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シャーリー「あいつらには聞かせたくないんだ……芳佳の可愛い声を、さ」

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254 名前:1 ◆.ewUP/EILA [] 投稿日:2011/02/06(日) 20:03:17.29 ID:bT426DC40

再開します

鍵とかについての説明は、我ながら足りなかったと思います
でもあんまり詳しく書くと中弛みするので、今後の展開で簡潔に説明します
ごめんなさい

255 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/06(日) 20:07:49.68 ID:bT426DC40



【2Day 14:00 談話室】



エイラ「……」ペラ

エイラ「復活の審判、笛を吹く天使――逆位置」

エイラ「……過去との決別、修復不可能、望まぬ決断」

芳佳「あ、あはは……」

エイラ「……」ペラッ

エイラ「朧な月、吠え猛る二匹の犬――正位置」

エイラ「不安定、心変わり、隠れた狂気」

リーネ「うう……」

エイラ「まあ……こんな日もあるさ」

エイラ「私の占いなんて、外れることの方が多いんだからさ……」



関連SS 

前回 芳佳「私達10人で、ストライクウィッチーズなんですから!」

257 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/06(日) 20:10:19.20 ID:bT426DC40

芳佳(昼になり、私達は食事のための準備をすることになりました)

芳佳(食欲などありませんでしたが、食べなければ体が持ちません)

芳佳(私は、余っていたジャガイモを茹で上げ、簡単な昼食を用意しました)

芳佳(そして、シャーリーさんとバルクホルンさん、ルッキーニちゃんは)

芳佳(ハルトマンさんのために、その食事を運びに行っています)


エイラ「ちなみに、この部隊の行く末は……」

エイラ「………こりゃ駄目だ」

エイラ「落雷の塔、落ちる人影――正位置」

芳佳「そ、それって悪い事なんですか……」

エイラ「……お前って、何にも知らないんだなー」


259 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/06(日) 20:12:18.09 ID:bT426DC40

リーネ「あのね……塔はタロットの中でもっとも悪いカードなの」

リーネ「破綻とか、崩壊とか……救いがたい運命、とか」

芳佳「へえぇー……全然知らなかったよ……」

芳佳「ちなみに、エイラさん自身の結果ってどうなんですか?」

エイラ「私は……」ペラッ


エイラ「星を頂く女帝――逆位置」



エイラ(……これは)

サーニャ「どうしたの、エイラ…」

エイラ「いや、何でもない」

芳佳「?」


260 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/06(日) 20:15:46.22 ID:bT426DC40

ミーナ「……宮藤さん、ちょっといいかしら」

ミーナ「あの子、やっぱり今朝はおかしな所とか、無かった……?」

芳佳「ハルトマンさん、ですか?」

ミーナ「私はあの子のことはよく知ってるつもりだったのに……」

ミーナ「いいえ、この部隊について、知っていると思い込んでいたんだわ、酷い傲慢ね」

ミーナ「こんな事が起こってしまったのも……私の……責任だと思って……」

芳佳「ミーナ中佐……」

エイラ(……)


コンコンコン!


「「…!」」



261 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/06(日) 20:18:29.12 ID:bT426DC40

『私だ! バルクホルンだ。皆、無事か』

『こっちは3人とも無事だぞ。ぴんぴんしてるさ』

『ウジュァー!』

芳佳「あ、良かった……バルクホルンさん達だった」

リーネ「私達も全員無事です」

ミーナ「今、鍵を開けるわ」


ガチャ


シャーリー「ふう、なんとか無事に帰って来られたな」

ゲルト「……」


264 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/06(日) 20:21:02.31 ID:bT426DC40

芳佳「その、ハルトマンさんの様子は……」

ゲルト「……いや」

ゲルト「顔を合わせたくは、無いようだ」

ゲルト「一応、差し込み用の小窓から食事は入れておいたが……」

シャーリー「たぶん、ふて寝してるんだろう。あんな事があったあとだからな」

シャーリー「返事もしなかったよ……それより私達の分の食事は?」

芳佳「あ、はい……ここに」

芳佳「大丈夫ですよ、おかしな物は入ってませんから…」

シャーリー「芳佳が作ったモノなら、なんでも大丈夫だよ。うん、おいしい」モグモグ

芳佳「シャーリーさん……」


268 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/06(日) 20:24:23.90 ID:bT426DC40

ルッキーニ「……」モグモグ

芳佳「あの、バルクホルンさんも……」

ゲルト「いや、まずはこれの処理が先だな」


バラバラバラ


リーネ「きゃ、きゃあ!」

エイラ「なんだそれ、銃かー!」

芳佳「な、なんですかバルクホルンさん……」


ゲルト「すまないが、勝手にそれぞれの部屋を物色させてもらった」


シャーリー「……私の考えさ。みんなごめんよ」

シャーリー「私とルッキーニが捜索するのを、バルクホルンが見張るって形でな」


269 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/06(日) 20:26:06.37 ID:bT426DC40

ゲルト「それぞれの部屋に隠されていた、軍用銃だ」

ゲルト「芳佳、リーネの部屋からは1丁。 化粧棚の3段目」

ゲルト「私、ハルトマンの部屋からは1丁。 私のベッドの枕元」

ゲルト「シャーリー、ルッキーニの部屋からは1丁。 工具箱の底」

ゲルト「中佐、少佐の部屋からは2丁。 机の引き出し、小物入れ」

ゲルト「エイラ、――サーニャの部屋からは0丁」

ミーナ「……」

ミーナ「そして、坂本少佐の現場に残されていた銃と合わせて、6丁ね」

芳佳「え……部屋を……」

エイラ「か、勝手な事すんなよなー!」

ゲルト「致し方ない」


271 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/06(日) 20:30:32.40 ID:bT426DC40

ミーナ「銃の数が……足りなさすぎるわね」

ゲルト「そうだ。それぞれ先程の場所から確認出来るか?」

ルッキーニ「私の銃、無いよー…、部屋にも戻ったことあんまりないしー」

ルッキーニ「どこにいっちゃったのか、わかんない……」

サーニャ「私の銃……エイラに預けてた様な気がする……」

エイラ「え? あれ? そ、そうだったか?」

サーニャ「サーニャには危ないから、私が預かってやるって……」

エイラ「あぁー! サーニャ! た、たぶんそうだ! ごめんよぅー」

ゲルト「エイラ……貴様……」

ゲルト「紛失したのか……じぶんの銃を…」

エイラ「だ、だだだだって、その、こんな事になるなんて」


281 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/06(日) 21:03:57.55 ID:bT426DC40

芳佳「じゃあ足りないのは、エイラさんが無くした銃と……」

ルッキーニ「あたしのピストルー……」

ゲルト「そして、ハルトマンの銃だ」

ゲルト「然し、こちらに関しては探すのが不可能だったからな」

シャーリー「あんな汚い部屋でよく生活出来るなーとおもうよ」

ミーナ「そして……ペリーヌさんの銃と……」

芳佳(あ、ペリーヌさんいたのか)


リーネ(芳佳ちゃん……!)


282 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/06(日) 21:06:25.63 ID:0aW1npa20

芳佳ちゃんっ・・・!


283 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/06(日) 21:07:40.69 ID:bT426DC40

ミーナ「そして一応、……ここにももう一つ……7丁目の銃があるわ」

芳佳(……!)

エイラ(どこから出したんだよ)

シャーリー「どういう事だ? 銃は規定人数分しか無いはずだろう?」

シャーリー「……あっ」

ミーナ「ええ……」

ミーナ「これはとある隊員の物で……私が、預かっていた物なの」

ミーナ「たぶん…必要になると思って、出しておいたわ」

ゲルト「……ああ」


芳佳「え? 何か知っているんですか?」


285 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/06(日) 21:10:23.80 ID:bT426DC40

エイラ「…ミヤフジには……あとで私が説明してやる」

ゲルト「……!」

ゲルト「……そうだな。任せたぞエイラ」


芳佳(なんだろ……空気がすごく重たい……)


ゲルト「ともかく、この銃は処分させてもらおう」

ゲルト「こうなってしまった以上な……」

シャーリー「処分って……どうするんだよ」

ゲルト「こうする」キュィーン


ガギッ


288 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/06(日) 21:17:04.95 ID:bT426DC40

シャーリー「うわっ」

リーネ「銃身が……垂直に……」


ガギッ! ガィン! ガゴッ! メギッ! バキッ!


ゲルト「……ふむ」

ゲルト「これで6丁、始末した」

シャーリー「相変わらず…すげ―力だな、おい」

シャーリー「最後の1丁はどうするんだ?」

ゲルト「私と、ミーナ中佐で所持する」

シャーリー(……!)


