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エイラ「じゃあ、私がサーニャのことを大好きだったとするだロ?」

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1 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/04/25(水) 23:30:27.38 ID:JMiWAaiYO

    エイラ「どうすル?」

    エイラ「どうするって、なにが?(裏声)

    エイラ「だかラ、私が告白したらサーニャはなんて返事するんダ?」

    エイラ「……?」

    エイラ「た、例えばの話だからナ。そんな真剣にならなくてもいいんだゾ」

    エイラ「うーん……」

    エイラ「……いや、なんか変なこと聞いたナ。忘れてくレ、もう寝ないと」

    チュッ(自分の手の甲にキス)

    エイラ「!!」

    エイラ「……じゃあ、私がエイラのことを大好きだったとするでしょ? そうしたら、エイラは……(裏声)」

    エイラ「さ…サーニャッ!」ガバッ(布団を抱きしめる)

    エイラ「やっ、そんな、いきなりなんて……(裏声)

    エイラ「……」



    エイラ「……はあ。何やってんダ、私は」
 

4 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/04/25(水) 23:31:08.87 ID:t4A+dESV0

    期待

14 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/04/25(水) 23:40:10.78 ID:JMiWAaiYO

    エイラ「まだ帰ってこないナ、サーニャ」

    エイラ「時間は……午前3時カ」

    エイラ「あと3時間以上も一人で悶々としているしかないなんテ」

    エイラ「あア、私も一緒に行けば良かっタ……」

    エイラ「ただいま、エイラ(裏声)」

    エイラ「サーニャ!? もう帰ってきたのカ?」

    エイラ「うん。昨日出現したばかりだし、レーダーでも感無しだったからって、特別に(裏声)」


16 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/04/25(水) 23:48:40.51 ID:JMiWAaiYO

    エイラ「そ、そっカ。疲れただロ、何か飲むカ? 紅茶でも」

    ギュッ(布団を抱きしめる)

    エイラ「サーニャ?」

    エイラ「……あったかいね、エイラ(裏声)」

    エイラ「あ、ああ……そうだナ、ずっと毛布の中に潜ってたシ」

    エイラ「違うの………うまく言えないけど、ベッドとは違う゛っ

    エイラ「えふっ、ふっ」

    エイラ「……喉が痛くなってきタ」

    エイラ「仕方ないナ、紅茶でも飲んデ寝るカ」


    ドンドン!


    エイラ「?」


18 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/04/25(水) 23:59:27.18 ID:JMiWAaiYO

    エイラ「誰ダ?」

    ペリーヌ(ちょっと中尉! さっきから一人でブツブツと、何をおっしゃっていますの!?)

    エイラ「そんなにうるさかったカ?」

    ペリーヌ「ええ。おかげさまで、今朝の朝礼には遅刻せずに済みそうですわ」

    エイラ「ペリーヌ」

    ペリーヌ「なんですの!?」

    エイラ「みんな寝てるかラ、もう少し静かにナ」

    ペリーヌ「――!」


23 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/04/26(木) 00:09:10.52 ID:zh0gb4RyO

    エイラ「まあ立ち話もなんだシ、入れヨ。今お湯を沸かしてるかラ、お茶でも」

    ペリーヌ「結構ですわ。私は部屋に戻ります」

    エイラ「遠慮すんなっテ」

    ペリーヌ「遠慮じゃありません。大体、夜中にそんなものを飲んでしまっては、眠れなくなってしまいますわ」

    エイラ「お菓子もあるゾ、サルミアッキとか……」

    ペリーヌ「っ、とにかく! 私はあなたに注意しにきただけですので。お休みなさい」

    エイラ「そ、そっカ……ごめんナ」

    ペリーヌ「……」

    エイラ「……」

    ペリーヌ「……はあ」


28 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/04/26(木) 00:22:09.74 ID:zh0gb4RyO

    ペリーヌ「一杯だけ頂きますわ。飲み終わったら、体が冷えないうちにベッドに戻りますからね」

    エイラ「……へへ、そうこなくっちゃナ」


    シュンシュン


    ペリーヌ「あら、ヤカンのお湯が沸いたようですわよ」

    エイラ「みたいだナ。よっと」

    エイラ「ぅ熱っ!? あっ、しまっ」

    パタン(ヤカンの注ぎ口が閉じる)


    ピィィ---------!!!


    ペリーヌ「ちょ、ちょっと中尉!? なにをしてらっしゃいますの!?」

    エイラ「いてて、水水みずみずみず! ペリーヌはヤカンを止めるんダ! 火を消セ!」

    ペリーヌ「は、はいっ!」


    ピュウウン……


    ペリーヌ「な……何とか……」


30 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/04/26(木) 00:29:13.72 ID:zh0gb4RyO

    エイラ「おイ、はやくここに隠れロ! すぐ人がくるゾ!」

    ペリーヌ「え? でもそこは貴方のベッド……」

    エイラ「ぐだぐだ言ってる場合カ? 見つかったら怒られるだけじゃ済まなイ! 急ゲ!」

    ペリーヌ「で、では失礼します……」モゾモゾ

    エイラ「……出てくるなヨ、ペリーヌ」

    ペリーヌ「え?」


    バタバタバタバタ

    ガチャ


    坂本「エイラ! 貴様夜中に何をしていた!」

    ペリーヌ(少佐……!)


