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バルクホルン「私たちの部屋を無断で片付けたらマズイことになった」

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1 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/08/24(金) 21:50:39.11 ID:x7VuLX5UO

    バルクホルン「むむむ」

    ハルトマン「ンッン~♪」

    バルクホルン「ハルトマン! お前、いい加減にしろ!」

    ハルトマン「……はぁ、今度は何だよ?」

    バルクホルン「いつまでこのゴミを散らかしておくつもりだ! 」

    バルクホルン「毎晩虫の這いずり回るおぞましい音を聞きながら眠るのが、私にとってどれだけ苦痛か分かるか!?」

    ハルトマン「潔癖症だなぁ」

    バルクホルン「お前がおかしいんだ! いいか、今週末までにこの荷物を……半分とは言わん、3分の1にしろッ!」

    ハルトマン「はいはい、暇だったらね」

    バルクホルン「今すぐ取りかかれッ!」




4 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/08/24(金) 21:55:22.64 ID:x7VuLX5UO



    ―週末―



    バルクホルン「ぐぬぬ……」

    ハルトマン「ンッン~♪」

    バルクホルン「ハルトマン、私との約束は覚えているよな? 週末までに部屋を片付けると(震え声)」

    ハルトマン「あーあれね」

    ハルトマン「刹那で忘れちゃった」

    バルクホルン「オッラァァ!」


    ドグシャア


    ハルトマン「うわっ」

    バルクホルン「いいか……日没まで待ってやる。それまでに少しでも綺麗にしておくんだ……部屋を追い出されたくなかったらなッ!」


8 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/08/24(金) 22:02:18.40 ID:x7VuLX5UO



    ―夜―



    バルクホルン「結局朝から一度も部屋に戻らなかったが、少しは反省して片付けたか?」

    ガチャッ

    バルクホルン(明かりが点いていない……)

    バルクホルン(いや、夕方くらいまでは片付けていたんだよな? そうだろう?)

    カチッ

    ゴチャゴチャ

    ハルトマン「Zzz」

    バルクホルン「」プッツ--z__ン

    バルクホルン「分かった。よく分かったよ。つまりお前はそんなやつだったんだな。気づかない私が愚かだった」

    バルクホルン「清掃業者に連絡しないとな」


12 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/08/24(金) 22:08:39.07 ID:x7VuLX5UO



    ―数日後―



    ハルトマン「じゃ、行ってくるね」

    ミーナ「ええ。ご家族によろしく伝えてちょうだい」

    シャーリー「しかし、アイツは見送りにも来ないのか?」

    ハルトマン「なんか、ちょっと前から凄い機嫌悪いんだよね。帰ってくるまでに治ってるかな」

    エイラ「ハルトマンが何かやらかしたんじゃないのカ?」

    ハルトマン「うーん……どうだろ?」


    ジリリリリ


    ハルトマン「おっと、もう行かなきゃ。じゃあね、みんな! 一週間くらいで帰ってくるからねー!」

    ミーナ「本当に、気をつけてね?」


15 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/08/24(金) 22:13:53.77 ID:x7VuLX5UO



    ―翌朝―



    ブロロロロ


    番兵「止まれ! それ以上の進入は許可が必要だ。身分証明出来るものと通行証を……」

    業者「えーと、確かにこちらからご依頼を頂いたんですが」

    業者「ゲルトルート・バルクホルンさんはいらっしゃいますか?」

    バルクホルン「おお……! 待ちわびたぞ! こっちだ、車両ごと入れてくれ」

    番兵「大尉?」

    業者「じゃ、ご苦労さまです」

    バルクホルン「ふふふ……」


19 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/08/24(金) 22:22:45.49 ID:x7VuLX5UO

    バルクホルン「さあ、この部屋だ」

    業者「なるほど……」

    バルクホルン「一部屋を二人で分けているんだがな、もう一人が片付け方を知らない奴で……」

    バルクホルン「と、そんなことはどうでもいい。この柵の向こう全部、服や本や家具は残して持ってってくれ」

    業者「はあ、私どもは構いませんが、いいんですか?」

    バルクホルン「なに?」

    業者「いや、たまにこういうケースもあるんですが……」

    業者「お客様の中には『持っていったものを返してくれ』とおっしゃられる方もいらっしゃいまして」

    バルクホルン「ふん、このゴミ山に捨てるのが惜しいものなどあってたまるか。問題ない」

    業者「よろしいのですか?」


    バルクホルン「くどい!」


20 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/08/24(金) 22:23:31.69 ID:23ML5lLO0

