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ゲルト「……何が言いたいんだ?」

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789 名前:1 ◆.ewUP/EILA [] 投稿日:2011/02/07(月) 21:02:03.53 ID:/04iZyte0

では、再開させて頂きます。


一応皆さん順応されてるようですが……

途中、登場人物が二重カギ括弧とト書きで会話している部分がありますが、
あれは現実に会話しているわけではなく、その人物の脳内の推理の描写です。

安楽椅子探偵とかご存じの方は、だいたい理解して頂けると思います。



790 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 21:02:47.24 ID:8gNr2Kqy0

キター




関連SS

芳佳「私達10人で、ストライクウィッチーズなんですから!」


前回 
シャーリー「あいつらには聞かせたくないんだ……芳佳の可愛い声を、さ」



793 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 21:03:32.56 ID:/04iZyte0



【3Day 00:00 司令室】



シャーリー「……」スースー

芳佳「……」スースー

エイラ「……」

ミーナ「……」

ゲルト「眠ってもいいんだぞ、二人とも」

ゲルト「……見張りなら、私がする」

ミーナ「いいえ。私も起きてるわ」

エイラ「……」

エイラ「……」プイッ


ゲルト「……そうか」


795 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 21:07:37.07 ID:/04iZyte0

エイラ「……」

エイラ「……なあ、ウェアウルフ、ってゲーム知ってるか?」

ミーナ「えっと……それは、占い、かしら」

エイラ「パーティゲーム、……みたいなもんだな」

エイラ「サーニャから教わったんだ」

エイラ「マフィアとか、怪物が出てくるのを考えなければ、」

エイラ「たいていは……『人狼』と『村人』のサバイバルゲームなんだ」

ゲルト「……それなら知っているぞ。そこのリベリアンから昔――聞いた事がある」

ゲルト「……何が言いたいんだ?」

エイラ「……」

エイラ「……私は『予言者』だ」


796 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 21:12:44.02 ID:/04iZyte0

エイラ「予言者は……夜に眠ってはならない」

エイラ「村人に成り済ました……狼を探さなくちゃならないからな」

ゲルト「……それは狼も同じ事だろう」

ゲルト「村人を一人選んで……噛み殺さなければならないのだからな」

エイラ「そう……」

エイラ「そして、この部屋には…明らかに牙を持った奴がいるじゃないか……」

ゲルト「……」

ゲルト「……何が言いたい」

エイラ「……」


エイラ「……世間話、だな」


798 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 21:16:55.38 ID:/04iZyte0

ミーナ「あ、貴方たち……」

ゲルト「そうか……世間話、を所望するか」

ゲルト「お前とはあまり接点は無かったしな。余り話す機会も無かった」

ゲルト「サーニャを交えた時、以外はな……」

エイラ「……」

ゲルト「だが、それはもう、過去のことだ」

ゲルト「お互い、洗いざらい話し合おうじゃないか」

エイラ「私は……」


エイラ『バルクホルン大尉と、ミーナ中佐。およびハルトマンが犯人だと思うぞ』

 

ゲルト『……ほう、それは何故だ』



801 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 21:21:14.76 ID:/04iZyte0

さて、こんな場面で推理パートだぞ。
私は今よく考えたらシーツ一枚のまっぱだかなんだよな……やれやれ
もし犯人が襲ってきても、これじゃあ逃げることしか出来ないじゃないか


エイラ『まず、第一の事件、坂本少佐の殺害だな』


エイラ『単純に考えてみろよ……殺すチャンスが一番多かったのは、誰と誰だ?』

ゲルト『……ふむ』

ゲルト『私と……ミーナ。最後に会っていた連中か』

ゲルト『然し、それは早計と言うものだろう。第一、私には動機がない』

ゲルト『私は坂本少佐を尊敬しているし、ミーナだって……』

エイラ『動機なんて、……今、説明していないだろ? バルクホルン『少佐』 』

ゲルト『……っ!』


エイラ『説明を続けるぞ』


802 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 21:22:49.69 ID:D/GyLOuP0

