宮藤「エイラさんに無言の強制中出しだいしゅきホールドされてみたい」

1 : ◆MlR6diThiE[saga]:2015/01/17(土) 16:22:47.03 ID:PwbeXegx0
※タイトル通りシモネタ多めです
■■談話室■■
サーニャ「わかる、わかるわ芳佳ちゃん 無言なのよね」
宮藤「うん 無言だよね この場合」
ルッキーニ「無言?エーなんでー」
サーニャ「 恥じらいよ!!! 」クワッ!
宮藤(うわっビックリした)
ルッキーニ「んー・・・」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1421479366
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします[sage]:2015/01/17(土) 16:40:00.43 ID:OIKMDrUo0
ぐちゃぐちゃに泣かせたい
みたいなやつの続編か
ドロドロレイプしたいだったっけ
>>5
良く解りましたね&覚えてましたね
前作は 宮藤「エイラさんをドロドロに犯して泣かせたい」ですが
相当前の続きなんで前作読んでなくてもOKな内容のはずです
関連SS
宮藤「エイラさんをドロドロに犯して泣かせたい」
雰囲気通りキャラ崩壊注意です!
苦手な方はご遠慮ください!!【管理人】
2 : ◆MlR6diThiE[saga]:2015/01/17(土) 16:27:24.44 ID:PwbeXegx0
サーニャ「まずハシタナイ言葉を口にできるほどエイラの肝っ玉は座ってないわ」キッパリ
サーニャ「でも受け身のままじゃダメ、本当は先に進む覚悟は出来てる」
サーニャ「そこを伝えたいが為の…ヘタレながらの度胸一発での事なのよ」ドン!
宮藤「そうそう、恥ずかしがって顔も見せないんだよね」
宮藤「腕も回して こう『ギュッ…』 と密着して、肩に顔置く感じで___
宮藤「ん!…ん!…っふ! っあ! エイラさん…私!もう!」ユッサユッサ
宮藤「え!? ちょ!エイラさん!? ダメですって!」アタフタ
宮藤「離し!もう!で っああ! …みたいなねwww?」
ルッキーニ「オオォ~~~ 相変わらず芳佳演技派ダネェェ~」パチパチ
サーニャ「芳佳ちゃんイイわ もう最っ高! ちょっとトイレ行ってきていいかしら?」
宮藤「ダメダメwww やめてよサーニャちゃんwww」
アハハハハハ キャッッキャッキャ ウフフフフフ
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします[sage]:2015/01/17(土) 16:35:45.30 ID:IjckEscnO
ナンダコレ……
3 : ◆MlR6diThiE[saga]:2015/01/17(土) 16:35:39.27 ID:PwbeXegx0
宮藤「でも確かにルッキーニちゃん相手だと…う~ん」
宮藤「そのシチュエーションはベストじゃないかもね」
ルッキーニ「デショー? 大体ヘタレだs
サーニャ「やっぱりルッキーニちゃんとならエイラの錯乱倒錯攻めしかないかも」
サーニャ「シチュは失恋?NTR?いや…想い人の戦死でもいいわね…」
サーニャ「満たされない心と体を慰めるのに、その寂しさを紛らわせようとして」
サーニャ「優しさで傍にいてくれたルッキーニちゃんの上目遣いにズッキュンきちゃって」
サーニャ「何だかんだ葛藤と錯乱の末に押し倒しての騎乗位ポジションね」
サーニャ「 ヘタレ狐の半べそヤケクソSEXよ! 」コブシガッ!
宮藤( スロットル全開だなぁサーニャちゃん 溜まってるのかな? )
ルッキーニ「そいで、必死になりすぎて中出し回避失敗って感じになりそー」
宮藤「あ、それ有りそうwww で逆ギレ的にエイラさんが泣いちゃうんだよね」
6 : ◆MlR6diThiE[saga]:2015/01/17(土) 16:42:04.38 ID:PwbeXegx0
宮藤「サーニャー サーニャー 何でなんダヨー」(ナリキリ)
ルッキーニ「エイラ~もうこんな事やめてよー(泣」フリフリ
宮藤「五月蝿いゾ、ルッキーニ 静かにしてろヨー」ズッチャズッチャ
ルッキーニ「エイラもうダメだって! もう____ンァ!」ビクン!
宮藤「 エ…なんで中で出しちゃったんダヨ! 中はサーニャだけなんダゾ! 」
宮藤「 バカバカバカ! 中はサーニャが! サーニャ…サーニ ウワーーン! 」
サーニャ「プププププ やっぱり泣いてるエイラはカワイイわ」
宮藤「だよね!」
サーニャ「でもちょっと私もほんとに怖くなってきたわ」
宮藤・ルッキーニ「え?」
サーニャ「エイラの余りのマルチロールファイターっぷりに」ガクガク
アハハハハハ キャッッキャッキャ ウフフフフフ
坂本「 …おい宮藤 」
8 : ◆MlR6diThiE[saga]:2015/01/17(土) 16:47:54.05 ID:PwbeXegx0
宮藤「どうしたんですか坂本さん、さっきからずっと黙ってましたけど」
坂本「うむ… その…お前が言ってたソレなんだがな」
宮藤「エイラさんの錯乱逆ギレレイプですか?」
坂本「違う違う もっと前だ」
宮藤「えっと… 無言の強制中出しだいしゅきホールド、ですか?」
坂本「そう、それだ」
宮藤「坂本さん、軍人たる者__物事は正確に復唱して伝えるべしって」
宮藤「いつも言ってるじゃないですかぁー」
坂本「はっはっは! スマンスマン、横文字が入るとどうにも苦手でなぁ…」
9 : ◆MlR6diThiE[saga]:2015/01/17(土) 16:51:27.53 ID:PwbeXegx0
坂本「ん! ん”ん! ゴホン! ・・・・スゥ」
宮藤・サーニャ・ルッキーニ( ____来るか! )
坂本「 無言の強制中出しだいしゅきホールドだ 」キリリィッ!
「 オォォー 」「 サスガネ 」「 カックイー! 」パチパチパチ(拍手)
宮藤「さすがですw 坂本さんが言うとカッコイイですwww」パチパチパチ
サーニャ「私、ドキッとしました少佐」パチパチパチ
ルッキーニ「少佐のキメ顔で言われたらもう逃げれないって思っちゃった」パチパチパチ
坂本「 ッフ そうか? 」眼帯パカ! & 魔眼キラーン!
アハハハハハ キャッッキャッキャ ウフフフフフ ハッハッハッハッハ
10 : ◆MlR6diThiE[saga]:2015/01/17(土) 16:54:05.62 ID:PwbeXegx0
ルッキーニ「それでどうしたの少佐?」
坂本「ああ、丁度昨日ミーナにされてしまったものでな」
宮藤「うっわぁ~ エロいなぁ~」キラキラ
坂本「しかしだな」
ルッキーニ「少佐は自分がしたい方なんだよねー」
坂本「そうだ!そうなんだ! 解ってくれるかルッキーニ!」
ルッキーニ「少佐いつもいってるじゃーん ベッドでは私は本当は受けタイプなんだって」
サーニャ「でもそれじゃあやっぱりまだ…」
坂本「うむ、未だにミーナが受けのままなのだ…」
11 : ◆MlR6diThiE[saga]:2015/01/17(土) 16:57:04.22 ID:PwbeXegx0
坂本「私だって扶桑ナデシコの名を背負って立つ身だ」
坂本「組み敷かれてアンアン言いたいし…」
坂本「歯を食いしばってシーツにだってしがみつきたいというのにだ!」
坂本「全部だ!全部ミーナに持って行かれてしまうんだ!」
サーニャ(可哀想な少佐)
坂本「その上強制ホールドまで使われてしまっては…」
坂本「夜伽の立場を逆転するのは更に難しくなってしまったと憂鬱でな」
ルッキーニ「もう~少佐がサッサと言わないからじゃんー」
坂本「言えるわけないだろう!? 私が悪いのか? 宮藤!お前言えるか?」
12 : ◆MlR6diThiE[saga]:2015/01/17(土) 17:01:16.23 ID:PwbeXegx0
宮藤「え? う~~~ん」
宮藤(リーネちゃんの場合…バルクホルンさんの場合…ハルトマンさん………)
宮藤「 坂本少佐、私も言えません! 」
坂本「そうだろう? 意識的でも無意識的でも自然と相手に合わせる気持ちってものが_
ルッキーニ「マンマはやった後は絶対にすぐ反省会しなきゃダメだって言ってたよ?」
坂本「な!」
ルッキーニ「悪かった所と良かった所をちゃんと言い聞かせなさいって」
宮藤(スゴイ… Noと言える外国人…)
坂本「反省会か…今のミーナのニャンニャンっぷりを考えると恐ろしい事が起きそうだ…」
サーニャ(ニャンニャンっぷりって…)
13 : ◆MlR6diThiE[saga]:2015/01/17(土) 17:04:33.52 ID:PwbeXegx0
ルッキーニ「まあ私はシャーリー相手なら攻めでも受けでもどっちでも良いけど ウシシシシシ」
宮藤「確かにシャーリーさんの包容力なら…どっちでもOKかもね」
坂本「シャーリーの攻めとなるとどうしてもパイ○りの画が浮かぶな私は」
ルッキーニ「使い魔もウサギだから一回燃え上がったら結構スゴイかも!」
ルッキーニ「すれ違いざまとかにー今夜の予告を耳元でささやいてきたり」ニシシシ
坂本「なるほど、あの少し悪戯っぽい声と表情で…うむ、悪くないな」
サーニャ「私としてはやっぱり憧れのお姉さんキャラだから___
宮藤「あ~アレでしょ? 優しく微笑みながら言われたい?『中で良いぞ』とか」
14 : ◆MlR6diThiE[saga]:2015/01/17(土) 17:07:02.25 ID:PwbeXegx0
サーニャ「 ふぅ~~~~ ┐(´ー`)┌ 」頭フリフリ
サーニャ「芳佳ちゃんもまだチョット理解ってない所があるわね」
芳佳(あ、コレちょっと五月蝿い所の琴線に触れちゃった感じだ)
サーニャ「姉キャラって、バルクホルン大尉みたいな妹煩悩タイプだけじゃないの」
サーニャ「シャーリーさんは放任で大らかながらも、要所要所でちゃんと導くタイプなの」
サーニャ「だからこそ現役ウィッチに中出しなんて所業は」
サーニャ「ちゃんとたしなめて叱ってくれる筈よ」
芳佳(サーニャちゃん中出しシチュ好きなんだなぁ~ まあ私も大好きだけど)
芳佳(選択肢でそれ以外を選ぶ人の気がしれないもん)
15 : ◆MlR6diThiE[saga]:2015/01/17(土) 17:08:54.11 ID:PwbeXegx0
坂本「はるほど、一理ある」
芳佳「『バカヤロー!何で中に出しちゃうんだよ~』とか言いながら」
芳佳「枕元のティッシュをシュッ!シュッ!と焦って抜きとるシャーリーさん…」
ルッキーニ「……ブツクサ怒りながら背中を丸めてティッシュで股を拭くシャーリー」
サーニャ「それよ! そういう事よ! 凄くいいわルッキーニちゃんも!」
サーニャ「今私の心のスタンプカードにボーナスで2ポイントが押されたわ!」
アハハハハハ キャッッキャッキャ ウフフフフフ ハッハッハッハッハ
16 : ◆MlR6diThiE[saga]:2015/01/17(土) 17:15:01.28 ID:PwbeXegx0
サーニャ「はぁ~ でも私も中出しS●Xしてみたいわ」
宮藤「え? サーニャちゃんだったら、多分エイラさんならいつでも__
サーニャ「ハルトマンさんとか!」
宮藤(Oh…)
サーニャ「どういう感じになるのかしら」
坂本「ハルトマンならわりかし本気になったらキチンと正面切っていってきそうだが」
坂本「割りとフラットな感じで、子供を作りたいとハッキリとな」
サーニャ「いいわ…とっても… 作りましょう、私達の愛の結晶…」ポワーン
宮藤「でもそのイメージなら、本来ミーナ隊長だったんですけどね」
坂本「もう、そうれはいい…」
17 : ◆MlR6diThiE[saga]:2015/01/17(土) 17:20:53.91 ID:PwbeXegx0
ルッキーニ「でも少佐も悪いんだよー」
坂本「なに?」
ルッキーニ「多分ミーナもベッドで少佐がイマイチノッてないのを肌で感じてるんだよ」
ルッキーニ「体の相性悪いと思われてるのかなぁ~とかぁ」
ルッキーニ「少佐の数々の女性遍歴の遊びの一人だったのかしらぁ~ とか」
サーニャ「その辺りの不安からの既成事実化オペレーションだったって事?」
ルッキーニ「そうじゃないカナー」ウンウン
宮藤「ホント坂本少佐は罪作りな人ですね(笑」
坂本「…少し寒気がしてきたぞ」
18 : ◆MlR6diThiE[saga]:2015/01/17(土) 17:23:42.17 ID:PwbeXegx0
サーニャ「カールスラント組で言えばバルクホルン大尉も直接言ってきそうね」
宮藤「テレッッッテレで耳まで真っ赤にして だけどね」
ルッキーニ「ニャハハハハハ」
坂本「__おっ、そういえば宮藤」
宮藤「 ? どうかしましたか坂本さん」
坂本「この前言ってた申し開き書だが、ちゃんと用意してるか?」
ルッキーニ「え? 芳佳またなんかしたの?」
宮藤「うん… 実はチョットいまトラブってて」エヘヘヘ
19 : ◆MlR6diThiE[saga]:2015/01/17(土) 17:27:39.99 ID:PwbeXegx0
坂本「10日ほど前にヘルマが基地に寄ったことがあっただろう」
サーニャ「確か…アフリカでの新兵器耐気候テストの移動で基地に一泊した…」
坂本「そうだ その時にヘルマとチョットあってな」
ルッキーニ・サーニャ(・・・?)
宮藤「実はヘルマちゃんへのセクハラ容疑で問題になって」
ルッキーニ・サーニャ(…まぁ驚いたって事はないけど)
坂本「ヘルマが宮藤の直属の上司である私に報告して来た時点では」
坂本「私もなるべく穏便にすまそうと、のらりくらりかわして隠蔽を図っていたんだが」
坂本「私が宮藤を処罰するつもりがないと悟ったのか…」
坂本「事もあろうにミーナや軍上層部にまで報告してしまってな…」
20 : ◆MlR6diThiE[saga]:2015/01/17(土) 17:31:04.06 ID:PwbeXegx0
ルッキーニ「ウワァオー 思ったよりピンチじゃん芳佳ー」
宮藤「えへへ それで坂本さんが、動きが本格化する前に申し開き書を各方面に送って」
宮藤「事態の沈静化を図ったほうが良いってアドバイスしてくれたんだけどね」
サーニャ(亀の甲より年の功って事かしら…)
サーニャ(流石坂本少佐、泣かせたウィッチは数知れずなだけあるわね)
ルッキーニ「ふーん それで出来たの? 芳佳見せて!」
坂本「どうなんだ宮藤」
宮藤「はい!昨日ちゃんと訓練後に書きました!」ガサゴソ
21 : ◆MlR6diThiE[saga]:2015/01/17(土) 17:32:27.59 ID:PwbeXegx0
宮藤「じゃあせっかくなんで私読みますんで、感想聞かせてもらっても良いですか?」
坂本「良いだろう、この 『501淑女の会』 の皆で添削してやろうじゃないか」
ルッキーニ「イイヨー!」
坂本「よし!読んでみろ宮藤」
サーニャ「芳佳ちゃん頑張って」
宮藤「おほん! では宮藤芳佳、行きます!」
22 : ◆MlR6diThiE[saga]:2015/01/17(土) 17:38:41.95 ID:PwbeXegx0
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
宛_
第501統合戦闘航空団司令 ミーナ・ディートリンデ・ヴィルケ中佐
並びに軍査問委員会の皆さん
私は厳重に抗議します!
あの日、あの時、あの場所に…私と同じ境遇になった事もない
人が私を裁くという暴挙を。
そしてヘルマ・レンナルツ曹長の大いなる誤解に基づいた報告
だけを不当に取り上げ、不幸と偶然が重なった事故が私の
セクハラ行為と断定されている現状にです。
断じて許せない。
長旅の疲れと扶桑式の風呂にノボセてしまい、脱衣場にへたり
込んでいたヘルマ曹長を、私が欲望のままに全身くまなく執拗に
舐めまわした…
との今回の案件ですが、この認識自体が大変な誤解なのです。
23 : ◆MlR6diThiE[saga]:2015/01/17(土) 17:40:38.07 ID:PwbeXegx0
中佐にも先日繰り返し説明した事でありますが、風呂場で倒れて
いたヘルマ曹長を発見した私は当然介抱しようと駆け寄った訳
です。
そこで行った行為は紛れも無い人命救護処置です。
熱っぽいヘルマ曹長を最も効率よく冷やす方法、・・・・そう
私の唾液を全身につける事によって、気化熱の作用で冷却して
いたのです。
限られた時間と選択肢の中でこれ以上の方法があるでしょうか?
