「じゃあ予定通り服を見よっか」ニコッ
芳佳「はいっ!まずはハルトマンさんのズボンを選びましょう」
エーリカ「あー、確かに最近ズボン見かけないなー…」
芳佳「バルクホルンさんが、部屋にズボンが一着もなかったって言ってましたよー」
エーリカ「そうだったのか」オドロイタ
芳佳「自分のことじゃないですか…もぅ、せっかく可愛いのに…」
エーリカ「にしし、じゃあミヤフジが選んでよ!」
40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/11/17(土) 12:48:51.25 ID:vGaeA3ID0
ゲルト「無事に買い物が始まったようだな」ジー
リーネ「私達は遠くから監視を続けましょう、双眼鏡持って来てよかったですね」ジー
ゲルト「ここからでは中までは見えないからな…出てくるまで監視するしかないか」ジー
41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/17(土) 12:50:10.65 ID:vGaeA3ID0
芳佳「普通の白いズボンと、ふりふりの付いたズボンと……あ!」
エーリカ「お、良いの見つかった?」
芳佳「見て下さい!扶桑の服がありますよ!私のと一緒です!」ババーン
エーリカ「へーこんな風になってたんだ。この穴は?」
芳佳「それは水抜きですね、そのまま水着としても使えるようにデザインされているんですよー」エッヘン
芳佳「こっちには上着もありました!」
エーリカ(ミヤフジと同じ服か…よし///)
エーリカ「扶桑のも含めて、今選んでもらったの全部買っちゃおう!」
芳佳「えっ!?全部ですか!?」
エーリカ「せっかくミヤフジが選んでくれたんだもんね!」ニコッ
エーリカ「代わりにミヤフジの服は私が見繕ってあげる!すごいの見つけてあげるからね!」
芳佳「お、お手柔らかに…」
42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/17(土) 12:52:16.08 ID:vGaeA3ID0
~~~~~~~~~
店員「シャーセーコチャーゼンブデヒャッサンジューポンドニナリャース」
エーリカ「試着室を借りてもいいかな?ここで着替えちゃうから」
店員「ウェイウェイウェイwww ドゾッス リセンニジッポードオカーシャス アリャーシター!」
エーリカ「と、言うわけで着替えてくるから……覗くなよー?」ニヤニヤ
芳佳「覗きませんよ!」モウ!
45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/17(土) 12:52:57.48 ID:vGaeA3ID0
ゲルト「そろそろ出てきてもいい頃なんだが…ふおおおおおお!!!!」パシャシャシャシャシャシャ
リーネ「その大きな荷物カメラだったんですね」
(ハルトマン中尉が芳佳ちゃんとおそろいの服着てる…なんかお似合いで悔しいな…)ハァ
ゲルト「Ca○on製のイチデジと超望遠レンズだ。やはりカメラと白物家電は扶桑製品に限る」パシャシャシャ
ゲルト「見ろ!手をつないで走る二人の姿を、まるで双子の天使じゃないか」パシャパシャ
46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/17(土) 12:54:32.04 ID:vGaeA3ID0
芳佳「うわぁ…ハルトマンさん似合いますねーまるで私の服と違うみたいです!」
エーリカ「私は金髪だからね、扶桑の人とは雰囲気が違うかも」ニシシ
エーリカ「次はお菓子が食べたいなー」
芳佳「じゃああそこのお店に行きましょう!ケーキが凄く美味しかったんですよ!」ニコッ
エーリカ「どこどこ!?」
芳佳「ほら!あのテラスがあるお店です!」
エーリカ「走るよミヤフジ!」パシッ
芳佳「もぅ!引っ張らないでくださいよぉ!」テテテテ
リーネ(芳佳ちゃん楽しそう…まるで恋人みたい…)シュン
ゲルト「リーネ、私達も行こうか」スッ
リーネ「え?」
ゲルト「ほら、早く掴まれ。せっかく来たんだ、私達もケーキを食べに行こう!」
リーネ「はいっ!」ギュッ
(バルクホルン大尉はたまに男前ですよね…)
48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/17(土) 12:55:47.63 ID:vGaeA3ID0
----------
エーリカ「このケーキ美味しい!」モグモグ
芳佳「この前来たときはシャーリーさんと三個も食べちゃったんですよ~」モグモグ
アノトキハルッキーニチャンガハグレチャッテーサガシテタラグウゼンコノオミセヲミツケテー
エーリカ「ふーん」
(なんかミヤフジが他のメンバーと仲良くしてる話は面白くないなー…)
エーリカ「ミヤフジのケーキも美味しそうだねー」ニヤ
芳佳「野いちごなので普通のより酸味が効いててさっぱり…ぃぃ!?」
エーリカ「あーん」
芳佳(これは食べさせて欲しいってことだよね…///)ドキドキ
エーリカ「はやくたべさせてよー」アーン!
芳佳「え、えと…あ、あーん…///」ヒョイ
エーリカ「はむぅ…んゅ、ミヤフジに食べさせてもらったから特に美味しいよ///」カァァ
芳佳「どういたしまして///」
50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/17(土) 12:56:57.78 ID:vGaeA3ID0
ゲルト「自分から誘っておいて恥ずかしがるなんてだらしないぞハルトマン…!」パシャシャパシャ
リーネ「紅茶が凄く良い香り…ダージリンだけじゃないみたい、なにかブレンドしてるのかな?」
(トランス状態のバルクホルン大尉は放っておこう…)
ゲルト「はじめてのデート記念のアルバムをお姉ちゃんが作ってやるからな…!!」パシャパシャ
リーネ「ほんとにここのケーキ美味しいですねー」モグモグ
ゲルト「それなら私のも味見してみるか?ほら」ヒョイ
リーネ(バルクホルン大尉は無意識にこういう事するなぁ…///)
ゲルト「なんだ、食べないのか?」
リーネ「い、いえ!聞こえているとは思わなくて…」パクッ
リーネ「あ…おいしい…」
51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/17(土) 12:58:31.32 ID:vGaeA3ID0
芳佳「あ!!」ガタッ
エーリカ「どしたの?」
芳佳「私、服を買ったせいで手持ちがギリギリしか無いんですけど……」
エーリカ「私なんて自分の分も払えないよーwww」ケラケラ
芳佳「そんな!?まずいじゃないですか!」
エーリカ「でもここの支払いは先輩である私にまかせてもらおうか!」フンス
芳佳「ハルトマンさん今お金ないって言ってましたよね!?」
エーリカ「大丈夫!」
エーリカ「トゥルーデにお小遣いもらったから!」シャキーン
芳佳「もー!驚かせないでくださいよー!」プクーッ
エーリカ「ごめんごめん♪」
リーネ「トゥルーデおばあちゃん…?」ジトー
ゲルト「そんな目で見ないでくれ…」
52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/17(土) 13:00:28.43 ID:vGaeA3ID0
----------
エーリカ「美味しかったーまた来ようね!」
芳佳「はい、また一緒に来ましょうね♪」
エーリカ「どこに行こうか?お腹いっぱいだし腹ごしらえもしたいなぁ」
芳佳「あ、あっちの方に大きな公園があるみたいですよ」カンバンガアリマス
リーネ「公園…?」
リーネ「二人で日が暮れるまでベンチでイチャイチャキャッキャウフフ?」
リーネ「まさか草むらに隠れてセイヤセイヤ!?」
リーネ「芳佳ちゃんダメェ!!草むらには触手系のモンスターが出るわ!!」ビクンビクン
リーネ「そんな!?服だけ都合よく溶けるなんて!?」
ゲルト「落ち着けリーネ、モンスターなんていないしお前が考えているような事にはならない」
53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/17(土) 13:02:26.50 ID:vGaeA3ID0
芳佳「ハルトマンさんいきますよー!」ポーン
エーリカ「ミヤフジのノーコン!ちゃんと投げろー!」テッテッテッテ
芳佳「ごめんなさいー><」
エーリカ「行くぞー!ちゃんと取れよー!」ピューン
芳佳「へぷっ!」イタッ
エーリカ「あははははww顔面キャッチー♪へったくそー♪」ケラケラ
リーネ「公園でキャッチボール…だと…?」
(私の知ってるカップルの公園じゃない…!)