290 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/06(日) 21:20:54.13 ID:SfhYxey80

エーリカちゃん死亡フラグ・・・


291 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/06(日) 21:20:58.36 ID:bT426DC40

ゲルト「銃身は私が所持し、弾倉は中佐が持つ」

ゲルト「外部の敵が来襲した際には、我々二人が迎え撃つ」


芳佳「バルクホルンさん……でも一つだけじゃ……」

ゲルト「心配するな宮藤。私は負けない」

エイラ(……)


エイラ(問題は、そこじゃ、ないんだよなー……ミヤフジー……)


エイラ(容疑者のハルトマン……銃を所持する大尉……指揮官の中佐)


エイラ(……この場を動かせるのは、これで、カールスラント人だけじゃないか……)


エイラ(ほかの奴らは、これに気付いていないのか……)


292 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/02/06(日) 21:23:48.58 ID:klEekOP3O

反逆のスオムス

293 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/06(日) 21:24:06.84 ID:IbZW9eo3O

そこに気づくとは・・・天才か


295 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/06(日) 21:26:08.03 ID:bT426DC40

サーニャ「……エイラ、何考えてるの」

エイラ「いや、何でもないぞ、サーニャ」

ゲルト「……」


エイラ(サーニャを守れるのは、私だけだ!)





『星を頂く女帝――逆位置』





エイラ(軽率、虚栄心、えこひいき……)





エイラ(……いや…まさか、な…)


299 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/06(日) 21:29:35.99 ID:fRggGYQG0

サーニャ怪しいな

300 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/06(日) 21:29:48.38 ID:bT426DC40

ゲルト「ともかく、これで我々の武器の所存は理解しただろう」

ゲルト「では、……我々3人の身体検査をして、食事としよう」

ゲルト「宮藤! 我々の身体検査を済ませてくれ」

芳佳「あ、はい!」

シャーリー「あ、悪い! 私もう食べ始めてた!」

ゲルト「この……リベリアン……!」


ルッキーニ「……」モグモグ


芳佳「……?」

リーネ「ルッキーニちゃん……なんかボーッとしてるね」

リーネ「あんなことがあったあとじゃ、しょうがないかも……」

ルッキーニ(……)


302 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/06(日) 21:34:11.74 ID:bT426DC40





【2Day 16:00 談話室】





ゲルト(はやこの場所に立て籠もり6時間か……)

リーネ「……」

サーニャ「……」

エイラ「……まだ、占える奴とかいるか」

芳佳「えーっと……扶桑の……疾風ちゃんとか」

エイラ「……誰だよ、それ……」ペラ

エイラ「えっと、愚者……意味は何だったっけ……」

芳佳「えっと……同じ人がいたような…」

ゲルト(皆、襲撃者への怯えがある……もはや、限界かもしれんな)

ゲルト(何らかの手を打たなければ……)


306 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/06(日) 21:38:47.72 ID:bT426DC40

ゲルト「……中佐、今晩の立哨はどうする?」

ミーナ「監視塔は危険ね……」

ミーナ「この際、司令室に全員待機で、そこから交代で見張りを行いましょう」

ミーナ「日没から明日の日の出までは、動かない方が賢明ね」

ミーナ「外からの襲撃者ではないと、まだ確定していないわけだし…」

ゲルト「うむ……」

ゲルト「その件で……少し話がある」ボソッ

ミーナ「?」


307 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/06(日) 21:41:24.61 ID:bT426DC40

ゲルト「皆、聞け!」


ゲルト「これより一度、司令室へ体を移し、そこを拠点とする」

ゲルト「立哨は司令室内からの遠望のみ。エイラ、宮藤、リーネの3人が行う」

ゲルト「私とミーナは、交代で基地内を捜索」

ゲルト「そこで明日の0600時までの間、通信回復を待つ」

ゲルト「何か意見は、無いか」


ザワザワ.....


エイラ「あ、あのさ……」

エイラ「私は、サーニャと自分の部屋に戻っちゃ、駄目かな」

ゲルト「……エイラ」

エイラ「だ、だって……」


308 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/06(日) 21:46:04.20 ID:bT426DC40

エイラ「今はさ、そんな、ネウロイとかに構っていられないだろ」

エイラ「だって、私達の中に犯人がいるんじゃないか……」

シャーリー「……」

エイラ「ハルトマンだって、鍵の掛かった禁固室に一人でいるんだ」


エイラ「私達だって、自室で籠もっていた方が、安全じゃないか!」



シャーリー「……一理、あるな」

シャーリー「犯人が501内にいるかも知れない以上、……各々数人数組で対処すべきだ」

シャーリー「もっとも、私は外部犯だと思うがね……分裂するのは危険だ」


シャーリー「しかし、帝国軍人さんは内部犯を疑っているんだろう?」

ゲルト「……」


312 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/06(日) 21:49:49.67 ID:bT426DC40

エイラ「……い、いこうよサーニャ」

エイラ「ここに居たって、何も解決しないだろ…」グイッ

サーニャ「エイラ……でも、中佐が……」

ミーナ「……」

ミーナ「エイラさん、…この鍵を渡しておくわ」

ミーナ「あなたの部屋の鍵よ。これで外からの解錠は出来なくなるわ」

エイラ「……」

ミーナ「充分に用心してね……エイラさんに…仲間にもしもの事があるなんて、私、もう耐えられないから…」

ミーナ「また明日……この場所で会いましょう」ニコ


エイラ(信じないぞ……)


313 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/06(日) 21:51:40.85 ID:fRggGYQG0

エイラ…

314 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/06(日) 21:52:17.77 ID:VEEiK5YS0

オワタ


315 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/06(日) 21:52:46.38 ID:bT426DC40

ミーナ「……」

ゲルト「……」

芳佳「い、いいんですか、中佐……エイラさんを部屋に戻しても」

芳佳「もしも途中で誰かに襲われたら……」

ゲルト「……エイラは未来予知の魔法が使える」

ゲルト「今は執拗に気を張っているからな……不意を撃たれることはない」


芳佳「で、でも……うう」


ゲルト「それに、これは予想出来ていたことだ」

ゲルト「各員、二人一組で自室へ戻れ……我々、二人は司令室へ向かう」

ゲルト「そして、我々以外の人間には扉を開けるな」

ゲルト「自室、廊下、談話室――外部犯の可能性がある以上、これら以外の外出は認めん」

ゲルト「必ず二人一組で行動するように」


317 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/06(日) 21:56:46.94 ID:bT426DC40

ミーナ「宮藤さん、シャーリーさん……部屋の鍵よ」

芳佳「あ、はい……」

ミーナ「よく似ているから、間違えないようにね」

ゲルト「それと、これを持て」スッ


宮藤「インカム……ですか?」


ゲルト「常に受信状態にしておけ。私達は定時ごとに現状を報告する」

ゲルト「もちろんそちらからの音声も聞き取らせてもらう」

シャーリー「これで、各自連絡を取りつつ自由行動……ってわけか」

シャーリー「……今のところ、最善か」

ゲルト「では、それぞれ部屋に戻れ」


318 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/06(日) 21:59:44.79 ID:bT426DC40


ガチャ


リーネ「その、おやすみなさい…」

芳佳「バルクホルンさん…ミーナ中佐……気をつけて下さいね」

ゲルト「ああ……」


バタン


ミーナ「……さっきの……話って何? トゥルーデ」




ゲルト「……」


ゲルト「犯人を、釣り出してみようと思う」

ミーナ「……!」


320 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/06(日) 22:03:00.11 ID:bT426DC40

ゲルト「我々二人が、今晩立哨と巡回を行うことは皆に説明した」

ゲルト「犯人が我々の殺害を望むのであれば、この期を逃すはずが無いだろう」

ゲルト「一人になった我々の背後を取るには、絶好の機会だからな」

ゲルト「しかしおそらく……私は、襲われない」

ゲルト「おそらく犯人は途中のネウロイの襲撃をも警戒している」

ゲルト「我々を孤立させるには、ストライカーを破壊するのが一番なのだが……」

ゲルト「それをしなかった、と言うことは、ネウロイの襲撃による自らの破滅を念頭に置いているからだ」

ゲルト「現在……ハンガーの開閉が行えるのは、私だけだからな」


ゲルト「坂本少佐の遺体は放置され、わざわざ凶器をその側に示してくれた」

ゲルト「犯人は内部の物であり、未だ……我々の命を狙っている可能性が高い」


ミーナ「……具体的、には。どうするのかしら」

ゲルト「……基地の外を、探索する」


322 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/06(日) 22:06:05.19 ID:IbZW9eo3O

バルクホルン大尉は流石や


323 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/06(日) 22:08:14.61 ID:bT426DC40

ゲルト「皆は忘れかけているが、坂本少佐があの時間にハンガーにいた理由とは何だ?」」

ゲルト「そう、ペリーヌの捜索だ」

ゲルト「少佐はおそらく、雨の中、島の周辺を歩いてまわったのだろう」

ゲルト「そして、ペリーヌを見つけたのかどうかは解らないが……ハンガーに辿り着き、撃たれた」

ミーナ「それを、……辿るのね。……私が」

ゲルト「飲み込みが早くて、助かる。……すまんな」

ミーナ「私の把握魔法があれば、半径50メートルくらいの把握は可能よ」

ミーナ「この雨風の中でもね…」

ゲルト「ならば私は、その30メートル後方から隠れて追尾しよう」

ゲルト「いざという時は、それで対処出来る」


328 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/06(日) 22:12:58.15 ID:bT426DC40

ミーナ「私を囮にした、敵機誘導……将官学校時代を思い出すわね」

ミーナ「十分な危険……正直、怖いけど…やりたいわ」

ミーナ「何か、坂本少佐の死の原因が、見つかるかも知れないもの…」

ゲルト「……すまん」

ゲルト「では、定時連絡だ」カチッ


ゲルト『こちらゲルトルート・バルクホルン』ジー

ミーナ『ミーナ中佐よ』

ゲルト『これより我々は、一時基地外の巡回に向かう』

ゲルト『夕食は2030時。談話室に用意しておくので、必要であれば取ること』

ゲルト『それまでは各員、部屋からの外出は禁ずる』


ルッキーニ「……む」

ルッキーニ「…」バタン!