どういうことだってばよ・・・

806 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 21:28:24.39 ID:/04iZyte0

エイラ『さて……ここに私視点の簡単な坂本少佐の生存表を出してみるぞ』

エイラ『こうだ』



━━━  エイラ『坂本少佐の生存確認期間』  ━━━
  SW_suiri_03_01_806_2.jpg
①食堂、廊下などで何人もの人間が目撃
②ミーナ中佐・バルクホルン大尉と話し合い
③基地巡回。外回り
④行方不明
⑤死亡確認



エイラ『そう……私も気付いていたぞ』

エイラ『犯行時刻は、夜の0000-0200時の間だってな!』


807 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 21:33:08.97 ID:/04iZyte0

ゲルト『確かに……それは私も気付かなかったわけではない』

ゲルト『私は何せ、談話室で3時間近く待たされたのだからな』



そう、そこだよな。バルクホルン大尉
私もそこだけは納得出来ないんだよ。

大尉はさ、坂本少佐が遅れたことに、違和感は無かったのか?

あの、坂本少佐だぞ?

こんな嵐の日に、外へ出て、かえって来ないんだぞ?



エイラ『それでも大尉は、談話室でのんびり帰りを待ち続けたのか?』



809 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 21:36:39.64 ID:/04iZyte0

ゲルト『ふむ……後付けで申し訳ないが、……』

ゲルト『カールスラントではよくある事、だったな』

エイラ『……』ピクッ

ゲルト『上官が部下を待機させ、小一時間返ってこない』

ゲルト『そこで立てと命令され、数刻後には何故立っていると詰問される』

ゲルト『下士官時代にはよくあったことだ。体が覚えてしまっているのだろう』

ゲルト『もっとも、総統やガラント将軍の指揮下となってからは、そのような事は無い』

ゲルト『カールスラント軍は、素晴らしい規律ある軍隊へと生まれ変わることが出来たのだ』


おいおい……カールスラント軍の事なんて聞いてないぞ……

でも、どうやら、うまく……はぐらかされたみたいだな

どうも上手くいかないな


812 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 21:42:13.97 ID:/04iZyte0

エイラ『……』

エイラ『第2の事件――リネット曹長殺害――嵐の出口』



この事件について、説明するからな
SW_suiri_04_01_812.jpg

これが、シャーリーがわざわざ用意してくれた事件の図だな。
この図から――、バルクホルン大尉の犯人説を考えて見るぞ


ゲルト『……ほう、言ってくれるな』


815 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 21:47:19.19 ID:/04iZyte0

エイラ『まず、大事になるのは、犯行方法だ』


これは至って単純だな。

まず、バルクホルン大尉は巡回に出かけるふりをして、宿舎内に潜んだ。
そしてリーネが一人になるのを見計らって、襲って、殺害した……

あとは、駆けつけた宮藤たちに見られないように、窓から飛び降りてしまえばいい。

部屋のカーテンが引き裂かれていたな?
あれはたぶん、命綱かなんかに使ったんだろ。

そして何食わぬ顔で私達の元に戻り、扉を破壊、侵入。、


━━ シャーリー「バルクホルン! ずぶ濡れじゃないか……」 ━━


この発言が、雨の中、歩いていたことの証明となる。

まあ、次手としてはこんなもんだ。

エイラ『なんか、反論とか、あったら言ってみろよ』


816 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 21:51:50.26 ID:/04iZyte0

ゲルト『……』

ゲルト『やれやれ、馬鹿馬鹿しすぎて呆れるな』

ゲルト『まず、服が濡れていた点……』

ゲルト『これは、雨の中を巡回していたからだ』

ゲルト『支給の雨具は着ていたが、嵐の中ではほぼ無意味に等しかった』



………、それで。



ゲルト『そして……』

ゲルト『お前には言っていなかったが……私はミーナと行動を共にしていた

ゲルト『ミーナは、空間魔法で私の位置を捉え続けていたからな』

ゲルト『ミーナは、リーネ殺害に関して私の無実を証明出来る!
                     

