管理人おすすめ




芳佳「私達10人で、ストライクウィッチーズなんですから!」

SW_peri-nu_13.jpg
1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/05(土) 21:57:26.75 ID:gsglhEqa0

芳佳「そうですよね! 坂本さん!」

坂本「そうだぞ宮藤! はっはっはー!」


エーリカ「うー、眠いよー」

ゲルト「お前はカールスラント軍人としての自覚がな……」


シャーリー「しましまルッキーニ!」

ルッキーニ「ぱふぱふシャーリー!」


ミーナ「嵐が近付いているみたいよ……この周辺は荒れる海域ではないのに…」

リーネ「洗濯物が心配ですね」


サーニャ「……」

エイラ「……」


エイラ「おい……誰か忘れてないか……?」


2 名前:棚から幸子EX[] 投稿日:2011/02/05(土) 21:58:20.93 ID:4ceTfRINO

なんだいつものことか

3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/05(土) 21:58:27.59 ID:gsglhEqa0

芳佳「え? エイラさん? 何を言ってるんですかぁ」

芳佳「誰か足りてませんでしたかぁ?」


エイラ「……」

エイラ「いや、……」

エーリカ「あー……」

リーネ「よ、芳佳ちゃん……」

芳佳「えぇ、リーネちゃんまで! 私、おかしな事いったかなぁ?」

ゲルト「いや……」

坂本「……む」

坂本「そういえば、ペリーヌの姿が見えんな」


4 名前:圭一 ◆nvitZrA8hA [sage] 投稿日:2011/02/05(土) 21:58:36.62 ID:CZtvFPic0

ベリーヌはいらない子

5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/05(土) 21:58:45.28 ID:YVfkyf2h0

10人みんなかわいいよね

6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/05(土) 21:59:07.53 ID:+UQ3lFdQ0

ペリーヌって誰だよ
オリキャラ?


8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/05(土) 22:00:03.03 ID:gsglhEqa0

ミーナ「朝食の時は見かけたんだけど……」

坂本「午後の訓練には参加しなかったようだからな」

坂本「真面目なあいつにしては珍しいことだ」

シャーリー「昼は菜園でハーブの手入れをしているところを見かけたぞ」

シャーリー「まだそこにいるんじゃないか?」

リーネ「私がさっき行った時は誰もいませんでした……」

ルッキーニ「どっかでお昼寝でもしてるんじゃないのー、にひひ」

ミーナ「今晩は空が少し荒れるみたい……」

ミーナ「ペリーヌさんも、一人で外を出歩かれると不安だわ」

ミーナ「風も強くなってきてるから、……もしかして、何か事故にでも巻き込まれて……」


9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/05(土) 22:01:14.66 ID:gsglhEqa0

エイラ「隊長は心配しすぎなんだよなー」

エイラ「ツンツンメガネの事なんだから、どーせ夜の風呂前には戻って来るってー」

サーニャ「……」

シャーリー「まあペリーヌの事をおいても、この天気の荒れは危険だな」

シャーリー「しばらく外で寝ちゃ駄目だぞ、ルッキーニ」

ルッキーニ「えー! 外出れないのー!?」

ゲルト「荒れようによっては、飛行も難しくなる」

坂本「うむ、明日は基地内での訓練になりそうだな」

ルッキーニ「えー! 訓練するのー!?」





芳佳「ペリーヌさんの行方不明事件……」


しかし、これが後の凄惨な事件の幕開けだったのです。


10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/05(土) 22:03:58.49 ID:gsglhEqa0



【1Day 20:00 食堂】



芳佳「夕飯終わっちゃったけど……ペリーヌさんどこいったんだろうね…」

リーネ「心配だよね……」

シャーリー「風も強くなっているし、雨も降り始めたようだなあ」

ミーナ「海も荒れているし……」

ミーナ「こんな日に波にでも攫われたら、たとえウィッチでも……ああ……」

ゲルト「落ち着けミーナ、まだそう決まったわけではない」

ゲルト「単純に基地外へと出かけて、帰れなくなっているだけだろう」

坂本「ロマーニャの周辺基地には空電のために連絡がとれない」

坂本「通常の通話回線も繋がらん」

坂本「嵐が過ぎるまでは、基地内に缶詰だな」


11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/05(土) 22:07:17.66 ID:gsglhEqa0

エイラ「今晩は立哨かー、めんどくさいなー」

サーニャ「…寝ちゃ駄目よ、エイラ」

シャーリー「この天気じゃ、飛ぶのもやっとって感じだからなー」

シャーリー「ネウロイの襲撃が無いことを祈るばかりだよ」

坂本「ともかく、隊員が行方不明というのは問題だな

坂本「私、ミーナ、バルクホルンはペリーヌ捜索のため、順次行動とする」

坂本「ミーナは周辺基地からの入電を待ち、通信機と共に待機」

坂本「バルクホルンは宿舎内を巡回。二時間ごとに指定の場所で合流だ」

坂本「私は海岸と滑走路周辺、ハンガー内を見回ることにしよう」

ゲルト「了承した」

ミーナ(……ペリーヌさん…)


13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/05(土) 22:11:31.21 ID:gsglhEqa0



【1Day 23:00 宮藤・リーネ寝室】



芳佳「ふわぁ……もう眠いよー」

芳佳「ペリーヌさん、ほんとにどこいっちゃったんだろうね」

リーネ「坂本少佐たちが探してくれてるから、心配ないとは思うけど…」

リーネ「この嵐の中、事故に巻き込まれていないといいんだけど……」

エーリカ「それよりも明日からの訓練が怖いよー」

エーリカ「坂本少佐ってさ、基地内での訓練はすっごい厳しいからさ」

エーリカ「きっとすごーく疲れるトレーニングをさせられるに決まってるよー」

エーリカ「ペリーヌもこんなときに行方不明にならなくてもいいのになー」

芳佳「……あの、ハルトマンさんは、部屋に戻らなくてもいいんですか?」

リーネ「なんでいるんですか……」

エーリカ「ん?」


15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/05(土) 22:13:53.18 ID:gsglhEqa0