いいえ絶対ありえません。
私の救命行為を、変にセクハラに結びつける事こそがそもそもの
間違いの始まりなのです。
なぜその様な誤解が発生したのか、まさか皆様ならそうしたいと…
自分なら当然そんな欲求に駆られるだろう…という推察でしょうか?
己の欲望と、歪んだ性欲を私に重ねて断罪するなど言語道断!
24 : ◆MlR6diThiE[saga]:2015/01/17(土) 17:41:48.89 ID:PwbeXegx0
ヘルマ曹長をペロペロしたいが余りに、一足お先に初物を頂いた
私に嫉妬の念をいだき、なりふり構わず強権を振りかざす__
残念ながら其れが今の皆様の真の姿なのです。
しかし、私は皆様が今一度この文書を誠意を持って受け止めて
下されば、紳士に反省し、またヘルマ曹長の私への誤解も解いて
いただける物と信じています。
なぜなら我々は皆、信頼と誠実さをなによりも重んじる、
誇りある軍人なのだから
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
25 : ◆MlR6diThiE[saga]:2015/01/17(土) 17:43:24.80 ID:PwbeXegx0
追記、
あとゼイ肉の少ないヘルマちゃんのおっぱいは体温が高いと解かった事。
ロリキャラの魅力はハリのあるちっぱいや、小ぶりで掴みやすいお尻、
スラっと伸びたカモシカのような肢体だけじゃない。
薄くて小さくてかわいいお腹周りもまた素晴らしい…下乳や内ももと同じ
くらい私のペロペロに反応する様子を拝めた事は収穫でした。
(ノボセてない通常時の反応も同様であるかは次回以降の確認事項)
以上、 第501統合戦闘航空団 宮藤芳佳 おわり
26 : ◆MlR6diThiE[saga]:2015/01/17(土) 17:44:35.10 ID:PwbeXegx0
サーニャ「 グレイト… ユーアーグレティストよ 芳佳ちゃん 」サムズアップ
サーニャ「最後にセクハラのお裾分け情報持ってくるのもポイント高いわ」
坂本「会心の出来だな宮藤!」パチパチパチ
ルッキーニ「芳佳スゴイ! コレじゃ何も言い返せないヨ」
宮藤「えへへへへ みんなありがとう 自信が出てきたよ!」
その時、宮藤達が平和な一時を過ごしている談話室にけたたましいサイレンが鳴り響く
ウゥーーーーーーーーーー! ウゥーーーーーーーーーー!
27 : ◆MlR6diThiE[saga]:2015/01/17(土) 17:46:14.94 ID:PwbeXegx0
サーニャ「あら もうお昼だわ」
ルッキーニ「おなかすいたー 芳佳お昼ご飯なにー?」
宮藤「今日は昨日のすき焼きの残り使って すき焼き丼だよ」
坂本「そいつはイイな、私は卵半熟とじで頼むぞ」
宮藤「じゃあ今回の定例会はお開きって事で・・・」
宮藤「次回開催時には、私達がさらなる淑女になっている事を願って 解 散! 」
おわり
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします[sage]:2015/01/17(土) 21:04:28.05 ID:h10pKDaa0
相変わらずのナイス猥談だ・・・乙。
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします[sage]:2015/01/17(土) 17:53:40.42 ID:XS+SInoIO
続きはよ
おすすめSS
バルクホルン「宮藤、尻をだせ」芳佳「は、はいぃ!」プリンッ
お姉ちゃんは自分に素直になったほうがいいと思います。
宮藤「バルクホルンさんって変態だったんですね!」
なんてこった・・・な展開です。正直え○ちなのかどうかわかりません。
美緒「最近ミーナが冷たい、気がする」
急に美緒に対し、距離を置くミーナの心境は?美緒は芳佳とリーネに相談をする、芳佳達の作戦とは?
ルッキーニ「おまたから血がでる」
!!?
サーニャ「あんっ、エイラ……そんなに見ちゃダメぇ……」
後半まさかの展開、サーニャがいきなりぶっとんでます!

Entry ⇒ 2016.10.07 | Category ⇒ ストライクウィッチーズ SS | Comments (49) |
サーニャ「サーニャでござる」

1 :あろ ◇OgclIj/fZUTX<b> [saga]:2014/09/25(木) 21:02:25.45 ID:66M+BW6Q0
注意
・ストライクウィッチーズのSSです
・短いです
・誤字脱字あったらごめんなさい
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1411646535
3 :あろ ◆OgclIj/fZUTX [saga]:2014/09/25(木) 21:09:10.36 ID:66M+BW6Q0
サーニャ「サーニャでござる」
エイラ「・・・!?」
エイラ「ど、どうしたんだ、サーニャ」
サーニャ「なんでもないでござる」
エイラ「さ、サーニャぁ…?でも、まぁ、か、可愛いナ、うん…//」
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/25(木) 21:14:09.99 ID:uFIT/KDSo
可愛い
5 :あろ ◆OgclIj/fZUTX [saga]:2014/09/25(木) 21:20:00.36 ID:66M+BW6Q0
芳佳「あ、サーニャちゃん、おはよう」
サーニャ「うむ、おはようでござる」
芳佳「さ、サーニャちゃん…?どうしたの…?」
サーニャ「なにがでござるか?」
芳佳「なにって…喋り方が…」
サーニャ「さぁにゃ」
エイラ「・・・」
芳佳「・・・」
エイラ(可愛い…)
芳佳(可愛い…)
6 :あろ ◆OgclIj/fZUTX [saga]:2014/09/25(木) 21:25:59.91 ID:66M+BW6Q0
坂本「む、エイラ、サーニャ。今から夜間哨戒か?」
エイラ「おー」
サーニャ「坂本少佐、お疲れ様でござる」
坂本「ん?お、おぉ…」
サーニャ「今日も頑張るでござる」
坂本「サーニャ…?ま…まさか、お前…」
サーニャ「なんでござるか」
坂本「忍者なのか…!?」
サーニャ(忍者ってなにかしら…?わからないわ…。)
サーニャ「…秘密でござる」ニコ
坂本「あ…あぁ…そうか…」
サーニャ「では行ってくるでござる」ててて
エイラ「いってきまーす」
坂本「あ、あぁ…。」
坂本「サーニャが…サーニャが…忍者…馬鹿な…ありえん…」ワナワナ
8 :あろ ◆OgclIj/fZUTX [saga]:2014/09/25(木) 21:31:49.78 ID:66M+BW6Q0
夜間哨戒―
サーニャ「ぶーんでござる」ぶーん
エイラ(なんだアレ…可愛いゾ…可愛い過ぎるゾ…!!)
サーニャ「エイラ殿エイラ殿」
エイラ「殿!?」ガビーン
サーニャ「エイラ殿、はやくするでござる」ぶーん
エイラ「あ、あぁ。今行くヨ…」ぶーん
サーニャ「ぶーん」ぶーん
エイラ「ぶーん」ぶーん( ^ω^)
9 :あろ ◆OgclIj/fZUTX [saga]:2014/09/25(木) 21:36:12.72 ID:66M+BW6Q0
ハイデマリー『…ちら―ハイデマリー、誰か聞こえますか―……繰り返します、こちら―……』
サーニャ「シュナウファー殿!」
ハイデマリー『…ひゃっ!?―え、えっと…?』
サーニャ「サーニャでござる」
ハイデマリー『さ、サーニャさん…?どうしたんですか…?』
サーニャ「どうもしてないでござる」
エイラ「ハイデマリー、こんばんわー」
ハイデマリー『あ、エイラさん…こんばんわ。あの、サーニャさんは…』
エイラ「うーん…扶桑のフィルムでも見たのカナ…私もよくわからないゾ…」
ハイデマリー『そ、そうですか…』
11 :あろ ◆OgclIj/fZUTX [saga]:2014/09/25(木) 21:41:29.47 ID:66M+BW6Q0
サーニャ「でんちゅーでござるー」ぶーん
ハイデマリー『か、可愛いですね…』
エイラ「だよナぁ…//」
サーニャ「! ネウロイ!」
エイラ「! どこダ!?」
サーニャ「北の方向!撃墜します!」ドゴォ
エイラ「サーニャ、左に避けロ」
サーニャ「了解」ぶーん
エイラ「やー!」バババババ
サーニャ「今!」ドゴォ
エイラ「出た、コアだ!倒しちゃうゾ!」バババババ
12 :あろ ◆OgclIj/fZUTX [saga]:2014/09/25(木) 21:43:00.41 ID:66M+BW6Q0
サーニャ「反応の消滅を確認。やったわ、エイラ」
エイラ「サーニャ、怪我ないカ、大丈夫か?」
サーニャ「大丈夫よ」
サーニャ「…あ大丈夫でござる」
エイラ「なんなんダぁああー!!///」ワシャワシャ
13 :あろ ◆OgclIj/fZUTX [saga]:2014/09/25(木) 21:49:34.03 ID:66M+BW6Q0
ハイデマリー『―…サーニャさん、エイラさん、大丈夫ですか!?』
サーニャ「無事でござる!」
ハイデマリー『そ…それはよかった…』
サーニャ「エイラ殿、報告をするでござる」
エイラ「あ、あぁ…えと…こちら、哨戒中のエイラ・イルマタル・ユーティライネン。聞こえますカー」
バルクホルン『こちらバルクホルン。聞こえていたぞ。よくやったな。』
エイラ「あー、聞こえてたカー。撃墜したゾ。」
14 :あろ ◆OgclIj/fZUTX [saga]:2014/09/25(木) 22:04:02.09 ID:66M+BW6Q0
バルクホルン「あぁ、流石だな。もうネウロイの気配はないのか?」
エイラ「どうダ?サーニャ。」
サーニャ「むむむ…今のところ無いでござるよ」
エイラ「だって」
バルクホルン『…さ、サーニャ…?』
サーニャ「サーニャでござる!」
バルクホルン『お、おぉ…?そ、そうか。ご苦労、サーニャ。引き続き任務を続行せよ』
サーニャ「承知いたした。」
バルクホルン(こんな妹もいいな)ハァハァ
ハイデマリー『―…エ、エイラさん、サーニャさんを頼みます』
エイラ「あ、あぁ任せろ…」
サーニャ「ぶーん」ぶーん
15 :あろ ◆OgclIj/fZUTX [saga]:2014/09/25(木) 22:46:57.16 ID:66M+BW6Q0
早朝
サーニャ「ただいまでござるー」ぶーん
エイラ「ただいまー」ぶーん
バルクホルン「ご苦労エイラ、サーニャ。食事はどうする?」
エイラ「えーと…食べてから寝るカ?」
サーニャ「先に風呂でござる」
エイラ「風呂?サウナじゃないのカ?」
サーニャ「武士は…風呂でござる!竹光…竹光はないでござる…」シュン
エイラ(か、可愛いゾ…)
バルクホルン(武士…?)
16 :あろ ◆OgclIj/fZUTX [saga]:2014/09/25(木) 22:57:20.52 ID:66M+BW6Q0
風呂
サーニャ「生き返るでござるぅー…」ほかほか
エイラ「サーニャとなら風呂もいいナー。」パチャパチャ
サーニャ「エイラ殿、風呂は静かに入るものでござる」
エイラ「あ、ご、ごめんよサーニャ…。」
サーニャ「肩まで浸かるでござる」ちゃぷ
エイラ「おー」ちゃぷ
サーニャ「えへへ…」ぽわぁぁ
エイラ(なんダこの可愛い生き物…//)ぽわぁぁ
17 :あろ ◆OgclIj/fZUTX [saga]:2014/09/25(木) 23:20:23.85 ID:66M+BW6Q0
朝食
芳佳「サーニャちゃん、エイラさんおかえりー。二人の分のご飯出来てるよ!」
エイラ「お、ありがとう宮藤!」
サーニャ「かたじけない」
芳佳「う、うん。大丈夫だよ。」
芳佳「エイラさん、サーニャちゃんはなにがあったの?」ひそひそ
エイラ「私が知りたいくらいダ…」
サーニャ「いただきます」もぐもぐ
18 :あろ ◆OgclIj/fZUTX [saga]:2014/09/25(木) 23:22:16.03 ID:66M+BW6Q0
ルッキーニ「よしかぁー!おっはよー!」
芳佳「ルッキーニちゃん、おはよう。」
エイラ「朝から元気ダナ」
ルッキーニ「あー、サーニャ、おはよー!」
サーニャ「おはようでござる、ルッキーニ殿。」
ルッキーニ「なにそれー!かっこいー!」
サーニャ「武士でござる」
ルッキーニ「武士でござるか!」
サーニャ「武士でござる」
ルッキーニ「なるほどでござるー!芳佳!ご飯をよそるでござる!」
芳佳「は、はい!只今!」
ルッキーニ「ご苦労!にゃははははー!おもしろーい!」
芳佳「サーニャちゃん、武士だったんだね」
サーニャ「武士でござる」キリッ
19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/09/25(木) 23:27:09.20 ID:dxURo92mO
サーニャだけデフォルメされてる感の妄想中
20 :あろ ◆OgclIj/fZUTX [saga]:2014/09/25(木) 23:30:17.00 ID:66M+BW6Q0
シャーリー「なんだ、朝から賑やかだな」
エーリカ「おはよー…あれー、すーすーする…」
バルクホルン「穿け!」
ミーナ「あら、エイラさんにサーニャさん…まだ起きてたの?寝なくて平気?」
エイラ「うん、食べたら寝るよ。」もぐもぐ
サーニャ「おいしい」もぐもぐ
21 :あろ ◆OgclIj/fZUTX [saga]:2014/09/25(木) 23:46:59.10 ID:66M+BW6Q0
坂本「…そんなはず無いだろうが…」ぶつぶつ
坂本「確かめねばなるまい…サーニャが忍者なのか…。」ぶつぶつ
坂本「忍者ならば…私の太刀筋など避けられるはずだ…」ぶつぶつ
坂本「寸止めだが…本気で行くぞ、サーニャ…」
ミーナ「あら、美緒?そんなところで何して…え!?」
エーリカ「ちょ、少佐!?」
リーネ「坂本少佐!?」
ルッキーニ「あにゃ!?」
坂本「参るッ!!」ちゃきっ
22 :あろ ◆OgclIj/fZUTX [saga]:2014/09/25(木) 23:48:08.26 ID:66M+BW6Q0
シャーリー(う、嘘だろ!?サーニャに!?)
ペリーヌ(御乱心ですの!?少佐が仲間に刀を向けるはずが無いですわ!)
バルクホルン(少佐!?)
芳佳「さ、坂本さ―…」
エイラ「少佐!やめてくれ!!」バッ
サーニャ「でんちゅうでござる」ぼそっ
坂本「うぐっ…!!!」ぴたっ
一同「「!?」」
23 :あろ ◆OgclIj/fZUTX [saga]:2014/09/25(木) 23:55:47.33 ID:66M+BW6Q0
坂本「…す…すまなかった、サーニャ…」がくっ
サーニャ「?」もぐもぐ←独り言言っただけ
シャーリー(!?少佐が降参!?)
ルッキーニ(武士すごぉ…!!)
バルクホルン「な、なんだ!?サーニャ、なにかしたのか!?」
エイラ「少佐、私が死ぬかと思ったゾ…どういうつもりか知らないケド、頼むからやめてくれ。」
坂本「す、すまない…二度としない…」
シャーリー(完全敗北!?)
ミーナ「美緒、どういうつもり?なにがあったの?」
坂本「単純な話だ…。私がサーニャに呑まれ、負けた。流石だ…侍は忍者に勝てぬのだ…」
サーニャ「忍者じゃなくて武士でござる」
坂本「…え?」
24 :あろ ◆OgclIj/fZUTX [saga]:2014/09/26(金) 00:01:15.12 ID:+eBU5hPq0
エイラ「えーと…話を整理すると…」
エーリカ「サーニャんが、気弱な自分が嫌で、喋り方を扶桑のフィルムを参考に変えてみた、と」
サーニャ「左様。」
ルッキーニ「左様!」
シャーリー「ルッキーニ、ちょっと静かにな」
ルッキーニ「うじゅ…はーい…」
バルクホルン「それで坂本少佐がサーニャを忍者?というものと勘違いした、と。」
坂本「…ゴメンナサイ」シュン
ペリーヌ(こんな少佐も美しいですわ…!)