818 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 21:57:56.40 ID:/04iZyte0

エイラ『空間魔法……、そんな話、聞いてないぞ…』

ゲルト『言ってなかったからな』


空間魔法があるならば、ミーナ中佐は周囲の状況を探れたりするのかな…
なるほど、探索には向いているわけだ。


ゲルト『これで投了か? 』

ゲルト『ならもう、この世間話を終わらせて眠ってもいいんじゃないのか?』

エイラ『ふふん……そんなわけ無いだろ』


ああ、そうだ。
もちろんこれも想定出来てたぞ。最初に言っただろ?

ミーナ中佐とバルクホルン大尉は共犯
だってな!



821 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 22:01:57.13 ID:/04iZyte0


そもそも、坂本少佐の事件に関して、怪しいのは大尉だけじゃないんだ。
ミーナ中佐が共犯者であるなら、ずっと話は早いからな!


ゲルト『なるほど、カールスラント人同士の結託……というわけか』

ゲルト『坂本少佐を始末して、この501の乗っ取りを画策……バカな』


何かおかしな事はあるのか! 私にはこれしか思いつかないぞ

そもそも元々501は、坂本少佐を除けばほぼカールスラントの支配じゃないか!


ゲルト『我々の結託を……否定出来る証拠は、無い…』

ゲルト『おそらくミーナと私が協力すれば、坂本少佐の暗殺も容易かっただろう』

ゲルト『……』


823 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 22:07:42.40 ID:/04iZyte0

ゲルト『あえて……不審な点を上げるのであれば』

ゲルト『リーネの殺され方……その状況か』


なんだ……そこにおかしな所でもあるのか


ゲルト『私が犯人だとして――』

ゲルト『凶器に……『銃』を使用しているところだ』

ゲルト『私がたとえ数丁銃を所持していたとしても、わざわざ銃声を聞かせることはない

ゲルト『リーネなら、この腕で締めれば、事足りることだ』


……。……それって、もう反論でも何でもないな……

まあいいや、それに関してもう一個の詰めがあるぞ


824 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 22:10:18.03 ID:/04iZyte0

エイラ『もう一つは、実行犯が別、って説だな』


ゲルト『別……? ミーナと私の立ち位置を入れ替えるつもりか』

ゲルト『確かにそれならば銃を使う理由も出来てくるが……』


違う、違うぞバルクホルン大尉。

もう一人、いるじゃないか。宿舎内のどこかに潜む、3匹目の狼


ゲルト『……!  ハルトマンが実行犯……か!』


そうだ。こっちの方が実は自信があるんだぞ……
見えるだろ、この事件の真相が!


827 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/02/07(月) 22:14:32.22 ID:WemCcbu80

エイラの推理は「事象」に「理由」を「付けていく」推理だな・・・
それじゃ最後に破綻するぞ


828 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 22:15:01.03 ID:/04iZyte0

エイラ「私の、『事件の真相』、だ」

エイラ「犯人は、ハルトマン中尉、バルクホルン大尉、ミーナ中佐」



1Day
ミーナ中佐、バルクホルン大尉は坂本少佐をハンガー内で殺害。
死体をハンガー内に放置し、巡回を続ける


2Day
立哨とともにハンガーを訪れ、死体を発見。
バルクホルン大尉がハンガーを閉鎖武器庫を閉鎖


ハルトマンを拘束。
全員の短銃を破壊。中佐、大尉のみが残ったそれらを所持。

夕刻、全員と別れた後、ハルトマンを解放。これは外からの施錠を外したのみ。

ルッキーニ、サーニャ拉致(?)
ハルトマン、リーネに姿を見られ、口封じに殺害(?)


830 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/02/07(月) 22:15:37.61 ID:aGpuI4AQO

しかし思ってた答と違う流れだわ


832 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/02/07(月) 22:16:24.84 ID:WemCcbu80

>>830
・・・だれがこれが本当の答えだと言った?