芳佳「バルクホルンさん、心配しますよ……」

エーリカ「あー、トゥルーデはさあ、ペリーヌ探しで忙しいから」

エーリカ「むしろー、あの部屋に一人でいるのって、寂しいんだよー」

芳佳「そ、そうですか」

エーリカ「エイラは立哨だし、シャーリーはルッキーニ寝かせるので大変だし」

エーリカ「ヨシカとリーネの所なら、まぜてもらえるかなーって、ねー」

エーリカ「おねがい、一緒に寝てよ!」

芳佳「わ、私達は別に構いませんよ。ね、リーネちゃん」

リーネ「う、うん……ハルトマンさんなら……」

エーリカ「やったー!」


16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/05(土) 22:17:13.94 ID:gsglhEqa0

リーネ「じゃあ、予備の折りたたみベッドを出さないと……」

芳佳「あ、いいよリーネちゃん。私敷き布団があるから」

芳佳「ハルトマンさんには私のベッドを貸しますよ」

リーネ「えええ……でも床で寝るなんて……」

エーリカ「ねー、3人で寝ればいいんじゃない?」

芳佳「3人でって……一つのベッドで、ですか?」

エーリカ「うん! リーネのベッドで、ミヤフジと3人で!」

エーリカ「きっと楽しいよ-!」

芳佳「えっと……」

リーネ「ちょっと狭いと思います……」


18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/05(土) 22:19:09.00 ID:gsglhEqa0

エーリカ「3人で寝ようよぉー、いいじゃんかー」

エーリカ「やだやだ、言うこと聞いてくれなきゃやだー」

エーリカ「私がこの中で一番お姉さんなんだから! 言うこと聞いてよ―!」バタバタ

芳佳「は、ハルトマンさん、暴れないでくださいーっ」

芳佳「わかりました、わかりましたから!」

エーリカ「ホントに? やったー!」

エーリカ「えへへ……」

芳佳(枕並べてる……)

リーネ(どこに持ってたんだろう……)


19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/05(土) 22:22:05.91 ID:gsglhEqa0

エーリカ「あんまり起きてると見回りのトゥルーデに見つかっちゃうからさ」

エーリカ「電気消して寝ちゃおうー」


パッ
ゴソゴソ


エーリカ「ミヤフジ-、もっと詰めてー」グイグイ

芳佳「あ、ハルトマンさん、これ以上行ったら……」

リーネ「狭い……」

芳佳(リ、リーネちゃんの胸が背中にあたったたたた――たっ ―   ―――)

リーネ「…よ、芳佳ちゃん?」


芳佳「すごいです」


20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/02/05(土) 22:23:25.58 ID:1Xt1nsQa0

エーリカマジ天使

21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/05(土) 22:24:07.05 ID:gsglhEqa0

エーリカ「……」

エーリカ「……二人はさ、好きな人とかいるー?」

リーネ「……す、好きな人……ですか?」

芳佳「そんなの、え、えっとー」


エーリカ「私はさ、みんなが好きだよ」


エーリカ「私達の大事な仲間、で友達」

エーリカ「喧嘩したりもするけど、心はいつも繋がってる」

エーリカ「真面目に訓練したり、ふざけて叱られたり」


エーリカ「こうやってみんなと仲良くしてる時が、一番幸せだから」



23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/05(土) 22:26:08.69 ID:gsglhEqa0

リーネ(……)

芳佳(そういう意味の質問だったんだ……)

エーリカ「もう………仲間が……くなるのは……」

エーリカ「………や……」

エーリカ「……」スースー

芳佳(寝ちゃった……)

芳佳「ねえリーネちゃん、ハルトマンさんの言った事って……」ボソボソ

リーネ「……」スヤスヤ

芳佳(こっちも寝てる……)

芳佳(わ、私も寝よーっと!)


26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/05(土) 22:28:58.46 ID:gsglhEqa0



【1Day】― 00:00 ―【2Day】



ミーナ「そう……見つからなかったの……」

ゲルト「やはり……基地の外に出てしまっているのではないだろうか」

坂本「ならば周辺基地から連絡をよこすはずだ。通信は?」

ミーナ「駄目ね……繋がらないわ」

ゲルト「やはり空電か……しかし規模が異常だな」

ゲルト「この嵐を期に、ネウロイの襲撃があってもおかしくはない」

坂本「ふむ、この嵐がネウロイによるものだと?」

ゲルト「可能性だが……」

ミーナ「いずれにせよ、今基地の系統が緩んでいるわ。ネウロイの来襲は探知不可能……」


27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/05(土) 22:31:18.09 ID:gsglhEqa0

坂本「ともかく立哨のエイラが頼りではある」

坂本「……何もしないでは始まらん。私はもうしばらくペリーヌを捜索してみようと思う」

ゲルト「ならば、私ももう一度宿舎内を見回ろう」

坂本「0200時に、再びここで会おう。……できればペリーヌも共に、な」

坂本「それ以降はエイラの元に向かい、立哨を行う」

ゲルト「了解した」

坂本「ミーナはもう休め。あとは私達に任せて」

ミーナ「……ええ」ゾクリ


ミーナ(……嫌な予感がするわ)

ミーナ(ペリーヌさん……)


29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/05(土) 22:33:33.59 ID:gsglhEqa0



【2Day ??? ???】



カツン...カツン......


坂本「……」

坂本「……! 誰だ!」

坂本「……なんだ、お前か」

坂本「なぜこんな所にいるんだ。ペリーヌ捜索なら私とバルクホルンが……」

坂本「……」

坂本「また、その話か」


30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/05(土) 22:37:29.61 ID:gsglhEqa0

坂本「…目を覚ませ」

坂本「お前がここで立ち止まる事など、…誰も、望みはしないぞ」

坂本「それを忘れない事と、過去に囚われる事は違う」

坂本「なあ、         」





パァン!