332 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/06(日) 22:17:07.77 ID:bT426DC40



【2Day 16:30 宮藤・リーネ寝室】



『各員、部屋からの外出は禁ずる――』



芳佳「バルクホルンさん達……外に出かけるんだ」

リーネ「心配だね……」

芳佳「こんな雨の中じゃ……何にも見えないと思うけどなあ」

リーネ「うん……」

リーネ「芳佳ちゃん…私、ちょっと横になるね」

リーネ「ちょっとだけ、肩がこっちゃった……」

芳佳「リーネちゃん…」


337 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/06(日) 22:20:37.32 ID:bT426DC40

リーネ「エイラさんもバルクホルンさんも……みんな誰かを疑ってる…」

リーネ「おかしいよね……みんな、仲間なのに…」ポロポロ

芳佳「……」

リーネ「私も……疑ってるの……」

リーネ「みんなが、とつぜんおかしくなりそうで……そんな自分と、…みんなが怖いの……」

リーネ「芳佳ちゃん…! 私とずっといっしょにいてね…。私をおいていかないでね…」


芳佳「うん……リーネちゃん」

芳佳「私達、ずっと親友だからね」


341 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/06(日) 22:24:56.96 ID:bT426DC40



【2Day 16:30 シャーリー・ルッキーニ寝室】



シャーリー「さて、夕飯まで眠るとするか」

シャーリー「ルッキーニ、お前も眠そうじゃないか。今は休んでおいた方がいいぞ」

ルッキーニ「うん……」

ルッキーニ「シャーリーはさ……その、」

ルッキーニ「誰が……坂本少佐を殺しちゃったんだと思う……?

シャーリー「……」

シャーリー「そんな奴、いないさ」

シャーリー「少なくとも、私達の中に、そんなことをする奴はいない」

ルッキーニ「……ホントに?」

シャーリー「ホントだぞー」


344 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/06(日) 22:30:02.57 ID:bT426DC40

ルッキーニ「でもぉ、その、もしもだよ……」

シャーリー「……」

ルッキーニ「私達の中に、犯人がいるってわかったとしたら……?」

ルッキーニ「私は、どうすればいいのかな……?」

シャーリー「まず、そいつと話し合わなくちゃならない」

シャーリー「なんで、こんなことをしたのか」

シャーリー「そいつの言い分をしっかり聞いてから、ガツンと言ってやるべきだ」

ルッキーニ「そうだよ、ね……うん」

シャーリー「ルッキーニ…」


350 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/06(日) 22:34:58.93 ID:bT426DC40

ルッキーニ「あたし……もう、寝る…」

ルッキーニ「シャーリー、おやすみ……」モゾッ

シャーリー「あ、ああ……」

シャーリー(繊細な年頃、なんだろうな……)


シャーリー「気をつけろよ、堅物軍人」


インカム『……』



━━━――



ルッキーニ「……」

シャーリー「……」スヤスヤ


「……」ムクリ


356 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/06(日) 22:40:20.40 ID:bT426DC40



【2Day 16:30 エイラ寝室】



エイラ「……」

サーニャ「……」

エイラ「なあ……サーニャ……眠くないのか…?」

エイラ「昼もほとんど眠れて無いじゃないか……大丈夫か?」

サーニャ「大丈夫よ、エイラ」

サーニャ「眠いのなら、私に構わず、眠って」

エイラ「…」

エイラ「やっぱり……ハルトマンが、心配なのか……?」

サーニャ「……うん」


360 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/06(日) 22:46:02.48 ID:bT426DC40

サーニャ「ハルトマンさん……可哀想」

エイラ「で、でも仕方ないだろ」

エイラ「そういう状況だったんだから……」

サーニャ「……」

エイラ「……う」

サーニャ「私達が、力になってあげられないかな……」

サーニャ「私も一緒に、禁固室で過ごすとか……」

エイラ「だ、駄目だぞサーニャ! そんなこと……」

エイラ「そ、そんな危ない……いや、その……」


361 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/06(日) 22:50:17.70 ID:bT426DC40

サーニャ「ねえ、エイラ。唄を聞いてくれる?」

エイラ「え……」

サーニャ「眠れないんでしょう……私が、唄ってあげる…」

エイラ「サーニャ……」


サーニャ『   ~♪     ~♪』


エイラ(だんだん……気持ちよくなって……)

エイラ「……」

エイラ「サーニャ……ずっと……一緒ダカラナ……」スヤスヤ

サーニャ「……」



サーニャ「もちろんよ、エイラ」


366 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/06(日) 22:55:24.62 ID:bT426DC40



【2Day ??:?? 禁固室】



エーリカ「ふん……私が坂本少佐を殺すわけ…無いじゃん…」

エーリカ「みんなで私を疑ってさ……グスッ……」

エーリカ「もう……寝ちゃお……」ゴロ

エーリカ「……」

エーリカ(……)

エーリカ(……今眠ったら、…もう二度とみんなに会えなくなるかもしれない)


エーリカ「……」

エーリカ「……怖いよ…」


......ガチャリ...


エーリカ「!?」ビクッ


370 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/06(日) 23:00:05.42 ID:bT426DC40

エーリカ「誰!?」



……



エーリカ「……」

エーリカ「だ、誰なんだよう……」



エーリカ(物音がしない……)

エーリカ(ちょっと、見にいってみようかな……)

エーリカ(でも鍵は開かないし……そうだ、あの差し込み口から覗けば…)


ソー....
カタン


エーリカ(もしかして……坂本少佐の……でもいきなり撃たれたり……しないよね?)

エーリカ(すぐに飛び退けるようにしておかないと……)


374 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/06(日) 23:04:26.88 ID:bT426DC40

エーリカ「……」ゴソゴソ


「……」スッ


エーリカ「え? ……サーニャ?」

エーリカ「あ、ちょっと待ってよ……!」


ガチャ


エーリカ(あれ? 扉が開く……? 外から鍵、かかってな――







パァン!





377 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/06(日) 23:05:27.79 ID:IbZW9eo3O

エーリカああああああいああああういああああああ


378 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/06(日) 23:05:49.01 ID:FT6G3fqj0

ええええええええええええええええええええ


386 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/06(日) 23:09:30.30 ID:bT426DC40



【2Day 19:00 宮藤・リーネ寝室】



芳佳「……ん」

芳佳(今……何時くらいだろう……)

リーネ「……」スースー


芳佳(夕飯まで時間があるなあ……)

芳佳(そもそも、今、何をすればいいんだろう……)


坂本『なにぃ! 何もすることが無いだと!』

坂本『そんな時こそ訓練だ! ついてこい宮藤! あっはっは!』


芳佳(坂本さん……)


コンコン


シャーリー『宮藤、リーネ。起きているか?』


387 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/06(日) 23:09:33.62 ID:IbZW9eo3O

まて、まだサーニャだと決まったわけじゃ

388 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/06(日) 23:09:56.44 ID:2whmrcRk0

あぼーーーん

389 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/06(日) 23:11:01.08 ID:klEekOP3O

エーリカマジ天使へ

390 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/06(日) 23:13:08.86 ID:bT426DC40

芳佳「え…シャーリーさん、ですか……?」

シャーリー『ああ、ここを開けてくれると嬉しい』


芳佳(バルクホルンさん達以外には、開けないように言われてるけど……)

芳佳(………)


ガチャ

シャーリー「助かったよ、宮藤。今ちょっと……困ってるんだ」

芳佳「どうかしたんですかぁ…?」

シャーリー「目が覚めたら、ルッキーニがいなくてなー」

シャーリー「インカムも持って行っていないようだし……どうしたものかと」


392 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/06(日) 23:18:36.76 ID:bT426DC40

芳佳「え……! ルッキーニちゃん、いないんですか…!」

シャーリー「ああ、まったく、一体何処に……」

シャーリー「談話室まで探しに行こうかと思ったんだけど、一人じゃ動けないだろ?」

シャーリー「宮藤たちに付いてきてもらおうと思ってさ」

芳佳「私は構いませんけど……」

リーネ「……」スヤスヤ

芳佳(リーネちゃん、起こすのはちょっとかわいそうかな…)

芳佳(部屋に鍵をかけておけば、大丈夫だよね…?)