834 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 22:17:51.40 ID:yVEOgKByO

>>830
これはあくまでもエイラの推理


836 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 22:19:29.32 ID:/04iZyte0

エイラ『これが、私の結論だ』

エイラ『ハルトマンが坂本少佐の殺人まで実行したかはわかんないけどな』

ゲルト『ハルトマンが犯人だ、と言うことは……状況から否定できない』

ゲルト『……然し、ハルトマンが犯人だとしても、我々が共犯者になる必需性は無い』

エイラ『そうか……?』

エイラ『リーネの殺人は、カールスラント組にしか不可能だ……』

エイラ『少なくとも、…ハルトマンは犯人。そして、禁固室の扉は共犯者によって開かれた』

エイラ『つまり、中佐か大尉……あんたらのどっちかだろ!』


ゲルト『……』



841 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 22:24:54.31 ID:/04iZyte0


どうした、何か言いたいことでもあるのか!
それとも、もうあきらめたのか!


ゲルト『……いや』

ゲルト『リーネの殺人の際の、図を、もう一度、出してくれ』


図……って、あの見取り図か?

ゲルト『簡単なものでいい。状況さえわかれば、それでいいんだ』


ゲルト『お前は言ったな、カールスラント組以外に犯行は不可能、だと……』

ゲルト『つまり……それさえ崩してしまえば、お前の疑いは解けるわけだ』


ゲルト『……実に面白い。やってやろうじゃないか』


843 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 22:29:50.21 ID:/04iZyte0

ゲルト《現時点で、エイラの言及を撥ね付けることは確かに可能だ》

ゲルト《それを私ができない…………いや、しないのは、》

ゲルト《…恐らく……私もほぼ、ハルトマンが犯人で確信しているからだろう》

ゲルト《然し……そうなれば、エイラの疑いは、『共犯者』へと向けられる》

ゲルト《エイラの頭の中には、すでにカールスラント人の犯人説しか無い》


ゲルト《ここで何とかして奴の思考を止めねば、必ず暴走するだろう》

ゲルト《我々は今は結束する時なのだ……》

ゲルト《多少、乱暴な意見でも構わない。エイラの口を塞ぐべきか》

ゲルト《余計な疑惑を振りまかれるのは、痛い》


ゲルト《……宮藤》


849 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 22:34:50.99 ID:/04iZyte0

SW_suiri_05_01_849.jpg
【談話室】  シャーリー   芳佳
【巡回中】  ミーナ   バルクホルン
【行方不明】  エーリカ   ルッキーニ



ゲルト《考えろ……ゲルトルート》

ゲルト《この状況で、リーネを殺害することが可能な人物……》

エイラ《エイラを黙らせられるほどの推理を……!》


――エーリカ、ミーナ、私…
あるはずだ……誰も関わらず、この殺人を説明出来る方法が……


852 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 22:39:40.24 ID:/04iZyte0

ゲルト『……!』

ゲルト『……そ、……そうか』

ゲルト『はは、……あっはっはっは!』


な、何がおかしいんだよ、気味が悪いぞ、大尉……
な、なんだよ、何笑ってんだよ!


ゲルト『いた……いたんだよ、一人だけ、犯行可能な奴がな!』

ゲルト『そいつは坂本少佐の殺害すら、場合によっては単独で可能だ!』

ゲルト『私とした事が……見落としていたとはな……』


だ、誰だ、そいつは! 言ってみろ!

……ルッキーニか、行方不明のルッキーニで全て説明するつもりか…!


855 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 22:43:17.06 ID:/04iZyte0

ゲルト『ルッキーニ……? いや、その件も考えたが』

ゲルト『少し……こう、あいつが犯人だと納得出来ない所があってな』

ゲルト『ルッキーニは、今回の件には関わっていない可能性もある』

ゲルト『そして、もう一人の行方不明者……』

ゲルト『私には、……サーニャを犯人として疑わないだけの、理由がある』


な、なんだよ……行方不明者を犯人として見ないだって……

サーニャは確かに犯人じゃないけど――

ルッキーニの件は、本当にそれでいいのか?