坂本「……」

坂本「そうか」



31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/05(土) 22:41:02.47 ID:gsglhEqa0



【2Day 05:50 監視塔】



エイラ「……」ウトウト

サーニャ「……」

ミーナ「エイラさん!」

エイラ「うわっ………ねね、寝てないぞ! 私は!」ビクッ

エイラ「……中佐、なんでここに……」

ミーナ「なんでここに、じゃないでしょう。エイラ・イルマタル・ユーティライネン少尉!」

ミーナ「まったく……サーニャさんを見習いなさい」

サーニャ「エイラ……」

エイラ「うう…ごめんよサーニャ」


32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/05(土) 22:42:14.78 ID:xfdHr1a1O

エイラーニャ

33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/05(土) 22:44:17.87 ID:gsglhEqa0

エイラ「わ、私はいつから寝てた……」

サーニャ「ずっと……」

エイラ「ずっと!? そ、そんなことないだろ……」

サーニャ「………」

エイラ「そ、そんな……私はぁ……」


ミーナ「……」

ミーナ「そこまでよ。ともかく……夜間にネウロイの襲撃が無くて良かったわ」

エイラ「ネウロイだって、こんな天気の日に飛びたくはないんだろー」

ミーナ(雨は止んでないし、風は昨日より強くなっているわ……)

ミーナ(本格的な嵐ね……少なくとも明日……明後日までは)


34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/05(土) 22:47:04.41 ID:gsglhEqa0

エイラ「なあ、中佐」

エイラ「通信の方はその、直ったのか?」

ミーナ「駄目よ……未だ空電の影響下にあるわ…」

エイラ「……」


カンカンカン.....


ゲルト「おや、ミーナ。早いな」

ミーナ「あらトゥルーデ……あなたこそ」

ゲルト「…あまり眠れていないようだな。無理もない」

ミーナ「……ええ」

ミーナ(結局一睡も出来なかったものね……ペリーヌさんが心配で)


36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/05(土) 22:49:57.67 ID:gsglhEqa0

ゲルト「実は、坂本少佐を捜しているんだが……」

ミーナ「……少佐を?」

ゲルト「ああ、合流場所でずっと待っていたんだが、現れなかった」

ゲルト「気が付けば夜も明けてしまっていたのでな」

ゲルト「もしや出会えずにエイラの場所に来たのだろうかと……」

エイラ「少佐? 少佐がどうかしたのか?」

ゲルト「その様子では、出会っていないようだな……」

ミーナ(そんな……美緒まで……)


37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/05(土) 22:53:20.73 ID:gsglhEqa0

ゲルト「少佐ほどの方が、事故に巻き込まれるとは思えんが……」

ゲルト「ともかく、全員が起きたら会議室に集め、状況説明をしたほうが良さそうだ」

ミーナ「そうね……まだ行方不明と決まったわけではないけれど」

ミーナ「嵐に閉じ込められた以上、なんらかの対策を立てないと」

サーニャ「坂本少佐……」

エイラ「心配すんなよサーニャ、きっと二人ともすぐみつかるってー」

ゲルト「……」


ゲルト「……ん?」


38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/05(土) 22:57:11.95 ID:gsglhEqa0

ゲルト「おい……エイラ、ハンガーが開いているぞ」

エイラ「え? ………あ、あれ?」

ミーナ「……エイラさん……」

ゲルト「妙だな……エイラ、先ほどまでは閉まっていたのか?」

エイラ「え? えーっとその……たぶん……」

エイラ「サーニャ! 閉まってたのか?」

サーニャ「私は…そっち側の見張りじゃないから……」

ゲルト「お前……」

ミーナ「……」


39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/05(土) 23:01:24.64 ID:gsglhEqa0

ゲルト「開いている、と言うことはだな、誰かが開けたのだろう」

エイラ「さ、坂本少佐じゃないのか……」ヒリヒリ

ゲルト(……たしかハンガーは坂本少佐が巡回したはずだな)

ゲルト「しかし、こんな嵐の日にハンガーを開け放っては、ストライカーが危険だ」

ゲルト「まったく……あれを閉めに行くぞ、エイラ!」

エイラ「えー! なんで私なんだよー!」

ゲルト「監督責任だ。付いてこい」

サーニャ「エイラ、私も行くから……」

ミーナ「私も行くわ。少佐がそこにいるかもしれないし」

ミーナ(……美緒)


41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/05(土) 23:03:36.66 ID:gsglhEqa0



【2Day 06:10 ハンガー内】



ミーナ「……」

ゲルト「……」

エイラ「……」

サーニャ「……」



坂本「」




ミーナ「そんな………美緒……」ガタッ

ミーナ「美緒……! 美緒……!」

ゲルト「……恐らく……数時間は経過しているな」

ゲルト(胸に銃痕……これが死因か……?)