ミーナ「全く美緒ったら…忍者かなにかしらないけど、仲間に刀を向けるなんて…本気でないにしてもダメよ?」
坂本「すまない…しかし、扶桑の者にとってもはや忍者は伝説の存在なのだ…。そこにいるならばウィッチとして、戦士として、存在を確かめたかった…。」
25 :あろ ◆OgclIj/fZUTX [saga]:2014/09/26(金) 00:03:21.28 ID:+eBU5hPq0
リーネ「忍者ってそんなにすごい人なの?」
芳佳「え?う、うん。私は詳しく知らないんだけど…」
芳佳「えーと、水の上を歩いたり…」
エーリカ「水の上!?そんなことできるの!?」
坂本「無論だ。忍者に不可能はない。」
芳佳「瞬時に姿を消したり…」
シャーリー「姿を消す!?どういうことだ!?」
坂本「そのままだ。突然いなくなる。」
バルクホルン「信じられん…」
26 :あろ ◆OgclIj/fZUTX [saga]:2014/09/26(金) 00:04:09.94 ID:+eBU5hPq0
芳佳「壁や天井をあるいたり…」
ミーナ「重力まで支配するというのね…」
坂本「そうだ。もはや人の出来る業ではない」
芳佳「分身したり、音も無く走ったりするんですよね!坂本さん!」
坂本「あぁ、その通りだ。そして彼らは…」
エイラ「か、彼らは…?」
坂本「暗殺のエキスパート…誰にもその姿を見られず、必ず任務を果たすという」
バルクホルン「す、すごすぎる…」
シャーリー「扶桑すげー!最高にCOOLじゃないか!その忍者ってやつ!」
ペリーヌ「お、恐ろしいですわね」
坂本「かつてオラーシャに渡った一人の忍者がいたと聞く。まさか、と思ってな…。すまなかった…」
27 :あろ ◆OgclIj/fZUTX [saga]:2014/09/26(金) 00:06:43.45 ID:+eBU5hPq0
エーリカ「なるほど…それでサーニャんが…あれ?」
バルクホルン「どうした?ハルトマン」
エーリカ「サーニャんは?」
芳佳「…あれ?」
ミーナ「いない…?」
シャーリー「瞬時に姿を消したぞ…!!まさか…」
坂本「ま…まさか…隠れ身の術!?」
ざわっ
エイラ「いや、トイレだって」
坂本「まぎらわしいよ!」
エイラ「サーニャは悪くないだロ…」
28 :あろ ◆OgclIj/fZUTX [saga]:2014/09/26(金) 00:09:47.55 ID:+eBU5hPq0
サーニャ「ただいまでござる…眠い」
エイラ「あ、サーニャ、大丈夫か?ほら、そろそろ部屋に行こう。」
サーニャ「承知…ところで」
エイラ「なんダ?」
サーニャ「どうでござるか?」
エイラ「なにがダ?」
サーニャ「喋り方でござる。少しは強そうに見えるでござるか?」
エイラ「可愛いゾ!」
芳佳「可愛いよ」
ペリーヌ「可愛らしいですわ」
リーネ「可愛い!」
シャーリー「可愛い」
ルッキーニ「かっこいー!」
バルクホルン「妹にしたい」
エーリカ「可愛いなぁ」
ミーナ「可愛いわ」
坂本「見える」
29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/09/26(金) 00:10:15.36 ID:FjCrJksQO
ぼく「かわいい」
30 :あろ ◆OgclIj/fZUTX [saga]:2014/09/26(金) 00:11:10.85 ID:+eBU5hPq0
サーニャ「…」
サーニャ「じゃあやめる…」
エイラ「エー!?可愛いのに…」
サーニャ「可愛いんじゃ…意味が無いもの…」
エイラ「なに言ってるんダ、サーニャ」
サーニャ「…え?」
エイラ「サーニャが強いことは皆知ってるよ」
サーニャ「え…」
ミーナ「その通りよ。サーニャさん。」
サーニャ「…ほ、ホント…ですか…//」
坂本「あぁ、もちろんだ」
サーニャ「…あ、ありがとう…ございます…//」
31 :あろ ◆OgclIj/fZUTX [saga]:2014/09/26(金) 00:12:31.53 ID:+eBU5hPq0
エイラ「さ、部屋に戻ろう。サーニャ。」
サーニャ「うん。皆さん、おやすみなさい…。」
芳佳「おやすみー。また夜にねー。」
シャーリー「よく休めよー」
ミーナ「おやすみなさい。サーニャさん、エイラさん」
サーニャ「…では、失礼します」
エイラ「あ、サーニャ、待って待って」たたっ
32 :あろ ◆OgclIj/fZUTX [saga]:2014/09/26(金) 00:15:55.70 ID:+eBU5hPq0
シャーリー「…な、なぁ、今サーニャ走って行ったよな」
坂本「?…あぁ。それがどうかしたか?」
シャーリー「足音…したか?」
坂本「…え?」
おわり
35 :あろ ◆OgclIj/fZUTX [saga]:2014/09/26(金) 00:22:28.48 ID:+eBU5hPq0
読み直したら勢いでやった感がすげぇ…
どうだったでしょうか
OVAもよかったしストライクウィッチーズがもっと盛り上がることを祈ってる
短かったけど見てくれた人ありがとうでした!
33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/26(金) 00:16:34.40 ID:xDmuR2AjO
乙
34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/26(金) 00:19:16.37 ID:iYbFs7g90
>坂本「まぎらわしいよ!」
あれ?坂本さんがかわいい……
36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/09/26(金) 00:35:45.23 ID:5Y/VtO17o
おもしろかった
乙
38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga sage]:2014/09/26(金) 08:24:00.40 ID:9YUjriE+0
おつでござった
おすすめSS
サーニャ「誰かに『○○かな』って聞かれたら『さあにゃ』って返す」
ギャグを思いついたサーニャは早速使おうとしますが・・・。
サーニャ「大好きよエイラ」
サーニャの告白にエイラの意外な反応!サーニャがぶっとんでてもおもろいです!
サーニャ「きみのなかに~わたしをずっと~」芳佳「……」
中々濃い内容のお話です、是非!
サーニャ「……エイラとキスしてみたい」
とてもキレイな内容のSSです。ぜひみてください!
サーニャ「あんっ、エイラ……そんなに見ちゃダメぇ……」
後半まさかの展開、サーニャがいきなりぶっとんでます!

Entry ⇒ 2014.10.10 | Category ⇒ ストライクウィッチーズ SS | Comments (12) |
リーネ「サーニャちゃんとの何でもない休日」

1 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/09/12(金) 22:22:58.26 ID:sg2FGr5I0
501基地 食堂
芳佳「んっ! 私、そろそろ行かなくちゃ」
リーネ「もうこんな時間。遅れちゃうね」
芳佳「走ればまだ間に合う! ……そうだ、リーネちゃんは今日どうするの?」
リーネ「私? まだ時間も早いから洗濯とか終わらせて、町にでも行こうかな。お茶葉も買いたいし」
芳佳「そっか。新しい紅茶楽しみにしてるよ。じゃあ行ってくるね」
リーネ「うん。頑張ってね」
芳佳「ばいばーい」タッタッタッ
リーネ「……」ノシ フリフリ
リーネ(えーっと、あと買うモノは……)
リーネ「ん?」
サーニャ「……」ボーッ テクテクテク
リーネ「おはよう、サーニャちゃん」
サーニャ「おはようございます、リーネさん……」
リーネ「今朝食……昼食だね。用意するから、待っててね」
サーニャ「ありがとう、ございます……」ボーッ
リーネ「ウィルマお姉ちゃんへ」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1409922015/
前スレと関係あるかは尻ません。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1410528168
■■関連SSを開く■■
- 【R-18】サーニャ「エイラのアヘ顔ダブルピースが見たい」
- 【R-18】サーニャ「あのね、エイラの誕生パーティーを開きたいの」
- 【R-18】エイラ「返セ…返せヨ…サーニャを返せ…シャーリィィィー!」
- 【R-18】シャーリー「バルクホルンのアヘ顔ダブルピースが見たい」
- 【R-18】シャーリー「なぁ、堅物。恋をしたことはあるか?」
- 【R-18】リーネ「ペリーヌさん、どうして欲しいですか?」
- 【R-18】サーニャ「エイラが小さくなった」
- 【R-18】ミーナ「美緒にアヘ顔ダブルピース晒したい」
- 【R-18】ルッキーニ「ねぇねぇ。アヘ顔ダブルピースって何?」
- 【R-18】バルクホルン「ハルトマン、お菓子が欲しいか?」
- 宮藤「坂本さん……その注射器って……」
- サーニャ「私の白い狐な王子様」
- ペリーヌ(私はバニラが好きですのに…)
- 【R-18】芳佳「リーネちゃんの調教報告書其の伍」
- シャーリー「お前、ポップコーン好きなのか?」
- 【R-18】迫水ハルカ「穴拭智子中尉のトロ顔が見たい」
- エイラ「なぁ、チョコミントは好きか?」
- エイラ「私と付き合ってくれないか」
- ペリーヌ「貴女のことが好きですわ……エイラさん」
- 【R-18】智子「今日は……パーティを開くわ」
- サーニャ「星に願いを」
- 【R-18】エイラ「無垢なサーニャに性的なコトを教えるンダナ」
- 【R-18】静夏「今日も宮藤少尉の私物に私の匂いを染み込ませて、と……」
- ペリーヌ「高秋のフォーマルハウト」
- 【R-18】芳佳「みんながいるからシタいこと」
- 【R-18】サーシャ「ニパさんにアヘ顔オシオキします」
- エイラ「私の黒い仔猫な眠り姫」
- 【R-18】エイラ「サーニャがチャHしてル……?」
- ペリーヌ「Dazzling Dawn」
- 【R-18】芳佳「ストライクリスマス!! ~性の6時間~」
- バルクホルン「なんとしてもクリスにクリスマスプレゼントを届ける」
- 芳佳「ストライク・大晦日!」
- 【R-18】エイラ「サーニャのアヘ顔ダブルピースが見たい」
- エイラ「あのナ、サーニャの誕生パーティーを開きたいんダナ」
- エイラ「ゲームセンターウィッチーズ・501基地店?」
- リーネ「ウィルマお姉ちゃんへ」
2 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/09/12(金) 22:43:10.82 ID:sg2FGr5I0
サーニャ「もぐもぐ……」カチャカチャ
リーネ「……」ザーッ ゴシゴシゴシ
サーニャ「……」
リーネ(気まずい……私、あんまりサーニャちゃんとお話したこと無いから、どうしよう……)
リーネ「サーニャちゃん、今日は非番なの?」
サーニャ「……はい、そうなんです」
リーネ「そっかー。夜間哨戒大変だもんね、ゆっくり休まないと」
サーニャ「はい、そうします」
リーネ「……」
サーニャ「……」パクパク
リーネ(会話が続かないよぉ……)
3 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/09/12(金) 22:43:43.46 ID:sg2FGr5I0
リーネ「サーニャちゃんって、休みの日はいつも何してるの?」
サーニャ「エイラがいない日は、ほとんど寝てます」
リーネ「そうなんだ……」
サーニャ「……」パクパク
リーネ「……」
リーネ(私が芳佳ちゃんならもっと色々話が出来るのに。はぁ……)
サーニャ「……」ガタッ テクテク
サーニャ「ごちそうさまでした……」
リーネ「あ、いいよいいよ。食器、私が洗っておくから。疲れてるでしょ? 寝てきていいよ」
サーニャ「いいえ……。これくらいは」ザーッ ゴシゴシゴシ
リーネ「う、うん……」
4 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/09/12(金) 22:44:46.19 ID:sg2FGr5I0
サーニャ「……」ゴシゴシゴシ
リーネ「……」ポツン
サーニャ「……」キュッキュッ カタン
リーネ「ありがとう、助かっちゃった」
サーニャ「……」首フリフリ
サーニャ「おやすみなさい……」テクテクテク....
リーネ「うん、おやすみ」
リーネ「……」
リーネ(なんだか気を使わせちゃったかな……)
5 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/09/12(金) 22:45:15.17 ID:sg2FGr5I0
501基地 中庭
リーネ(ほんと、良いお天気……。それに涼しくて、気持ちのいい風……)
リーネ(早めに洗濯物干して買出しに行こう。そろそろ温かい紅茶が欲しくなる季節だから……)
リーネ(あ……みんなに欲しいもの聞いておけばよかった。気が利かないな、ホント)
リーネ(……今日はこの近くでの空域で訓練らしいけど……ここからじゃ全然見えないなぁ)パンパンッ
リーネ「んーっ……はぁー」グイーッ
リーネ(よし、終わった! 皆のお昼ごはんも作ってきたし、掃除も終わってるし、ささっと町に行って……)
サーニャ「……」テクテクテク
リーネ「あれ、サーニャちゃん?」
サーニャ「リーネさん……」
リーネ「どうしたの? 眠れないの?」
サーニャ「はい、最近眠りが浅くて……。少し散歩してから寝ようかなって」
リーネ「ふぅん、そっかぁ」
6 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/09/12(金) 22:46:21.02 ID:sg2FGr5I0
サーニャ「もし、もしよかったら……」
リーネ「うん?」
サーニャ「リーネさんも……一緒にします? お散歩」
リーネ「私? 私は……」
リーネ(町での買出しはそんなにかからないし……何よりサーニャちゃんがせっかく誘ってくれてるし……)
リーネ(たぶん、あまり係わり合いの無い私だから、勇気を出してるんだよね……また気を使わせちゃってるな……)
リーネ「うん。私も、行こうかな」
サーニャ「そうですか。良かった……。こっちです」
リーネ「こっち?」
サーニャ「いつも私が通る散歩のコースがあるんです」
リーネ(へぇ……サーニャちゃん、結構散歩するんだ……知らなかったな)
7 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/09/12(金) 22:46:52.59 ID:sg2FGr5I0
サーニャ「この道の先には花壇が並んでるんです」
リーネ「わぁ、ほんとだ! もう秋だから……これはコスモスかな?」
サーニャ「そうです。これがキクで、こっちが……」
リーネ「キンモクセイだね。良い香りがするよ」
サーニャ「これはオシロイバナ、そしてキキョウ。……私もあんまり詳しいわけではないのですが」
リーネ「あっちはシクラメンにハイビスカス。そしてこれは……」
サーニャ「マリーゴールドです」
リーネ「もしかしてサーニャちゃんって、お花好き?」
サーニャ「そうですね。オラーシャの家の周りによく花を植えていましたから」
リーネ「私もね、ブリタニアの家ではよく育ててたんだ」
8 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/09/12(金) 22:47:38.81 ID:sg2FGr5I0
リーネ「いつか私の家の周りに大きな花壇を作って花に囲まれた生活をしたいなって」
サーニャ「へぇ、そうなんですか。ステキですね」
リーネ「将来はお花屋さんでもいいし、迷っちゃうね。えへへ」
サーニャ「もしよかったら、いつか……百合も扱ってください」
リーネ「そうだね、うん。そうするよ。キレイだもんね」
サーニャ「あの……あっちに魚がよく見えるスポットがあるんです」
リーネ「魚?」
サーニャ「あとは貝とか、浅瀬に住んでいる生き物です。珍しい生き物もたまにいるんです」
リーネ「あぁ、潮の満ち引きで取り残されちゃった子達かぁ」
サーニャ「基地の裏側にはキレイな川もあって、あとはたまに鳥も……」
9 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/09/12(金) 22:48:19.99 ID:sg2FGr5I0
1時間後 501基地 木陰
リーネ「この基地に、こんなに知らないことがまだまだあったなんて、私驚いちゃった」
サーニャ「そうですね。たまに散歩に出ると、そういう発見ができるんです」
リーネ「いつも一人で歩いているの?」
サーニャ「エイラがいると、いつも一緒に何かをしてるから……たまに一人でいたいときはここに」
リーネ「ふぅん……。私もお休みの日には基地の周りを歩いてみようかな」
サーニャ「はい、ぜひ……ふぁぁ……」
リーネ「眠い?」
サーニャ「……少しだけ」ゴロン
リーネ「ちょ、ちょっとサーニャちゃん、そんなところで横になったら痛いよ?」
サーニャ「はい……Zzz」
10 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/09/12(金) 22:48:53.75 ID:sg2FGr5I0
リーネ「はい、じゃなくて……サーニャちゃん? ベッドで寝なきゃ……」
サーニャ「くー……くー……」
リーネ「……いつもみんなが寝ている時に飛んでいるんだもんね……エライね」ナデナデ
サーニャ「Zzz……んっ……」
リーネ「あぁ、そろそろ町に行かなきゃ。でも……」チラッ
リーネ「このままにはさすがに……いつもそうなのかもしれないけど、うーん……」
リーネ「まぁ……いっか」
サーニャ「すー……すー……」
11 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/09/12(金) 22:50:02.36 ID:sg2FGr5I0
リーネ「よいしょっと」
リーネ(膝枕なんてしたの、いつ以来だろう……あ、サーニャちゃんの髪の毛、サラサラ……)
リーネ(……あどけない横顔、すっと通った鼻先。線は細く、儚さはまるで百合のよう……)
リーネ(なるほど、エイラさんがお熱なのも少し分かっちゃうな)
リーネ「ふふっ、おやすみ。サーニャちゃん」
リーネ(さぁ、私は何をしよう……。木にもたれかかって寝てみようかな)
リーネ(目を閉じてみるだけで、まるで別世界にいるみたい)
リーネ(木陰。気持ちのいい風と、草木の香り。心地いい重さと、秋のお昼寝……)
12 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/09/12(金) 22:50:39.60 ID:sg2FGr5I0
夕方 501基地 木陰
サーニャ「Zzz……はっ……ん……」コシコシ
リーネ「起こしちゃった? ぐっすり寝てたね、サーニャちゃん」
サーニャ「あれ、あの……ごめんなさい、私リーネさんに……」
リーネ「ううん、いいの。私も少し眠っちゃったから」
サーニャ「そうですか……」
リーネ「お休みの日に、何も予定を入れないでこうやってのんびりするのって、気持ちがいいね」
リーネ「私、久しぶりにこうやって何もしないお休みの日を過ごしたよ」
サーニャ「趣味に没頭しなくても、町に行かなくても。休日を充実させるのってどこでも出来るんだと思います」
リーネ「うんっ、そうだね。今度芳佳ちゃんにも教えてあげよーっと」
リーネ(でも、それはもう少し先。これはサーニャちゃんと私の秘密の共有……になるのかな?)