    勲章とかも全部床に落ちてるんだよな

21 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/08/24(金) 22:23:59.10 ID:gBaPCneC0

    >>20
    全く同じこと思った


24 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/08/24(金) 22:32:46.02 ID:x7VuLX5UO



    ―数時間後―



    シャーリー「な、なんだこれ! 廊下が塞がれてるぞ!?」

    エイラ「バルクホルン、なにしてんだヨ!?」

    バルクホルン「ええい、もう少しだから待ってろ! やっと床が見えてきたんだ」

    シャーリー「床?」ヒョイッ

    バルクホルン「ふふん、やはり業者に頼んで正解だな。ハルトマンが帰省したのも好都合だった」

    エイラ「こんなに溜め込んでたのカ……」

    バルクホルン「ああ。だがこれで随分広くなるぞ!」

    シャーリー「おいおい……勝手にこんなにしちまって平気か?」

    バルクホルン「……はあ、お前もか」




28 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/08/24(金) 22:39:36.13 ID:x7VuLX5UO

    バルクホルン「こんなガラクタのどこに思い入れがあると言うんだ? 大体、大切な物なら放り出しておくな!」

    シャーリー「私に言われても……」

    エイラ「虚脱状態にならないカ? モノに囲まれてないと不安がる人間ているだロ」

    バルクホルン「アイツがそんな繊細な人間か?」

    エイラ「うーん」

    バルクホルン「とにかく! 夜までには引き上げる予定だから、片付けに専念させてくれ!」

    エイラ「へいへい」


30 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/08/24(金) 22:52:58.81 ID:x7VuLX5UO



    ―夜―



    業者「こんなところですね」

    バルクホルン「うむ、そうだな。ご苦労だった! ちょっと待ってくれ、料金は……」

    業者「ああ、それなんですが……何点かこちらで買い取りになりますので、予めお伝えした料金より若干お安くなります」

    バルクホルン「そうなのか?」

    業者「例えばこちらの未開封の模型ですとか、こんな金属の塊でも価値はありますよ」

    バルクホルン「ほう」

    バルクホルン「だがこれは君たちが私から受け取る正当な料金だ。それくらい私は満足したんだ、ぜひ支払わせてくれ」

    業者「ありがたいお言葉です」

    バルクホルン「また宜しく頼む」

    バルクホルン(そうならないことを祈るが)

    業者「またのご贔屓を」


31 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/08/24(金) 22:56:51.99 ID:uTP3NMxs0

    >>30
    うああああああ


27 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/08/24(金) 22:37:03.57 ID:GM35ztac0

  
  上にコレクションについての話がありましたけど
    私は夫のコレクションを捨ててしまって後悔した立場でした
    鉄道模型でしたけど

    かなり古い模型がまさに大量(線路も敷いてて一部屋使っていた)という感じでした
    結婚2年目ぐらいから「こんなにあるんだから売り払ってよ」と夫に言い続けたのですが
    毎回全然行動してくれずに言葉を濁す夫にキレてしまい
    留守中に業者を呼んで引き取ってもらえるものは引き取ってもらいました

    帰ってきた夫は「売り払ったお金は好きにしていい」「今まで迷惑かけててごめん」と謝ってくれました
    残っていた模型も全部処分してくれたのですごく嬉しかったです

    でもその後夫は蔵書をはじめ自分のもの全てを捨て始めてしまいました
    会社で着るスーツとワイシャツや下着以外は服すらまともに持たなくなり
    今では夫のものは全部含めても衣装ケース二つに納まるだけになってしまって

    あまりにも行きすぎていて心配になり色々なものを買っていいと言うのですが
    夫は服などの消耗品以外絶対に買わなくなってしまい
    かえって私が苦しくなってしまいました

    これだけ夫のものがないと夫がふらっといなくなってしまいそうですごく恐いのです
    こういう場合ってどうしたらいいんでしょう


48 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/08/24(金) 23:25:49.07 ID:cGRRWdI+0

    >>27

    やめろ…


33 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/08/24(金) 23:02:48.85 ID:x7VuLX5UO

    バルクホルン「いやあ、まさかこんなに広い部屋だったとは! 長らく忘れていた!」

    バルクホルン「ハルトマンめ、きっと目を丸くするぞ。『トゥルーデが片付けてくれたの? ありがとう!』なんてな」

    バルクホルン「……考えてみれば、綺麗になればこの柵も必要ないのか。引き渡せば良かったな」

    バルクホルン「……あと5、6日か。どうせなら、徹底的にやってやる。ベッドからズボンから洗濯して、床はワックスを……」


35 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/08/24(金) 23:04:59.20 ID:23ML5lLO0