ゲルト「見ろ!あの愛くるしい二人の姿を!まるで子犬がじゃれあっているようだ!」パシャパシャ
ゲルト「はやり使い魔が犬だからかボールが似合うな!」パシャパシャ
リーネ「まぶしすぎて直視できない…!」
リーネ(大尉の言ったとおりだったな…芳佳ちゃんの隣にいられるのはハルトマンさんみたいな人なんだ…)ハァ
54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/17(土) 13:03:53.35 ID:vGaeA3ID0
ゲルト「あー…落ち込むのはわかる。私も一時期そうだった」
リーネ「バルクホルン大尉…」
ゲルト「私もミヤフジが好きだ、でも邪な思いを秘めている私が好きでいて良いのだろうか?」
ゲルト「二人の間には、私が入る隙間はないんじゃないか?と考えて悩んだこともある…」
リーネ「はい…私なんかじゃとても…」
ゲルト「だがな、愛情というものは恋人にだけ注ぐものではないだろう?」
ゲルト「私は501に全てを捧げている。それはネウロイを倒すからではない、大切な家族だからだ」キリ
リーネ「家族…」
ゲルト「親が子供に無償の愛情を注ぐように二人を見守り続たい。最近はそう思うようになった。」
リーネ「…」
ゲルト「家族愛はどんな絆よりも強い、私はそう思っている。」
55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/17(土) 13:05:11.09 ID:vGaeA3ID0
リーネ「私も…そんな風に考えられるようになるでしょうか…?」
ゲルト「なれるさ」ナデナデ
リーネ「あっ…」
ゲルト「妹が落ち込んでいるんだ、これぐらいやらせてくれ」ナデナデ
リーネ「はい…///」コテン
ゲルト(ベンチに座ってリーネに寄りかかられていると、私達のほうがデートみたいだな…//)
ゲルト「その、なんだ… 私はリーネのことは二人とは違う意味で、特別な妹として見たいんだが///」
リーネ「///」カァァァァ
ゲルト「それでも、構わないか…?」ドキドキ
リーネ「もっと…私だけを見てくれるようになったら考えます//」
(ほんとにシスコンなんだから…)
ゲルト「ああ、善処しよう」ダキヨセ
56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/17(土) 13:06:24.01 ID:vGaeA3ID0
---芳佳's room---
エーリカ「ただいまー」
芳佳「おかえりなさい、ハルトマンさん」ニコ
エーリカ「ミヤフジもおかえり」ニコ
エーリカ「まるで自分の部屋みたいに落ち着くよー」
芳佳「ふふ、それじゃあお茶を入れてきますね」
エーリカ「待った!」ギュッ
57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/17(土) 13:07:24.15 ID:vGaeA3ID0
エーリカ「お茶の前に…今日買ってきた服を着て欲しいなー」ニシシ
芳佳「ええええ!?あれ…ホントに着るんですか…?」
エーリカ「そんなの当たり前だろー、なんのために買ったのさー」ブーブー
芳佳「だって…恥ずかしいですよ…///」
エーリカ「今は私しかいないじゃーん」
芳佳「うぅぅ…」
エーリカ「ミヤフジには絶対似合うと思うんだー」ニコッ
芳佳「じゃぁ…着替えるのであっち向いててくださいね?」クルリ
エーリカ「りょーかーい」ニヤ
59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/17(土) 13:09:03.05 ID:vGaeA3ID0
~~~~~~
芳佳「着替え…終わりました///」クルリ
芳佳「!」
エーリカ「おー!ミヤフジメイド服似合うじゃん!!」
芳佳「ありがとうございます……っじゃなくって!!なんでこっち向いてるんですか!?」
エーリカ「え?だってミヤフジが後ろ向いたから私はいいのかと思ってー」ニシシ
芳佳「それじゃあ私が自分に『あっち向いてくださいねー』って言ってたことになるじゃないですか!!」
エーリカ「えっ?違ったの?」ニヤニヤ
芳佳「なんなんですかそれ!それじゃあまるで私がバカみたいですよ!」プンスカプン!
エーリカ「上着を着替えただけなんだから良いじゃないかー?」
芳佳「着替えの瞬間が見られちゃったのが問題なんですよ!恥ずかしいじゃないですか!」
エーリカ「私はいつもと違うミヤフジが見られて良かったけど?可愛かったし」ニコッ
60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/17(土) 13:11:02.00 ID:vGaeA3ID0
芳佳「またそうやって…今日は騙されません…!」ドキドキ
エーリカ「えー!減るもんじゃないしいいじゃんー」ブーブー
芳佳「確かに減るものは無いですけど…いいえ減りました!私のドキドキです!!」
芳佳「こんな服着せられてどんな命令されるんだろう…みたいなドキドキを返して下さい!」
エーリカ「…ふーん。つまりミヤフジは私に何か命令されたかったんだ?」ニヤ
芳佳「いやその…命令されたいってわけじゃ…」
62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/17(土) 13:12:01.62 ID:vGaeA3ID0
エーリカ「こっちに来ておすわり!」
芳佳「嫌ですー」つーん
エーリカ「はやくー」ポンポン
芳佳「いーきーまーせーんー」つーん
エーリカ「もう!ミヤフジは今メイドなんだよ?」
芳佳「うー…」
エーリカ「今この部屋にはメイドと私だけ…芳佳のご主人様は誰だと思う?」
芳佳「はるとまん、さん…?」
エーリカ「ほら、早くこっちにおいで」ニコッ
芳佳「はい…」トコトコ
64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/17(土) 13:13:42.93 ID:vGaeA3ID0
エーリカ「座って目をつぶって?」
芳佳「ぅぅ…」ペタン ギュッ
(何させられちゃうんだろう…)
エーリカ「よ~~~し~~~~」ズズズズズズズ
芳佳「っ!」ピクッ
エーリカ「よしよし」ナデナデ
芳佳「ふぇぇ?」パチクリ
エーリカ「なでなで」ワシャワシャ
芳佳「ぁぅぁぅ…///」カァァ
66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/17(土) 13:14:43.86 ID:vGaeA3ID0
エーリカ「いつもありがとねっ」ナデナデ
芳佳「なんで…ですか?」
エーリカ「いつも料理とか洗濯とか普段からメイドみたいなことしてくれてるからさ」ナデナデ
エーリカ「メイドになったら逆に褒めてあげようって思ってたんだ♪」ニシシ
芳佳「」キュン
67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/17(土) 13:16:55.55 ID:vGaeA3ID0
芳佳「ぅぇぇ…」ポロポロ
エーリカ「嫌だった…かな…?」シュン
芳佳「嫌じゃないです…うれしくて…」グシグシ
エーリカ「じゃあもうちょっとだけ」ナデナデ
芳佳「…」ドキドキ
エーリカ「」ナデナデ
芳佳「…」ドキドキドキ
エーリカ(なんか、じっと見つめられると恥ずかしいな…)ナデナデ
芳佳(どうしようどうしよう…もうドキドキが止められないよぅ///)ドキドキ
エーリカ(潤んだミヤフジの瞳を見てると変な気分になってきた///)ナデナデ
芳佳「ハルトマンさん!」ガバッ
エーリカ「わわっ」ドサッ
69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/17(土) 13:18:26.93 ID:vGaeA3ID0
芳佳「私だって…自分からぎゅってしたいんですよぉ…」ギュウ
芳佳「いつもハルトマンさんからばっかりぃ…!」
ちゅっ…
エーリカ「んっ…」
芳佳(ハルトマンさんの唇柔らかい…///)
ちゅっ、ちゅっ
エーリカ「んんっ、んっ…」プハッ
エーリカ「ミヤフジばっかり…ずるい」
ちゅうっ
芳佳「っ!!首筋はくすぐったいですよぉ…///」
エーリカ「にしし、キスマークつけちゃった。ミヤフジは私の物だね」ニコッ
芳佳「みんなに見られちゃいますよー、もう!」
71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/17(土) 13:19:10.19 ID:vGaeA3ID0
ちゅっ ちゅちゅ ちゅっ
エーリカ「んぁっ…んっんっ…んふぅ…」
エーリカ「ミヤフジ、ぎゅってして…?」
芳佳「はぃ…」ギュッ
エーリカ「ハァハァ…キスってきもちいーね…」トロン
芳佳「ずっとこうしていたいですね…」トロン
エーリカ「…うむぅ…みやふじぃ…」
72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/17(土) 13:19:48.06 ID:vGaeA3ID0
---ゲルト部屋---
ゲルト「」フゥゥ-
リーネ「…」ハァー
ゲルト「やはり天使だった…」
リーネ「はぃ…」
ゲルト「」ムラムラ
73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/17(土) 13:20:22.78 ID:vGaeA3ID0
むにゅっ
リーネ「ひゃぁんっ!」ビクッ
ゲルト「あの二人は天使だが、私はどうやら堕天使だったようだ」キリ
リーネ「いやそれ全然上手いこと言ってないですけど」
ゲルト「」グイッ
リーネ「きゃっ!?」
ちゅっ
リーネ「ぁっ…んむっ…」
ゲルト「これなら、どうだ?」キリッ
リーネ「もぅ…ずるいです…///」
74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/17(土) 13:21:02.90 ID:vGaeA3ID0
ウィッチはエッチなんてしません!トイレにも行きません!
というわけで終わりです、ありがとうございました。
75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/17(土) 13:25:22.83 ID:giOy26Mxi
おつ
76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/17(土) 13:26:45.79 ID:kuT7zvFs0
おつ
おすすめSS
エーリカ「私は何も見てない私は何も聞いてない」
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ウルスラから惚れ薬をもらったエーリカ、使う相手はもちろん・・・ヴィルケ中佐マジ聖母
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芳佳「リーネちゃん久しぶり!私だよ!医学部卒の芳佳だよ!」
実際こういう人っていますよね・・・。501の反応は・・・?