13 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/09/12(金) 22:51:07.17 ID:sg2FGr5I0
サーニャ「私の頭、重くなかったですか?」
リーネ「ううん。すっごく軽かったよ。ねぇ……私の脚は、寝やすかった?」
サーニャ「えーっと……はい、とても」
リーネ「そう、良かった」
サーニャ「……あの、ごめんなさい」
リーネ「どうしたの?」
サーニャ「もしかして、今日何か予定が……」
リーネ「いいの。別に大した用事じゃなかったから」
サーニャ「やっぱり……ごめんなさい」
リーネ「謝らなくていいんだよ。ほんと、いつでもできることだったから」
14 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/09/12(金) 22:51:45.34 ID:sg2FGr5I0
リーネ「さぁ、そろそろ洗濯物を取り入れて……あ、でも中途半端に時間余っちゃったなぁ」
リーネ「サーニャちゃんは他に何かするの? 夕食までまだ時間あるからもう一眠りする?」
サーニャ「えーっと……もしよかったら。私のピアノ、聴きますか?」
リーネ「えっ?」
サーニャ「大したモノじゃないですけど、暇つぶしくらいには……」
リーネ「暇つぶしだなんて、そんな」
サーニャ「……普段、エイラにもあまり聴かせないんです」
リーネ「どうして?」
サーニャ「聴いて聴いてってせがむのがあまり得意じゃなくて」
サーニャ「それで、一人で弾いてるのですが……たまには感想が欲しくって」
リーネ「そういうことなら聴かせてもらおうかな」
サーニャ「はいっ」パァァ
15 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/09/12(金) 22:54:54.93 ID:sg2FGr5I0
501基地 談話室
サーニャ「♪~」ポロロンポロロン
リーネ(そういえば。サーニャちゃんがピアノを弾いてるのを見るのって、これが2回目かも)
リーネ(あの時はミーナ中佐の歌声ばかり聴いていたからわからなかったけど)
リーネ(サーニャちゃんのピアノも、上手……)
サーニャ「どうでしたか……?」
リーネ「うまく言えないんだけど、とっても上手だと思うよ。私、もっと聴きたいな」
サーニャ「ほんとですか? じゃあ、もう一曲」
サーニャ「……♪♪~」ポロロン....
リーネ(夕暮れ。赤い色に染まる部屋に、私とサーニャちゃん)
リーネ(エイラさんが知ったらどんな顔をするのかな)
16 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/09/12(金) 22:55:32.88 ID:sg2FGr5I0
リーネ「やっぱり上手だね、サーニャちゃん。私、たまにでいいから聴きたいな」
サーニャ「あの、ありがとうございます……//////」
リーネ「週一回、サーニャちゃんのピアノ発表会なんてのは……恥ずかしいよね」
サーニャ「さすがに……でも嬉しいです。エイラは何でも聴き終わるとすごいすごいしか言わないから……」
リーネ「あはは。エイラさんらしいね」
サーニャ「ふふっ、そうなんです」
リーネ「……私ね、あんまりサーニャちゃんとお話したこと無かったでしょ?」
リーネ「また……たまにでいいから二人でお話しない?」
リーネ「私、もっともっとサーニャちゃんのこと、知りたいな」
サーニャ「わっ、私の方こそ……今日はとっても楽しかったから。また、聴いて欲しいです」
リーネ「良かったぁ。じゃあ、今度のおやすみにでもまた、お散歩に行こう?」
17 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/09/12(金) 22:56:01.70 ID:sg2FGr5I0
サーニャ「はいっ。……それじゃあその次は一緒に町に……」
リーネ「うんっ、いいよ。サーニャちゃんに似合う服とか一緒に探そうよ」
サーニャ「楽しみにしておきます……」ニコッ
リーネ「うん、私も! ……あ、もうこんな時間かぁ。もう少し聴きたかったのになぁ」
サーニャ「リーネさんが聴きたいって言ってくれるのなら、いつでも」
リーネ「ほんと? 嬉しい! 今度いっぱい演奏してねっ」
サーニャ「はい、もちろん」
リーネ「じゃあ、私行かなくちゃ。夕食が出来たら部屋に呼びに行こうか?」
サーニャ「少しくらいならお手伝いできます。私、まだお話したいから……/////」
リーネ「うんっ。じゃあ、食堂にいこっか。サーニャちゃんと今日は何作ろうかなぁ~♪」
18 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/09/12(金) 22:56:32.19 ID:sg2FGr5I0
1時間後 501基地 食堂
リーネ「おかえり、芳佳ちゃん」ニコニコ
芳佳「うん、ただいまっ。はぁ~疲れたぁ~」
リーネ「今日の夕食はオラーシャ料理だよ!」ニコニコ
芳佳「良い匂い~。おいしそう! ん? どうしたの? そんなにニコニコして」
リーネ「えっ? ううん、何でもないよ」
芳佳「何でもない? ほんとぉ?」ジトー
リーネ「うんっ♪」
芳佳「怪しいなー。何か良いことあったんでしょ。……ん? でもオラーシャ料理って、リーネちゃん……」
リーネ「ふふ、実はね……今日サーニャちゃんと……」
19 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/09/12(金) 22:57:11.76 ID:sg2FGr5I0
エイラ「アレ? 珍しくサーニャが食器並べてらぁ……オーィ、サーニャぁー」
サーニャ「ふふっ……♪」カチャカチャ
エイラ「サーニャ?」
サーニャ「えっ? あ、おかえりエイラ」
エイラ「ただいまダナ。……珍しいこともあるもんダ」
サーニャ「そうね、珍しいこともあるものよね」チラッ
リーネ「ふふっ、あははっ♪」
テテテテンッ デデデンッ! つづく
20 :もーん ◆CB7w5rWLD6 [saga]:2014/09/12(金) 22:57:52.04 ID:sg2FGr5I0
オワリナンダナ
読んでくれた方、ありがとうございました。
前スレでも書いた通り、私は絶対に……アヘ顔書きたい衝動なんかに負けたりしません。
次回作戦開始予定:九月十九日フタフタマルマル
これが最後の投稿です。
某まとめサイト様、並びに各所でコメントくださる方、いつもありがとうございます。
それでは、また。
ストパンO.V.A.マデ5週連続デ投稿シ続ケルンダナ
21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/12(金) 23:02:27.58 ID:IVZgXnMu0
乙
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/12(金) 23:59:47.87 ID:GNJEXxnto
オツダナ
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/09/13(土) 01:02:21.05 ID:L3If67H70
オツナンダナ
珍しい組み合わせでよかったンダナ
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/13(土) 06:36:10.70 ID:zkKnb88SO
(T×T)サーニャー サーニャー
おすすめSS
リーネ「宮藤芳佳軍曹のエッチな画像ください!!っと」カタカタ
斬新な2ch風SS!!コテハンに注目です!!
リーネ「ドーナツが半額!?」
ドーナツを大量に購入したリーネ、501の面々はそれにむらがりリーネは・・・。
サーニャ「エイラは・・・たしか少尉だったよね?」
イチャイチャです。サーニャの思い切った行動にエイラは・・・
サーニャ「……エイラとキスしてみたい」
とてもキレイな内容のSSです。ぜひみてください!
サーニャ「エイラ、どうして無視するの」 エイラ「……」
なぜかサーニャを無視するエイラ、エイラの思惑とは?

Entry ⇒ 2014.09.17 | Category ⇒ ストライクウィッチーズ SS | Comments (6) |
エイラ「あのナ、サーニャの誕生パーティーを開きたいんダナ」

1 :もーん ◆CB7w5rWLD6[saga]:2014/08/18(月) 21:00:54.63 ID:AvxI6rYB0
1週間前 501基地
リーネ「へぇ~うん、いいんじゃないでしょうか。サーニャちゃんきっと喜びますよ」
エイラ「でもナ~、ワタシそういうことって何すればいいかわからないんダヨ……だから協力してくれなイカ!?」
リーネ「えぇ、いいですよ。私も芳佳ちゃんにどんな催しモノをすればいいか、考えていたところですから」
エイラ「ありがとナ。それで、今年は今までサーニャが体験した誕生日とは全く別のパーティにしたいンダ」
リーネ「というと?」
エイラ「毎年違うと、去年はああだったな、とか。一昨年はこうだったな、なんて思い出に残りやすいじゃなイカ」
リーネ「それはまぁ……そうですね」
エイラ「ダロ? 一年で一番嬉しい日なんだから、ずーっと思い出に残ってて欲しいンダ。来年も10年後も」
リーネ「エイラさん」
エイラ「ン?」
リーネ「きっと残りますよ。みんなで作るんですから。だから、頑張ってステキな誕生日パーティーにしましょうね」
エイラ「おゥ!」
前スレ:【R-18】エイラ「サーニャのアヘ顔ダブルピースが見たい」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1391079729/
前スレと関係あるかは尻ません。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1408363244
■■関連SSを開く■■
- 【R-18】サーニャ「エイラのアヘ顔ダブルピースが見たい」
- 【R-18】サーニャ「あのね、エイラの誕生パーティーを開きたいの」
- 【R-18】エイラ「返セ…返せヨ…サーニャを返せ…シャーリィィィー!」
- 【R-18】シャーリー「バルクホルンのアヘ顔ダブルピースが見たい」
- 【R-18】シャーリー「なぁ、堅物。恋をしたことはあるか?」
- 【R-18】リーネ「ペリーヌさん、どうして欲しいですか?」
- 【R-18】サーニャ「エイラが小さくなった」
- 【R-18】ミーナ「美緒にアヘ顔ダブルピース晒したい」
- 【R-18】ルッキーニ「ねぇねぇ。アヘ顔ダブルピースって何?」
- 【R-18】バルクホルン「ハルトマン、お菓子が欲しいか?」
- 宮藤「坂本さん……その注射器って……」
- サーニャ「私の白い狐な王子様」
- ペリーヌ(私はバニラが好きですのに…)
- 【R-18】芳佳「リーネちゃんの調教報告書其の伍」
- シャーリー「お前、ポップコーン好きなのか?」
- 【R-18】迫水ハルカ「穴拭智子中尉のトロ顔が見たい」
- エイラ「なぁ、チョコミントは好きか?」
- エイラ「私と付き合ってくれないか」
- ペリーヌ「貴女のことが好きですわ……エイラさん」
- 【R-18】智子「今日は……パーティを開くわ」
- サーニャ「星に願いを」
- 【R-18】エイラ「無垢なサーニャに性的なコトを教えるンダナ」
- 【R-18】静夏「今日も宮藤少尉の私物に私の匂いを染み込ませて、と……」
- ペリーヌ「高秋のフォーマルハウト」
- 【R-18】芳佳「みんながいるからシタいこと」
- 【R-18】サーシャ「ニパさんにアヘ顔オシオキします」
- エイラ「私の黒い仔猫な眠り姫」
- 【R-18】エイラ「サーニャがチャHしてル……?」
- ペリーヌ「Dazzling Dawn」
- 【R-18】芳佳「ストライクリスマス!! ~性の6時間~」
- バルクホルン「なんとしてもクリスにクリスマスプレゼントを届ける」
- 芳佳「ストライク・大晦日!」
- 【R-18】エイラ「サーニャのアヘ顔ダブルピースが見たい」
2 :もーん ◆CB7w5rWLD6[saga]:2014/08/18(月) 21:02:52.71 ID:AvxI6rYB0
昼 501基地作戦室
エイラ「ということで、今年も皆協力してくれナイカ……?」
ミーナ「えぇ、もちろん」
美緒「任せておけ!」
バルクホルン「当たり前じゃないか。私達は家族なんだからな」
エーリカ「わぁーい、ケーキ! お菓子!」
シャーリー「みんなでやるのってやっぱり良いなぁ。あー、なんだか今から楽しみだなぁ。な、ルッキーニ!」
ルッキーニ「ウジュー! あたしも手伝うジュー!」
ペリーヌ「まぁ、少しくらいなら手伝ってさしあげてもよろしくてよ?」
リーネ「ふふっ、あんなこと言っちゃって」
3 :もーん ◆CB7w5rWLD6[saga]:2014/08/18(月) 21:03:59.07 ID:AvxI6rYB0
エーリカ「それで主役のサーにゃんは今日の夜間哨戒のために寝てる、と」
ルッキーニ「同じく主役の芳佳は今掃除中~!」
美緒「しかし任せろとは言ったものの、そう目新しいモノは浮かんでこないな」
ミーナ「そうねぇ」
エイラ「いつもやってる誕生パーティーは盛り上がるけど目新しさは無いシ……」
リーネ「紅茶パーティーは……いつもどおりだし……」
ルッキーニ「ウジュー!! みんなで旅行に行くとか!」
バルクホルン「その間誰がココを守るんだ……」
エーリカ「でもー、みんなで旅行っての、行ってみたいな~」
エイラ「確かにナ。サーニャにもっと色んな世界を見せてあげたいゾ!」
リーネ「私も、芳佳ちゃんをブリタニアに連れていって紹介してあげたいな」
ペリーヌ「といわれましても……」
4 :もーん ◆CB7w5rWLD6[saga]:2014/08/18(月) 21:06:34.97 ID:AvxI6rYB0
シャーリー「ふむ……。旅行、か……!!! なぁ、今回のテーマは“非日常”でどうだ?」
エイラ「非……」
リーネ「……日常?」
シャーリー「そうだ。非日常ってさ、エイラが言った、思い出に残りやすい行動だとは思わないか?」
ミーナ「そうね、良いテーマだと思うわ」
美緒「うむ、いいんじゃないか。アイツらもまだまだ若い、未体験なコトなんて山ほどあるだろうしな」
バルクホルン「ふん。一般人からしてみれば、私達の日常は非日常的なんだろうがな」
シャーリー「茶化すなよ」
バルクホルン「茶化してなどいない」
シャーリー「あー、分かった分かった。それでこれは私が昔ブラブラ旅行していた時のコトなんだけどな……」
5 :もーん ◆CB7w5rWLD6[saga]:2014/08/18(月) 21:07:09.34 ID:AvxI6rYB0
数時間後
エイラ「ヨシ! 決まりダナ!」
ミーナ「えぇ、これくらいなら皆も協力してくれるでしょうね」
リーネ「ふふっ、楽しみです」
ルッキーニ「ウジュー! あたしもやってみたーい!」
シャーリー「あぁ、とびっきりのをいっぱい調達しといてやるよ!」
ペリーヌ「これから大変ですわね」
リーネ「ふふっ。ペリーヌさん、なんだか楽しそう」
ペリーヌ「なっ……! ま、まぁ……そうですわね、楽しみですわ」
エーリカ「珍しく素直でいてやんの~」ツンツン
ペリーヌ「もう!」
バルクホルン「しかしこの作戦、気づかれないように準備するとなると、相当難しいぞ」
坂本「私達は11人でストライクウィッチーズだが、9人でも2人を思えばそれくらいのチカラは出せるさ」
ミーナ「え? あ、えぇ……そうね、美緒」
6 :もーん ◆CB7w5rWLD6[saga]:2014/08/18(月) 21:07:52.15 ID:AvxI6rYB0
8月18日誕生日パーティ当日 昼 501基地
ドーン! ガーン! ガシャーン!!