ゲルト『ああ……そうだ』

ゲルト『それに、行方不明者の殺人では、お前も納得しないだろう』


857 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 22:49:40.55 ID:/04iZyte0


わ、わかってるじゃないか……
たしかに行方不明者に犯人を押しつけた所で、私は大尉を疑い続けるからな!

単独犯……だって……!
聞かせてもらうぞ……その推理!


さあ、リーネ殺人の犯行が可能なのは、誰だ!








ゲルト『………』

ゲルト『――…お前だよ、エイラ


エイラ『      あ、……な、  なんだって…』


858 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/02/07(月) 22:52:59.63 ID:7B6avbT40

ナ、ナンダッテー!!!

861 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 22:54:00.82 ID:/04iZyte0

ゲルト『こうして図にしてみると、不思議なものだな……』

ゲルト『……正直に言って、私にはお前が犯人にしか見えん』



な、なんだと! どういうことだよ!
お前、ちゃんと事件追いかけてないな? 私は――



━━━━━────



まあ待て、エイラ。焦るんじゃない
さんざんお前の推理を聞いてやったんだから、少しくらい私の推理も聞け



━━──


げ、大尉がこっち入ってきた!



エイラ『なんなんだよもー!』

エイラ『私がリーネ殺人の犯人だって? なら証明してみろよー!』


867 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 23:02:53.95 ID:/04iZyte0

ゲルト『まずは……お前が、リーネを殺害後に……』

ゲルト『窓の外をつたい、部屋に戻った可能性だ』


お前は、まず『犯人』の場所でリーネを殺害し、扉Aに内側から鍵を掛ける
そして、窓をつたい、自室のベッドへと戻った

カーテンが引き裂かれていたのは、――
お前の言葉を返せば、それを命綱か何かに使ったのだろう
SW_suiri_06_01_867.jpg

サーニャの消失騒動は、何の問題でもない。
お前の意識があった以上、部屋の扉Bの鍵は、自由に施錠出来たはずだからな。
恐らく、我々を混乱させる為の狂言だろう。


872 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 23:08:54.59 ID:/04iZyte0

エイラ『………』

エイラ『……ふふん、全然駄目だな』

エイラ『やっぱりバルクホルンじゃ、シャーリーの足下にも及ばないってか…』


おい、エイラ。流石に無礼だぞ。――上官に対して……
言葉の使い方には気をつけることだな


エイラ『ひ、人を犯人扱いしといて、何が無礼だコラー!』

エイラ『あ、いけね、それは私もか――』

エイラ『と……ともかく、その反証はコレだな』


━━  シャーリー「エイラ、髪を触らせてくれるか?」  ━━
━━  シャーリー(濡れてはいない……あの短時間でここまで乾かすのは不可能か)  ━━


エイラ『そう、もう解るよな? バルクホルン大尉』

エイラ『私はあの晩、窓の外に出ていない証明ができるぞ!』


873 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 23:13:56.07 ID:/04iZyte0


……お前とシャーリーが結託していた可能性は?


エイラ『もしもシャーリーと私が『共犯』、であるならば』

エイラ『その利害関係を説明して見せろよ!』


お前……そこまで要求するのか


エイラ『当たり前だ! シャーリーと私には、普段からの接点は無いからな!』

エイラ『無関係な人物を共犯にされても困るぞ!』


まあ、それは一理あるな。
……なら、もう一つの可能性を説明してやろうじゃないか


エイラ『な、何? まだあったりするのか……!』


878 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 23:21:18.41 ID:/04iZyte0