宮藤「ストライクウィッチーズの皆でツイッター始めてみました!」
携帯端末あるの?という野暮なことはなしにして・・・まさかの展開です!

Entry ⇒ 2013.01.03 | Category ⇒ ストライクウィッチーズ SS | Comments (6) | Trackbacks (0) |
バルクホルン「アルバイト?」~ネットカフェ編~

76 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/01(日) 10:56:27.39 ID:iH+I9jkq0
バルクホルン「う~ん、どの求人がいいかな~~」ぺらぺら
クリス「あ、タ○ンワーク?」
バルクホルン「あぁ、いろいろと条件をしぼって探してみているのだが決めかねているんだ」
クリス「ふ~ん、いろいろあるんだね~」
バルクホルン「クリスはどういうのが私に合ってると思う?」
____________________________________________________
関連SS 前回 バルクホルン「アルバイト?」~コンビ二編~
____________________________________________________
77 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/01(日) 11:00:24.26 ID:iH+I9jkq0
クリス「お姉ちゃんならなんでもできると思うけど」
バルクホルン「く、クリス//」
クリス「う~ん、そうだな~」ぺらぺら
バルクホルン「わ、私はこれでも昨日首になってしまったんだぞ・・まぁお前の気持ちは嬉しいんだが」
クリス「あ、これなんかどうかな?」
バルクホルン「ん、ネットカフェ?」
78 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/01(日) 11:10:03.91 ID:iH+I9jkq0
クリス「ほら、お店の写真もあるよ。きれいなところじゃん」
バルクホルン「うむ、だがそういう外面的なところで判断してもいいものか」
クリス「バリ島をイメージしたおしゃれなお店。女性スタッフ多数活躍中だって!お姉ちゃん」
バルクホルン「おぉ、ほんとだな。しかし私はネットカフェをあまり利用したことないが、大丈夫だろうか」
クリス「お仕事は先輩が教えてくれるよ。とりあえず面接受けてみたら?」
バルクホルン「そうだな。実際に自分の目で職場や職員の働きぶりを見ることは大事だな。よし、電話してみる」
クリス「がんばれお姉ちゃん♪」
79 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/01(日) 11:20:09.77 ID:iH+I9jkq0
~某ネットカフェ~
ウィーン
店員B「いらっしゃいませ、こんにちわ~~」
バルクホルン「ど、どうも・・あの」
店員B「はい?」
バルクホルン「アルバイトの面接に来たゲルトルート・バルクホルンというものなのだが」
店員B「あっ、はい。それじゃあえ~~と、奥のオープン席の方でお座りになってお待ちください」
バルクホルン「了解した」
(オープン席とか言ったな。ここでいいのか?」
「すまない、オープン席っていうのは・・・もういない」
80 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/01(日) 11:25:54.05 ID:iH+I9jkq0
バルクホルン(ほぉ~、確かに店の雰囲気はいいな。ネットのホームページでも見たけどここはくつろげそうだ)
(ん?あそこにあるのは・・・)
(ストライクウィッチーズ新刊ではないか!!前の巻は宮富士の魔法力が失って終わったんだったな)
(どれどれ)ぱら
店長「お待たせしました~」
バルクホルン「ひぃっ!?」
81 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/01(日) 11:40:21.55 ID:iH+I9jkq0
バルクホルン「す、すまない。すぐに片づける」ガサゴソ
店長「いいよいいよ、何を見てたの?」
バルクホルン「・・・ストライクウィッチーズだ」
店長「そっかwwww漫画は好き?」
バルクホルン「あぁ、大好きだ」ニコ
店長「お、じゃあコミック担当でもしてもらおうかな」
~~~~~~
~~~~~~
店長「それじゃあ、最後に自分のこれだけは負けないっていうのはあるかな?」
バルクホルン「そうだな、責任感は人一倍あるつもりだ。まだ満20という年齢だが自分の中の厳しい規律(妹を愛する)を守って生きてきた。与えられた仕事は命をかけて果たす!!」
店長「お、おぉ・・・すごい意気込みだね。採用だ」
バルクホルン「ほ、ほんとうか!?」
店長「ハハ、こんなところで嘘なんてついてどうするの?」
バルクホルン「ありがとう店長!私はがんばるからな」ガシ
店長「期待しているよ、それじゃあこれに目を通しておいてもらえるかな」
82 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/01(日) 11:51:03.60 ID:iH+I9jkq0
バルクホルン「というわけなんだ」
クリス「え~、そんなに倍率高かったんだ。お姉ちゃんすごいよ」
バルクホルン「フフン、まぁ店長も私の熱い烈火のような熱意に負けたんだろうな」
クリス「どんなこと言ったの?」
バルクホルン「任された仕事は命をかけて果たす覚悟がある・・・とか言ったかな」
クリス「お姉ちゃんそれ軍の人みたいだよwwww」
バルクホルン「あはは、そうかもな。だが働く時間帯がしばら早朝から働くことになった」
クリス「えっ!?何時からなの?」
バルクホルン「朝の6時からだ」
クリス「え~~、お姉ちゃんそんな朝早くから大丈夫なの?」
バルクホルン「大丈夫だ!私が本気になれば早起きなど朝飯前だ」
クリス「朝飯前って・・・起きなきゃご飯も食べられないよ」ボソ
バルクホルン「さぁクリス、職が決まった祝いになにかうまいものを作ってくれ!!」
クリス「う、うん」
84 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/01(日) 12:25:23.53 ID:iH+I9jkq0
翌日
クリス「・・・うぅん・・朝・・今何時・・・」
AM5:20
バルクホルン(朝の6時からだ)
クリス(お姉ちゃん起きてるよね?)
(一応様子見とこう)もそもそ
85 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/01(日) 12:31:37.58 ID:iH+I9jkq0
ガチャ
~ゲルト部屋~
バルクホルン「すぅー・・・すぅー・・・クリスぅ・・」
クリス(お姉ちゃん・・・)
クリス「お姉ちゃん起きて!」ゆさゆさ
バルクホルン「ん?クリス、どうした・・・お姉ちゃんと一緒に寝たいのか・・」
クリス「何言ってるのお姉ちゃん、今日から早朝出勤なんでしょ!?」
バルクホルン「・・・・・・今何時だ?」
クリス「5時半だよ」
バルクホルン「なんだってぇ~~!?!?」ガバ
86 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/01(日) 17:55:40.82 ID:iH+I9jkq0
バルクホルン(はぁ・・・はぁ・・・なんとか間にあったようだな)
コンコン
「はーい」
バルクホルン「入るぞ」
ガチャ
87 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/01(日) 18:05:19.95 ID:iH+I9jkq0
バルクホルン「おはよう諸君」
女店員「おはよう・・ございます」
男店員「誰だこいつ?」
女店員2「さぁ」
バルクホルン「私は本日からここで働くことになったゲルトルート・バルクホルンだ。よろしく頼む」
女店員「リネット・ビショップです。バルクホルンさん、よろしくお願いします」ぺこり
男店員「よろしく~」
女店員2「よろしく、わたしらもう上がるから」
男店員「うわ~、新人とかめんどくさそ。がんばれよリーネww」
女店員2「アハハハハww」
バルクホルン「ぐっ・・・」
リーネ「ちょっと二人とも、そんなこと言ったらダメですよ」
店員男「じゃあな~」
以下店員男と女は「男」「女」で進めます。
89 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/01(日) 18:11:21.05 ID:iH+I9jkq0
バルクホルン「」
リーネ「バルクホルンさん、男さんが言ったこと気にしないでくださいね」
バルクホルン「あぁ、大丈夫だ。気にしてなどいないぞ」
リーネ「バルクホルンさんはおいくつなんですか?」
バルクホルン「私か?私は満20になる」
リーネ「やっぱり年上だったんですね。大人っぽく見えたのでそうじゃないかと思ってたんです。
私は18なので、リーネって呼んでください」
バルクホルン「いいのか?ここではリーネが先輩なんだぞ」
リーネ「フフ、もう呼んでるじゃないですか」
バルクホルン「あ//」
90 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/01(日) 18:18:31.20 ID:iH+I9jkq0
リーネ「バルクホルンさん、うちの制服似合ってますね」
バルクホルン「そうか?」
リーネ「はい、背が高くてスタイルがいいのでかっこいいですよ」
バルクホルン「な、何が目的だリーネ。私をおだてても何もでないぞ//」
リーネ「そんなつもりないですよ~、バルクホルンさんって面白い人ですね」
バルクホルン「そ、そんなことはない!//」
リーネ「気が合いそうな人でよかった~、それじゃあタイムカード切って仕事に入りましょうか」
バルクホルン「あぁ、そうだな」
91 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/01(日) 18:31:30.00 ID:iH+I9jkq0
~~~~~
~~~~~
リーネ「こんな感じで朝はお客さんが少ない分、掃除やコミック整理などの仕事が中心となります。