エイラ「そ、そんな……嘘だろ……」


42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/05(土) 23:04:36.06 ID:clYd+Kix0

もっさん…


43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/05(土) 23:06:39.93 ID:UJCiFA07O

おい











おい


44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/05(土) 23:08:00.57 ID:gsglhEqa0

ゲルト「ともかく、一旦、少佐を別の場所に……」

ミーナ「……」

ミーナ「……いいえ」

ミーナ「……死体は動かしません。ハンガーを閉封してください」

ミーナ「坂本少佐を……襲った人物が存在する以上……」

ミーナ「まずは私達で残りの仲間の安全を確認します……」グスッ

エイラ「……中佐…でも…」

ミーナ「このままにしておくの…! これは命令よ……」

ゲルト「……わかった」


49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/05(土) 23:12:55.05 ID:gsglhEqa0



【2Day 06:20 宮藤・リーネ寝室】




芳佳(……)スースー


サワサワ


芳佳(な、何してるの……みんなして……)ウウッ

芳佳(や、やめてよ……嫌だよぉ……)アアン

芳佳(そんな……駄目……あっ……)ハアハア

芳佳「……気持ちいい……」

エーリカ「うわぁ……」サワサワ

芳佳「……」

芳佳「ひゃああ! ハルトマンさんっ!!」


51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/05(土) 23:16:39.15 ID:gsglhEqa0

エーリカ「静かに、リーネが起きちゃうよ」サワサワ

芳佳「あ、はい…」
芳佳「って違います! なんで私の胸をさすってるんですかあっ!」

エーリカ「いい夢見てたくせにー」サスサス

芳佳「あ……。いえ、違いますから!」

芳佳「や、やめ……あっ……い、いい加減にしてくださいーっ!」ガバッ


ドタバタ


リーネ「うーん……、芳佳ちゃん……?」

エーリカ「助けてリーネ! ミヤフジに襲われたー!」

芳佳「ぎゃ、逆じゃないですか!」

リーネ「えっ、えっ」


52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/05(土) 23:21:29.24 ID:gsglhEqa0

エーリカ「もうー、朝っぱらからおさかんな奴だなー、ミヤフジはー」

エーリカ「私とリーネを間違えて押し倒しちゃうなんて……」

リーネ「よ、芳佳ちゃん……!」

芳佳「ち、違うよぉリーネちゃん!」

芳佳「ハルトマンさんも誤解されるような事言わないで下さい!」

エーリカ「え、じゃあミヤフジは私だってわかってて……」ポッ

リーネ「芳佳ちゃん」


芳佳「あ、違うよ、違います!」

芳佳「ハルトマンさんもいい加減にしてくださーい!」


ドンドン!


ゲルト「宮藤! ここにいるのか!」


53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/05(土) 23:27:14.34 ID:gsglhEqa0


ガチャ


エーリカ「げ、トゥルーデ」

ゲルト「エーリカ……ここにいたか……」ホッ

ミーナ「部屋にいなかったから、心配したのよ……」

リーネ「ミーナ中佐にバルクホルン大尉……」

芳佳「何かあったんですか?」

ゲルト「詳しいことは後で説明する」

ゲルト「ミーティングルームに集まれ。なるべく固まってな」

芳佳「?」

エーリカ「なになにー?」

リーネ「……」


54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/05(土) 23:31:05.53 ID:gsglhEqa0



【2Day 7:00 会議室】



ゲルト「……以上だ」



シャーリー「な……少佐が……!」

ルッキーニ「……」

エーリカ「  」

リーネ「……」

芳佳「な、なんでそんな……え……」

芳佳「坂本さんが……どうしたら……私……!」

ゲルト「落ち着け、……宮藤」

芳佳「だ、駄目ですよそんなの……嘘です」

芳佳「坂本さんに会わせて下さい! 私の治癒魔法があれば、きっと……!」


55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/05(土) 23:33:47.30 ID:gsglhEqa0

ミーナ「……宮藤さん」

芳佳「ミーナ中佐……でも、私、そんな……、坂本さんが……」

芳佳「う……うぅ……」

シャーリー「坂本少佐の死因は……?」

ゲルト「…正面からの胸部銃撃。即死だっただろう」

ゲルト「凶器は、……おそらくコレだ」カタン


ザワザワ......


リーネ「そ…それは…」

ゲルト「501戦闘航空団のウィッチに支給される、小型軍用銃」

ゲルト「坂本少佐の遺体の脇に落ちていた」


56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/05(土) 23:36:50.44 ID:gsglhEqa0

エーリカ「じゃあ……それを持って無いやつが犯人なの…?」

ミーナ「エーリカッ!」

ゲルト「……この銃は、部隊の一人に一つ配布される。特注品だ」

ゲルト「確かにこの銃の所持者は疑わしいが……」

ゲルト「しかし……これはその…余り物があってな」

シャーリー「余り? 予備品ってことか? そんな事があるわけ……」


芳佳「……」


芳佳「私の、銃ですか」

ゲルト「……そうだ」


60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/05(土) 23:39:20.30 ID:gsglhEqa0

ミーナ「ロマーニャに基地転属になった時、配布された物なの」

ミーナ「宮藤さんには必要無いと思っていたから……ずっとしまい込んでいたんだけど」

ゲルト「ハンガーの武器庫の鍵が、破壊されていた」

ゲルト「おそらくそこからこの銃を盗み出したのだろう」

ゲルト「シリアルナンバーから、この部隊の銃であることに間違い無い」

ゲルト「ごく最近の発射痕もある……凶器で間違いは無い」

ゲルト「全員……この場で身体検査をさせてもらおう」

シャーリー「ま、待てよ……」


シャーリー「それじゃあ少佐を撃った犯人が、私達の中にいることになる!」


61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/05(土) 23:42:02.25 ID:gsglhEqa0

ゲルト「……そうだ」

シャーリー「な……! でも……」


ゲルト「状況は明白だ。リベリアン」


ゲルト「坂本少佐が殺害されたのはハンガー内だ」

ゲルト「ハンガーには緊急時の武器、銃器が多数存在する」

ゲルト「犯人はそれらに触れず、わざわざ武器庫の中からウィッチ用の短銃を探し出した」

ゲルト「そしてそれで坂本少佐を正面から銃撃し、死に至らしめている」

エイラ「つまり……どういうことだ?」

リーネ「犯人は、わざわざ武器庫に保管されてる芳佳ちゃんの銃を使った、……」

エーリカ「……いいや…」

シャーリー「……なるほど」


64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/05(土) 23:49:14.91 ID:gsglhEqa0