ゲルト『確かに、お前は窓の外には出ていないのだろう…』

ゲルト『とすれば、考えられることは一つ』


お前は、まず、シャーリーの部屋でリーネを銃撃後……

そして…廊下を通って自分の部屋に戻り、鍵を閉める。

我々が扉をぶち破るまで、眠ったふりをしていたんだ。


エイラ『あ……あのな……』

エイラ『だから、それは無理だって』

エイラ『まず、シャーリーの部屋の扉は、施錠されていたんだぞ!』

エイラ『その鍵は、ルッキーニが持っているはずだし……』

エイラ『何より、私の部屋はサーニャを探した時に捜索したじゃないか!』


884 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 23:28:27.93 ID:/04iZyte0

ゲルト『部屋の鍵はルッキーニが持っている……?』


馬鹿馬鹿しい。誰だ、そんな戯言を言ったのは。
シャーリーの部屋の扉を解錠出来る鍵A……
その行方は、『不明』だ。

ルッキーニが持ち去った証拠は無く、持ち去られてもいない証拠もない。

ただ、こうは考えられないだろうか――?

あの鍵Aは、部屋から全く動いていないのだ。

そう、目覚めてルッキーニがいないことに気付いたシャーリーが、
ベッドの脇にでも転がっていたその鍵を……見落とした。……どうだろうか


そして、その鍵を拾ったのは、部屋に忍び込んできた犯人
――即ち、エイラであると。


891 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 23:33:45.54 ID:/04iZyte0

ゲルト『つまり、こういう事だ……』

SW_suiri_07_01_891.jpg

①まず、お前はリーネ殺害後、もしくはそれ以前に部屋で鍵Aを見つける
窓を開け、そこから逃げたように見せかける。

②扉Aを鍵Aにて、外から施錠

③扉Bを内側から施錠、自室を密室に

④鍵Aを窓から投擲始末。サーニャが消えた説明を付ける為、こちらも窓を開放


エイラ『ば、ばか……そんなこと……』


898 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 23:40:01.08 ID:/04iZyte0


この方法なら、エイラ、お前が犯人だとほぼ断定出来る。

さらに、お前が犯人だとすれば、次の予想も立てられる。

その鍵Aは、部屋で拾ったのではなく――
廊下を彷徨いていたルッキーニを襲った際に、奪い取ったものだ。


エイラ『や、やめろ……』


お前はルッキーニの死体をどこかに隠した後に、
部屋で寝ているであろうシャーリーを襲う為、再びそこを訪れた。

エイラ『ち、違う……』


しかし部屋には誰もおらず、
おまえは偶然宮藤の部屋から出てきたリーネを襲うことに決めた。


904 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 23:46:28.53 ID:/04iZyte0

エイラ『い、いいかげんにしろよぉ…』ポロポロ

エイラ『わぁ、……私が犯人なわけないだろ……』


――さて、どうだかな。

私はただ、ハルトマンが犯人である可能性以外を示してみただけだ


エイラ『か、カールスラントの3人が共犯なんだよ……!』

エイラ『だって、そうじゃないと……お、おかしいじゃないか…』


おかしいだと? おかしいのはお前だ、エイラ。
なぜ私達が犯人だと決めつける……!

――証拠が足りない――この状況ではな
――誰でも真犯人になり得るんだ


909 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 23:51:00.83 ID:/04iZyte0



【3Day 04:00 司令室】



芳佳「……」スースー



芳佳(カナタさん……体のお加減はどうですか?)

芳佳(まだ少し熱がありますね……ふふ)

芳佳(さあ、お薬のまえに……少しお体を和らげましょうか……)

芳佳(ほら……恥ずかしがらないで……私に、身を任せて……)

芳佳(うふふふふ……未発達なその胸が、今、八百万の神の御許に……)

芳佳「……」モミモミ...

芳佳「う…うへへ……   ――えっ」

芳佳「あれ……おっきい……?」モミモミ


シャーリー「んぅ……」スヤスヤ


910 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 23:52:18.68 ID:ZFcb4TYZ0

流石淫獣

911 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 23:52:20.86 ID:sfjy+BVU0

ソラノヲト懐かしいが、別時空の夢見てんじゃねーよww


917 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 23:54:21.57 ID:5M/f+A8ZO

淫獣の魔の手は時空を越える

918 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 23:54:31.95 ID:/04iZyte0

芳佳(今、何時頃かな……、  ……!)