芳佳「なんか、スゴイ音聞こえませんか……?」
リーネ「そうかな? 私には何も聞こえないよ芳佳ちゃん」
サーニャ「でも、基地も少し揺れて……」
エイラ「サーニャ、それは気のせいだ」
芳佳「ん~。でも、こんな気持ちの良い天気でネウロイも出ないのに私達は掃除だなんて……」
リーネ「そうだね、芳佳ちゃん」
芳佳「みんな分のお布団も干したいなー」
サーニャ「はぁ、眠い……」
エイラ「サーニャ……じゃあちょっと休憩スルカー」
リーネ「私とエイラさんは他のところ見てくるから、芳佳ちゃんとサーニャちゃんはここで休んでてね」
芳佳「まだ私大丈夫だけd、」
エイラ「いいか、絶対ここから動くナヨ?」ズイッ
芳佳「は、はい……」
7 :もーん ◆CB7w5rWLD6[saga]:2014/08/18(月) 21:08:31.05 ID:AvxI6rYB0
廊下
エイラ「ちょっと強引だったカナ」タッタッタッ
リーネ「まぁあれくらいでないと、芳佳ちゃんきっと手伝いにきちゃうから……」
エイラ「んじゃ、次はケーキダナ。リーネ、頼むゾ」
リーネ「はいっ。でも、エイラさんもちゃんと手伝ってくださいよ?」
エイラ「分かってるって。サーニャのためダカンナ、サンドウィッチだけじゃないところを見せてやるんダナ」
リーネ「そうですねっ」
エイラ「みんなの分もいっぱい作っておかないとナァ。きっとアイツら、美味すぎておかわりしちゃうんダナ!」
リーネ「うんとおいしいケーキ、作りましょうね!」
8 :もーん ◆CB7w5rWLD6[saga]:2014/08/18(月) 21:09:12.15 ID:AvxI6rYB0
501基地 外
バルクホルン「設営隊のおかげで随分早く終わったな」
ミーナ「皆こういうのは新鮮みたいだから、気合が入っているのかも」
シャーリー「しっかし、よく皆手伝ってくれるよな」
ミーナ「楽しいのよ。あの子達の誕生パーティーっていうのもあるけど、お祭りごとってどこの人も好きなのね」
エーリカ「ねぇー、これどうやってハメるのー」
バルクホルン「こうやって、こうやるん……だ!」ガチャン!
エーリカ「んじゃ、次これー」
バルクホルン「お前な……」
9 :もーん ◆CB7w5rWLD6[saga]:2014/08/18(月) 21:09:51.63 ID:AvxI6rYB0
501基地 海辺
ペリーヌ「こちらも準備OKですわ」
美緒「うむ、よくやった。あとは他の者に任せるだけでいいな」
ルッキーニ「ウジュー!」
ペリーヌ「こんな文化があるなんて、私知りませんでしたわ」
美緒「そうだろうなぁ。扶桑に伝わる古い行事みたいなモノでな、中々他の国に広めるのは難しいだろう」
ルッキーニ「早く見たい見たい! ウジュー!」
美緒「ルッキーニ、これは夜が一番なんだ。まぁ、楽しみにしていてくれ」
ペリーヌ「はいっ、少佐!!」
ルッキーニ「ウジュルァー!」
10 :もーん ◆CB7w5rWLD6[saga]:2014/08/18(月) 21:10:27.37 ID:AvxI6rYB0
数時間後 501基地 夕方 浴場
エイラ「ふー! 気持ちよかったんダナ!」
サーニャ「皆で入るお風呂、楽しい……」
芳佳「そうだね! 最近はバラバラだったから私も楽しかったよ」
リーネ「私だって! でも、そろそろ私のカラダ触って遊ぶのは止めて欲しいです、エイラさん……」
エイラ「え、ナンだって?」
アハハー モォー エヘヘ
サーニャ「あ、あれ? 私の着替えが……」
芳佳「ホントだ、私のも無い! もしかしてまたルッキーニちゃんが……」
ルッキーニ「え、え? あ、アタシじゃないよぉー! ウジュー」
11 :もーん ◆CB7w5rWLD6[saga]:2014/08/18(月) 21:11:06.25 ID:AvxI6rYB0
ミーナ「皆、こっちに着替えがあるからコレを着て頂戴」
サーニャ「ピンクに白の……布?」
芳佳「これって……」
美緒「宮藤は知っているだろうな。サーニャ、私が着付けてやるからこっちに来るんだ」
サーニャ「は、はい」
エイラ「むぅ……上手く着れないゾ……」ガサガサ
ペリーヌ「たぶん、これはこうして……こうですわ」
エイラ「おぉ! ペリーヌ、知ってるのカ! すごいゾ」
ペリーヌ「いいえ。でも服の乱れは規律の乱れ。これくらい淑女の嗜みの一つですわ」
リーネ「あ、あのペリーヌさん、私もお願いします……」プルンッ
ペリーヌ「いいですわ。はい、そこに立って……」
12 :もーん ◆CB7w5rWLD6[saga]:2014/08/18(月) 21:11:57.48 ID:AvxI6rYB0
バルクホルン「うむ、この落ち着いた色合い、気に入ったぞ」
ミーナ「トゥルーデに似合うからって美緒がね」
エーリカ「動きづらい~、落ちる~」
シャーリー「こらこら、汚れるぞハルトマン。坂本少佐にやってもらえ」
ルッキーニ「キャッキャ」
シャーリー「ルッキーニも、せっかく着付けてもらったんだからあんまり動くなよ~?」
美緒「これで着替え終わったな。おぉ……皆似合ってるじゃないか。派手に動くと崩れるからゆっくり動けよ?」
ハーイ ハーイ
芳佳「でもどうして浴衣なんかを……」
美緒「ふふ。外に出れば分かるぞ」
13 :もーん ◆CB7w5rWLD6[saga]:2014/08/18(月) 21:13:04.35 ID:AvxI6rYB0
501基地 夕方 外
ピーヒャラ~ ドンドン
サーニャ「外に、ランプみたいなものがぶら下がって……? お店もいっぱい……」
芳佳「町の人もいっぱい来てる! これって……」
エイラ&リーネ「夏祭り!」
サーニャ「夏祭り?」
エイラ「そうダ。扶桑の方ではな、この季節になると、こんなパーティーみたいなモノを開くらしいンダ」
リーネ「町の人が皆で集まって、夏の暑さを忘れて踊ったり、遊んだりするんだって」
シャーリー「皆で協力して仕入れたんだぞ~。大変だったけど楽しかったなぁ~あははは」
ミーナ「それと夏祭りのために今日一日だけ501基地を開放したのよ。どう? 人もいっぱいいるから雰囲気あるでしょう」
ミーナ「もちろん、必要以上のウィッチとの接触は避けるように伝えてはあるから安心して頂戴」
美緒「ふふ。やはり祭りは皆で楽しむものだ、我々だけでは味気ないからな」
ミーナ「まぁ、町の人へのお礼の意味も兼ねての開放だから、今回はちょうど良かったわ」
芳佳「でもどうして急に?」
エイラ「今日はサーニャとミヤフジの誕生日だろ? 特別な日にしたかったンダ」
ミーナ「エイラさんとリーネさんが率先して頑張ってくれたのよ?」
サーニャ「エイラ……」
芳佳「リーネちゃん……」
14 :もーん ◆CB7w5rWLD6[saga]:2014/08/18(月) 21:13:37.65 ID:AvxI6rYB0
エイラ・リーネ・ペリーヌ・バルクホルン・エーリカ・シャーリー・ルッキーニ・ミーナ・美緒・私「お誕生日、おめでとう!!!」
サーニャ「嬉しい……ありがとうございます」
芳佳「あははは! すごく嬉しいです! ありがとうございます、皆さん!!」
ミーナ「いいのよ。私達も楽しみながら準備が出来たもの、これくらいなんてことはないわ」
美緒「さぁさぁ、まだ始まったばかりだ! 諸々は後にして、まずは扶桑の夏祭りを楽しんでくれ」
ルッキーニ「ウジュー! いっちばぁ~ん!!」ピューンッ
シャーリー「あっ、こらルッキーニ!」ダッ
ペリーヌ「もう、節操というものを……」
リーネ「どこから行けばいいんだろう」
芳佳「じゃあリーネちゃんとペリーヌさんは私が案内してあげる!」
エイラ「ワタシ達も行くカ」
サーニャ「えぇ、そうね」
エーリカ「いも! いもー!! と後お菓子!」ピューンッ
バルクホルン「ハルトマン……はぁ……まったく。主役を差し置いて浮かれおって……」
15 :もーん ◆CB7w5rWLD6[saga]:2014/08/18(月) 21:14:26.62 ID:AvxI6rYB0
射的の屋台
バルクホルン「うぉおおおおおおおおおおおおおおおお!! 次こそ負けん!! もう一回勝負だ、ハルトマン!」
エーリカ「えー、まだやるのー?」
バルクホルン「今のはこの空気銃が悪いんだ。武器の整備もなっとらんようでは、」
エーリカ「あー、はいはい。お兄さん、もう一回おねがーい」
射的の整備兵A「ア、ドゾ……」
バルクホルン「くっ! なぜだ、なぜ当たらん! 先ほどは銃身が左曲がりだと思ったが、なぜ今度は右に……くっ!!」
エーリカ「それでいいのー? じゃあ次私の番ね」
バルクホルン「ふんっ、さっきのは偶然で、」
エーリカ「ばんばんばぁ~ん♪」ポトポトポトッ
エーリカ「はい、百発百中~!!」
バルクホルン「おかしい! ハルトマン、この銃でやってみろ。今度はさすがに、」
エーリカ「ばんばんばぁ~ん♪ はいっ、これでいい?」
バルクホルン「なぜだあああ!!! くっ……もう一回だ、ハルトマン!」スカッスカッスカッ
エーリカ「えー……お腹空いたよ、何か食べようよトゥルーデぇ……」
ナゼダアアアアアアアアアアアアアアア ナゼアタラン! コウナッタラMG42ヲ持ッテキテ……ガヤガヤ
エーリカ「あっ、じゃがバタ! おいしそう!」トテトテトテ
16 :もーん ◆CB7w5rWLD6[saga]:2014/08/18(月) 21:15:50.29 ID:AvxI6rYB0
りんご飴の屋台&水風船釣りの屋台
りんご飴屋の料理兵A「ありがとうございました!」
ルッキーニ「ウジュー! りんご飴っておいしぃ~!」
シャーリー「あんまり急いで食べると歯が欠けるからなー、ゆっくり舐めるようにして食べろよ~」
ルッキーニ「アイアイサー! ん、ねぇねぇシャーリー! 見て見て、水に何か浮いてるよ!」
シャーリー「あぁ、あれは水風船って言ってな。……うん、実際に取ってみた方が早いな。お兄さん、一回お願い」
水風船釣りの整備兵B「了解! 発進、どうぞ!」
シャーリー「いいかい、ルッキーニ。このティッシュの先にある針で水風船を釣るんだ」
ルッキーニ「分かった! やってみるね!」シュッ ビリッ
シャーリー「あー……もっとゆっくり慎重に……こうやって……こうだ」ヒョイッ
ルッキーニ「わぁっ! すごいすごい! もっかい! もっかいやりたい!」
シャーリー「あぁ、いいぞ。ほら、次こそ仕留めるんだ!」
ルッキーニ「まずは狙いを付けて……ゆっくりと下ろして……一挙に真っ直ぐ……こう!」ヒュッ
シャーリー「おぉ!!」
ルッキーニ「わぁい! 取れたよシャーリー! えへへ~」
シャーリー「それで、指に水風船の先のゴムをくくりつけて……こうやって遊ぶんだ」バイーンバイーン
ルッキーニ「なにこれ、たのしー!!」キャッキャ バイーンバイーン
17 :もーん ◆CB7w5rWLD6[saga]:2014/08/18(月) 21:16:57.13 ID:AvxI6rYB0
焼きそばの屋台
芳佳「あ、これ! 久しぶりに食べたかったんだ~。一つお願いします」
焼きそばの料理兵B「あいよ、紅しょうが山盛り~」
ペリーヌ「何ですの、この……茶色いパスタは」
リーネ「でも、なんだか良い匂い~」
芳佳「お祭りの定番の食べ物だよ。確かにこっちではソースなんて使わないから珍しいですよね」
ペリーヌ「でもどうして一つ? 三人いるのだから、三つではなくて?」
芳佳「甘い、甘いですよペリーヌさん。お祭りの屋台って、どれもおいしいんです」
ペリーヌ「は、はぁ……」
芳佳「だから三人で分けっこして、三倍他の料理も楽しむんです!」
リーネ「なるほど!」
芳佳「昔、扶桑でみっちゃんと行った夏祭りではしゃいで食べすぎちゃって、それで……あ……」
リーネ「みっちゃん? 誰かな? ねぇ、芳佳ちゃん」
芳佳「な、何でもない何でもない。それで、まぁこうして皆で分け合うことによって他の料理が楽しめるワケです」
18 :もーん ◆CB7w5rWLD6[saga]:2014/08/18(月) 21:17:38.75 ID:AvxI6rYB0
ペリーヌ「それは理にかなっていますわね。でも、これは……」
芳佳「一口食べてみてください。きっとおいしいですよ」
ペリーヌ「うっ、そこまで言うなら……あー……む」オソルオソル
芳佳「どうです?」
ペリーヌ「あら、おいしいですわ! 少し野蛮な味がしますけれど、でもこれは……」モグモグ
芳佳「リーネちゃんも、はいっ」
リーネ(え、あれ……? 何で私だけアーンされてるんだろう。まぁいいや、好きだから)
リーネ「あーん……んっ、うん! 芳佳ちゃん……おいしいよ!」
芳佳「でしょ? えへへ。私も食べよーっと。あむ」モグモグ
ペリーヌ「……あら、もう無くなってしまったの?」
芳佳「そんなに好きになってくれたのなら、今度お昼で作りますから期待していてくださいね」
ペリーヌ「えぇ。……あら? あの子供が持っている……あれは……」
リーネ「何でしょうか、丸くて茶色くて……?」
芳佳「シャーリーさんはいないし、たぶん大丈夫だと思うんだけど、中にたこが入ってるお好み焼きみたいなものかな」
ペリーヌ「お好み焼きとは……」
19 :もーん ◆CB7w5rWLD6[saga]:2014/08/18(月) 21:18:09.79 ID:AvxI6rYB0
芳佳「えーっと……あぁ、アレです。あれがお好み焼きで……一つください!」
お好み焼きの料理兵C「熱いうちにどうぞ!」
リーネ「これも初めてみる食べ物……」
芳佳「小麦粉とキャベツとお肉が基本で、後は好きなモノをいれていいんだよ。だから、お好み焼き」
ペリーヌ「へぇ、なかなかシャレていますわね」
芳佳「向こうにあったたこ焼きっていうのは、この基本系を丸めてお肉の代わりにタコを入れるの」
リーネ「同じような食べ物でも名前が一つ一つ違うんだね」
芳佳「うん。扶桑の別の地域では広島風お好み焼き、なんてモノもあってそれはさっきの焼きそばが入ってて……」
『私は広島に住んでいたこともあり、広島風お好み焼きがとても好きです』
ペリーヌ「い、今のは一体誰ですの……?」
リーネ「さ、さぁ……」
芳佳「屋台の人も言ってたけど、こういうのは熱いうちに食べるのがおいしいんだよ。さ、食べて」
ペリーヌ「はふはふ……もぐもぐ」
リーネ「んっ、これもおいしい! このソースっていうの、作ってみたいな」
芳佳「うん、いいよ。たぶんここでも作れると思うんだけど……あ、向こうに行こうよ! 今度はデザートがある!」タタタッ
リーネ「あ、待って芳佳ちゃん!」タタッ
ペリーヌ「ふふっ、二人ともはしゃいで……でも、こういうのも悪くありませんわね」タッ
20 :もーん ◆CB7w5rWLD6[saga]:2014/08/18(月) 21:18:43.78 ID:AvxI6rYB0
焼き鳥屋台
ミーナ「上手くいったようね」
美緒「そのようだな。しかしよく上層部が許可したな、こんな行事を」モグモグ
ミーナ「少しからかっただけよ? ふふふ」
美緒「まったく、ミーナは怖いなぁ。味方で良かったよ」