でもうちのお店はモーニング(パンとポテト)が無料なので来ているお客さんはたいてい頼みますね」
バルクホルン「ふむ、なるほどな。店の環境を整えつつ、客の要望にも臨機応変に応えなければいけない。なかなか骨のある仕事だ」
リーネ「そうですね。初めのうちは大変だと思いますが私も丁寧に教えますのでがんばりましょう」
バルクホルン「ありがとうリーネ。お前が上官でよかった」
リーネ「じょうかん?あぁ、先輩ってことですか?」
バルクホルン「そうだ。改めてよろしく頼む、リーネ」
リーネ「こちらこそ、朝は私と入ることが多いと思うのでよろしくお願いします」
92 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/01(日) 18:50:21.70 ID:iH+I9jkq0
~ゲルト家~
クリス「お姉ちゃん、ネットカフェどうだった?」
バルクホルン「あぁ、それなんだがな。一緒に働く相方がとてもいいやつだったぞ」
クリス「へ~、どんな人なの?」
バルクホルン「私より年下でおっとりしている感じなんだが、芯はしっかりしてそうなやつだった」
クリス「そっかそっか、やっぱりアルバイトも長く続けるには人間関係も大事だもんね。私も安心したよ」クスクス
バルクホルン「な、私は例えひどい上官の元でも簡単にやめたりなんかしないぞ!」
クリス「またまた強がちゃって~」
バルクホルン「おいクリス、姉をからかうなんて重罪だぞ。そんなお前には・・こうだ~~!!」コチョコチョ
クリス「あん!おねえちゃ・・やめて・・くすぐったいよwwwwww」
バルクホルン「こうして、こうだ~~!」
クリス「おねえちゃ・・wwwwギブww・・ギブwwwwww」
バルクホルン「あっはっはっはっは」
93 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/01(日) 19:16:31.14 ID:iH+I9jkq0
~翌日~
バルクホルン(ふぅ、危ない危ない。またギリギリになってしまった)
「この前もでしたけど、定時確認ちゃんとやってくれてますか?」
「あん?ちゃんとやってるよ~」
バルクホルン(ん、この声はリーネと男か)
ガチャ
バルクホルン「おはよう」
男「おっ、ほら、バルクホルンも来たんだ。俺らはもう上がるわ」
リーネ「待ってください。まだ話は終わってません」
男「じゃあがんばれよ新人」ドン
バルクホルン「おっ、おい」
94 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/01(日) 19:22:46.90 ID:iH+I9jkq0
リーネ「もう・・・」
バルクホルン「リーネ」
リーネ「バルクホルンさん、おはようございます」
バルクホルン「おはよう、何かあったのか?」
リーネ「いえ、男さん仕事のことでにちょっと確認というか」
バルクホルン「そうか、あいつは逃げるように帰っていったな」
リーネ「はい・・・」
「あ、もうこんな時間。連絡ノートには~」ぺら
「店長から次の段階へ進むよう言われています。今日もがんばりましょうね」
バルクホルン「あぁ、いろいろ教えてくれ」
95 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/01(日) 19:32:53.43 ID:iH+I9jkq0
~~~~
~~~~
リーネ「お客さんの状況を見ながらですけど、そうですね。この時間帯になったらダスター(ぞうきんみたいな布)
を交換してください」
バルクホルン「これだな」
リーネ「はい。ちょっと注意することとしてそのバケツに入っている液体は特殊なものなので、交換した後は
よく手を洗ってください。じゃないと手がものすごく荒れちゃうんですよ」
バルクホルン「そうか、それは確かに注意が必要だな。助言感謝する」
リーネ「いえ、私は前でやることがありますので、終わったら声をかけてください」
バルクホルン「了解した。ダスター交換はこの私に任せておけ!」
リーネ「フフフ、それじゃあお願いしますね」スタスタ
96 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/01(日) 19:42:14.07 ID:iH+I9jkq0
バルクホルン(よし、ダスター交換完了。定時業務チェック表にも記入OKだな)
「おいリーネ、こっちは片付いたぞ」
リーネ「お疲れ様です。それじゃあ次お願いしてもいいですか?」
バルクホルン「あぁ、なんでも引き受けるぞ」
リーネ「ちょっとこのモニターの56番ブースを見てもらっていいですか?」
バルクホルン「56・・・ん?点滅しているな」
リーネ「そうです。このブースのお客さんは入店してから12時間が経っているので一度清算をしてもらわないといけないんです」
バルクホルン「12時間だと!?こいつは12時間もうちの店にいるのか!?」
リーネ「はい。あと多分寝ていると思うので声をかける時は注意してくださいね」
バルクホルン「まったくしょうがないな。分かった、すぐに行ってくる。起こした客はカウンターまで引っ張り出せばいいんだな?」
リーネ「引っ張り出すっていうか・・・まぁ、連れてきれもらうんですけど」
バルクホルン「分かった。行ってくる」タッタッタ
97 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/01(日) 19:46:40.53 ID:iH+I9jkq0
リーネ(ちょっと変わった人だけど一生懸命だな)
(あっ、まただ・・・男さんたちまた物販確認やってないよ)
(レシートもバラバラだし・・・はぁ)
98 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/01(日) 19:52:46.19 ID:iH+I9jkq0
バルクホルン(ここが56番だな、まったく、ここで働いている私が言うのもおかしいが
よくもこんなところに12時間も滞在できるな。いくらネットや漫画が充実しているとはいえ少し異常だぞ」
コンコン
バルクホルン「お客様」
シーン
コンコン
「お客様、よろしいでしょうか」
客「あ~・・いいよ~~」
99 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/01(日) 19:57:59.95 ID:iH+I9jkq0
バルクホルン「失礼します」
ガラーッ
シャーリー「ん~・・ねみぃ~~。店員さん、なんか用?」
バルクホルン「入店して12時間が経っている。一度清算をお願いしたいんだが」
シャーリー「え~~、もうちょっとここにいたいよ」
バルクホルン「そういうわけにはいかない。さぁ、カウンターまで来るんだ」
シャーリー「なんだよ~、お金なら後で払うからさ~、それでいいだろ?」
100 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/01(日) 20:06:27.83 ID:iH+I9jkq0
バルクホルン「だーめーだ!郷に入れば郷に従えだ。うちの店にいる以上うちのルールに従ってもらうぞ。ちゃんと会員規約2Pの4行目に書いてあっただろうが」
シャーリー「店員さん堅いよ~、それに会員規約なんて読むやついないっってww」
バルクホルン「とにかくカウンターまでこい」グイ
シャーリー「わぁったよ、おい、そんなに引っ張るなって!」
バルクホルン「うるさい。モタモタするな」
シャーリー「あ~あ、そんな態度とるんだったら私はもうここを利用しないかもな~」にやにや
バルクホルン「かまわん。勝手にしろ」
シャーリー「いいのかよ!」
101 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/01(日) 20:18:56.82 ID:iH+I9jkq0
~~~~
~~~~
リーネ「バルクホルンさん、今日もお疲れ様でした」
バルクホルン「お疲れリーネ」
リーネ「今日もがんばってましたね」
バルクホルン「あぁ、だがまだまだ分からないことだらけだよ」
リーネ「でもよくやってると思いますよ。昨日教えたことも完璧にできてますし、何より立ち振る舞いが堂々としています」
バルクホルン「そ、そうか?」
リーネ「はい、私が始めたころなんて失敗に続く失敗で、バイト中に泣いちゃったこともあったんですから」
バルクホルン「ほぉ、そんなことがあったのか。リーネはここに入ってどれくらい経つんだ?」
リーネ「高校に入ってすぐ始めましたからもうすぐ4年目でしょうか」
102 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/01(日) 20:35:28.21 ID:iH+I9jkq0
バルクホルン「4年も!?すごいじゃないか」
リーネ「はい。自分でも長く続いてると思います」
バルクホルン「高校の時からやってるんならお金も相当たまってるんじゃないのか?」
リーネ「いえ、私の家は兄弟がいっぱいいるので、給料はほとんど家に入れてましたのであまり・・・」
バルクホルン「えらいじゃないか!実は私も妹がいるのだが、給料をもらったら一緒に買い物に出かけるのが夢なんだ」
リーネ「そうなんですか、素敵ですね!」
バルクホルン「フフフ、今から楽しみだよ」
リーネ「あ、いけない。すみません、バルクホルンさん私次のバイトがあるので失礼します。またお話聞かせてください」
バルクホルン「あぁ・・・ってリーネ、お前他にもバイトをやっているのか?」
リーネ「えぇまぁ。さっきも言った通り、うちは家族が多いので・・・」
バルクホルン「そうか、がんばれよリーネ」
リーネ「はい、それではお疲れ様でした」タッタッタ
バルクホルン「・・・」
103 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/01(日) 21:01:55.40 ID:iH+I9jkq0
~翌日~
バルクホルン(まったく、今日は10分早く出たのに工事のせいでロスを食らってしまった。またギリギリだな)
107 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/02(月) 15:43:43.97 ID:Ckr2Ton00
ガチャ
ドン!