シャーリー「犯人は、自分の銃で坂本少佐を撃った後……」

シャーリー「銃痕と所持している銃を調べられてはまずいと判断し、」

シャーリー「宮藤の銃を盗み出してポケットに入れ、自分の銃は現場に放置した」

シャーリー「現場で他の銃器に手を触れていないのは、そう言うことだ、と言うんだな」

ゲルト「……」

シャーリー「そしてさらに、坂本少佐を正面から撃てるほど、警戒されない人間……」

シャーリー「私達、501の仲間ってわけか…」


シャーリー「……気に食わないね」


68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/05(土) 23:57:59.95 ID:gsglhEqa0

シャーリー「私達の中に、少佐を殺す奴なんていない」

シャーリー「それはみんなもわかってるんだろう?」

ゲルト「……」

シャーリー「今は仲間を疑うことよりも、これを敵襲と考えて、万全の対策を練るべきだ」

シャーリー「まずはハンガー内に小本部を設営し、そこへ移ろう」

シャーリー「嵐が過ぎるまで、多く見積もっても5日。食料も全てハンガーに写し、防戦体制をとろう」

シャーリー「ネウロイの襲撃に関しては、もはや許容できない。基地の防戦は諦める」

シャーリー「少しでも嵐が収まれば、部隊を二つにわけ、ロマーニャ軍へと助けを求めて――

ゲルト「……」


ゲルト「それは、一つの意見として受け取っておく」


シャーリー「!」


69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/06(日) 00:06:31.58 ID:bT426DC40

ゲルト「今は空論を信じて行動するべきではない。理解しろ」

ゲルト「上官が撃たれた以上……常に最悪の状況を想定しなければならない」

シャーリー「……お前……」ガタッ

ゲルト「基地内の武器、弾薬はハンガー内に固まっている」

ゲルト「そのハンガーは私が力尽くで閉鎖した。私の力無しでは侵入は不可能だ」

シャーリー「責任とか、そんな問題じゃ無いんだぞ、バルクホルン……!」

ゲルト「バルクホルン先任大尉、だ」

ゲルト「これは命令だぞ。シャーロット・イエーガー大尉……!」

シャーリー「……っ」

ゲルト「……では、宮藤から。来い」

芳佳「……はい…」


76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/06(日) 00:12:05.30 ID:bT426DC40



【2Day 08:30 会議室】



リーネ「……お、終わりました…」

ゲルト「ふむ。全員危険物の所持は無し……か」

シャーリー「当たり前だろ……寝起きなんだから」

エイラ「私は眠いぞ……」

サーニャ「エイラ、もう充分寝たでしょ」

エイラ「うぅ…サーニャ…」

芳佳(坂本少佐……)

リーネ「芳佳ちゃん……」

ゲルト「それでは……形式的に、皆の昨晩から今朝にかけての行動を聴取しておく」

ゲルト「坂本少佐の生存は、午前零時までは私とミーナが確認しているからな」

ゲルト「0000時から、今朝の0600時までの間、各自の行動を問う」

ゲルト「ミーナ、手記を頼む」


86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/06(日) 00:21:33.39 ID:bT426DC40

ゲルト「私はゲルトルート・バルクホルン大尉だ」


ゲルト「昨晩の00:00、私は談話室前で坂本少佐と別れた」

ゲルト「その時はミーナ中佐も共におり、少佐の生存の証明となるだろう」

ゲルト「坂本少佐は基地外部の捜索に向かい、私は宿舎内の捜索を行った」

ゲルト「食堂と会議室、各員の就寝を確認。といっても消灯を確認しただけだが」


ゲルト「02:00、私は談話室に戻り、坂本少佐を待っていた」

ゲルト「眠ってはない。いつネウロイの襲撃があるかわからないからな」

ゲルト「私が談話室にいる期間、誰もこの場所には現れなかった」


ゲルト「そして今朝の05:30、少し前だろうか。朝日を確認した」

ゲルト「私も少々不安になり、第二の合流場所であった監視塔へ向かった」


ゲルト「そして、エイラ、ミーナと遭遇。共にハンガーへ向かい、少佐の遺体を発見した」


93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/06(日) 00:28:01.40 ID:bT426DC40

シャーリー「私はシャーロット・E・イエーガー。大尉だ」


シャーリー「昨晩の00:00、……私はルッキーニと一緒にいたな」

シャーリー「ルッキーニがこの嵐の中、外で寝るなんて言いだしたものだから」

シャーリー「ベッドの上で寝させようと格闘していたよ」


シャーリー「01:30くらいだろうか、ルッキーニが眠ったのは」

シャーリー「あれは暴れ疲れてぶったおれた、ってのが正解なんだろうけどさ」


シャーリー「私がベッドに入ったのは、03:00ごろだ」

シャーリー「少し機具をいじっててさ。本当ならもっと早く寝れたんだけど」

シャーリー「ルッキーニを起こさないように気をつけていたら、どうも時間がかかって」

シャーリー「それからそこの堅物軍人に起こされるまでは、ずっと眠っていたからな」


シャーリー「03:00以降は、もうわからないよ」


97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/06(日) 00:36:36.02 ID:bT426DC40

ルッキーニ「あわ、あたしは、フランチェスカ・ルッキーニだよ……」


ルッキーニ「あ、あたしは、寝てたよ」

ルッキーニ「え? 時間? わかんないけど……」


ルッキーニ「あ、シャーリーとずっといたよ、うん……」

ルッキーニ「えーっと、寝るまでだよ、うん。シャーリーと一緒に」


ルッキーニ「そ、それで、朝はちゃんと起きたよ!」

ルッキーニ「うん? もちろんシャーリーに……」

ルッキーニ「ま、間違えたー、バルクホルン
大尉に起こされたんだっけ?」


ルッキーニ「そ、そうだよ。何もしてないよー……」

ルッキーニ「……」


103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/06(日) 00:44:00.22 ID:bT426DC40