ミーナ「あら、そうかしら。それにしても、この焼き鳥っていうの、おいしいわね」
美緒「だろう? 基本は鳥なんだが、豚肉や牛肉、果てはアジ串なんて派生もあるくらいメジャーな食べ物だ」
ミーナ「へぇ~。あら、これは……レバー?」
美緒「あー、それは好き嫌いが別れるが……まぁミーナは好きだろうな」
ミーナ「ふふっ、何よそれ」
美緒「はっはっは。……おっと、時間だ。もうすぐ始まるぞ。今回の目玉がな」
ミーナ「あの子達、集めなくてもいいの?」
美緒「思い思いの時間を過ごすのもいいだろう。皆見上げるのは同じ空なんだからな」
ミーナ「それもそうね」
21 :もーん ◆CB7w5rWLD6[saga]:2014/08/18(月) 21:19:48.51 ID:AvxI6rYB0
お面屋台
エイラ「そう、もう少し左にズラして……おぉ! とっても似合ってるぞ、そのお面!」
サーニャ「これは……キツネ?」
エイラ「何でも扶桑では古くからキツネは霊的要素が高い生き物だったそうダ。それにちなんでキツネのお面が多いンダ」
サーニャ「確かに、これちょっと怖い……」
エイラ「そうカ? 似合ってるぞ……あの、その、浴衣も……」ボソボソ
サーニャ「なぁに? 何か言った?」
エイラ「に、似合ってるゾ! 浴衣!! //////」カァァァ
サーニャ「うん、聞こえてる」ニコッ
エイラ「~~~~~~~!!! ///////」
サーニャ「ありがとう、エイラ」
エイラ「あ、あぁ……まぁナ /////」
サーニャ「ふふっ♪」
22 :もーん ◆CB7w5rWLD6[saga]:2014/08/18(月) 21:20:16.27 ID:AvxI6rYB0
エイラ「そ、そーだ! お腹もいっぱいになったし、アレ食べてみよう」ビッ
サーニャ「カキ氷?」
エイラ「一つクレ! 味は……オススメで」
カキ氷屋台の料理兵D「あいよー」
サーニャ「あ、青い……」
エイラ「これは……ブルーハワイっていうヤツかな? そこの写真と一緒だ」
サーニャ「私、青い食べ物って初めて」
エイラ「ワタシもダ。じゃあまずはワタシから……あー……む」
サーニャ「どう?」
エイラ「冷たいけど、おいしい……と思うんダナ、ウン」
サーニャ「私も……あむっ……ほんと、冷たい……うん、でもおいしいわ」
エイラ「冷たくてキモチがいいんダナ!!」
サーニャ「ほんと、涼しくて、でも頭が……」キーン
23 :もーん ◆CB7w5rWLD6[saga]:2014/08/18(月) 21:20:48.45 ID:AvxI6rYB0
エイラ「なぁサーニャ。今日食べた中でどれが一番おいしかったンダ?」
サーニャ「どれも美味しくてまた食べたいけれど、今食べてるこの綿飴っていうの、とても美味しいわ」
エイラ「まだ大丈夫だろうけど、すぐに落ちるらしいから気をつけるんダゾ」
サーニャ「うんっ。あ、それとチョコバナナも好きだわ」
エイラ「そうか、じゃあ今度ミヤフジに作ってもらうカ」
サーニャ「ううん、皆で作ってみたい」
エイラ「……! そうか、じゃあ張り切って美味しいの作ってみるカ!」
サーニャ「ふふっ、そうね」
エイラ「ソウダ、もうすぐ時間か……あ、ちょっと待っててクレ。とっておきの飲み物買ってくるカラ」
サーニャ「私も一緒に……」
エイラ「いいんだ、主役はそこで休んでてクレ。ひとっ走りしてクル」ダッ
24 :もーん ◆CB7w5rWLD6[saga]:2014/08/18(月) 21:22:06.60 ID:AvxI6rYB0
サーニャ「……」ポツン
サーニャ「あむっ」
サーニャ(綿飴……甘くておいしい……)
サーニャ「……」
サーニャ(明るいランプに照らされた501の基地。人もたくさんいて、なんだか別の世界に来たみたい)
サーニャ(楽しいな……こんなに楽しいこと、毎日あればいいのに……)
サーニャ「……?」ジッ
サーニャ(きょろきょろしてる女の子……はぐれちゃったのかな……)
サーニャ「どうしたの?」テクテクテク
女の子「お父さんと、お母さんが……ひっく、えっく……」
サーニャ(お父さんと、お母さん……)
サーニャ「そうなの……うん、私が一緒に探してあげる。だから泣かないで。……ね?」
女の子「うん……えぐっえぐっ……」
サーニャ「あの、少し食べちゃったけど、食べる?」
女の子「うん……あむっ……えぐっ……ん、おいしい……」
サーニャ「ふふっエライね。そんなに広くないからすぐ見つかるわ。手を繋いで、はぐれないように」
25 :もーん ◆CB7w5rWLD6[saga]:2014/08/18(月) 21:22:47.60 ID:AvxI6rYB0
サーニャ「……」カランコロン
女の子「……」テクテクテク
サーニャ(どうしよう……こういう時、何を話せばいいのか分からない……)
女の子「れろれろ……ねぇ、お姉ちゃんは一人で来たの?」わたあめもぐもぐ
サーニャ「私? 私は……」
サーニャ(えーっと、えーっと……)
サーニャ「友達……だけどとっても大切な人と来たの」
女の子「ふぅん。この辺に住んでる人なの? お姉ちゃん、あまり見た事無いから」
サーニャ「そうよ、でも普段は会うことは無いかもしれないわ。あまり外に出ないから……」
女の子「外は楽しいよ? 今日なんて皆と遊んで笑って、それで今日ここに来て、はぐれちゃったけど、楽しいことがいっぱい!」
サーニャ「ふふっ、そうなんだ。……でも私は少し難しいの」
女の子「……寂しくない?」
サーニャ「どうして?」
女の子「だって、外にいけずに遊べないなんて、私だったら寂しくて我慢出来ないもん」
サーニャ「今はまだいいの。今はまだ。だって、私には“家族”がいてくれるもの」
女の子「……? でも、それなら寂しくないね!」
サーニャ「……うん」ニコッ
26 :もーん ◆CB7w5rWLD6[saga]:2014/08/18(月) 21:27:59.35 ID:AvxI6rYB0
女の子「ねぇねぇ、お姉ちゃん。ここって軍人さんの基地なんでしょ?」テクテクテク
サーニャ「えぇ、そうよ」カランコロンカランコロン
女の子「ここの基地にすごく強いウィッチが11人も集められてるって知ってた?」
サーニャ「へぇ、そうなの。私、ちっとも知らなかったわ」
女の子「一人ひとりが国から選ばれた最強のウィッチなんだって!」
女の子「それでね、この間なんかこの近くに出現したネウロイを……」
サーニャ「ねぇ。どうしてそんなに詳しいの? この間のことなんか、まだ何も……」
女の子「お姉ちゃん、全然知らないんだね。町はウィッチの話で持ちきりだよ?」
サーニャ「えっ……?」
女の子「町も国も世界も守ってるんだもん。皆ここの人や世界で戦ってる人に感謝してるの」
サーニャ「そっかぁ。ふふ、そっか……」
27 :もーん ◆CB7w5rWLD6[saga]:2014/08/18(月) 21:29:00.47 ID:AvxI6rYB0
女の子「私ね、大きくなったらウィッチになるの! そしつ?ってのが必要らしいんだけど、何とかなると思うの」
サーニャ「そう、エライね」ナデナデ
女の子「大きくなったら私も皆と一緒に戦って……」
サーニャ「でも、もしかしたらその時までには戦いは終わっているかもしれないわ」
女の子「?」
サーニャ「貴方も言ったように、ここには各国から強いウィッチが来てるもの。すぐに戦争なんて終わってしまうわ」
女の子「うん、そうだね!」
サーニャ「だから、貴方は貴方が本当にやりたいことを目指すといいわ。きっと、今戦ってるウィッチもそう思っているはずよ」
女の子「うん……」
サーニャ「だから、その代わり祈っていて欲しいの。皆が無事に帰ってきて、平和な世界が訪れるように。 ね?」
女の子「お姉ちゃん……うん、あたし分かった!」
サーニャ「きっと貴方みたいな子に祈ってもらえたら、皆もっと強くなって、ネウロイなんかすぐに全部倒しちゃうわ」
女の子「えへへ……」
28 :もーん ◆CB7w5rWLD6[saga]:2014/08/18(月) 21:29:33.47 ID:AvxI6rYB0
女の子「あっ! あそこ、お父さんとお母さん!」
サーニャ「そう、良かったね。今度ははぐれちゃダメよ?」ニコッ
女の子「うんっ! じゃあねお姉ちゃん、ありがとう! またね」ペコリ
サーニャ「こちらこそありがとう。また、会えるといいね」フリフリ
女の子(良かったぁ……優しいお姉ちゃんで。また、会えるといいな……)テクテクテク
ガヤガヤガヤ……
エイラ「サーニャ!! ここにいたのか、良かっタ……」タッタッタッ
女の子(お姉ちゃんが言ってた、一緒に来た人ってあの人のことなのかな?)テクテクテク
女の子(あれ、今あの人サーニャって……)テクテクテク
女の子(あ! あの長い髪の人、どこかで見たことある……)テクテクテク
女の子(そういえば、さっきのお姉ちゃんもどこかで……)わたあめもぐもぐ
女の子(サーニャって名前……あの人達って、もしかして……あーーーー!!!)
29 :もーん ◆CB7w5rWLD6[saga]:2014/08/18(月) 21:30:09.44 ID:AvxI6rYB0
サーニャ「ごめんね、少し歩いていたら迷っちゃって……」
エイラ「いや、私の方こそ……扶桑の美味しい飲み物でラムネっての探してきたんだけど、最後の一つでサァ……」
サーニャ「じゃあ二人で一緒に飲みましょう」
エイラ「え、あ、う……うん……//////」
エイラ(食べ物の共有は良いんだけど、飲み物の共有は、やっぱり恥ずかしいゾ……/////)
ヒュー……ドーーーン!! パチパチパチ……
サーニャ「っ!」ビクッ
エイラ「ぉ、始まったナ。サーニャ、見てごらん」
サーニャ「あれは……星弾?」
エイラ「アハハハ。違うゾ、照明弾なんかじゃない。扶桑に伝わる、花火ってヤツらしいゾ」
ヒュ~~~~……ドーーン!!! パチパチパチ……
サーニャ「花火……」
エイラ「あぁ、ソウダ」
サーニャ「キレイ……それにすごく大きな音……わぁ……あれもキレイ……」パァァァ
ヒュ~……ドォーーン!!! パチパチパチパチ……
シャーリー『ミヤフジは扶桑を思い出せて、サーニャは外国の文化に触れられる。良いと思わないか?』
エイラ(大成功だよ、シャーリー!!)
30 :もーん ◆CB7w5rWLD6[saga]:2014/08/18(月) 21:30:43.08 ID:AvxI6rYB0
エイラ「喜んでくれたら、ワタシは嬉しいゾ。サーニャにこれを見せたかったンダカラ」
サーニャ「えぇ、とっても……!! ありがとう、エイラっ」
エイラ「うん。良かった、喜んでくれて。フフフ」
サーニャ「あっ! あれは土星のカタチ……あれはハートのカタチ!! すごい、すごいわエイラ!」
エイラ「ワタシも花火は初めて見たけど、こんなにキレイで、音も大きくて……扶桑って本当にすごいナ。かなわないヨ」
サーニャ「赤、緑、黄、どれも違う色。……まるで夜空の宝石みたい」
エイラ「宝石かぁ。なるほど、詩的ダナ」
サーニャ「ふふっ、キレイ……」ボーッ
エイラ「っと、もっとよく見えるところがあるンダ。そこに行コウ」ギュッ
サーニャ「そうなの? 私、もっと見たいわ!」ギュッ
31 :もーん ◆CB7w5rWLD6[saga]:2014/08/18(月) 21:32:06.02 ID:AvxI6rYB0
501基地 滑走路
サーニャ「あっ……!」カランコロン
エイラ「なぁんだ、私達だけだと思っていたんだけどナァ」
芳佳「皆さん、考えることは一緒ですね。あはは」
ペリーヌ「エイラさんと私を一緒にしてもらっては困りますわ!!」
リーネ「ペリーヌさん、そういう意味じゃ……」
美緒「あの屋台の広場からは、一般人はこちらに来れないからな。まぁ、役得だろう」
ミーナ「こっちは真っ暗で、向こうは小さな明かりが揃ってひしめき合って……この景色もいいわね」
バルクホルン「喧騒を離れれば、また別の一面も見せるとはな。夏祭り、案外悪いものじゃないな」
エーリカ「悪いものじゃないって、トゥルーデ私よりはしゃいでたじゃん……」
シャーリー「まさかバルクホルンとルッキーニが水風船釣りで競い合うだなんて夢にも見なかったよ」
ルッキーニ「ウジュー! あたしはシャーリーのアドバイスがあったからね~! 勝って当然!」エッヘン
32 :もーん ◆CB7w5rWLD6[saga]:2014/08/18(月) 21:32:47.41 ID:AvxI6rYB0
美緒「ほら、またあがるぞ」
ヒューーーー…………ドォォーーーーン!!!!! バチバチバチバチ……
ミーナ「今のは大きかったわね。心臓まで響いたわ」
バルクホルン「ふむ、あれくらいの火薬の量だと、ネウロイに対して……」
エーリカ「あぁ、トゥルーデが雰囲気にあてられてオカシク……それとも正気に戻ったのかな?」
芳佳「たーまやー!! かーぎやー!!」
リーネ「突然どうしたの? 芳佳ちゃん」
芳佳「扶桑にはね、花火があがったらこうやって叫ぶ伝統があるんだよ」
ペリーヌ「どういう意味でして?」
芳佳「あー、あはは……分かんない……」
美緒「はっはっは。昔な、鍵屋という大きな花火屋があったんだ。いつしかのれん分け……まぁ店を独立させるという意味だ」
美緒「そののれん分けで出来たのが玉屋という花火屋でな。昔から花火が上がるたびに掛け声をかけていたんだ」
美緒「まぁ意味など無いのかもしれないが、そういう風習でな。これも一つの勉強だ、皆も叫ぶといい」
33 :もーん ◆CB7w5rWLD6[saga]:2014/08/18(月) 21:33:50.21 ID:AvxI6rYB0
ヒュ~~~……ドォォーーン!!
美緒・ミーナ・バルクホルン・エーリカ・シャーリー・ルッキーニ「た~~まや~~~!!!」
エイラ・サーニャ・芳佳・ペリーヌ・リーネ・私「か~~ぎや~~~!!!」
パチパチ……
芳佳「えへへ、気持ち良いね!」
リーネ「そうだね、芳佳ちゃん!」
ペリーヌ「素晴らしい文化ですわ、坂本少佐!!」
エイラ「どうだ、サーニャ。ここからだと近くてさっきよりも大きく見えるダロ?」
サーニャ「うん、とってもステキ……ふふふ。た~まや~!」
美緒「おっ、サーニャその調子だ! か~ぎや~!!」
バルクホルン・エーリカ・ミーナ「た~まや~~!」
ルッキーニ・シャーリー「か~ぎや~~!!」
34 :もーん ◆CB7w5rWLD6[saga]:2014/08/18(月) 21:34:31.55 ID:AvxI6rYB0
ミーナ「皆、あまりはしゃぎすぎて疲れないようにね?」
リーネ「この後はスイカと、スイカを使ったケーキを用意してますからね」
芳佳「それは楽しみだなぁ~! スイカなんていつぶりだろう~」
美緒「スイカか。これまた随分とシャレたモノを調達したもんだ」
ルッキーニ「わぁい、ケーキ! ケーキ!」
エーリカ「ケーキ!! 待ってたんだぁ~。ねぇ、早く食べにいこうよぉ~」
バルクホルン「ハルトマン……お前は……」ガミガミクドクド
シャーリー「それを食べたら今度はテラスでコレだ!」ジャーン!