芳佳(ちゃんとメモを残しておかないと)

芳佳(万が一の為に、インカムを枕元に置いておこう)


ガチャリ


芳佳「じゃあ、談話室に行きましょうか」


396 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/06(日) 23:22:47.27 ID:bT426DC40



【2Day 19:20  リーネ】



リーネ「…ん……」フワァ

リーネ「芳佳ちゃん……?」ムクリ

リーネ「芳佳ちゃん、どこいったの……」

リーネ「あ……」


芳佳『シャーリーさんとルッキーニちゃんを探しに談話室に行くよ』


リーネ「……」

リーネ「……私も、行こうかな……」

リーネ(あ、でも芳佳ちゃん、鍵を持っていっちゃってる……)


397 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/06(日) 23:24:18.96 ID:IbZW9eo3O

1人にしてはいけないってバーロー先生が言ってた

398 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/06(日) 23:27:28.77 ID:bT426DC40


ガチャリ


リーネ(部屋の鍵、掛けられないけど……)

リーネ(別に入られて困る事なんて無いし、大丈夫だよね……)

リーネ「談話室、だっけ……」

リーネ(扉、開けっ放しでいいかな……?)

リーネ(そのほうが、いないってわかるもんね)

リーネ(ミーナ中佐は、まだ帰ってこないのかなあ)

リーネ(エイラさんも部屋に籠もりきりだし……)


リーネ「……!」


399 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/02/06(日) 23:28:12.71 ID:3LGtRKaS0

ティウンティウン


401 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/06(日) 23:32:48.30 ID:bT426DC40


リーネ「……今、誰かシャーリーさんの部屋に入っていった……」


リーネ(ルッキーニちゃんが、戻ってきたのかな?)

リーネ(ならシャーリーさんは談話室だって、教えてあげないと……)

リーネ「ルッキーニちゃん……」


リーネ(なんだろう……手が震えて……)


リーネ(シャーリーさんの部屋なんて……なんどもお邪魔したことあるのに……)

リーネ(ちょっと……怖い……)


ガチャ


リーネ「ルッキーニちゃん……いるの……?」


403 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/02/06(日) 23:34:19.25 ID:plqUMFuqO

リーネ中尉……

405 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/06(日) 23:37:43.20 ID:bT426DC40

リーネ「は、入るよ……ルッキーニちゃん……」

リーネ「ルッキーニちゃん……暗くて見えないよ……明かりをつけて…」

リーネ(誰か、部屋の奥で動いているなあ)

リーネ「えっと、……あ、いた……」


カチャッ


リーネ「え?」


410 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/06(日) 23:41:36.36 ID:bT426DC40



【2Day 19:20 談話室】



芳佳「……」ズズ....

芳佳「……!」

芳佳「う、うう……苦いですぅ、シャーリーさん」

シャーリー「あはは、宮藤にはまだ私のコーヒーは早かったかー」

シャーリー「そいつが大人の味って奴だ。早く大人になりたいだろー」

芳佳「せ、せめてミルクを入れて下さい……」チラッ

芳佳(おっきいなあ……)

シャーリー「お、なんだその目は」

シャーリー「どしたどしたー、うりうり」

芳佳「わああ、やめてください……ぅあ……」


412 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/06(日) 23:44:39.47 ID:bT426DC40

芳佳「そ、それにしても、ルッキーニちゃんいませんでしたね…」

シャーリー「ああ……」

シャーリー「あいつのことだから、危険なことはしないと思うんだが……」

芳佳「でも……」

シャーリー「ルッキーニだからなあ……心配だ…」

芳佳「食堂の方にでも、食べ物を探しに行ったとか……」

シャーリー「あの石頭軍人さえいなけりゃ、探しに走れるんだけど……」

芳佳「あはは……」


『定時連絡、こちら石頭軍人だ』


シャーリー「うわっ!」


413 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/02/06(日) 23:45:47.58 ID:5O5hUZ4pO

芳佳の周りの人物を殺して傷心の芳佳に近づくバルクホルンか…

414 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/06(日) 23:49:03.63 ID:bT426DC40

ミーナ『こちらミーナ中佐よ。現在、ハンガーのハッチ前』

ゲルト『ルッキーニの件は先程からこちらにも聞こえている』

ゲルト『私はこれよりミーナ中佐と合流し、その後、浴室、食堂、会議室と移動する』

ゲルト『シャーロット・宮藤両名は談話室より動くな。我々も時期に向かう』ブッ


シャーリー「うわー、びっくりしたー……」

芳佳「駄目ですよシャーリーさん、これ全部聞こえてるんですから……」

芳佳「ルッキーニちゃんもインカムを持っていってくれればすぐ連絡が取れたのに…」

シャーリー「代わりに部屋の鍵を持って行かれてしまったからなー」

シャーリー「今、私の部屋は開けっ放しだ」


芳佳「大丈夫なんですか……それ?」


418 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/06(日) 23:52:37.30 ID:bT426DC40

シャーリー「大丈夫も何も、盗られて困る物も無いからなー」

芳佳「まあ、それもそうですよね……」

シャーリー「……」カチャ


スッ


芳佳「……!」

芳佳(シャーリーさん……顔が……)

シャーリー「なあ、芳佳」スッ

シャーリー「ちょっと、声を落としてくれるか…?」

芳佳「……えっ」

シャーリー「あいつらには聞かせたくないんだ……芳佳の可愛い声を、さ」

芳佳「……あぅ……」


420 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/02/06(日) 23:55:11.92 ID:plqUMFuqO

えっ?





えっ?シャーリーさん?


421 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/06(日) 23:56:23.11 ID:bT426DC40

シャーリー「お前は……この事件を、どう見ているんだ……?」

芳佳「私……」

芳佳「私は……」

芳佳「わからない……です」

芳佳「私達10人の中に犯人がいるなんて……考えられない……」

芳佳「でも……状況は……私達の誰かが……その……」

芳佳「もう……辛くて…何も考えたくありません……」ポロポロ


シャーリー「……ああ」


ギュ


423 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/06(日) 23:58:34.15 ID:bT426DC40

シャーリー「そうさ……仲間を撃つ奴なんて、いない」

シャーリー「きっと、そこには何か、私達の考えられないような、悲しい理由があるはずなんだ」

シャーリー「…もうこれ以上、仲間を傷付けさせやしない」


シャーリー「私が……みんなを守るから。……安心してくれ」


芳佳「……」

芳佳「ずるいです……シャーリーさん」

芳佳「みんなを一人で守るなんて……ずるいです…」

シャーリー「ああ、私はずるいんだ」


シャーリー「――大人、だからな」


424 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 00:00:02.39 ID:epY9KMFY0

シャーリーさんじゅうろくさい


427 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 00:02:34.96 ID:/04iZyte0

芳佳「……」ムスッ

シャーリー「ふふ、……でもさ、芳佳」

シャーリー「私は、みんなを守るけど、……芳佳は――」スッ

シャーリー「……――芳佳は、私を守ってくれるんだろう?」ギュッ

芳佳「あぅ……シャーリーさ……駄目……」







パァン!






シャーリー(な……銃声!)バッ

芳佳「あっ……!」


434 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 00:06:57.09 ID:/04iZyte0

シャーリー「こちらイェーガー大尉! 談話室にて、発砲音を確認した!」

シャーリー「音は寝室から聞こえて来た模様! 直ちに確認に向かう!」


インカム『ま、待ちなさい大尉――まだ――』


シャーリー「持ってろ宮藤!」ポイッ

芳佳「あ、ちょ、ちょっと! 待って下さいシャーリーさん!」


『待て! 宮藤! その場を動くな!』

『バルクホルン大尉! あなたは西階段から上がって!』


『この通信を聞いている物はその場待機! 状況把握出来ている物は随時説明なさい!』


438 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 00:11:43.92 ID:/04iZyte0

シャーリー「くそっ! 廊下には誰もいないな……」ダダダダッ

芳佳(わ、私の部屋の扉が開いてる……!)

芳佳「リーネちゃん……」ダッ

シャーリー「待て宮藤! 敵が潜んでいるんだぞ!」


ガタッ


芳佳「リーネちゃん!」

芳佳「い……いない……!」

シャーリー「……!」

シャーリー(私の部屋は、扉を開けておいたはずだな……)

シャーリー「宮藤、私の側から離れるな!」


441 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 00:15:30.43 ID:/04iZyte0


ガチャガチャ.....