    模型じゃなくて
    本物なんだろ?
    勲章とかの

36 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/08/24(金) 23:06:15.79 ID:LDFT/lyt0

    昔気紛れでバルクホルンが挙げた何かを大切に持っていたエーリカマジ天使

37 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/08/24(金) 23:09:34.13 ID:O2vrHL630

    エーリカはフミカネ脳内だとお姉ちゃんの嫁だからな

38 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/08/24(金) 23:09:40.52 ID:x7VuLX5UO



    ―しばらく後―



    ハルトマン「たっだいまー」

    バルクホルン「おお、やっと帰ってきたか」

    ハルトマン「あれ?」

    バルクホルン「ど、どうした」

    バルクホルン(雰囲気だけで気付いたのか?)

    ハルトマン「トゥルーデ、なんかご機嫌だね。一週間前はずっとムッツリしてたのに」

    バルクホルン「いや、これはだな……まあとにかく、部屋に行こう! 疲れただろう? 荷物を持ってやる」

    ハルトマン「なんか、ちょっと怖いなぁ……何か隠してるの?」

    バルクホルン「ふふふ」ニッコリ


40 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/08/24(金) 23:14:16.55 ID:Ek8hqq8O0

    ガクガクブルブル

42 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/08/24(金) 23:16:36.39 ID:x7VuLX5UO

    バルクホルン「ちょっと待ってろ」

    ハルトマン「?」

    バルクホルン「……よし、いいぞ。開けてみろ!」

    ハルトマン「もー、何企んで……」


    ガチャッ


    ガラーン



    バルクホルン「あはははは、どうだハルトマン? 驚いただろ! お前がいつまで経っても片付けないからな」

    バルクホルン「業者に頼んで、ほとんど持っていって貰ったぞ! ベッドもふかふかだ!」


    ハルトマン「」

    ハルトマン「」

    ハルトマン「トゥルーデ」


    バルクホルン「ん?」


43 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/08/24(金) 23:17:17.14 ID:Q3RTJQD+0

    (アカン)

44 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/08/24(金) 23:17:55.15 ID:h15cVOrI0

    あわわ…

45 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/08/24(金) 23:23:34.76 ID:x7VuLX5UO

    ハルトマン「」バッ

    バルクホルン「!?」

    ハルトマン「……無い」ガサガサ

    ハルトマン「ない」ゴソゴソ

    ハルトマン「なないないグチャグチャ

    バルクホルン「な……おいッ! 貴様、片付けたそばから散らかすつもりかァッ!」

    ハルトマン「……」

    バルクホルン「はあ……いいか、ズボンはこの段、靴下はここ、制服はクローゼットに……」

    ハルトマン「トゥルーデ」

    バルクホルン「何だ!」


46 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/08/24(金) 23:25:15.42 ID:A50eVuTzP

    胃が痛い

50 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/08/24(金) 23:27:15.50 ID:x7VuLX5UO

    ハルトマン「」バッ

    バルクホルン「……お、おい、何も頭を下げなくても」

    ハルトマン「ごめんね。ずっと散らかしてて、ごめんね」

    バルクホルン「ん……まあ、これからしっかりするなら、今までのことは水に流そう」

    バルクホルン「だから頭を上げてくれ。私が私のためにやったことでもあるんだ」

    ハルトマン「うん……綺麗にする。もう散らかさないよ、トゥルーデ」

    バルクホルン「ふふ、そういう素直なところはお前の長所だな」


    ハルトマン「」ニッコリ


51 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/08/24(金) 23:27:46.21 ID:GM35ztac0

    やめてくれ・・・

52 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/08/24(金) 23:27:52.40 ID:GiNmS7wP0

    嫌な予感しかしない

53 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/08/24(金) 23:28:07.73 ID:LorvKo/R0

    あーあ・・・

63 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/08/24(金) 23:39:34.39 ID:x7VuLX5UO

    それからと言うもの、ハルトマンはまるで人が変わったように、模範的な態度をとるようになった。

    朝はきっかり6時に起床、時には私を起こしてくれることもある
    訓練にもちゃんと参加している。宮藤やリーネたちは多少戸惑っていたようだが……じきに慣れるだろう。