エイラ「アハハハハ。まったく、気が早いナァ~」
サーニャ「何? これ」スンスン
エイラ「ハハハ、きっと分からないゾ」
サーニャ「火薬の匂い……新しい武器?」
エイラ「あぁ、いや……違うゾ……あの花火を小さくして手持ちにしたモノダ」
シャーリー「たくさん用意したからな! みんなでめいっぱい遊ぼう!!」
ミーナ「その後は、お待ちかねのプレゼント渡しね」
リーネ「私、芳佳ちゃんのために頑張って作ったの! 気に入ってくれるかな……」
芳佳「もちろん! リーネちゃんの手作り、楽しみだなぁ~」
エーリカ「にししっ……、エイラなんかサーにゃんのために大金はたいて、」
サーニャ「そうなの?」
エイラ「ワァァァ~! 言うなヨ! オィィー! ハルトマン!」
サーニャ「ふふ、あははっ」ニコッ
テテテテンッ デデデンッ! つづく
35 :もーん ◆CB7w5rWLD6[saga]:2014/08/18(月) 21:35:51.51 ID:AvxI6rYB0
オワリナンダナ
読んでくれた方、ありがとうございました。
お久しぶりです。この時まで書いては溜めていました。これから放出していきます。
そろそろ誰かアヘる時が来たようですね。
長く間が開いてしまったので、他のアレを載せます。
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1404909115/
http://www.pixiv.net/member.php?id=6039482
次回作戦開始予定:八月二十九日フタフタマルマル
某まとめサイト様、並びに各所でコメントくださる方、いつもありがとうございます。
それでは、また。
ストパンO.V.A.マデ5週連続デ投稿シ続ケルンダナ
36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2014/08/18(月) 21:38:57.33 ID:IsdwbXlPO
久しぶりにあんたのを見たよ
いいものだ、これからも細細とでもいいから続けておくれ
37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2014/08/18(月) 22:04:35.51 ID:fi0DRfV8o
乙!
6ヶ月ぶりのストパンktkr
38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)2014/08/18(月) 22:11:08.20 ID:M1J6K9xg0
オツカレナンダナ
久々のストパンSS投稿待ちかねたぞ
アヘ顔のほうもあくしろよ!
39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2014/08/18(月) 22:25:17.25 ID:wthWiKMH0
いいものだった、乙
でも出来れば自分を登場させないで欲しい
そういうのは夏目漱石だけで充分だ
40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2014/08/18(月) 22:27:12.49 ID:E4JHEk1jo
誕生日の夜中は二人でお楽しみじゃないんですかね
41 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2014/08/19(火) 01:44:59.63 ID:/OM07ZgvO
ってなんで私くんが!?
おすすめSS
エイラ「サーニャ、おいで」
あのエイラがヘタレてない!?いつもと様子が違うエイラにサーニャは・・・そして原因は?
エイラ「くじ引きでポッキーゲーム?」
501でポッキーゲーム、宮藤さんは通常運転です!
エイラ「サーニャのおっ□い画像キボンヌ・・・と」
惚れ薬を通販(笑)で入したエイラ、しかし飲む人物は安価で決まる!!
サーニャ「501の皆と仲良くなるために、私は今日も部屋を間違える」
ねぼけた振りしてみんなの部屋に。隊の面々はどういう反応をするんでしょう?
宮藤「エイラさん、えっちな本が落ちてます!」
現代IF、中学生男子みたいな二人の反応がかわいいです!オチもよかったです。

Entry ⇒ 2014.09.05 | Category ⇒ ストライクウィッチーズ SS | Comments (9) |
サーニャ「空に明星ふたつ」

1 : ◆VJRQu9X6ME [saga]:2014/05/30(金) 17:40:20.60 ID:8QXJrdj/o
~1945年6月、ブリーフィングルーム~
エイラ「あついなぁ、サーニャ」
サーニャ「そ、そうね」
サーニャ(エイラがそんなに寄りかかって来るからじゃ……)
エーリカ「ふふっ」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1401439220
2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/05/30(金) 17:53:46.76 ID:8QXJrdj/o
ミーナ「はい、では今日のブリーフィングを始めます」
ミーナ「なにか変ったことはない?」
エーリカ「ふわぁ……」
サーニャ「あ……あの……」
ミーナ「発言したいことがあるなら、大きな声でお願いします」
サーニャ「はい。夜間哨戒中に、正体不明の物体の存在を探知しました。おそらくネウロイかと思われます」
3 : ◆VJRQu9X6ME [saga]:2014/05/30(金) 18:03:54.33 ID:8QXJrdj/o
ミーナ「……困ったわね、この時期に」
ミーナ「了解しました。では夜間哨戒の数を増員して様子を見ましょう。サーニャと、あと、誰がいいかしら……」
ミーナ「って、聞くまでもないわよね」
バルクホルン「まあ、そうだな」
芳佳「そうですよね、ね、リーネちゃん」
リーネ「うん!」
ミーナ「エイラ中尉。お願いできる?」
エイラ「え、あ、うん、分かったゾ」///
シャーリー「まあ、そうなるわな」
ペリーヌ「当然ですわね」
エイラ「……」///
エーリカ「照れてる照れてる」
4 : ◆VJRQu9X6ME [saga]:2014/05/30(金) 18:18:54.08 ID:8QXJrdj/o
ミーナ「他になにかありませんか。――ありませんね。では今日のブリーフィングは終了します。各自訓練に励むこと。エイラさんとサーニャさんは夜に備えて眠っておいてね」
サーニャ「了解」
エイラ「分かっタ」
エイラ(またサーニャと同じ部屋で、同じ時間に寝れるんダナ)
エイラ(でもこうして、正式に認めて貰ってからなら――なんだか興奮してくるゾ)
エイラ(これってもしかして、公認カップルってやつ……)
エーリカ「このラブラブ夫婦め!」
エイラ「そんなんじゃネエからナ! 絶対に違うからナ!」///
5 : ◆VJRQu9X6ME [saga]:2014/05/30(金) 18:29:43.58 ID:8QXJrdj/o
~夜、夜間哨戒~
エイラ「さすがに6月とはいえ、夜は肌寒いナ」
サーニャ「手、繋ぐ?」
エイラ「お、オウ」///
サーニャ「エイラの手、温かくて、柔らかくて――まるでお母さんみたいで好き」
エイラ「ソ、ソウカ? サーニャの手も、大きくて強そうでいいじゃないカ」
サーニャ「……分かってないわね」
エイラ「エ?」
6 : ◆VJRQu9X6ME [saga]:2014/05/30(金) 18:40:08.45 ID:8QXJrdj/o
サーニャ「まあいいわ。この手は、お父さんがくれた手」
サーニャ「ピアノを弾くのに、とても便利だわ」
エイラ「……そう言えば最近、サーニャのピアノ聞いてねーナ」
エイラ「たまには聞かせて欲しいゾ」
サーニャ「……また今度、ね」
7 : ◆VJRQu9X6ME [saga]:2014/05/30(金) 18:48:39.67 ID:8QXJrdj/o
♪♪♪~
サーニャ「エイラ、聞こえる?」
エイラ「聞こえるゾ」
サーニャ「これ、リリーマルレーンね」
エイラ「リリー? 丸? なんだそれ」
サーニャ「ほら、この前ミーナ隊長が歌ってた曲よ」
エイラ「ああ、あの曲かー」
エイラ(全然気付かなかったゾ……)
8 : ◆VJRQu9X6ME [saga]:2014/05/30(金) 19:04:26.29 ID:8QXJrdj/o
サーニャ「でも、おかしいわ」
エイラ「どうしたんダ?」
サーニャ「私は別に、ラジオ放送を傍受しようとはしていなかったのに、曲が聞こえてくるなんて」
エイラ「疲れてて、余計なものまで受信しちゃってるんじゃないカ? 今日ぐっすり眠れてなかったみたいだし」
サーニャ「そうかしらね……」
サーニャ(エイラを意識しすぎて眠れなかった、なんて言えない)
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/30(金) 19:12:05.82 ID:11WBDREso
二人とも意識しちゃって可愛いンダナ
10 : ◆VJRQu9X6ME [saga]:2014/05/30(金) 19:38:32.40 ID:8QXJrdj/o
サーニャ「それにしても、いい曲よね……」
エイラ「……」
エイラ(音楽を聞いてうっとりしてるサーニャ、可愛いゾ)
12 : ◆VJRQu9X6ME [saga]:2014/05/30(金) 19:51:53.46 ID:8QXJrdj/o
~明け方~
エイラ「結局今日はネウロイ、見つけられなかったナ」
サーニャ「夜間哨戒ではいつもほとんど見つからないんだし、気長にいきましょう」
エイラ「説得力あるナ。サーニャ、今日はしっかり寝るんだゾ」
サーニャ「う、うん……」
13 : ◆VJRQu9X6ME [saga]:2014/05/30(金) 20:14:39.77 ID:8QXJrdj/o
~朝、飛行場~
ミーナ「では行ってくるわね」
芳佳「いってらっしゃーい!」ブンブン
エーリカ「ミーナ、どこ行くの?」
美緒「朝のブリーフィングを聞いていなかったのか」
エーリカ「……すいません、寝てました」
美緒「上層部から、招集命令が出ているらしい」
エーリカ「ふーん。面倒なことにならなきゃいいけどね」
14 : ◆VJRQu9X6ME [saga]:2014/05/30(金) 20:22:25.55 ID:8QXJrdj/o
~二人の個室~
エイラ「zzz……」
サーニャ「……眠れない」
サーニャ(エイラのかわいらしいパジャマ、健やかな寝息……)
サーニャ(これまでそんなに意識したことなかったのに……)
サーニャ(エイラのことを思うと胸がドキドキするの、どうして――)
15 : ◆VJRQu9X6ME [saga]:2014/05/30(金) 20:30:54.23 ID:8QXJrdj/o
エイラ「zzz……」
サーニャ(こんなに大胆に脚を広げちゃって……)
サーニャ「……もしかして、誘ってるのかしら」
サーニャ(って、私、何を考えて――)
サーニャ(早く寝なきゃ)モゾモゾ
サーニャ「……」
16 : ◆VJRQu9X6ME [saga]:2014/05/30(金) 20:36:26.69 ID:8QXJrdj/o
サーニャ「やっぱり、眠れないわ」
サーニャ(ちょっと部屋をうろうろしてみよう)
サーニャ「……? これは……ハンカチ? 子猫のアップリケがついてる」
サーニャ「私がこの部屋にこんなもの持ち込んだ覚えはないし……」
サーニャ「ふふっ、エイラもけっこう可愛いもの、好きなんじゃない」
17 : ◆VJRQu9X6ME [saga]:2014/05/30(金) 20:43:21.14 ID:8QXJrdj/o
~夜~
♪♪♪~
サーニャ「まただわ」
エイラ「今度はなんの曲ダ?」
サーニャ「えーと、忘れちゃった。確かショパンの曲だったと思うんだけど……」
エイラ「ショパン、名前だけは聞いたことあるゾ」
エイラ「また今度弾いてクレ」
サーニャ「無理よ、ショパンは難しいもの。私の腕じゃ……」
18 : ◆VJRQu9X6ME [saga]:2014/05/30(金) 20:49:40.47 ID:8QXJrdj/o
エイラ「もし、サーニャが普通にウィーンで音楽の勉強を続けていられたら?」
サーニャ「弾けたかもしれないわ……」
エイラ「早く戦争を終わらせて、お父さんも探して、ピアノをやりたいんダロ?」
サーニャ「うん……うん」
エイラ「じゃあまず目の前の敵を倒さなきゃナ」
サーニャ「敵ネウロイの探知はされてるんだけど……また、姿の見えないタイプかもしれないわ」
エイラ「厄介ダナ」
19 : ◆VJRQu9X6ME [saga]:2014/05/30(金) 20:54:26.83 ID:8QXJrdj/o
~翌朝~
芳佳「あ、輸送機だ」
リーネ「あれはJU52。ミーナ中佐が帰ってきたみたい」
ブーン
リーネ「あ!」
芳佳「飛んだ!」
シュタッ
リーネ「うわぁー!」
芳佳「すごーい……」
ハンナ「やあ、初めまして、子猫ちゃん達」
20 : ◆VJRQu9X6ME [saga]:2014/05/30(金) 21:00:22.46 ID:8QXJrdj/o
~ブリーフィング~
ミーナ「まず、今回の作戦の援軍として参加することになった、第31飛行隊のハンナ・マルセイユ大尉」
ハンナ「……」
ハンナ(なんだ、この左のいちゃいちゃしたカップルは)
―――
ミーナ「では、これで会議を終了します。エイラさん、サーニャさんは少し話があるので残ってください」
21 : ◆VJRQu9X6ME [saga]:2014/05/30(金) 21:10:45.38 ID:8QXJrdj/o
エイラ「話って何ダヨ」
ミーナ「貴方達が探しているネウロイのことよ」
ミーナ「もしネウロイが現れたとしても、私たちは増援を差し出すことはできないわ」
サーニャ「どうして……ですか」
ミーナ「作戦遂行のためにマルセイユが援軍に来たことは会議で聞いたわよね? これは実は、上層部の人気取りのためなの」
ミーナ「だから彼女があげる戦果は大々的に公表されなければならない……裏を返せば、作戦期間とその前後数日間に、目立った作戦行動は取れない」
エイラ「極秘作戦というわけダナ」
ミーナ「一応501の皆には報告しておくけど、他人には絶対口外しないように」
23 : ◆VJRQu9X6ME [sage]:2014/05/31(土) 00:08:07.78 ID:yLa2Uf3ro
ミーナ「本当にごめんなさい。上層部の勝手な判断のために、貴方達を危険な目にあわせることになってしまって」
サーニャ「いいですよ」
ミーナ「サーニャさん……」
サーニャ「私とエイラのコンビネーションは抜群ですし、ね、エイラ」
エイラ「オ、オウ」///
ミーナ「色々と気苦労をかけるけど、お願いね」
24 : ◆VJRQu9X6ME [saga]:2014/05/31(土) 00:10:26.53 ID:yLa2Uf3ro
サーニャ「マルセイユ大尉、かっこいい」
エイラ「はあ?」
サーニャ「私、サイン欲しくなっちゃったかも」キラキラ
エイラ「……」
エイラ(サーニャが私から離れて行ってしまう……)
25 : ◆VJRQu9X6ME [saga]:2014/05/31(土) 00:14:02.63 ID:yLa2Uf3ro
~サーニャ、エイラの部屋~
サーニャ「ふわぁ……」
エイラ「眠いノカ、サーニャ」
サーニャ「エイラも眠い癖に」
エイラ「ふふっ、ふたり同じベッドで寝ようカ」
サーニャ「う、うん」///
26 : ◆VJRQu9X6ME [saga]:2014/05/31(土) 00:18:30.86 ID:yLa2Uf3ro
エイラ「やっぱり昨日も眠れてないみたいダナ」
エイラ「なにか心配ごとでもあるノカ? なんでも相談に乗るゾ」
ギュッ
サーニャ(エイラ、私の手を握って――)
サーニャ「――このまま」
エイラ「このまま?」
サーニャ「このまま手を繋いでて」
エイラ「え、うん、分かっタ」///
エイラ(勇気を出して良かっタ)
27 : ◆VJRQu9X6ME [saga]:2014/05/31(土) 00:24:09.05 ID:yLa2Uf3ro
ガチャ
ハンナ「よいしょ……と、ああすまん」
サーニャ「zzz……」
エイラ「zzz……」
ハンナ「って、寝てるのか」
ハンナ「お手々繋いで仲良くおねんねかい……こりゃめでたいな」
エーリカ「あ、そこ、サーニャ達の部屋」
ハンナ「そうみたいだな。アフリカに長いこと居続けると、どうもこういう大きな建物では迷ってしまうようになる」
ハンナ「この二人はなんだ、恋人同士か何かか?」
エーリカ「その通り」
ハンナ「ほーう……。それよりハルトマン、勝負だ!」
エーリカ「へいへい」
28 : ◆VJRQu9X6ME [saga]:2014/05/31(土) 00:27:15.18 ID:yLa2Uf3ro
~夜~
サーニャ「今日は、ぐっすり眠れた」
エイラ「良かったナ」
サーニャ(分かった、私の気持ち)
サーニャ(私は、エイラのそばにいたい)
サーニャ(エイラに、触れたい。エイラに、キスしたい)
エイラ「ドウシタ?」
サーニャ「ううん、なんでもないわ」
29 : ◆VJRQu9X6ME [saga]:2014/05/31(土) 00:32:50.63 ID:yLa2Uf3ro
♪♪♪~
サーニャ「また、音楽が流れてきた――」
エイラ「もう、間違いないナ」
サーニャ「ええ、音楽を流してるのは、ネウロイみたいね」
エイラ「この曲は?」
サーニャ「えーと、……」
サーニャ(ハッ! この曲は……)バッ
エイラ「どうしたんダ、サーニャ」
サーニャ「嫌だ、聞きたくない、聞きたくない!」
サーニャ(どうして、どうして耳をふさいでも音が聞こえるの?)