シャーリー「……! 鍵が内側から閉まっている……!」

シャーリー「ルッキーニ! 戻っているのか! 返事をしろ!」ドンドンッ

芳佳「シャーリーさん……この部屋の鍵は……!」

シャーリー「持っているのはルッキーニ自身だ……どうしようもない」


タッタッタッタ


ゲルト「どいてろ! リベリアン!」

シャーリー「バルクホルン! ずぶ濡れじゃないか……」

芳佳「バルクホルンさん……鍵が…」

ゲルト「状況は理解している。宮藤のインカムを全て聞いていたからな!」


450 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 00:20:39.22 ID:/04iZyte0

ゲルト「うぉおおおおおお………! せぇいっ!」


バギッ!


芳佳(ど、ドアノブを引き抜いた……)

シャーリー「ルッキーニ!」

ゲルト「待て! 迂闊に侵入するな!」


バタン!


芳佳「……あ」

ゲルト「……」

シャーリー「……」





リーネ「」





451 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 00:20:49.52 ID:/HtHU5ieO

そもそも本当に撃たれてるのか


458 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 00:24:12.78 ID:/04iZyte0

芳佳「う、うわ……うああ……」


芳佳「っリーネちゃん! リーネちゃああん」



シャーリー「室内……荒らされているな。少なくとも私が出た時以降か」

シャーリー「……扉には施錠。窓は――開いている」

シャーリー(カーテンが外れている……残った一枚は、引き裂かれているな)

ゲルト「室内に人影は無し……またもや胸部銃撃。即死…か」

ゲルト「イエーガー大尉、窓を閉めてくれ。……この風ではガラスが割れてしまう」


ガタバタガタ........


シャーリー「もう割れてるよ。もともとこの窓は耐風用じゃないんだ」

シャーリー「よっと……」バタン


シャーリー(……我ながら、落ち着いたものだな)


462 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 00:27:24.88 ID:/04iZyte0


タッタッタッタ.....


ミーナ「……到着したわ」ハァハァ

ミーナ「状況は……通信で把握、…済みよ」

芳佳「リーネちゃん……リーネちゃん……」

芳佳「ずっと一緒だって約束したのに……私が守るって……」ポロポロ

ゲルト「ミーナ、この部屋も封鎖するぞ」

ゲルト「状況確認。扉1、窓2。遺体は部屋の中心部」

ゲルト「扉には内側から施錠されており、鍵の持ち主は行方不明」

ゲルト「窓の一つは解放されており、嵐により粉砕。犯人はおそらくその窓より脱出」


ゲルト「……おっと」スッ


468 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 00:31:15.55 ID:/04iZyte0

芳佳「……」グスツ

ゲルト「遺体の脇――。凶器は、また、この銃だな」

ゲルト「一発装填され、発射された後がある」


シャーリー「……501ウィッチ用の軍用銃……」


ミーナ「これで、8丁目ね……」

ゲルト「行くぞ、宮藤……立て」

ゲルト「我々にはまだ、死者を追悼する余裕は存在しない」

シャーリー「……!」

シャーリー「おい、他の奴らはどうした」

ゲルト「……」

ゲルト「そうか、エイラ!」


471 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/02/07(月) 00:34:14.31 ID:OM78YZeV0

生存者
ゲルト
ミーナ
芳佳
ルッキーニ
シャーリー
エイラ
サーニャ もう7人か



475 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 00:37:28.47 ID:ot/EWK/CO

>>471
まだペリーヌが死んだとは限らないもん!


472 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 00:34:46.49 ID:/04iZyte0



【2Day 19:30 エイラ寝室】



ドンドンドンドンッ!


『エイラ! 無事か! 返事をしろ!』

『ミーナ中佐よ! ここを開けて!』

『エイラさん! 宮藤です! 大変なんです!』


「……」


『駄目だ! 返事がない……、乗り込むぞ!』

『ああ、うおおおおおお!』


ババキッ!


476 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 00:38:37.23 ID:/04iZyte0

ゲルト「エイラ!」

シャーリー「……!」

シャーリー(こちらも窓が開いている……また、割れているな)

シャーリー(カーテンは一枚もない……どういう事だ……?)

ゲルト「おい、エイラ!」

ミーナ「エイラさん、しっかりして!」


エイラ「うー……」スースー

エイラ「うるさいなー……」モゾッ


ゲルト「エイラ! 起きるんだ!」ユサユサユサ



477 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 00:39:04.80 ID:rwQorELl0

よかったあああああああああああああああ


478 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 00:40:46.25 ID:/04iZyte0

エイラ「もおー、なんなんだよー」


ビュービュー


エイラ「うわっ、さむいっ!」

ミーナ「窓を開けて寝ているからよ……よく眠れるわね…」


シャーリー「ハダカだしなー」


エイラ「え……」

芳佳「おっぱい……」

エイラ「な、何見てんだコラー! ミヤフジ-!」バッ


芳佳(リーネちゃん……)


芳佳「……うっ」



エイラ「ひ、人の胸見て泣くなー! なんなんだよーもー!!!」


483 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 00:46:34.77 ID:/04iZyte0

シャーリー(この部屋と私の部屋とは隣同士だな……)

シャーリー(パイプとカーテンを使えば、渡れない距離じゃない……)

シャーリー「エイラ、髪を触らせてくれるか?」

エイラ「は、……な、なんだよ急に……ちょ…」

シャーリー(濡れてはいない……あの短時間でここまで乾かすのは不可能か)

シャーリー(ならば……)

ミーナ「エイラさん、貴方、なんで窓を開けて寝ていたの?」

エイラ「へ? 窓?」

エイラ「知らないぞ…そ、そんなの……わたしは開けてな――」


エイラ「へっくし!」


487 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 00:49:45.24 ID:/04iZyte0

エイラ「とにかく説明しろよ、何なんだよ! おまえらー」

芳佳「エイラさん……」

エイラ「潤んだ目でこっちをみんな! 気持ち悪いー」

エイラ「あ……ゴメン、言い過ぎた、……なんかあったのか……」

ゲルト「話している暇はない。エイラ、移動するぞ」

ゲルト「自体を甘く見すぎていた……」

芳佳「……!」

芳佳「……エイラさん、その枕元にあるの、この部屋の鍵ですか?」

エイラ「……ん、そうだぞ」

エイラ「大尉に扉を壊されたから…もう必要無いと思うけどな……」

シャーリー「ん……」


491 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 00:54:10.34 ID:/04iZyte0

シャーリー「エイラ、お前、サーニャはどうした? いっしょじゃなかったのか?」

エイラ「えー? サーニャなら私の隣で寝て――」

エイラ「あれ!? いないぞ」

エイラ「どどどど、どこいったんだ! サーニャ!」

ミーナ「……お、落ち着いて、エイラさん」

エイラ「な、なにが、おち、おち、落ち着いて……サーニャ、サーニャ!」

エイラ「サーニャがいないと、私、私は……」

ゲルト「皆、サーニャはこの部屋にいないのか?」

シャーリー「ベッドの下とかに……」

エイラ「いるわけないだろー、ばかー!」


493 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 00:56:33.45 ID:wtW4ccIz0

ベッドの下にいたら怖いわ


494 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 00:58:57.73 ID:Ox0mN9eL0

殺人犯がベッドの下に潜んでいるのはよくあること


495 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 00:59:02.97 ID:/04iZyte0

エイラ「な、なんでだ? さ、さっきまでは」

エイラ「寝る時は確かにいたのに、なんでいないんだ、あ、あう」

芳佳「窓も開いてるし……飛ばされちゃったとか……」

エイラ「真面目に考えろばかー!」

シャーリー(こちらでも、また密室、か)

ゲルト「寝る前は窓を閉めて、扉にも鍵を掛けていたんだな」

ゲルト「そして鍵は持ち去られていない……十中八九、サーニャの消えた先は窓からだ」

エイラ「そんな……サーニャ、こんな雨の中……」

ゲルト「サーニャが一人で窓を飛び降りていくわけがないだろう……」

ゲルト「やはり、何者かに持ち去られた、と考えるのが妥当か」


シャーリー(隣の密室との共通点は、やはり、窓、か……)


496 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 00:59:11.38 ID:noAFjAL60

サーニャが居ないってことにエイラが気づかないのも怪しいな


497 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 00:59:52.89 ID:/04iZyte0

ゲルト「宮藤、エイラを取り押さえろ。一刻も早く司令室に向かうべきだ」

芳佳「ええ、あ、はい……」ダキッ

エイラ「や、やめろ離せ! サーニャ! サーニャ!」

エイラ「うわあああん、サーニャー」


ミーナ(宮藤さんに力負けする人って、初めて見たわ)



ゲルト「ルッキーニも行方不明……まったく、どうなっているんだ…

ゲルト「この際……ハルトマンも回収していく。奴を一人にさせては危険だ」

ミーナ「ええ……」

ゲルト「ミーナ……すまん……」

シャーリー(……)


502 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 01:02:34.77 ID:rwQorELl0

貧弱エイラかわいい

503 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 01:03:45.26 ID:/04iZyte0


シャーリー(ふむ……)

シャーリー(現場を整理すると、こういう事だ)

シャーリー(私達が銃声を聞き、駆けつけた時――)


SW_suiri_01_01_503.jpg


シャーリー(このように、犯人はおそらく室内にリーネの遺体と共にいたのだろう)

シャーリー(そして、窓から逃走)

シャーリー(時同じくして、エイラの部屋からはサーニャが消える)

シャーリー(扉は施錠されており、その鍵はエイラの枕元)

シャーリー(サーニャが扉から出されたのであれば、施錠されているはずがない……つまり、窓)


505 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 01:09:24.66 ID:/04iZyte0

シャーリー(サーニャが犯人と共に消えた可能性を辿るのであれば――)


SW_suiri_02_01_505.jpg
①犯人はリーネと共に部屋に入り、殺害後、もしくは前に扉を内側から施錠
②リーネ殺害後、銃をその場に放置し、窓から逃走
③エイラの寝室に侵入(窓を破壊?)、サーニャを拉致(?)