34 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/04/26(木) 00:41:27.54 ID:zh0gb4RyO

    坂本「時計くらいは読めるだろう。今何時だ、言ってみろ」

    エイラ「…3時、40分」

    坂本「3時40分。ふむ、随分殊勝な心がけだな、エイラ。毎日こんな早起きを続けるつもりか?」

    エイラ「いや……」

    坂本「だがエイラ、軍規では原則として毎朝6時00分までは就寝時間と定められているんだ。これは知っていたか?」

    エイラ「ん…」

    坂本「……それをお前は、朝早くから何を騒いでいる! 眠れないなら眠れないなりに、静かにしていろッ!」

    エイラ「……」

    ペリーヌ(中尉……)


40 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/04/26(木) 00:51:27.59 ID:zh0gb4RyO

    坂本「……朝礼が終わり次第、執務室に来るように。反省文を提出してもらう」

    エイラ「……ん」

    坂本「静かにしていろよ」

    バタン

    エイラ「……」

    モゾモゾ

    ペリーヌ「中尉」

    エイラ「お湯」

    ペリーヌ「え?」

    エイラ「……冷めちまったナ。悪イ、また今度にしよウ。私も寝るかラ、もう部屋に戻ってくレ。見つからないようニ」

    ペリーヌ「ですが……」

    エイラ「はやく行けヨ!」

    エイラ「……もう眠いんダ。グスッ、はやく行けっテ……ズズッ


46 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/04/26(木) 01:02:28.00 ID:zh0gb4RyO

    ペリーヌ「…泣いてらっしゃいますの?」

    エイラ「ば、馬鹿カ! なんで怒られたくらいで私が泣くんだヨ……泣いてねーゾ!」モゾモゾ

    ペリーヌ「怒られたから、ではなく、寂しかったから、でしょう? 私にもありますわ、何故だか急に人恋しくなる夜が」

    エイラ「……」

    ペリーヌ「やっと隣に人が来てくれたのに、あんな形で切り離されてしまって……今まで堪えていた寂しさが、溢れだしてしまったんですよね」

    エイラ「そんなんじゃネー……」

    ペリーヌ「くす、中尉も意外と可愛らしいところがありますのね」

    エイラ「……ばっ、何言ってんダ」


48 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/04/26(木) 01:04:29.29 ID:BWD2OoBs0

    これは劇場版ペリーヌだな

51 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/04/26(木) 01:07:23.62 ID:zh0gb4RyO

    ペリーヌ「……中尉がお休みになられるまでは、ここにいて差し上げますわ。安心して下さい」

    エイラ「ん…」チラッ

    ペリーヌ「ふふ」

    エイラ「……ペリーヌ」

    ペリーヌ「はい」

    エイラ「……その…」

    エイラ「……り……がと…」

    ペリーヌ「え?」

    エイラ「なっ、何でもねーヨ!

    ペリーヌ「やれやれですわね」


56 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/04/26(木) 01:20:11.28 ID:zh0gb4RyO



    ―翌朝―



    パーパッパッパラッパ パッパッパラッパ

    エイラ「う……ん」

    サーニャ「あ、おはよう、エイラ」

    エイラ「ん…サーニャ? もう帰ってきてたのカ?」

    サーニャ「何言ってるのエイラ? もうみんな起床の時間よ」

    エイラ「そ、そっカ」

    サーニャ「……そうだ。今日の午後、時間が取れたらお茶しない? 確か今朝の定期便で、砂糖がたくさん入ってきたはずだから、お菓子を作っておくわ」

    エイラ「ああ、いいゾ。でも一個だケ」

    サーニャ「なに?」


57 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/04/26(木) 01:23:39.87 ID:zh0gb4RyO

    エイラ「一人だけ、一緒にお茶飲みたいヤツがいるんダ。そいつも連れてきていいカ?」

    サーニャ「もちろん構わないけど……エイラがそんなこと言うなんて、珍しいわね。誰なの?」

    エイラ「そいつの名前は――」



    ペリーヌ「ふえっくしゅん! うう……夜更かししたせいでしょうか……?」



    おわり



58 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/04/26(木) 01:25:01.45 ID:6bz3DAbtO

    うひょう!

59 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/04/26(木) 01:25:02.89 ID:oQ04YejTi

    乙


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この記事へのコメント

-名無しの三等兵 - 2012年07月23日 05:37:20

すごい、内容は好きなんだけど、ペリーヌがエイラを中尉なんて呼んだ事あったか?

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