30 : ◆VJRQu9X6ME [saga]:2014/05/31(土) 00:37:23.36 ID:yLa2Uf3ro
夏の日々は暮らしやすい
魚は飛び跳ねて、木綿の木は高く育つ
パパはお金持ちで、ママは美しい
だから赤ちゃん、どうか泣かないで
ある朝、あなたは歌い出し
翼を広げて大空へ羽ばたくだろう
でもその朝まで、怖がることなんて何もない
パパとママが側にいるから
31 : ◆VJRQu9X6ME [saga]:2014/05/31(土) 00:39:31.63 ID:yLa2Uf3ro
サーニャ(パパもママも、そばにいなかった)
サーニャ(私は、――私は、一人)
エイラ「この歌詞が気に入らないノカ?」
サーニャ「エイラ、エイラには、分からないわ」
エイラ「惑わされるんじゃない、サーニャ! こんなのただの音楽じゃナイカ!」
サーニャ「……っ!」
サーニャ「音楽を侮辱するのね、エイラ」
エイラ「え、いや、そういう意味じゃなくって」
サーニャ「エイラなんて、知らない!」
サーニャ(私がどれだけ音楽を好きか、音楽に影響されてきたか、エイラは分かっちゃいないのよ)
エイラ「サーニャ……」
32 : ◆VJRQu9X6ME [saga]:2014/05/31(土) 00:45:26.71 ID:yLa2Uf3ro
~明け方~
エイラ「今日も出てこなかったナ」
サーニャ「……」
エイラ「サーニャ……」
35 : ◆VJRQu9X6ME [saga]:2014/05/31(土) 19:03:43.52 ID:yLa2Uf3ro
~朝、食堂~
ハンナ「もう一杯!」
芳佳「あ、はい!」
ハンナ「戦士たるもの、たらふく食ってどんどんエネルギーにしなければな……」
ハンナ(ハルトマンには負けられん!)
ハンナ(……それにしても、あのサーニャとかいう奴、ほとんど飯に手を付けてないぞ)
ハンナ(夜間哨戒担当のウィッチと聞いていたが、大丈夫か……?)
36 : ◆VJRQu9X6ME [saga]:2014/05/31(土) 19:09:27.22 ID:yLa2Uf3ro
ハンナ「おい、サーニャ」
サーニャ「は、はい、何でしょうか」
ハンナ「戦士がそんな落ち込んだ顔をしていては、戦いでベストパフォーマンスは出せないぞ」
サーニャ「はい……」
37 : ◆VJRQu9X6ME [saga]:2014/05/31(土) 19:17:28.41 ID:yLa2Uf3ro
ハンナ「夜間哨戒は重要な任務だ。なにか悩みがあるなら、早くあのエイラに打ち明けるといい」
サーニャ「エイラには……相談できません」
ハンナ「ど、どうしてだ」
サーニャ「私、エイラと喧嘩しちゃったんです」
ハンナ「そうか……ウィッチの士気の維持は最優先事項だからな、私が相談に乗ってやろう」
サーニャ「あ、ありがとう、ございます」
サーニャ(マルセイユ大尉、こんな優しい一面があったのね)
サーニャ「実は私たち二人は、あるネウロイを探知しせん滅するという極秘任務を受けています――」
38 : ◆VJRQu9X6ME [saga]:2014/05/31(土) 19:27:16.37 ID:yLa2Uf3ro
――
ハンナ「なるほどな、父親が行方不明になった身に、サマータイムはつらいか……」
ハンナ「エイラも多分本気で怒ってるわけではないだろうし、今日から普段通りに接するのがいいんじゃないか」
サーニャ「でも……」
ハンナ「極秘任務の件は、絶対に口外しないから安心してくれ」
サーニャ「あ、いっちゃった……」
サーニャ(でも、相談に乗ってくれて、根は優しい人だと感じたわ)
サーニャ(戦う姿はかっこいいし――ファンになっちゃいそう)
エーリカ「惚れちゃった?」
サーニャ「きゃっ!? ハルトマンさん」
39 : ◆VJRQu9X6ME [saga]:2014/05/31(土) 19:36:26.53 ID:yLa2Uf3ro
エーリカ「根はいい奴なんだけどね……ただ、勝利にこだわりすぎてる部分があるだけで」
サーニャ「そうなんですか」
エーリカ「もちろん私も、極秘任務のことは黙っておくから安心して」
サーニャ「ありがとうございます」
エーリカ「今バルクホルンに、ハンナのサインを頼まれたんだけど、サーニャも欲しい?」
サーニャ(マルセイユ大尉の、サイン……)
サーニャ「欲しい……です。頂けるなら」
エイラ「……」ジーッ
40 : ◆VJRQu9X6ME [saga]:2014/05/31(土) 20:34:02.99 ID:yLa2Uf3ro
~サーニャ、エイラの部屋~
エイラ「……私なんかより、マルセイユ大尉の方が頼りがいがあるヨナ」
サーニャ「え? 何言って……」
エイラ「もう分かってるんだよ。私のこと、信用してないダロ」
サーニャ「いや、そんなことは……」
エイラ「……」
サーニャ「寝たふり……はあ」
41 : ◆VJRQu9X6ME [saga]:2014/05/31(土) 20:40:09.83 ID:yLa2Uf3ro
サーニャ(私、どうすればいいんだろう……)
サーニャ(……あ、またあの、子猫のハンカチだ)
サーニャ(湿ってるわ……)
エイラ「……」
42 : ◆VJRQu9X6ME [saga]:2014/05/31(土) 20:45:26.80 ID:yLa2Uf3ro
~夜~
エイラ「……」
サーニャ「……」
サーニャ「来てくれないかと思った」
エイラ「これは任務ダカラナ」
サーニャ「……」
エイラ「ほら、行くゾ」
サーニャ「うん」
43 : ◆VJRQu9X6ME [saga]:2014/05/31(土) 20:52:58.09 ID:yLa2Uf3ro
♪♪♪~
サーニャ「また、あの曲……サマータイム」
エイラ「サマータイムっていうのか、この曲」
サーニャ「前よりも、大きな音……嫌、やめて!」ブンブン
エイラ(サーニャ、取り乱してる)
ヒュゴオオオオオ
エイラ(……あ、あれは……ネウロイ!?)
エイラ(なんだあの巨大なアンテナは……)
エイラ(なるほど、あれでサーニャを妨害するラジオを受信してたんダナ)
エイラ『こちらエイラ、敵ネウロイを発見、攻撃に移るゾ』
ミーナ『了解。気をつけてね』
44 : ◆VJRQu9X6ME [saga]:2014/05/31(土) 20:58:22.98 ID:yLa2Uf3ro
エイラ(サーニャは動けないし……私一人での戦いだな)
エイラ「さあ来い!」ダダダダダ…
エイラ「……効かないか。フリーガーハマーなら、もしかして……」
エイラ「サーニャ! フリーガーハマーを!」
サーニャ「うううううぅ……ッ!」
エイラ「サーニャ!」
45 : ◆VJRQu9X6ME [saga]:2014/05/31(土) 21:08:19.82 ID:yLa2Uf3ro
サーニャ(胸が苦しい、頭が痛い……っ!)
エイラ「サーニャ! レーザーダ! シールドを貼るんダ!」
サーニャ「……」
エイラ「サーニャ!」グオオオン
エイラ(サーニャを、守らないと)
バシュウウウウウ
46 : ◆VJRQu9X6ME [saga]:2014/05/31(土) 21:11:51.47 ID:yLa2Uf3ro
エイラ「ハア、ハア……」
サーニャ「エイラ……」
サーニャ(エイラが、攻撃を受け止めてくれた……)
エイラ「シールドが張れるようになっといて良かっタ」
47 : ◆VJRQu9X6ME [saga]:2014/05/31(土) 21:18:21.70 ID:yLa2Uf3ro
夏の日々は暮らしやすい
魚は飛び跳ねて、木綿の木は高く育つ
パパはお金持ちで、ママは美しい
だから赤ちゃん、どうか泣かないで
ある朝、あなたは歌い出し
翼を広げて大空へ羽ばたくだろう
でもその朝まで、怖がることなんて何もない
パパとママが側にいるから
エイラ「サーニャ! 今はお父さんもお母さんも、近くにいない」
エイラ「でもきっと見つけ出す! 約束したじゃないか!」
エイラ「お父さんもお母さんも、探せばきっと見つかる! お父さんもお母さんも、サーニャの心の側で応援してくれてる!」
サーニャ「エイラ……」
48 : ◆VJRQu9X6ME [saga]:2014/05/31(土) 21:27:22.42 ID:yLa2Uf3ro
サーニャ「……ええええい!」
バシュッ、ドドドド
エイラ「私も……!」
ガガガガガガ
パリーン
エイラ「やったな」
サーニャ「最後に、また一曲音楽を流し始めたわ……」
サーニャ「これは、二日目の時と同じ曲……あ、どうして思い出せなかったんだろう」
エイラ「なんていう曲名ダ?」
サーニャ「ショパンOP28の15……この曲を聞くと、お父さんとの暮らしを思い出す」
サーニャ「雨だれの前奏曲よ」
49 : ◆VJRQu9X6ME [saga]:2014/05/31(土) 21:32:09.53 ID:yLa2Uf3ro
サラサラサラサラ……
サーニャ「ばいばい、音楽好きのネウロイさん……」
サーニャ『こちらサーニャ。ネウロイ、撃墜しました』
ミーナ『お疲れ様、よくやってくれたわ。では、サーニャさん、エイラさん、今日はもう基地に帰投してください』
エイラ『了解』
サーニャ「……っ!」
ミーナ『どうしたの、サーニャさん』
50 : ◆VJRQu9X6ME [saga]:2014/05/31(土) 21:37:51.66 ID:yLa2Uf3ro
ラサラサラサラ…
サーニャ「綺麗……」
サーニャ「カシオペヤの弓の中心から、線を斜め上に引いた直線上に、北極星が見えます」
サーニャ「そして、そこからペルセウスの方へ、西へ90度向きを変えると、あるんです、金星がふたつ」
ミーナ『金星が、ふたつ?』
サーニャ「今にも地平線に沈んでいきそうな金星と、もうひとつ、びっくりするくらい近くに、その金星と同じくらい輝いている人がいるんです」
51 : ◆VJRQu9X6ME [saga]:2014/05/31(土) 21:40:30.07 ID:yLa2Uf3ro
ミーナ『……もうすぐ、日付が変わるわ』
サーニャ「金星は今にも沈みそうです……でも、それでも」
サーニャ「私の明星は、いつも私の側にいてくれるんです」
エイラ「……」ダキッ
サーニャ「え!?」
エイラ「サーニャ、好きダ」
52 : ◆VJRQu9X6ME [saga]:2014/05/31(土) 21:45:09.40 ID:yLa2Uf3ro
サーニャ「……」ホロホロ
エイラ「な、泣くなよ」オロオロ
サーニャ「でも、嬉しくて……」
エイラ(今しかない今しかない今しかないぞエイラ)
チュッ
53 : ◆VJRQu9X6ME [saga]:2014/05/31(土) 22:00:36.69 ID:yLa2Uf3ro
サーニャ「……私も、エイラに触れたい、キスしたいと思ってたの」
エイラ「サーニャ……サーニャぁあああああ」ギュー
サーニャ「痛いよ、エイラ」
エイラ「さあ、一緒に帰ろう……そして、色々な曲を聞かせてクレ」
サーニャ「……ピアノが手に入ったら、ね」
54 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/05/31(土) 22:01:54.08 ID:Sr9+l0T/0
エイラーニャいいよね・・・
55 : ◆VJRQu9X6ME [saga]:2014/05/31(土) 22:05:41.13 ID:yLa2Uf3ro
~翌朝~
エーリカ「ふわあ……おはよー、サーニャにエイラ」
サーニャ「おはようございます」
エーリカ「もうすぐ私とハンナの作戦が始まるんだけど、なんか勝負みたいになっててさー」
サーニャ「撃墜数を競うんですか」
エーリカ「そ。まあ、適当にやるけどね」
エーリカ(さすがに私も、トゥルーデを馬鹿にされちゃ黙っていられないんだけどね)
56 : ◆VJRQu9X6ME [saga]:2014/05/31(土) 22:07:45.84 ID:yLa2Uf3ro
サーニャ「そうだ、ハルトマンさん」
エーリカ「なに?」
サーニャ「マルセイユ大尉のサインの件なんですけど……やっぱり、いらないです」
エーリカ「どうして?」
サーニャ「私、あこがれのヒーローはすぐ近くにいることに気づいたんです」
57 : ◆VJRQu9X6ME [saga]:2014/05/31(土) 22:11:01.86 ID:yLa2Uf3ro
――
エイラ「そ、その、サーニャ」
サーニャ「どうしたの、エイラ」
エイラ「じ、実は受け取って欲しいものがあるんダ」
サーニャ「なに?」
エイラ「これなんだけど……」
サーニャ「……! ぷっ、あっはははははは」
58 : ◆VJRQu9X6ME [saga]:2014/05/31(土) 22:15:35.32 ID:yLa2Uf3ro
エイラ「なにがおかしいんダヨ」
サーニャ「いやだってそれ、エイラが泣いて涙とか鼻水とかでぐじゅぐじゅになったハンカチでしょ? そんなのいらないわよ」
エイラ「エ! なんでそれを知ってんダヨ!?」
サーニャ「内緒よ。でもやきもちやいてたんでしょ、マルセイユ大尉にあこがれる私に」
エイラ「ぐぬぬ……」
サーニャ「でも、そんなエイラも可愛いからいいわよ」
エイラ「か、可愛い、って……」///
サーニャ(ちょろいわ)
59 : ◆VJRQu9X6ME [saga]:2014/05/31(土) 22:17:14.14 ID:yLa2Uf3ro
~数日後~
サーニャ「マルセイユさん、凄かったですね」
エーリカ「私も負けてないけどね」
エイラ「ピアノ、ピアノを買おう!」
ミーナ「ウチにそんな余裕はありません」
エイラ「サーニャのピアノにはウィッチの士気を高める効果があるゾ。士気の保持は軍隊において最優先事項じゃないノカ?」
エーリカ「誰かさんの受け売りだね」
ミーナ「まあ、余裕ができたら購入を検討しましょうか。――軍人にも遊び心は必要だものね」
60 : ◆VJRQu9X6ME [saga]:2014/05/31(土) 22:20:24.11 ID:yLa2Uf3ro
エイラ「なあサーニャ、ピアノが手に入ったら、まず何を弾く?」
サーニャ「もちろん決まってるわ」
サーニャ(見守っててね、お父さん……)
サーニャ「サマータイムよ」
おわり
61 : ◆VJRQu9X6ME [sage]:2014/05/31(土) 22:22:02.88 ID:yLa2Uf3ro
ストパンで書くのは初めてでした
読んで下さりありがとうございました
62 : ◆ZzDAkqHktA [sage]:2014/05/31(土) 22:23:25.00 ID:Sr9+l0T/0
良いエイラーニャでした。おつおつ
63 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/31(土) 23:13:10.90 ID:LDmnyaODO
乙ンジナビア山脈
64 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/01(日) 09:45:57.44 ID:JQm+69/DO
オツダナー
65 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/01(日) 18:49:19.18 ID:Cz7Q62Rro
良かった(コナミ
おすすめSS
サーニャ「エイラ、どうして無視するの」 エイラ「……」
なぜかサーニャを無視するエイラ、エイラの思惑とは?
サーニャ 「にぎにぎ」
サーニャが何気ない気持ちでエイラにいたずらします。エイラの反応がかわいいです。他SS2本です。
サーニャ「大好きよエイラ」
サーニャの告白にエイラの意外な反応!サーニャがぶっとんでてもおもろいです!
エイラ「サーニャ……愛してるゾ」
管理人もうろたえるまさかの展開、でもコレが普通なんですよね・・・?必見です!
エイラ「サーニャ、汗臭いぞ」
サーニャにお風呂に入るよう伝えようとするが・・・サーニャがエロバカわいいです。

Entry ⇒ 2014.08.19 | Category ⇒ ストライクウィッチーズ SS | Comments (0) |
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