シャーリー(……このように)

シャーリー(一度、犯人がエイラの寝室に侵入、もしくは招き入れられた可能性が高い)

シャーリー(エイラ自身は窓の外には出ていない……そして扉Aを通過することは出来ない)

シャーリー(鍵Aを所持したルッキーニか、もしくは……)


508 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 01:13:16.38 ID:/04iZyte0



【2Days 19:50 禁固室前】



ドドン!


ゲルト「おい! ハルトマン! ゲルトルート・バルクホルン大尉だ!」

ゲルト「緊急事態につきお前の禁固を一時解く! 返事をしろ!」

ミーナ「警戒して……いるのかしら」

ゲルト「いや……恐らく眠っているだけだろう。昼もそうだった」

ゲルト「ともかく起きるまで叩き続けるか……扉を破るか……」

ゲルト「この際インカムを小窓から投げ込んでおけば、状況把握だけはできそうだが……」

芳佳「は、ハルトマンさん……出てきて下さい……」

芳佳「まるで……誰もいないみたいですね…」

シャーリー(昼も確か……こんな……)

シャーリー(…………!)


510 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 01:18:07.73 ID:/04iZyte0

シャーリー「お、おい、ミーナ中佐!」

ミーナ「な、何……」

シャーリー「もしかして、この中にハルトマン……いないんじゃないのか……」


ミーナ「な……」



ゲルト「まさか……不可能だ」

ゲルト「壁か扉を破壊でもしないかぎり……内側から開くことはできない」

ミーナ「ま、待って……」キュィーン

ミーナ(扉の向こう……)

ミーナ(扉には両側からの施錠を確認……部屋壁、異常無し)

ミーナ(ベッドの周囲……上……床……天上……)

ミーナ「……!」


514 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 01:21:29.61 ID:/04iZyte0

ミーナ「い……いないわ!」

ミーナ「どうして……フラウ…!」

エイラ「……」

芳佳「な、なんでですか! 出られないはずじゃ……」

シャーリー(……!)


ゲルト「バカな……っ! エーリカ・ハルトマンッ!」


ガッ.....バギギッ!
ガシャーン!


ゲルト「エーリカ!」タタタッ

芳佳「ホントに……誰もいない……!」


517 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 01:26:07.38 ID:/04iZyte0

エイラ「ベ、ベッドの下とか、どうだ。いないのか?」

ゲルト「そんな場所にいるか! 馬鹿者!」

ゲルト「あいつは…!!」

ゲルト「あいつは……逃げたんだ……」ポロポロ

芳佳「バルクホルンさん……」

ミーナ「トゥルーデ……しっかり……」

ゲルト「すまん……二人とも……」

ゲルト「私とした事が……すこし動転してしまって……」

シャーリー(……)

ミーナ「司令室に、向かいましょう」

ミーナ「もう、そこで立て籠もるしかないわね」


520 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 01:29:39.18 ID:/04iZyte0



【2Day 21:30 司令室】



芳佳「みなさん、夕食ですよ……」

芳佳(ハルトマンさんの行方不明の直後)

芳佳(私達は、司令室に籠もり、遅めの夕食を取りました)

芳佳(バルクホルンさんは、しきりに嵐の空ばかりを見上げ、辛そうです)

芳佳(そして、シャーリーさんも、先程から何か考え込んでいるようでした)


エイラ「サーニャ……サーニャ……サーニャ……サーニャ……」


芳佳「エイラさんは、こんな感じです」

エイラ「誰に言ってんだおまえ……」


528 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 01:32:47.15 ID:/04iZyte0

エイラ「ど、どうしたらいいんだよ……ミヤフジ」

エイラ「サーニャ、どこに行ったんだよ……なんで……」

芳佳(エイラさんはサーニャさんといつもいっしょでした)

芳佳(そのサーニャちゃんと離れることは、彼女の心にどれだけの影響を与えたのでしょう)

エイラ「な、なんだよその目は……気持ち悪いぞ…」

エイラ「……その、リーネの件は、残念だったな……」

芳佳(私は、リーネちゃんが殺されてから、次第に頭が冴えていくのを感じていました)

芳佳(怒りはありません。然し、体の中の何かとても大切な物が消えてしまったような…)

芳佳(そんな、虚無感だけを抱えていました)

エイラ「やっぱりちょっと変だな……お前」

芳佳「いいえ」


532 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 01:37:18.34 ID:/04iZyte0

芳佳(ふと、シャーリーさんの横顔を見上げると、彼女は窓の外を見ていました)

芳佳(彼女の視線は、空から雲――雨へと辿り、窓辺の人物を見つめます)

エイラ「お、おい……」

芳佳(同じくして、バルクホルンさんも、しっかりとシャーリーさんを見つめ返していました)

芳佳(そして、二人の視線が合わさった時、ゆっくりとバルクホルンさんが口を開きます)

芳佳(呟くような、そして、囁くような。しかし、――)


ゲルト「……今回の犯人は……エーリカと、その共犯者だ……」


シャーリー「どうして、……そう思う?」


537 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 01:40:23.38 ID:/04iZyte0

ゲルト「恐らく……エーリカであれば、坂本少佐殺害も、可能なはずだ」

ゲルト「奴の腕であれば、少佐が見せた少しの隙で打ち倒す事も可能だろう……」

ゲルト「そして……リーネ殺害――奴であれば、可能だ……」

ゲルト「サーニャを盗み出したり、密室を作り出すなどの行動も」

ゲルト「奴が犯人であれば否定出来ない……」

シャーリー「本当に、それが全てか?」

ゲルト「……」

ゲルト「正直、わからない」

ゲルト「奴が逃げ出した事による失望と怒りが、奴を犯人だ思い込もうとしているのかもしれない」


ゲルト「私は―――エーリカを信じているが……その自分を信じることが…できない……」


シャーリー「……」


541 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 01:43:28.60 ID:/04iZyte0

エイラ「……」

エイラ「ミヤフジ、その、寒いから……もっとくっつけよ」

芳佳「あ……エイラさん、毛布一枚でしたもんね……」

エイラ「バカ、……」

ミーナ「やはり、ハルトマン中尉の犯行の可能性が高いのね……」

ゲルト「もはやこの状況では、断定せざるを得まい……」

シャーリー「……ふむ」

シャーリー「しかし…解らないぞ。どうして共犯者がいることになるんだ?」

シャーリー「エーリカが自力であの禁固室を出た、という可能性は無いのか…?」

ゲルト「そうだな……」

ゲルト「あの鍵についての説明をした方が……良さそうだな」


544 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 01:45:18.38 ID:6CcJcHE8O

鍵の解説キタコレ

549 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 01:49:56.51 ID:/04iZyte0

ゲルト「あの鍵は、外からの内錠の解錠が可能な物だ」

ゲルト「閉じ込めた軍規違反者に、禁固室内部に立て籠もられないための、非常用の鍵でもある」

ゲルト「つまり、このような形となる」

SW_suiri_08_01_549.jpg

シャーリー(……)

シャーリー「これは、内側の奴はどうあっても出られない事になるな……」

シャーリー「逆に、外側の奴からは容易に密室を作り出すことが出来る――」


シャーリー「……!」



ゲルト「気付いたか、リベリアン」


551 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 01:53:06.13 ID:/04iZyte0


シャーリー「今回は、鍵は『内側』にあったんだな……?」


ミーナ「ええ……。ハルトマン以外の、外部犯人も疑っていたから」

ミーナ「両方から完全に状況を遮断するには、こうするしかなかったの」

SW_suiri_09_01_551.jpg


シャーリー「……確かに、これではどちらからも開くことが出来ない」

シャーリー「だが、……『密室』、なら話は別だな?」

ゲルト「……」


芳佳「え……ど、どういうことですかシャーリーさん!」


552 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 01:57:18.88 ID:/04iZyte0

シャーリー「順を追って説明しよう」

シャーリー「まず……ハルトマンが犯人だと前提に……」

SW_suiri_10_01_552.jpg
シャーリー「この状況ではハルトマンは脱出不可能……」

シャーリー「つまりいることになる。……『共犯者』が」

SW_suiri_11_01_552.jpg


シャーリー「そして脱出したハルトマンは、外側から内側の施錠を操作出来る……『鍵』を持つ」

SW_suiri_12_01_552.jpg


553 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 01:58:23.55 ID:yVEOgKByO

鍵はトリックのためだったのか
すげえ


555 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 02:00:00.00 ID:noAFjAL60

抱きついたときだな


559 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 02:01:38.26 ID:wtW4ccIz0

>>555
すげえ


560 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 02:01:42.10 ID:yVEOgKByO

>>555
抱きついた時に鍵をサーニャに渡した…ってことか?