芳佳「宮藤芳佳、です……」

芳佳「階級は、えっと、軍曹、です」


芳佳「私は昨日の00:00には、もう眠っていました…」

芳佳「ハルトマンさんとリーネちゃんが同じベッドにいたので、……その、証明に」


芳佳「起きたのは06:00ちょっと過ぎくらいで…ハルトマンさんに起こされました」

芳佳「それまでは、ずっと眠っていたので……わかりません」


芳佳「別に気が付いたことや気になったことはありません……」

芳佳「ごめんなさい……終わりです」


106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/06(日) 00:49:58.50 ID:bT426DC40

リーネ「リネット・ビショップ……曹長です」


リーネ「私も芳佳ちゃんと同じで……ずっと眠っていました」

リーネ「いや、ちょっと目を覚ました事もありましたけど……」

リーネ「…………、あ、いいえ……何でもないです」


リーネ「昨日の22:00ごろ、ハルトマンさんがやってきて泊まることになりました」

リーネ「私のベッドに3人で、手前からハルトマンさん、芳佳ちゃん、私、です」


リーネ「朝は芳佳ちゃんとハルトマンさんの話し声で目が覚めて……」

リーネ「いえ、特にかわった内容では無かったので……聞いてませんけど……」


リーネ「ともかく、私は眠っていました」


107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/06(日) 00:58:02.98 ID:bT426DC40

エイラ「エイラ・イルマタル・ユーティライネン中尉だ」


エイラ「さっきから寝てたとか、そんな発言ばっかりだなー」

エイラ「私は……立哨だからな。しっかり起きてたぞ」

エイラ「たまにうとうとしたりしたけど、ほんのちょっとだけだからな」


エイラ「もちろんサーニャも一緒にいたさ」

エイラ「サーニャからは片時も目を離さなかったからな! 大丈夫だぞ!」

エイラ「あ、いや、見張りもちゃんとしてたぞ。ほんとだからなー!」


エイラ「まあともかく、私は監視塔にずっといたんだ」

エイラ「証明なんて、他の奴と比べても大差ないだろ」


109 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/06(日) 01:03:22.05 ID:bT426DC40

ミーナ「私はミーナ・ディートリンデ・ヴィルケ中佐よ」


ミーナ「00:00、確かに私は坂本少佐と会っていた……確実よ」

ミーナ「少佐はバルクホルン大尉と共に、巡回の行路を決め、談話室の方に歩いて行ったわ」

ミーナ「私は……その後、通信の回復が諦めきれずに、司令室に残っていたわ」


ミーナ「部屋に戻ったのは……そうね、03:30くらいかしら」

ミーナ「誰にも会わなかったし、妙な物音も聞かなかったわ」


ミーナ「どうも寝付けなくて……そのまま05:30ごろ、監視塔に向かったわ」

ミーナ「美緒……少佐達がそこにいる、と思っていたからよ」


ミーナ「そこでエイラさんと会って、話している内にバルクホルン大尉が現れたわ」

ミーナ「そして、彼女がハンガーの異常に気が付いたことで、その場の全員でハンガーへ向かったの」


ミーナ「あとは、坂本少佐を発見し……ハンガーの閉封」

ミーナ「その際、凶器と武器庫の異変に気付いたわ」


110 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/06(日) 01:10:09.47 ID:bT426DC40

エーリカ「エーリカ・ハルトマンだよ、16才」


エーリカ「少佐がこんな事になっちゃって……その……」

エーリカ「……なんて言えばいいのかわかんないよ…」


エーリカ「私は、その、トゥルーデがいなくて暇だったから」

エーリカ「ミヤフジとリーネの部屋に泊まりにいったんだ」


エーリカ「寝た時間は、23:00過ぎくらい? 良く憶えてないよー」

エーリカ「電気を消したのは私だよ。ベッドから一番近かったからね」


エーリカ「誰かがこっそりベッドを抜け出したなら私も気付くはずだから、無いと思うなー」

エーリカ「え? 信用ならない? まあ……寝てる時の事だからねー」


エーリカ「起きた時の時間? わかんないなあ……」

エーリカ「でも起きてすぐミヤフジを起こしたよ。だから同じくらいだと思うよー」


111 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/06(日) 01:17:08.82 ID:bT426DC40

サーニャ「アレクサンドラ・ウラジミーロヴナ・リトヴャク……中尉。14才です」

サーニャ「あ、…年は言わなくても…恥ずかしい……」


サーニャ「私はエイラといっしょに、監視塔で立哨していました」

サーニャ「立哨って……空を飛んでる時より、楽しくないです……」


サーニャ「雨と風の音が凄くて……何も聞こえていませんでした」

サーニャ「怪しい人影なんかも……見ませんでした」


サーニャ「エイラが眠っている時は、私が全体的に見張りをしていました」

サーニャ「ごめんね、エイラ……あんまり気持ちよさそうに寝てたから……起こせなくて」


サーニャ「特に変わったことも気付きませんでした」

サーニャ「ごめんなさい……」


113 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/06(日) 01:22:35.92 ID:bT426DC40



【2Day 10:00 会議室】



シャーリー「ルッキーニ、腹は減らないか……? 大丈夫か」

ルッキーニ「お腹減ってない……食べたくない」

シャーリー「そうだよな……」

ゲルト(………)パラパラ

ミーナ「とりあえず皆の発言をそのまま纏めてみただけよ」

ミーナ「犯人捜しなんて……するべきじゃないのは良くわかっているのに」

ゲルト「……」


宮藤『

エーリカ『


ゲルト(……! これは……!)