    もちろん戦闘面でも今まで以上の成果を上げるようになった。
    能力、技術、道具、仲間……そのいずれにも頼りきらず、しかし手放さない。理想も理想、ハルトマンが文句無しの『史上最高のウィッチ』と呼ばれるようになるまで、時間はかからなかった。



    ただ一つ、少しばかり困ったことがある。



67 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/08/24(金) 23:45:56.94 ID:x7VuLX5UO


    ハルトマン「」ドサッ

    ハルトマン「」ドサッ


    ガチャッ


    バルクホルン「ふう。風呂が空いたぞ、ハルトマン」

    ハルトマン「うん」

    バルクホルン「……それは何だ? 本か?」

    ハルトマン「うん」

    ハルトマン「明日は燃えるゴミの日だから」

    バルクホルン「は?」


68 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/08/24(金) 23:49:26.22 ID:x7VuLX5UO

    ハルトマン「これがあると邪魔でしょ」

    ハルトマン「捨てなきゃ」ドサッ

    ハルトマン「捨てなきゃ」ドサッ

    バルクホルン「……別に、それくらいは置いてあっていいんじゃないか? その棚に収まらないわけではないし」


    ハルトマン「」ビクッ


    ハルトマン「そう、そうだよね。ごめんねトゥルーデ、捨てようとしてごめんね。ごめんなさい」ガサガサ

    バルクホルン「……?」


69 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/08/24(金) 23:49:56.24 ID:eWVoWKEy0

    エーリカちゃん・・・

73 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/08/24(金) 23:55:49.13 ID:x7VuLX5UO



    ―数日後―



    バルクホルン「なあ、ハルトマン」

    ハルトマン「……」ボーッ

    バルクホルン「ハルトマン」

    ハルトマン「あっ!」ビクッ

    バルクホルン「わっ」


    ハルトマン「…みませ……ゆ…しくだ……」ブツブツ


    バルクホルン「おい、ハルトマン?」

    ハルトマン「……なに?

    バルクホルン「来週、一緒に街に行かないか?」

    ハルトマン「なんで?」


77 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/08/25(土) 00:03:58.40 ID:h6ZwGpWtO

    バルクホルン「最近、全く外に出ていないだろ。私も久しぶりに羽を伸ばしたくてな」

    ハルトマン「……」

    ハルトマン「うん」

    バルクホルン「よし。来週の土曜日でいいか?」

    ハルトマン「うん」

    バルクホルン「じゃあ、私が少佐に伝えておくからな」

    ハルトマン「うん」

    ハルトマン「わかった」


80 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/08/25(土) 00:10:23.14 ID:h6ZwGpWtO



    ―更に翌週―



    ハルトマン「行こっか」

    バルクホルン「うむ。しかし、お前またその服か? 昨日か一昨日あたりも着てなかったか、それを」

    ハルトマン「うん」

    バルクホルン「うん、って……」

    ハルトマン「あ……きっ、着替えたほうが、いいかな?」

    バルクホルン「お前がそれでいいなら、私は構わないが」

    ハルトマン「……そう」

    ハルトマン「じゃあ、行こっか」

    バルクホルン「……」


81 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/08/25(土) 00:11:49.86 ID:YrHZUuo+0

    まんま>>27みたいなことなってらwwww

82 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/08/25(土) 00:14:59.14 ID:FqWxk3Vx0

    興奮してきた

84 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/08/25(土) 00:16:34.65 ID:cfzcwvIL0

    ぶっ壊れたエーリカもかわいいなあ!

85 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/08/25(土) 00:17:12.18 ID:h6ZwGpWtO



    ―ロンドン―



    バルクホルン「さて、まずはどこに行こうか?」

    ハルトマン「どこでもいいよ、トゥルーデの行きたいとこで」

    バルクホルン「む……そ、そうだ、腹は減ってないか? いい感じの喫茶店があるぞ」

    ハルトマン「朝ごはん食べてきたじゃん。トゥルーデったら」

    バルクホルン「は、はは、そうだったな……」

    バルクホルン「……なら、服でも見に行くか?」

    ハルトマン「服……? わかった、いいよ」

    バルクホルン「シャーリーやリーネたちからおすすめの店を聞いてきたんだ。そこを回ってみよう」

    ハルトマン「うん」


87 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/08/25(土) 00:21:54.56 ID:h6ZwGpWtO