557 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 02:01:05.59 ID:j9kWjbsT0

>>555
でも あれ…開いてる って言ってなかったか


558 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 02:01:14.90 ID:/04iZyte0

シャーリー「ハルトマンは、外側から共犯者によって外施錠を開けてもらい、脱出」

シャーリー「渡した鍵で一時的な密室を作り上げた」

シャーリー「そして、リーネを襲い、再びどこかに潜伏した……ってところか」

ゲルト「……そうだ」

芳佳「そ、そんな……」

ゲルト「密室を作り出したのは、我々に、『まだ中にいる』、と思わせる為だ」

ゲルト「事実、あの時シャーリーの一言がなければ、」

ゲルト「私は連絡用のインカムだけを置いて、立ち去るつもりだったのだから」

シャーリー「……その場合、私達は行方不明のルッキーニ達を疑い続け……」

シャーリー「ハルトマンの事は念頭から消えていただろうさ」



561 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 02:05:50.39 ID:/04iZyte0

シャーリー「だが……、これは、ハルトマンが犯人だと仮定しての話だ」

芳佳「えっと……」

エイラ「なるほど……」

エイラ「『真犯人』が外側からハルトマンの鍵を開け、誘い出し、始末した」

エイラ「そう言うわけか…」

シャーリー「……そうだな」

シャーリー「犯人か犠牲者か……どちらか二択ってのも怖いもんだ」

ミーナ「トゥルーデ……」

ゲルト「……」


564 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 02:10:23.67 ID:/04iZyte0

ゲルト「私は……ハルトマンに……『犠牲者』であって欲しくない……」

ゲルト「あいつは……私の……大切な仲間なんだ…」

シャーリー(『犠牲者』、か『犯人』か……)

シャーリー(然しそれはこの場の全ての人間に言えるのかも知れない)

シャーリー(明日の朝日が上る時、私は、『生存者』なのだろうか)

シャーリー(それとも……)



エイラ「へくしょ!」

エイラ「うう……風邪引いたな…」


565 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 02:10:38.19 ID:6CcJcHE8O

>>374の銃声はリーネが撃たれた音な気がしてきた

566 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 02:11:34.61 ID:noAFjAL60

>>565
なるほど・・・

576 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 02:20:22.80 ID:6ZiEjbxzO

>>565
それだと犯行可能なのは
行方不明のルッキーニとペリーヌ
同伴者のいないエイラってところかな
バルクはミーナの後を嵐の中追ってるふりをすれば一応可能?
ミーナがバルクを探知してなければの話だが


579 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 02:22:46.57 ID:yVEOgKByO

>>565はエーリカとサーニャ生存説か

567 名前:あともう少しで寝れます[] 投稿日:2011/02/07(月) 02:11:57.81 ID:/04iZyte0

ミーナ「ともかく、ハルトマンを犯人だと断定はできないわ…」

シャーリー「仮定した場合……鍵を開けた『共犯者』がいることになる…もの」

ゲルト「……」

ゲルト「この状況では、誰でも……犯人にも共犯者にもなり得る」

ゲルト「行方不明の三人はもちろん……この中のメンバーもな」

ミーナ「……エーリカ…」

シャーリー「………ルッキーニ…」

エイラ「……サーニャ…」

芳佳「……」


芳佳(あ……ペリーヌさん……)



568 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 02:14:10.33 ID:epY9KMFY0

ペリーヌwwww


569 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 02:14:57.03 ID:/04iZyte0

シャーリー「仮定の犯人の想定じゃない……」

シャーリー「今は、嵐が過ぎ去るまで、生き残ることだけを考えよう」

芳佳「……はい」

シャーリー(『生き延びる』、ではなく、『生き残る』ってのが悲しいところかな)

シャーリー(ともかく、なんとしても士気をあげないと……)

シャーリー(こんな事を考えてるって事は、私はたぶん、共犯とか考えていないんだろうなあ)


シャーリー(……仲間想いってのは、結構重いもんだよ)


シャーリー(なんつってなー)

ゲルト「……宮藤芳佳軍曹」

芳佳「あ、はい……バルクホルンさ……」

芳佳「い、いえ、バルクホルン大尉」


573 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 02:17:26.36 ID:/04iZyte0

ゲルト「宮藤軍曹、お前にもこの銃を渡しておく」

ゲルト「リネット・ビショップ曹長の脇に落ちていた、おそらく犯人の銃だ」

ゲルト「犯人が銃を多数所持している以上、こちらも対抗出来る人数は多いに越したことはない」

ゲルト「私が……この場で、最も信用出来る人物に預けるのが、最善だと判断した」

ゲルト「宮藤……お前だ」

芳佳「そんな……」

芳佳「持てません……そんな銃…」

ゲルト「お前が素直に受け取るような奴であれば、私も押しつけはしない」

ゲルト「優しいお前だからこそ、私はこれを託すのだ」


575 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 02:20:10.56 ID:/04iZyte0

芳佳「でも……私……」

芳佳「それは……リーネちゃんを撃ったもので……」ポロポロ

ゲルト「これは、……誰かを殺す凶器ではない。自らを守るための武器だ」

ゲルト「受け取るんだ、宮藤…!」


カチャ…


芳佳「これ……弾が、入ってます」

ゲルト「ああ。いざと言う時は躊躇わず引き金を引け」

ゲルト「例えその相手が、誰であってもな…」


エイラ「……」

ミーナ「……」

シャーリー(……)


580 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 02:23:17.38 ID:/04iZyte0

シャーリー(躊躇わずに、引き金を引け、か……)

シャーリー(昔を少し、思い出すな…)

シャーリー(ルッキーニ…)

シャーリー(お前はなぜ、出てこないんだ…?)

シャーリー(私はお前が犯人でないことは、よーっく知っているぞ……)

シャーリー(何か……悪い事にでも巻き込まれているんじゃないだろうな…)

シャーリー(お前のことだから、犯人に捕まった、なんてこと、ないだろ?)

シャーリー(事件のおわりで、ドーンと登場して、解決してくれるんだよな……?)



シャーリー(……)



シャーリー(そうか)



592 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 02:29:50.31 ID:/04iZyte0







シャーリー『そうか、それにはまず、こいつらに説明してやらないといけないな』










apo mekhanes theos



595 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 02:31:54.11 ID:/04iZyte0

シャーリー(まず、坂本少佐の殺人だ)

シャーリー(私の中で、容疑者は、かなり絞られている)

シャーリー(口にしないのは、『誰も気付いていない』という違和感があるからだ)

シャーリー(それが大前提としてそこにあるというのに、誰も気付かない違和感)

シャーリー(おそらくそれを私は、――説明出来るだろう)

シャーリー(そう……)







シャーリー『まず、第一の事件、坂本少佐のハンガーでの殺人』

シャーリー『問題となる違和感。それは、―――『犯行時間』さ』


602 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 02:34:31.85 ID:yVEOgKByO

推理モードキタ━━(゚∀゚)━━!!