ゲルト「おい、エーリカ・ハルトマン中尉!」

エーリカ「え、なに…!?」


116 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/06(日) 01:27:02.51 ID:bT426DC40

ゲルト「お前、先程の聴取……本当のことを話したか?」


エーリカ「……っ」

エーリカ「何言ってんのさ! トゥルーデ!」

エーリカ「こんな時に嘘なんて、その、言うわけ無いじゃん!」


シャーリー「どうしたんだ……」

エーリカ「……」

ミーナ「…気になる発言でもあったの?」

ゲルト「いや……」



ゲルト「朝に弱いお前が、なぜ宮藤たちより先に起きているのか気になってな」



エーリカ「っ!」ビクッ


117 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/06(日) 01:29:03.17 ID:ODOWSc1B0

確かに・・・


119 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/06(日) 01:32:52.11 ID:bT426DC40


ザワザワ.....


エーリカ「あ、あうう……」


ゲルト「何だ。やましい事が無ければ、堂々と答えられるはずだ」

ゲルト「カールスラント軍人として! ……フラウ!」


エーリカ「……」

エーリカ「……」


エーリカ「……ちょっと、偶然早くに目が覚めただけだよー」

エーリカ「珍しいことをしたからって騒がれるなんて、困るよー……」


ゲルト「……」

ゲルト「わかった」


120 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/06(日) 01:33:53.96 ID:bT426DC40

ミーナ「他に気になる点は無いの? トゥルーデ」

ゲルト「多々あることはあるが、目立つ事は無い」

シャーリー「まあ、聴取から犯人を特定するなんて無理な話さ」

シャーリー「それよりは、これから全員行動を心がけていたほうが犯人も動けないだろう」

シャーリー「外部犯であれ……内部犯であれ」

ミーナ「……」

ゲルト「坂本少佐の殺され方を考えるに、」

ゲルト「外部犯だとしても我々固まっているところに強襲は行わないだろう」

ゲルト「予測に過ぎないがな……」

リーネ「その……」


122 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/06(日) 01:38:13.91 ID:bT426DC40

ミーナ「どうしたの? リーネさん」

リーネ「その、こんな事言うべきかどうか解らないんですけど……」

ゲルト「もちろん言うべきだ。この状況では、どんな言葉にも価値がある」

シャーリー「堅物軍人さんは情報を欲しがってるみたいだからな」

シャーリー「なんでも言ってみなよ」

リーネ「その、ハルトマンさんの事で……」

ゲルト「……!」

エーリカ「!? え、なに、リーネ!?」

リーネ「ごめんなさい……その……」

リーネ「夜……目が覚めた時……ハルトマンさんがいなかった時があったような……」


128 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/06(日) 01:45:06.98 ID:bT426DC40

エーリカ「え、あ、それはね、リーネ」アセアセ

エーリカ「……あっ…」

ゲルト「ハルトマン……お前……」

ミーナ「夜、部屋から出ていたの……?」

リーネ「あの時は……自分の部屋に帰られたのかな、と思っていたんですけど……」

リーネ「ごめんなさい……その、私……!」

ゲルト「おいエーリカ、説明しろ」

ゲルト「お前、『嘘なんて、言うわけ無い』んじゃなかったのか……」


エーリカ「う、うう……違うよ、違うよお」


130 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/06(日) 01:49:14.29 ID:bT426DC40


ミーナ「説明なさい」キッ

エーリカ「わ、わかったよ……」

エーリカ「夜、その……偶然、目が覚めたんだよう……」

エーリカ「それで、トゥルーデはもう部屋に戻ってるかな-、と思って、その…」

エーリカ「部屋に戻ったんだけど……」

エーリカ「でも、誰もいなくて……その、やっぱり寂しかったから」

エーリカ「もういちどミヤフジのベッドまで戻ったんだよ……」

エーリカ「関係無いことだし……黙ってたほうが良いと思って……」


ミーナ「……」

ゲルト(……)


132 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/06(日) 01:51:48.82 ID:bT426DC40

ゲルト「……」

ゲルト「それは、いつごろだ?」

リーネ「0400時くらいだったと思いますけど……」

エーリカ「う、うん、たぶん。そのくらいだよ」


ゲルト(……)


ゲルト「…………その後、眠れたのか?」

エーリカ「も、もちろん。ぐーっすりだよー」

ミーナ「……!」

ゲルト「……決まりだな」





ゲルト「エーリカ・ハルトマン。貴様を拘束する!」





137 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/06(日) 02:00:36.03 ID:bT426DC40

エーリカ「な、なんでさ! トゥルーデ!」

サーニャ「どういう事ですか……」

ゲルト「お前の寝態の悪さは、誰であれ、知っている……」

ゲルト「私とミーナは、おまえの将官学校時代から知っているんだ」

ミーナ「そうよハルトマン中尉……」

ミーナ「あなた、0400時ごろに一度起きたんですって?」

ミーナ「そして、0600前まで眠った……のよね?」

エーリカ「それがどうかして…………あっ…」

ゲルト「……そうだ」


ゲルト「お前が、二度寝をして、すぐさま起きられるはずがないだろう!!」


139 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/06(日) 02:03:59.80 ID:bT426DC40


エーリカ「あ、はわ……うう……」

エーリカ「それは……それは……うう……」

ゲルト「もしも……嘘に嘘を重ねた理由があるのであれば、聞こう」

ゲルト「だが、もはや私にはお前が信用ならない」

ゲルト「……すまんな」

エーリカ「……ごめん、トゥルーデ」

エーリカ「でも……私、坂本少佐を殺してない……」

ゲルト「ミーナ、指事を預ける。この場合の判断は」

ミーナ「禁固室……かしらね」

ミーナ「あそこは外からも内からも錠がかけられるから……」

ミーナ「鍵を持って中に入れば、一応、それなりに安全なはずよ…」


140 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/06(日) 02:05:59.33 ID:bT426DC40

シャーリー「ま、待てよバルクホルン……」

ゲルト「……」

シャーリー「……う」

ゲルト「退け、リベリアン。これは示し、だ」

ゲルト「疑わしき物は罰する――。カールスラント軍人として、当然のことだ」

エーリカ「みんな……ごめんね、混乱させて」

エーリカ「でも私、やってないから……」

芳佳「ハルトマンさん……」

ゲルト「行くぞ、お前達」



143 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/06(日) 02:08:23.01 ID:3W3iPSLyO

死亡フラグ


145 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/06(日) 02:08:49.00 ID:WX9VYNha0

エーリカァァアアァァ!