エイラ「うう……」ポロポロ

エイラ「私は……わたしは……」ヒクッ

ゲルト「私も、お前が犯人などとは言っていない」

ゲルト「ただ、今ここで我々の中に不和の渦を広げるのは許さん」

ミーナ「……」

ミーナ「……宮藤さん、起きたの……」

芳佳「あ、はい……どうしたんですか?」

芳佳「エイラさん……泣いて……」


925 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/07(月) 23:59:18.40 ID:/04iZyte0

ゲルト「気にするな……少し口論に熱くなっただけだ」

ゲルト「……宮藤、お前は休めたのか」

芳佳(床で寝たから……体の節々が痛いよ……)

芳佳「大丈夫です。充分休めましたから…」

芳佳「それよりも、少し……お腹が減りましたね」

ミーナ「そうね……昨日の昼から、ほぼ何も食べてないわ」

ゲルト「たしか、司令室には非常用の耐久食が用意されていたはずだが…」

ミーナ「……駄目ね」

ミーナ「ほとんど無くなってるわ……」


930 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/08(火) 00:03:29.56 ID:WHXjgAiD0

ミーナ「ルッキーニさんと、シャーリーさんが持ち出してたのは知ってたけど」

ミーナ「こんなに減っていたのね……」


ゲルト「リベリアン……!」


シャーリー「……」ビクッ

シャーリー「……」

シャーリー「……」スヤスヤ


芳佳(今、胸がびくって……)


ゲルト「ともかく…食料が無いことでは始まらない」

ゲルト「一度食堂に出向いて、数日分の食料を確保してくるべきか……」

ゲルト(確か、――……ハンガーにも、工員用の備蓄があったはずだな)


934 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/08(火) 00:07:42.90 ID:WHXjgAiD0

ゲルト(……)

エイラ「……ミヤフジ、何見てんだよ」

芳佳「エイラさん、おしり、はみ出てますよ」

エイラ「見てんじゃなくて言えよなー……もう……」ゴソゴソ

エイラ「これで、隠れたか?」

ミーナ「トゥルーデ……これからのことなんだけど…」

ミーナ「一度、食糧確保のために行動しなければならないでしょう?」

ミーナ「その最、全員行動は危険だと思うの……」

ゲルト「……相手があのエーリカである以上な……」

ゲルト「下手に拠点を動かせば、全滅してしまう恐れがある」


939 名前:1 ◆.ewUP/EILA [] 投稿日:2011/02/08(火) 00:13:14.62 ID:WHXjgAiD0

このスレでは終わりそうに無いですね。
2スレに渡る作品を書くのは初めてなので、正直どうすればいいのか解りません。

どなたかご教授下さい




946 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/08(火) 00:16:56.32 ID:uCMvgipA0

次スレ立てたら?
数字いれるのはあまりオススメしないけど



965 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/02/08(火) 00:24:46.66 ID:yYMcuTqtO

>>1次第
そろそろ埋まる



998 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/02/08(火) 06:21:01.49 ID:ZlvEVJXXO

埋めよう


1000 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/08(火) 06:26:43.62 ID:uZSjJgXP0


>>1000ならウィッチーズ皆仲良し

  SW_AA_VIP1000END.jpg

ニュー速VIP
http://raicho.2ch.net/news4vip/


~続く~ 


次回 
芳佳「私達10人が、ストライクウィッチーズです!」
※記事が反映されると表示されます、09/27 12:00 公開予定です。 【管理人】

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どっちがどっちなんだか・・・。混乱しますが面白かったです。

この記事へのコメント

-名無しの三等兵 - 2012年09月27日 00:14:22

続きがめっさ気になる!

-名無しの三等兵 - 2012年09月27日 06:35:47

遅いからエレファント速報で読んだわ
面白かった

-名無しの三等兵 - 2012年09月27日 09:01:49

面白いけどなっがいなー!読みごたえあっていいけども!

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