606 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 02:35:14.94 ID:/04iZyte0

シャーリー『それはズバリ――00:00から、02:00分までの、二時間!』

シャーリー『これは至って明白なことだ』


シャーリー『なぜかって? おやおや』

シャーリー『当時の――バルクホルンの証言を思い出して欲しい』



━━ ゲルト「02:00、私は談話室に戻り、坂本少佐を待っていた」 ━━



シャーリー『……ふ』


シャーリー『ふふ、もう、解ったかな?』

シャーリー『バルクホルンが嘘を付いているので無いとすれば―』


シャーリー『坂本少佐は、02:00分に談話室に現れるはずだったのさ!』
                        
シャーリー『現れない理由……想定し得ない事故――でも、無い限ね!』
            

614 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 02:39:34.42 ID:/04iZyte0

シャーリー『もちろん……バルクホルンが真犯人の可能性は棄てるなよ?』

シャーリー『私はむしろ、そのほうが綺麗に解決出来る気がするんだけどな……!』

シャーリー『さて、犯行時間をその期間に確定すると……』

シャーリー『凄いことに気付かないかな?』

シャーリー『そう、あれだけ不審がられていたハルトマンの外出……』

シャーリー『あれが全くの白! 事件とは無関係になってしまうのさ!』



━━ ゲルト「朝に弱いお前が、なぜ宮藤たちより先に起きているのか気になってな」 ━━
━━ リーネ「夜……目が覚めた時……ハルトマンさんがいなかった時があったような……」 ━━
━━ リーネ「0400時くらいだったと思いますけど……」 ━━
━━ ゲルト「お前が、二度寝をして、すぐさま起きられるはずがないだろう!!」 ━━



――さて、これらの意見なんて、全部役に立たなかったわけさ。

早起きには何か理由があったのかもしれないね。でも、詮も無いこと。


619 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 02:41:39.82 ID:y21dKNgJO

これは気づかなかった

620 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/02/07(月) 02:42:27.68 ID:n6NiUf6iO

だからルッキーニも違うのか

622 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/02/07(月) 02:43:05.13 ID:6ZiEjbxzO

>>611
俺も支持
正直11人の誰が犯人でもつらい…

623 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 02:43:12.50 ID:/04iZyte0

シャーリー『そうすると、解るかな……ルッキーニは、白さ』


この私、シャーリーが、ルッキーニを寝かしつけるまで01:30まで格闘している

そして、その後、私は03:00まで、機材の確認の為、起きていた。

このころバルクホルンは、談話室で坂本少佐を健気に待ち続けていたはずさ。


シャーリー『つまり、ルッキーニの03:00時までの潔白は、この私が証明出来る!』

お分かり、かな?

もちろん、私とルッキーニが共犯であれば、この潔白はすぐに消えてしまうけどね。

シャーリー『もちろん、バルクホルンとルッキーニが共犯でも、それは同じ事かな』

シャーリー『共犯者――。でも本当に、そんな物、存在すると思うかい?』


629 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/02/07(月) 02:46:42.33 ID:oZ9rPc7z0

エイラが全体的に蚊帳の外すぎて怪しい
まぁ、本編でもエイラーニャは蚊帳の外だけど


630 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 02:46:48.82 ID:/04iZyte0

シャーリー『人を殺す人と、それを手助けする人、匿う人』

シャーリー『その間には、――どんな利害関係とか、あるのかな?』

シャーリー『『純粋』――? ただ、被害者より、加害者の方が大事だから?』

シャーリー『それとも単純に、お互い殺したいほど恨んでいたのか…?』

シャーリー『この501って――そんなに、……歪んだやつらばっかりだったか――』

シャーリー『な!』



さあ、―それは、しりません。



共感関係 結んじゃおうよ
強迫観念 どっかにあずけて身軽に行こう

Baby


635 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 02:49:44.74 ID:/04iZyte0

もっと、良く考えてごらん

たった2時間。されど2時間

怪しいやつを上げるだけでいいんだ。

そして……二日目の夜の犯行――、リーネ殺害。

共犯者? 鍵? ハルトマン?

いやいや、なーにいってんのさ。そんな者モノ、必要無い――かもしれない、だろ?


それを思い返せば――容疑者は、たった、一人


シャーリー『さあ』

シャーリー『それは』





シャーリー『誰かな?』


638 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 02:53:36.82 ID:/04iZyte0


























642 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/02/07(月) 02:54:36.61 ID:/RJX+iN1i

>>638
何と云う間

643 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 02:54:59.84 ID:noAFjAL60

>>638
シャーリーが死んだあああああああああああああ


645 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 02:55:30.03 ID:6CcJcHE8O

シャーリー・・・!!!!?


648 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 02:56:04.01 ID:/04iZyte0













……。

……おや、

シャーリー『おや、――まだいたのか』

シャーリー『まだ、何が解らないのかな? ――それが私にはわからないよ』



そうか……そうだね。

おかしな事だ。君の推理は、まず、前提から、すべて間違っている



成る程、君は――何か、とてつもない勘違いをしてしまっているようだ。


652 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 02:57:28.56 ID:yVEOgKByO

良かった生きてた

660 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/02/07(月) 03:04:16.27 ID:/RJX+iN1i

ハラハラして寝るに寝れない

658 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 03:04:09.44 ID:/04iZyte0

シャーリー『確かに……その勘違いは、ちょっと致命的かな』

シャーリー『この物語を解決させるには、……可能だが、レートが上がりそうだ』


人物、発言、態度、反応――

露骨に怪しむべき場所は、たくさんあったはずだ

でも……これは少し厳しすぎるかもしれないね…


シャーリー『もう一度……この物語を、良く読んでみるんだ』

シャーリー『回答は、物語の始めに――既に、記されているんだよ』


そうだ、わかったなら……



シャーリー『音速の速さで、読み直してくるんだね!』



664 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 03:07:12.12 ID:/04iZyte0

坂本「───忘れない事─、─────れる事は──」


ミーナ「────必要になる────、──────わ」


エイラ「──────ずっと────ダカラナ……」


ルッキーニ「私達の中に、───────────としたら……?」






< apo mekhanes theos >









芳佳「私達──人で、ストライクウィッチーズなんですから!」



668 名前:1 ◆.ewUP/EILA [] 投稿日:2011/02/07(月) 03:10:32.83 ID:/04iZyte0

逆転ウィッチーズ3
これにて、第2幕、中頃まで終了です

図らずしも

1幕 発端  2幕 展開  3幕 収束

の3幕構成となりました
次からは完全な解決編へと向かいます。


一応、言っておきますと、推理小説としてはネウロ並みです、が、たぶん解けます。
ストーリーはwiki重視で展開しています。不透明な要素は誤魔化します。
登場人物の設定は序盤から一切変わりません。



※そこはミスです
※たぶんミスです
※伏線です
※たぶん伏線です

皆様からの疑問・質問には、これらでおそらく全て回答出来ると思います。


文章構成が非常に下手なので、つい図やAAを持ち出して説明しようとしてしまいます
携帯の人には申し訳なく思う限りです。

669 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 03:11:27.55 ID:0lUJl1QkO

少佐 ×
リーネ ×
エーリカ ×
ルッキーニ ×
ペリ犬 × 少佐の反応から
宮藤 ×? リーネ殺害が無理?
シャーリー ×? 同上

サーニャ △
ミーナ △
エイラ △
姉 △

解らん…


670 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/02/07(月) 03:12:02.40 ID:jF4AXj5L0

かなりおもしろいんだけど


672 名前:1 ◆.ewUP/EILA [] 投稿日:2011/02/07(月) 03:12:25.89 ID:/04iZyte0

たぶんこのまま最終幕に突入すると、怖いことになりそうなので……
一応先に言っておきます


叙述トリックとかよくわかりませんが、
一応犯人も自分視点からの推理などを話す時もあるので、
○○は犯人ではない! と断定するのはちょっと怖いかも知れません。

心理描写があれば犯人ではない……間違っています。
犯人は、被害者としての推理はしませんが、加害者視点からの推理はします。


なお、最後にシャーリーのメタみたいなのが語っているように、
既に、犯人を見つけ出すことは可能です。


でも、動機とか展開とかはネウロなので解らないと思いますが……
それでも全ての真相が解ってしまったニュータイプの方は、大人だから守って下さい



再開はまた、夜となりそうです。



身勝手な作品ですが、完結まで見守って頂けると嬉しい限りです。
おやすみなさい


676 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 03:13:42.86 ID:vzE5AXcF0





~続く~ 


次回 
ゲルト「……何が言いたいんだ?」
※記事が反映されると表示されます、09/27 00:00 公開予定です。 【管理人】


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この記事へのコメント

-よしか - 2012年09月26日 14:06:31

ちゃっちゃと公開しろかす

Re: タイトルなし -waizman - 2012年09月26日 16:02:33

> ちゃっちゃと公開しろかす
すみません。何分長めに書いて頂いてるSSなんで
まとめるのも時間がかかってしまってます。
一日2更新でやってくので最低でも今週までには
まとめ終わると思うのでご容赦くだっせ!
waizman

-名無しの三等兵 - 2012年09月26日 17:21:56

ちくしょう。ぜんぜんわかんねぇ…ち、ちくしょう!!

-名無しの三等兵 - 2012年09月27日 00:46:32

スレタイ改変よくない

Re: タイトルなし -waizman - 2012年09月27日 01:24:56

> スレタイ改変よくない
一つのスレに対して2~4に分割してるのでおなじスレタイがつかえないのです。
ナンバリングもいいかな?ともったのですがスレの中でストーリーが分かれている、
という判断の元記事からタイトルを抜粋しています、ご容赦ください。
追伸、みなさんのコメント欄を狭くするのもアレなので今後こう言った発言は
右下の「最近の管理人」の中でします。よろしくどーぞ。

-オネイチャン - 2014年02月28日 04:35:26

管理人さん大人だなー
ここのまとめ方は面白くて大好きです
がんばって

-名無し - 2014年09月09日 16:23:37

答えまで読んだ後に読み返すと確かに色んなキャラが所々引っ掛かる言い回ししてるんだよな

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