146 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/06(日) 02:09:36.82 ID:bT426DC40

芳佳(ハルトマンさんは、バルクホルンさんに中半引き摺られるようにして)

芳佳(隊の階上にある、禁固室に連れてこられました)


芳佳(禁固室は、内側と外側にそれぞれ別の鍵が付いており、外側からの開閉のみ外の鍵で可能です)

芳佳(ミーナ中佐はハルトマンさんにその鍵を渡し、部屋に籠もるように、といいました)

芳佳(これでこの部屋は、ハルトマンさんと外の誰かが同時に鍵を開けなければ、開かなくなるのです)


芳佳(ハルトマンさんは、私達一人一人の顔を見て、泣きました)

芳佳(泣きながらサーニャちゃんを抱きしめ、そして、部屋の中に入っていきました)


芳佳(最後にハルトマンさんは振り返り、私達に『ごめんね』と言いました)

芳佳(その姿は私の心の中に、何かとんでもない失敗をしてしまったのではないか――)

芳佳(また、もう二度とハルトマンさんに会えなくなるのではないかという不安を形作りました)



芳佳(そして、扉は閉ざされました)



148 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/06(日) 02:12:30.89 ID:bT426DC40

(なかなか……上手く事が運んでくれている)

(後は、あの二人さえ始末してしまえば……)

(いや、焦ることはない。嵐は過ぎ去ってはいないのだから)



(後の問題は、バルクホルンくらいか……)





( これは )

( 『私』 の)



( 『私達』  の )





( ――『復讐』 だ  )


149 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/06(日) 02:14:42.03 ID:bT426DC40

一応、これで第一幕終了となります。

一応、動機も手段も納得出来る形の犯人は用意してあります。
ただ、思いついたのが逆転裁判3やってる時だったので、そのへんご了承下さい。

とりあえず寝ます


150 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/06(日) 02:14:45.21 ID:3fCj8vsj0

エーリカが天使に・・・


152 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/06(日) 02:15:32.51 ID:rnRPpzeo0

これは気になるな、とりあえず乙


156 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/06(日) 02:18:54.27 ID:plO5wagKQ

スレタイでペリーヌあたりをdisるネタSSかと思ったけど中々本格的だな


163 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/02/06(日) 02:27:47.36 ID:/iChjNLW0

>芳佳(禁固室は、内側と外側にそれぞれ別の鍵が付いており、外側からの開閉のみ外の鍵で可能です)

>芳佳(ミーナ中佐はハルトマンさんにその鍵を渡し、部屋に籠もるように、といいました)

>芳佳(これでこの部屋は、ハルトマンさんと外の誰かが同時に鍵を開けなければ、開かなくなるのです)


この状況がよくわからんのだが
だれか馬鹿な俺にわかるように説明してくれ


164 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/06(日) 02:34:02.36 ID:WX9VYNha0

>>163
ハルトマン→|鍵穴A|扉|鍵穴B|←誰か

165 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/06(日) 02:36:01.97 ID:WX9VYNha0

俺のほうが馬鹿だった


166 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/06(日) 02:36:35.43 ID:/iChjNLW0

えっ


167 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/02/06(日) 02:37:55.37 ID:Sh/4snSoO

2人で一緒にガチャって感じか?


168 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/02/06(日) 02:39:55.13 ID:rMdRfE7z0

南京錠が扉の内と外にあるってことだろ


169 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/06(日) 02:40:56.73 ID:Ao6XCfwjO







~続く~ 


次回 シャーリー「あいつらには聞かせたくないんだ……芳佳の可愛い声を、さ」

※記事が反映されると表示されます、09/26 12:00 公開予定です。 【管理人】


おすすめSS

宮藤「ペリーヌさんって意外と可愛いとこあるんですね」
消灯時間をすぎてしまったが、大事な少佐のブロマイドを探しに芳佳を連れ海岸へ、ペリーヌさんはかわいいです。

宮藤「ストライクウィッチーズの皆でツイッター始めてみました!」

携帯端末あるの?という野暮なことはなしにして・・・まさかの展開です!

芳佳「ペリーヌさんがネウロイにやられた…」

まさかの展開!3分間のSPT!!クロスオーバーです。

サーニャ「エイラには私しかいらない」

ヤンヤンデレサーニャです。ペリーヌの運命やいかに!?

エイラ「サーニャ、汗臭いぞ」

サーニャにお風呂に入るよう伝えようとするが・・・サーニャがエロバカわいいです。

この記事へのコメント

-名無しの三等兵 - 2012年09月26日 00:30:02

これはネタバレ厳禁のスレだね

-  - 2012年09月26日 01:53:04

これって続きあるの?

Re: タイトルなし -waizman - 2012年09月26日 02:02:56

> これって続きあるの?

続きますよー、少し配慮が足りませんでした。
~続く~ を追記したのでよろしくどーぞ。
しばらくはこのSSを更新します。

-名無しの三等兵 - 2012年09月26日 07:37:03

これ途中でわかったときは嬉しくなった
なかなかのプロット

-名無しの三等兵 - 2012年09月26日 09:29:02

これはネタバレ厳禁だな

トラックバック

URL :

≪PREVHOMENEXT≫


タグツリー
リンク
最新記事
最新コメント
カテゴリ
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

過去記事一覧
SSをランダム表示
      
検索
      
Copyright © ストライク SS All Rights Reserved. blog designed by HiRo