バルクホルン「うわっ!・・・」
男「ってーな!ボサっとしてんじぇねぇぞ新人」
バルクホルン「お前が急にドアを開けるからだろ」
男「ふん、むなくそわりぃ」
バルクホルン「おい待て!」
108 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/02(月) 15:48:14.70 ID:Ckr2Ton00
バルクホルン「まったく男め、乱暴なやつだ」
リーネ「・・・・・・」
バルクホルン「おはようリーネ」
リーネ「・・・」
バルクホルン「おいリーネ、どうかしたのか?」
リーネ「あっ、バルクホルンさんおはようございます」
バルクホルン「何か考え込んでいたようだが」
リーネ「いえ、たいしたことじゃありません。気にしないでください」
バルクホルン「そうか、お前はがんばりやんだからな。あんまり無理するなよ」ぽん
リーネ「フフ、ありがとうございます」
109 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/02(月) 16:04:49.11 ID:Ckr2Ton00
リーネ「え~と、それじゃあ今日はバルクホルンさんには金種管理をやってもらおうかな」
バルクホルン「きんしゅかんり?」
リーネ「はい、お店の一日の売り上げを朝にまとめて本部に入金しなくちゃいけないんです」
バルクホルン「ほぉ~」
リーネ「入金自体は店長がするので、レジの合計金額と日報に記録されているお金の合計が合っている
かを確認して金庫に入れるまでが私たちの仕事です」
バルクホルン「なんだ。簡単そうじゃないか」
リーネ「言うのは簡単ですが、お金のことなので責任重大ですよ。それにお客さんが清算に来た時は
売り上げも変わるので打ち込みもやり直さなくちゃいけないんです。しかも一度金庫に入れてしまったお金は
店長しか取り出せないんですから失敗は許されません。私だっていまだに金種管理をやる時はドキドキしてるんですよ」
バルクホルン「うっ・・前言撤回だ。ものすごく気を使う仕事だな」ドヨーン
リーネ「フフフ、バルクホルンさんは几帳面そうだから大丈夫ですよ。私も最後に一度確認しますから」
バルクホルン「あぁ。頼りにしているぞリーネ」
リーネ「はい、では今日の仕事をはじめましょう」
110 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/02(月) 16:14:54.26 ID:Ckr2Ton00
~~~~
~~~~
バルクホルン「よし、一応終わったぞ。リーネ、悪いが見てくれないか」
リーネ「は~い」
「1、2、3・・・20万5016円。はい、合ってますよ。ご苦労様ですバルクホルンさん」
バルクホルン「ふぅ~、すごく時間がかかってしまった」
リーネ「金種管理は今日のように時間をかけてでも確実な方がいいですよ。今のままで全然大丈夫です」
バルクホルン「だが、私の手際が悪いばっかりに今日はリーネに負担をかけさせてしまった。すまない」
リーネ「何言ってるんですか、最初なんですから当たり前ですよ。それに私たちはパートナーなんですから、そんなの気にしないでください」
バルクホルン「リーネ、ありがとう」
リーネ「はい。それでは上がりましょうか」
バルクホルン「あぁ」
111 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/02(月) 16:27:11.91 ID:Ckr2Ton00
ガチャ
リーネ「バルクホルンさんは、この後何か予定はあるんですか?」
バルクホルン「私か?そうだな~、予定というほどでもないが本屋にでも行こうかと思っているぞ」
リーネ「いいですね、ここから近いところですか?」
バルクホルン「あぁ、私のクリス2号でいけば10分もかからないだろ」
リーネ「くりす2ごう?」
バルクホルン「あー、自転車のことだ」
リーネ「自転車に名前をつけてるんですか?ww」
バルクホルン「あぁ//まぁ、その・・なんだ。名前をつけた方が愛着がわくというかなんというか//」
リーネ「バルクホルンさんってホントおもしろい人ですね」クスクス
バルクホルン「うぅ・・・あまりからかわないでくれ//」
リーネ「からかってませんよ。私バルクホルンさんといるととっても楽しい気分になれるんです」
バルクホルン「リーネ」
リーネ「もしよかったら・・私も本屋について行っていいですか?」
バルクホルン「え?あぁ、もちろんだ!リーネも一緒に行こう」
リーネ「はい」
112 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/02(月) 16:39:38.88 ID:Ckr2Ton00
~本屋~
バルクホルン「え~~と・・新刊コーナーは」キョロキョロ
リーネ「何かお目当てのものでもあるんですか?」
バルクホルン「あぁ、3日ほど前に発売したものなんだがな。お!これだ」スッ
リーネ「ストライクウィッチーズ?」
バルクホルン「うむ、人間の女がウィッチとなって、魔法や機関銃を使って正体不明の敵と戦い、世界を守る話だ」
リーネ「へ~~、おもしろそうですね!でも・・表紙の人は何でズボンをはいてないんですか?//」
バルクホルン「フフン、実ははいてるんだな、これが」
リーネ「う~ん、どうみてもパンツにしか見えないんですけど・・・」
バルクホルン「リーネは何か見たいものはないのか?」
リーネ「いえ、私はもう十分気晴らしになりました」
バルクホルン「そうか、じゃあこれを買って帰るとするか」
113 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/02(月) 16:43:39.69 ID:Ckr2Ton00
店員「いらっしゃいませ」
バルクホルン「これを頼む」
リーネ(あれ?バルクホルンさん他にもう1冊買うのかな」
バルクホルン「図書券は使えるか?」
店員「はい、ご利用できますよ」
バルクホルン「悪いが、袋は別にしてくれないか?」
店員「かしこまりました」
バルクホルン「ありがとう」
ガサゴソ
店員「ありがとうございました~」
114 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/02(月) 16:58:58.72 ID:Ckr2Ton00
バルクホルン「この後はどうする?もうお昼だが、よかったら近くでご飯でも食べないか?」
リーネ「あぁ・・・すみません。そうしたいのはやまやまなんですけど、そろそろ弟たちが帰ってくるので」
バルクホルン「そうか」
リーネ「せっかくお誘いしていただいたのに、すみません」
バルクホルン「お前が謝ることなんてひとつもない。リーネ、これを受け取ってくれ」
リーネ「これは・・さっきの本屋の」
バルクホルン「あぁ。ストライクウィッチーズの1巻だ。お前にやろう」
リーネ「そんな、悪いですよ」
バルクホルン「お前はバイトに、家事に大変だろうからな。それでも読んで気分転換してくれ」
リーネ「あっ、でも、私お金払います」
バルクホルン「いいんだ。それは私が町のラジオ体操の皆勤賞としてもらった図書カードで払ったしな」
「じゃあなリーネ、また明日だ」
リーネ「バルクホルンさん、ありがとうございました」
バルクホルン「」チリンチリン
「おい、お前たち道に横一列になって歩くな!」
115 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/02(月) 17:10:06.41 ID:Ckr2Ton00
~バルクホルン家~
クリス「あ、終わっちゃった」
バルクホルン「面白かったかクリス?」
クリス「うん、でも続きが気になるよ~」
バルクホルン「次の巻が出るのは3~4か月後だろうな」
クリス「待ちどおしいなぁ・・・」
バルクホルン「フフフ、まぁそう言うな」
116 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/02(月) 17:31:34.89 ID:Ckr2Ton00
~翌日勤務終了~
リーネ「お疲れ様でした」
バルクホルン「ふぅ~、今日はあっという間だったな」
リーネ「今日は朝からお客さんがけっこう来ましたからね。でもちゃんとさばけてたじゃないですか」
バルクホルン「いや、リーネがいなかったら今ごろ店はまわってないだろうな」
リーネ「そんなことありませんよ。あれでも私はいっぱいいっぱいでしたよ」
バルクホルン「フン、けんそんしおって」
リーネ「フフフ、それでは私は次のバイトがあるので」
バルクホルン「あぁ、またな」
リーネ「次に一緒に入るのは3日後ですね。よろしくお願いします」
バルクホルン「こちらこそだ」
ガチャ
「3日後か」
117 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/02(月) 17:39:17.68 ID:Ckr2Ton00
~バルクホルン家~
バルクホルン(うむ、やっぱりこのシーンはいいな。いつもは抜けている宮富士の引き締まった 表情がたまらんな)パラパラ
クリス「お姉ちゃんまたそれ読んでるの?」クスクス
バルクホルン「あぁ。ウィッチーズは読めば読むほど味が出るというか、世界が広がる気がするんだ」ぺら
クリス「そっか、でもいい加減に寝なきゃダメだよ」
バルクホルン「大丈夫だ。明日は非番だからな」
クリス「そうなんだ、じゃあ私は寝るね、おやすみお姉ちゃん」
バルクホルン「おやすみ、あったかくして寝るんだぞ」
クリス「うん」
118 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/02(月) 17:48:27.18 ID:Ckr2Ton00
~2日後~
バルクホルン(今日はリーネじゃないやつと組むんだったな。もうやることは分かっている。
特に問題はないだろう)
ガチャ
バルクホルン「おはよう」
男「フン、てめぇか」
女「おっつ~」
119 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/02(月) 17:50:26.03 ID:Ckr2Ton00
男2「あ~、はじめまして~。バルクホルンさん~、よろしくお願いします~」
バルクホルン「あぁ、二人で店を回そう。期待しているぞ」
男2「はい~、どうもです~」
120 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/02(月) 18:01:16.88 ID:Ckr2Ton00
ウィーン
バルクホルン&男2「いらっしゃいませ」
店長「おはようふたりとも」
バルクホルン「おはよう店長」
男2「おはようございます~」
店長「どう男2くん、バルクホルンくんは?」
男2「はい~、新人さんながら本当すごい働きぶりです~」
店長「それはよかった。しっかりやってくれてるみたいだね」