    バルクホルン「ここだ。いわゆる隠れ家的な店だな……」

    バルクホルン「行くぞ、ハルトマン」

    ハルトマン「トゥルーデ」

    バルクホルン「ん?」


    ハルトマン「私、待ってる」


    バルクホルン「な……何を言い出すんだ? 今日は日差しも強いし、こんな中で待ってるなんて」



    ハルトマン「」ビクッ



    ハルトマン「う、、わ、分かった! 行くよ、行くから……ごめんなさい……」

    バルクホルン「……」


91 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/08/25(土) 00:28:53.93 ID:h6ZwGpWtO

    バルクホルン「これなんかどうだ?」

    ハルトマン「ん……」

    バルクホルン「似合うじゃないか」

    ハルトマン「……」

    バルクホルン「……苦手か、こういう店は?」

    ハルトマン「……ううん、大丈夫」

    バルクホルン「そうか……どうする、会計するか?」

    ハルトマン「だから、私はいら――

    ハルトマン「か、買った方がいい? ね、トゥルーデ? 買わなきゃダメかな?」

    バルクホルン「……」

    バルクホルン「分かった。買わなくていいから、ちょっと場所を変えよう」

    バルクホルン「行くぞ」ギュッ

    ハルトマン「うん……」


97 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/08/25(土) 00:39:12.29 ID:h6ZwGpWtO



    ―ロンドン郊外―



    バルクホルン「ここなら私たちの会話を聞く人間もいまい」

    ハルトマン「……」

    バルクホルン「なあ、ハルトマン」

    ハルトマン「な、なに?」

    バルクホルン「私は……お前に何かしたか? 教えてくれ、お前が変わってしまった理由を」

    ハルトマン「え」

    バルクホルン「今にして思えば、お前の様子がおかしかったのは、お前がカールスラントから帰った直後から……」

    バルクホルン「もっと言えば、部屋を見てからだ。奇麗さっぱり片付けられた部屋を見て、お前は……」

    バルクホルン「頼む、ハルトマン。私はもっと、お前の笑顔が見たいんだ。私に怯えて、顔色ばかりうかがって……そんなの、お前らしくないじゃないか!」


99 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/08/25(土) 00:40:19.92 ID:rDbDksLW0

    人のものを勝手に処分する人は信用できないよね

101 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/08/25(土) 00:41:06.36 ID:e7EN4x4P0

    >>99
    でも可愛い


102 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/08/25(土) 00:42:44.71 ID:XlnX6Us30

    このシスコンのクソ石頭め
    ハルトマンはアフリカに来るべきだ


103 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/08/25(土) 00:43:35.68 ID:JkOAJILJO

    >>102
    ハンナ・ユスティーナ・ヴァーリア・ロザリンド・ジークリンデ・マルセイユはアフリカに帰れよ


104 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/08/25(土) 00:43:41.70 ID:Nhi6OdGh0

    >>102
    ようサッカー界


110 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/08/25(土) 00:47:58.59 ID:h6ZwGpWtO

    ハルトマン「……」

    バルクホルン「……ハルトマン…」

    ハルトマン「……うう」

    バルクホルン「!!」

    ハルトマン「とぅ、トゥルーデが、捨てちゃったんだ。私の大事なもの、ゴミだって、言って」ウルウル

    バルクホルン「大事なもの……? ああッ!

    『こんな金属の塊でも価値は――』

    バルクホルン「あの勲章……! まさか本物だとは」

    ハルトマン「違うよォーッ!! そんな勲章なんて、くだらないもんじゃないッ!」

    バルクホルン「……皇帝陛下に賜ったものを、くだらないとは」

    ハルトマン「くだらないよ! あんなものより、もっと大事なものが、私の部屋にはたくさんあったんだッ! それを……」

    ハルトマン「トゥルーデが捨てちゃったんだよぉ……うわあああーん!」ポロポロ


116 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/08/25(土) 00:58:38.86 ID:h6ZwGpWtO

    バルクホルン「わ、私は……」

    ハルトマン「母様やウルスラが送ってくれた手紙も、私が初めて自分のお給料で買ったコートも、501のみんなで撮った写真も!」

    ハルトマン「全部、全部、全部! トゥルーデは『ゴミ』だって!」

    バルクホルン「し、知らなかったんだ……そんな……」

    ハルトマン「いいよね、トゥルーデは! 基地に帰れば、たくさん思い出が残ってるんだ! でも、もう私には……」

    ハルトマン「なんに……うええーん……」


    バルクホルン「……」ハアーハアー


117 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/08/25(土) 00:59:59.35 ID:5ZlmRpaR0

    バルクホルン「……」ハアーハアー

    何興奮してんのwwwwww


118 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/08/25(土) 01:00:37.80 ID:spc/ANiaP

    なんでお姉ちゃん興奮してんの


119 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/08/25(土) 01:01:26.55 ID:KJO7evkH0

    だってエーリカが泣いたら興奮するじゃん


123 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/08/25(土) 01:02:47.46 ID:arFgsaJLP

    やっぱりバルクホルンって変態だわ

128 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/08/25(土) 01:08:12.93 ID:h6ZwGpWtO


    興奮じゃねーよ! 焦ってんだよ!