バルクホルン「もちろんだ。面接の時に約束したからな」
店長「うんうん。これでまぁ、リーネちゃんの後を任せても大丈夫そうかな」
バルクホルン「ん?それはどういうことだ店長」
店長「実はね、リーネちゃんは明日でうちをやめることになったんだよ」
バルクホルン「なんだって!?ホントか店長!!」
店長「うん、昨日いきなり言われて僕もびっくりしたよ。でも本人がもう無理だって言うからね。
残念だけど明日で限りでリーネちゃんとはお別れだ。その分君には期待してるからね、バルクホルン君」ポン
バルクホルン「・・・(うそだ、信じられない)」
121 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/02(月) 18:09:48.43 ID:Ckr2Ton00
~勤務終了~
男2「バルクホルンさん~、お疲れ様です~」
バルクホルン「・・・(リーネがやめるだと?どうして急に・・・2日前は笑顔で別れたじゃないか。どうしてだ、リーネに何があったんだ)」
男2「うわ~、この応援画集ほしいな~~」
122 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/02(月) 18:16:53.43 ID:Ckr2Ton00
~バルクホルン家~
クリス「お姉ちゃん、私今日の体育のバスケットボールでね、決勝点決めたんだよ」
バルクホルン「あぁ・・・(リーネ)」
クリス「残り5秒くらいの時にパスがきてね、どうしよう~って思ったんだけど、もうシュート打っちゃえって思って
シュって投げたらきれいに入ったんだよ。すごくない?」
バルクホルン「あぁ・・・」
クリス「お姉ちゃん?」
バルクホルン「あぁ・・・」
クリス「お姉ちゃんどうしたの?疲れてるの?」
バルクホルン「あ、あぁ・・・すまない。少し考え事をしていたんだ」
123 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/02(月) 18:31:46.21 ID:Ckr2Ton00
~翌日~
バルクホルン「」
ガチャ
リーネ「あ、バルクホルンさん、おはようございます。今日は早いですね」
バルクホルン「リーネ、ここをやめるって本当か?」
リーネ「・・・はい」
バルクホルン「随分急な話で店長も困ってたぞ。何かあったのか?」
リーネ「えっと・・あの・・・」
バルクホルン「私にも言えないのか?」
リーネ「すみません」
バルクホルン「そうか・・・リーネがやめるのは私としても非常に残念だ」
リーネ「・・・・・・」
バルクホルン「もう時間だ。今日も気を引き締めていこう」
リーネ「はい」
124 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/02(月) 18:37:14.19 ID:Ckr2Ton00
バルクホルン「オーダーだ。モーニングダブル14番だ」
リーネ「は~~い、そこに置いておいてください」
バルクホルン「あぁ」
カチャ
リーネ「よいしょっと」イソイソ
バルクホルン「・・・・・・」
125 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/02(月) 18:46:26.78 ID:Ckr2Ton00
リーネ「バルクホルンさん、14番提供お願いしま~す」
バルクホルン「分かった、今いくぞ」
リーネ「これです。痛ッ!!」
ガシャン
バルクホルン「大丈夫か!リーネ」
リーネ「あっ」
バルクホルン「どうしたんだ、どこか痛むのか?」
リーネ「大丈夫です」
「すみません、すぐに作りなおします」
126 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/02(月) 18:55:29.92 ID:Ckr2Ton00
~勤務終了~
リーネ「バルクホルンさん、さっきはご迷惑をかけてすみませんでした」
バルクホルン「何のことだ?」
リーネ「私が落とした食器を片づけてくれたましたよね。ありがとうございました」
バルクホルン「フフ、あんなもの、なんてことないぞ」
リーネ「はぁ、私ってホントダメですよね。最後の日にミスをしてバルクホルンさんに迷惑をかけちゃうなんて」
バルクホルン「・・・・・・」
リーネ「でもバルクホルンさんがここに残るんですから安心です。やめる私が言うのもなんですが、がんばってくださいね」
バルクホルン「リーネ、本当にやめてしまうのか」グス
127 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/02(月) 19:13:42.74 ID:Ckr2Ton00
バルクホルン「私は楽しかったんだ」
リーネ「・・・・・・」
バルクホルン「ここでお前と一緒に仕事をすることが」
リーネ「・・・・・・」
バルクホルン「朝早くに出勤するとお前がおはようとあいさつをしてくれて、失敗しても私をはげましてくれて、
上がる時には他愛もない話をして別れる」
リーネ「・・・・・・」
バルクホルン「アルバイトという時間だが、お前と一緒にいたくて毎日ここに向かっていたんだと思う」
リーネ「・・・・っ」
バルクホルン「リーネ、短い間だったが私にいろんなことを教えてくれてありがとう。そして私と仲良くしてくれてありがとう。
リーネ、元気で・・な・・・」ポロポロ
リーネ「バルクホルンさん・・・」
バルクホルン「グっ・・涙だけは見せないでおこうと思っていたんだがな・・やっぱりダメみたいだ」ボロボロ
リーネ「泣かないでくださいよ。そんなことされたら・・私だって泣いちゃうじゃないですかぁ~~」ポロポロ
128 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県) [sage]:2012/04/02(月) 19:16:19.32 ID:25a2Ym2Oo
お姉ちゃんもリーネちゃんもいい子や・・・
129 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/02(月) 19:52:56.19 ID:Ckr2Ton00
リーネ「私だって・・やめたくないよ」グス
バルクホルン「じゃあどうして!?」
リーネ「私だって、バルクホルンさんとこんな形でお別れしたくないよ・・でもこうするしかなかった」
バルクホルン「おいリーネ、何を言っているんだ」
店員C「うい~っす、交代っすよ」
店員D「あぁ~、けっこうお客さん入ってるな」
バルクホルン「あ」
リーネ「ありがとうございました。私もバルクホルンさんのこと、大好きでした」ニコ
ガチャ
タッタッタッタ
バルクホルン「リーネ、待ってくれ!!リーネェ!!!!」
店員C&D「・・・・・・」
130 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/02(月) 20:10:43.91 ID:Ckr2Ton00
店員C「そうだそうだ、リーネちゃん今日でやめちゃったんだよな~」
店員D「え!?マジ!?ってか今?今じゃん」
バルクホルン「うぅ・・・リーネぇ」
店員C「D慌てすぎww」
店員D「あぁ~・・・俺がここで働く楽しみがひとつ減ったよ」
店員C「いい人だったのにな」
店員D「つーか、なんでやめたん?」
店員C「俺もよく知らないんだけど男さんと仕事のことで揉めてたらしいぞ」
バルクホルン「!!」
店員D「あ~男さんか、あの人はいろいろ問題あるらしいね」
店員C「うん、不真面目な男さんを注意できるのはリーネちゃんくらいしかいなかったからな。これからどうなるんだろう」
バルクホルン「おいお前たち!!」グワっ
店員C&D「はい」
バルクホルン「その話、詳しく聞かせてくれ」
店員C「でも、もう俺たちシフト入らなきゃ」
バルクホルン「そんなのどうでもいいだろ!!」
店員C「え~~~!!」
131 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/02(月) 20:20:47.29 ID:Ckr2Ton00
店員C「っていうか俺より、店員Aさんの方が詳しいと思いますよ」
店員D「そうだな、一緒な時間帯に入ってるし。バルクホルンさんもリーネちゃんと男さんが揉めてるとことか見たことないんすか?」
バルクホルン「・・・」
(そう言えば、事務室から言い合ってるのは何度か聞いたが・・・そんな深刻なことだって気づかなかった)
バルクホルン「すまない。Aの連絡先を知りたいんだが」
132 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/02(月) 20:23:14.80 ID:Ckr2Ton00
店員C「それならこのファイルにありますよ」
バルクホルン「ありがとう、手間をかけさせたな」
店員C「いえ」
店員D「そんじゃ僕らシフト入りますわ」
ガチャ
133 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/02(月) 20:34:37.10 ID:Ckr2Ton00
prrrrrrrr♪
prrrrrrrr♪
prrrrrrrr♪
バルクホルン(店員Aめ、何をやっている。早くでろ)
ガチャ
「もしも~~し~、Aです~~」
バルクホルン「バルクホルンだ、お前に聞きたいことがある」
「あ~、バルクホルンさん~、どうしたんですか~~」
バルクホルン「二日前、お前とリーネがシフトに入った日、リーネの様子に何かおかしいことはなかったか?」
「・・・といいますと~?」
バルクホルン「男と言い合ったりとか、そういうことはなかったかと聞いてるんだ」
「・・・・・・」
バルクホルン「どうしてだまる!?」
「まいったな~~」
バルクホルン「何がだ!?おい、答えろA!!」
「こんなこと言うのもなんですけど~~、バルクホルンさん~、覚悟はありますか~?」
バルクホルン「覚悟だと!?」
134 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/02(月) 20:45:58.05 ID:Ckr2Ton00
「はい~」
バルクホルン「ええい、早く言え!」
「分かりました~~~」
~~~~~
~~~~~
「つまりリーネさんは、あなたを守るためにやめたんです」
バルクホルン「そんな・・・・・・」
バルクホルン「お前は・・リーネがそんな状況だって知りながら、どうして助けてやらなかったんだ!?」
「だって~~、僕が助けて男さんに目をつけられたら~~、後で怖いじゃないですか~~」
バルクホルン「くっ・・・お前にもいろいろと言いたいことはあるが今は男だ」
「バルクホルンさ~ん、何をするのか知りませんが~、リーネさんはあなたを助けるために
自分を犠牲にしたんです~、それを無駄にしちゃあいけないと思うな~~」
バルクホルン「そんなこと私は頼んでいない!」
ガチャン!
バルクホルン「リーネのバカものめ・・・」
135 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/02(月) 20:53:20.72 ID:Ckr2Ton00
ガチャ
店員C「あれ~、バルクホルンさんまだいたんすか?wwwwww」
バルクホルン「おいC」
店員C「はい」
バルクホルン「お前は一応シフトリーダーだったな」
店員C「いや~、それほどでもwwwwww」
バルクホルン「そんなお前に頼みがある」
店員C「しょうがないっすねwwwwww特別っすよwwww」
バルクホルン「」スっ
店員C「電話?なんすか」
バルクホルン「これで男を呼び出してくれ。新人の私が呼んでもあいつは無視をするだろう」
店員C「えぇwwwwまじっすかwwwwww」
バルクホルン「お前にしかできないんだ。頼む」
店員C「・・・分かりました」
136 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/02(月) 21:08:13.78 ID:Ckr2Ton00
男「ったく、非番なのに呼び出しやがって・・くだらねぇことだったらただじゃおかねぇぞ」ブツブツ
ガチャ
「おうC、来てやったけど何の用だ」
バルクホルン「よく来たな男」
男「あん?新人のくせに俺に気安く話しかけてんじゃねぇぞ」
バルクホルン「まぁそう言うな、そこに座れ」
ガシャン
男「なめてんじゃねぇぞコラァ」
バルクホルン「Aから聞いたぞ」
男「あん?」
バルクホルン「お前がリーネを脅してここをやめさせたことをな!!」
137 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/02(月) 21:11:57.52 ID:Ckr2Ton00
リーネ「・・・・・」
バルクホルン(グっ・・涙だけは見せないでおこうと思っていたんだがな・・やっぱりダメみたいだ)
リーネ(バルクホルンさん、泣いてたな)
バルクホルン(実は私も妹がいるのだが、給料をもらったら一緒に買い物に出かけるのが夢なんだ)
リーネ(でも・・これでよかったんだよね)
138 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/02(月) 21:22:44.72 ID:Ckr2Ton00
2日前
リーネ「男さん、いい加減にしてください。定時業務はちゃんとやってくださいっていつも言ってるじゃないですか」
男「うっそだ~、ちゃんとやったって」
リーネ「やってません。いつまでもそうやってごまかせると思ったら大間違いですよ」
男「」イラ
リーネ「他のパートナーさんはみんなやってるんです。みんなでお店をよくしていこうってがんばってるんです。
そこで男さんだけやらないっていうのはやっぱりおかしいと思います」
男「ちっ」
リーネ「どうして男さんは協力してくれないんですか?男さんだってこのお店の仲間じゃないですか。
一緒にお店をよくしていきましょうよ」
男「うぜーんだよ、そういうの」
リーネ「なっ・・分かりました。ここまで言ってもやってくれないっていうなら仕方ありませんね。
男さんが仕事をさぼっていること、店長に言いますから」
男「おい」グッ
リーネ「きゃっ!!男さん、何するんですか」
男「てめぇ、あんまなめてんじゃねぇぞ」ギュウゥ・・・
リーネ「痛い、離してください!!」
139 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/02(月) 21:31:32.26 ID:Ckr2Ton00
男「俺が本気になりゃ、てめぇは一生働けない体になっぞ」グィ~
リーネ「はなして・・・ください」パン
男「ぶっ!!・・・てんめぇ、やりやがったな。マジでやっぞ」
リーネ「私だって本気ですから!女だからってあんまりなめてると痛い目見ますよ」
男「言ってろ」
リーネ「うっ・・えい!」シュ
ヒュンヒュン
男「そんなもんあたらねぇよ。俺は昔ボクシングをやってたんだ。チェックメイトだ」
ドン!!
リーネ「あっ・・・(やられる)」
140 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/02(月) 21:42:32.42 ID:Ckr2Ton00
わ~~たしぃ~にで~きること~~♪
ひと~つず~つかなえたい~~♪
男「ん?てめぇのケータイか?」ス
リーネ「ちょっと、勝手に見ないでください」
男「うっせぇ」ドン
リーネ「きゃあっ!!」
男「誰だ、こんな時に」
パカ
From バルクホルン
件名 私だ!
どうだ、リーネ
ストライクウィッチーズ面白いだろう?^^
男「バルクホルン、か~くだらねぇ」
リーネ「バルクホルンさん、返してください!!」
男「そう言えばてめぇはこいつとえらい仲がいいみたいじゃねぇか」
リーネ「男さんには関係ないことです」
男「なるほどね。よし、じゃあついでにこいつも血祭りにあげようかね」
リーネ「!!」
男「ヒッヒッヒ、こりゃあいいwwwwww」
141 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/02(月) 21:50:00.19 ID:Ckr2Ton00
リーネ「バルクホルンさんは関係ないじゃないですか。私が気にいらないなら
私だけを殴ればそれでいいじゃないですか」
男「いーやダメだ。こいつは新人のくせに生意気だからな」
リーネ「・・・やめてください」
男「あん?」
リーネ「バルクホルンさんには手を出さないでください、お願いです」
男「ヒャハハハハハハ、今更そんなこと言われたって知るかよ」
リーネ「バルクホルンさんは、私の大切なお友達なんです、男さん、やめてください!!」
男「そんなの俺には関係ないね、むかつくからボコすまでだ」
「俺はどうせクビになるんだ。こうでもしねぇと割があわねぇよなwwwwww」
142 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/02(月) 22:00:16.71 ID:Ckr2Ton00
リーネ「分かりました。店長には言いませんし、今後男さんに注意もしませんから・・これでいいですよね?」
男「いーや、ダメだね」
リーネ「そんな・・じゃあどうしたらいいんですか!?」
男「お前はここをやめろ」
リーネ「え?」
男「今までくだらねぇことをグチグチ言われ続けて頭にきていたが、今日でもう完全に切れた。
もうてめぇのそのにやけた面見たくないからな。やめろ」
リーネ「そうすれば、バルクホルンさんには手を出さないんですね?」
男「あぁ」
リーネ「分かりました。私はこのお店をやめます。その代り約束は守ってくださいね男さん・・」グス
男「分かった分かったwwwwあひゃひゃひゃひゃひゃwwwwww何泣いてんだよwwww腹いてぇwwwwww」
店員A(まずいな~~、これは入れない~~)
145 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/03(火) 22:36:26.80 ID:2lQG0VsB0
~事務室~
男「俺がリーネを脅してやめさせた?」
バルクホルン「あぁ、とぼけたって無駄だぞ」
男「おいおい、勘違いするなよwwww取引の交換条件としてあいつがやめることが含まれたいただけだ。
俺は何も強要してないぞ。あいつがやめることを選らんだんだ」
バルクホルン「屁理屈をこねおって!そもそもお前の日頃からの怠慢が原因なんじゃないか。
それを注意されて逆切れか?情けないぞ」
男「ごちゃごちゃうっせーな~、新人のくせに」
バルクホルン「新人だから何だ?私が新人でお前に迷惑をかけたか!?
少なくとも私はお前なんかより高い意識で仕事にのぞんでいる。
古株であることをいいことに新人をバカにするお前なんか偉くもなんともないぞ」
男「・・・・・・」
146 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/03(火) 22:59:11.62 ID:2lQG0VsB0
バルクホルン「どうした、何か言い返してみたらどうなんだ」
男「やっぱむかつくわ、てめぇ」
バルクホルン「フン、あいにくだが私もだぞ男」
男「なぁ新人、俺と勝負をしないか?」
バルクホルン「勝負だと?」
男「あぁ。お互い気に入らないもの同士、もう口喧嘩はいいだろ」
バルクホルン「・・・なるほどな、読めたぞ。リーネと私に手をあげないと約束した以上私には手を出せない・・
が互いに殴り合う分には例外ということか?」
男「・・・」
バルクホルン「まったくあきれるぞ。お前らしい卑怯なやり方だ」
男「なんとでも言え、それでやるのか?やらねぇん」
バシーン!
男「ぶふぉッ!!・・・」
バルクホルン「先制パンチだ、男」
148 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/03(火) 23:03:24.02 ID:2lQG0VsB0
~公園~
リーネ「・・・」
(もういっぱい泣いた。引きずっても仕方がないよね)
(今何時かな?ケータイ、ケータイ・・・)
(あれ、ない?おかしいな、事務室に忘れてきちゃったのかな)
リーネ「・・・」
(戻りづらいけど、取りにいかなきゃ)
152 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/03(火) 23:17:22.35 ID:2lQG0VsB0
リーネ(う~・・・やっぱり入りづらいよ~。でもケータイがないと困るし)
ドン!!ゴトゴト!!ガラガラガシャーン!!!!
リーネ(なになに!?すごい物音がするんだけど)
ガチャ
リーネ「あの・・・!!」
153 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/03(火) 23:28:29.46 ID:2lQG0VsB0
リーネ「あ・・・」
バルクホルン「ぐっ・・・リーネ」
リーネ「バルクホルンさん!!」
男「はぁ・・・はぁ・・・手こずらせやがって」
バルクホルン「ちくしょうめ・・うぅ」
リーネ「なんで・・男さん、バルクホルンさんには手を出さないって約束したじゃないですか!!」
男「うっせぇ!!こいつが先に手を出したんだ・・」
バルクホルン「リーネ、外に出ていろ。私はこいつの腐りきった性根をたたきなおさなければいけないんでな」
リーネ「やめてください、もうボロボロじゃないですか」
男「おう来いよ、次こそ立ねぇようにしてやるからよ」
リーネ「やめてください、バルクホルンさぁん!!」
バルクホルン「はぁ・・はぁ・・男~~~!!」
ボコォ!!
154 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/03(火) 23:38:00.79 ID:2lQG0VsB0
バルクホルン「うぐぅ!?・・・」ガク
男「どうだ、今の効いたろ?おん?wwww」
バルクホルン「・・・そんなへなちょこパンチじゃ、蚊の一匹も殺せんぞ」
リーネ「お願い、もうやめて」
男「そうかよ!!」
バコォ!!
バルクホルン「かはぁっ!!・・・」グラ・・バタリ
リーネ「お願い、助けて!誰か」
男「おーおー、何寝てんだよ。もっと遊ぼうや、バルクホルンよ~~」
バルクホルン「・・・・・・」
男「こ●してや」グッ
リーネ「誰か助けてぇーー!!!!」
シュッーー
155 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/03(火) 23:52:33.15 ID:2lQG0VsB0
「うわあああああああ」
ドン!
男「あぁ?なんだてめぇはぁ~!?」
A「バルクホルンさんを離せ~~」グイ~
リーネ「Aさん」
男「しゃらくせぇ!!」
バコン!!
男「がぁっ」
C「A~、助けにきたぞwwwwww」
D「リーネちゃん、俺らかっこよくね?」
リーネ「Cさん・・Dさんも」
A「リーネさんはバルクホルンさんを連れて逃げてください~」
C「ここは俺たちに任せな!うは~wwこれ言ってみたかったんだよなwwwwww」
D「リーネちゃん、今度一緒にご飯いきましょう」
リーネ「グスっ・・みなさん、ありがとう・・・ございます」ポロポロ
「バルクホルンさん、みんなが・・助けに来てくれました。逃げますよ」
バルクホルン「・・・・・・」
タッタッタ
ガチャ
リーネ「逃げなきゃ、バルクホルンさんを安全なところに連れていかなきゃ」
156 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/04(水) 00:03:11.48 ID:Nnqg7LE90
~公園~
リーネ「はぁ・・・はぁ・・(ここまでくれば大丈夫かな)」ゴト
バルクホルン「・・・・・」
リーネ(口を切ってる。血がひどいよ)フキフキ
(顔もこんなに腫れて・・痛々しいな)スッ
(守れると思ったのに、どうしてこんなことに・・どうして)ぽろぽろ
バルクホルン「うぅ・・・ぐっ」
リーネ「バルクホルンさん!!」
157 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/04(水) 00:11:45.74 ID:Nnqg7LE90
バルクホルン「リー・・ね」
リーネ「ダメです、無理にしゃべらないでください」
バルクホルン「!!男はどうした?」ハッ
リーネ「大丈夫です、男さんはいません。AさんやCさんたちが助けてくれました」
バルクホルン「なんだと!?あいつらは・・大丈夫なのか?」
リーネ「・・・はい。その後すぐに店長が来て、警察の人を呼んで男さんは・・(本当のこと言ったらバルクホルンさん
は絶対に戻るって言うよね。私、これ以上バルクホルンさんが傷つくのを見るのは耐えられない)
バルクホルン「そうか・・あいつら、今度礼を言わねばならないな」
158 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/04(水) 00:21:57.24 ID:Nnqg7LE90
バルクホルン「イテテ・・男のバカ者め。あいつは力の加減というものを知らないのか」
リーネ「・・・・・」
バルクホルン「なぁリーネwwww」
リーネ「バルクホルンさんもバカです」
バルクホルン「なんだと?」
リーネ「なんであんな無茶するんですか!!あんな人と殴り合うなんてバルクホルンさんも大バカですよ!!」
バルクホルン「ハハハ、もしかしたら勝てるかと思ったんだがな。さすがに無理だったようだ」
リーネ「どう見たって勝てっこないです!!現にこんなボコボコニされて」
バルクホルン「・・・・・・」
159 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/04(水) 00:41:27.61 ID:Nnqg7LE90
リーネ「私が・・バカみたいじゃないですか」グス
バルクホルン「すまないリーネ、お前が私のために自分を犠牲にしたこは知っていた」
「だけど・・私はどうしても許せなかったんだ」ギリ
「リーネは何も悪くないのに、あんなやつのせいで・・・・うちをやめることになるのが
悔しくて、悲しくて・・どうしても許せなかったんだ」ボロボロ
リーネ「・・・・・・」
バルクホルン「うわぁ~~~ん」ボロボロ
リーネ「バルクホルさん(こんなに人を愛おしいと思ったことはない)」
バルクホルン「リーネェ~~」ボロボロ
リーネ「・・(私は、この人のためならなんだってできる)」
バルクホルン「うぅ~・・」
リーネ「泣かないでください、バルクホルンさん」
バルクホルン「そう・・だな。私としたことがつい感極まってしまったようだ」グス
「すまない、もう大丈夫だ」
リーネ「」ギュ
「バルクホルンさん、愛してます」チュ
バルクホルン「!!」
リーネ「はい。絶対にやめません。」
160 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/04(水) 01:06:41.14 ID:Nnqg7LE90
その後、店に本物の店長が現れる。屑中の屑の男は先に手を出したのはお姉ちゃんだと言う。
防犯カメラには確かにお姉ちゃんが先にパンチした映像が収められていた。リーネはじめ、Aたちは
お姉ちゃんをかばったが喧嘩両成敗ということで男とお姉ちゃんは両方首になってしまう。
以上トゥルーデお姉ちゃんと妹クリスのアルバイト日記ネットカフェ編終了
あと家庭教師編とカールズバー編書きたかったんですが、今日の台風で家が丸ごと飛ばされたので
家を全部取り戻したらまた書きたいと思います。
読んでくれた人いたらありがとう
161 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/04/04(水) 01:36:37.13 ID:ELwkdmYFo
>>160
>今日の台風で家が丸ごと飛ばされたので
どういうことなの……
162 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/04/04(水) 05:31:14.06 ID:sVTsdWufo
おつおつ
全部取り戻したらってのもどういうことなの…
164 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/04(水) 15:54:22.47 ID:Nnqg7LE90
あと補足として、リーネちゃんはまたこのネットカフェで働けることになったから!!
お姉ちゃんのがんばりは決して無駄じゃなかったってことでよろしくお願い。
ちなみに男は引っ越しのサ○イに行ったらしい
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Entry ⇒ 2012.08.05 | Category ⇒ ストライクウィッチーズ SS | Comments (3) | Trackbacks (0) |