    バルクホルン「……ハルトマン…私は……どうしたら償えるんだ?」

    ハルトマン「ぐすっ……」

    ハルトマン「……償う、だって?」

    バルクホルン「すまなかった。お前の思い出を壊したことも、お前の心に負担をかけていたことも、100%私が悪い」

    バルクホルン「本当に、どれだけ謝っても足りないし、取り返せないものだというのは分かってる。だから」

    ハルトマン「分かってるならッ! 『償う』なんて言わないでよ! 出来もしないくせに、そんなのッ!」


    バルクホルン「!」


    ハルトマン「ああ……本当に償うって言うならさぁ……元通りにしてよ。全部、私がカールスラントに帰る前にしてみせて」

    バルクホルン「……」

    バルクホルン「分かった。それで、少しでもお前の心が休まるなら」


    ダッ!


    ハルトマン「!」


129 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/08/25(土) 01:10:49.26 ID:JkOAJILJO

    お姉ちゃん頑張れ

132 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/08/25(土) 01:17:14.92 ID:h6ZwGpWtO



    ――



    ギィィ


    「いらっしゃ……」

    バルクホルン「はーっ、はーっ」

    業者「あ……あんたは、この前の…」

    バルクホルン「ぜえ、あの時の、はあ、荷物……残っているか?」

    業者「え?」


    ドンッ


    業者「ひっ」


    バルクホルン「お前たちが私から回収した荷物は……残っているかと聞いているんだッ!」


    業者「あ、ああ……あれですか……」

    バルクホルン「早くしろッ!」

    業者「まあ、落ち着いて……」


    業者「>>135

    1.こんなこともあろうかと、そっくりそのまま取っておきましたよ
    2.申し訳ありませんが、私どもにはあまり余裕がありませんでね……



135 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/08/25(土) 01:18:23.13 ID:GOcXyOr50

    ゆっくりゆっくり

    生きていることを確かめさせながら

    死が近づいていることを認識させるよ。

    残酷なほどに 優しく

    切り刻む


142 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/08/25(土) 01:19:56.02 ID:W/EEvhAj0

    これはひどい

143 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/08/25(土) 01:20:50.96 ID:uPh7euMo0

    うわぁ


147 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/08/25(土) 01:21:28.91 ID:uPh7euMo0

    再安価で
    st


148 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/08/25(土) 01:22:05.20 ID:tK0Hw1KL0

    1


158 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/08/25(土) 01:27:59.54 ID:h6ZwGpWtO


    もう1でいいよね



    業者「こんなこともあろうかと、そっくりそのまま取っておきましたよ」

    バルクホルン「!!」


    業者「何度も何度もおんなじ事を尋ねてくるお客様があまりにも多いので、2週間だけ取り置くようにしてあるのです」

    業者「危なかったですね。明日の今頃は、全部処理場に送られてましたよ」

    バルクホルン「…あ…ああ……」

    バルクホルン「あった……あったぞ、ハルトマン……」

    バルクホルン「…ううっ……良かった……本当に……」


160 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/08/25(土) 01:28:44.18 ID:1vbzdESL0

    よかったなあ


169 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/08/25(土) 01:33:50.35 ID:h6ZwGpWtO



    ――



    ハルトマン「!」


    ハルトマン「早かったね。どうだったの?」

    バルクホルン「……帰ろう、ハルトマン」

    ハルトマン「え? 待ってよ、私は『見つかったのか』って聞いてるんだけど」

    バルクホルン「ああ」

    ハルトマン「へえ、じゃあ見せて」

    バルクホルン「だから帰るんだ。私たちの基地に」


    ハルトマン「ッ! 触るなよ!」


    バルクホルン「……」


170 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/08/25(土) 01:34:39.07 ID:Nhi6OdGh0

    …oh


171 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/08/25(土) 01:34:56.62 ID:JkOAJILJO

    ハルトマンはそんなこと言わない


174 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/08/25(土) 01:38:21.21 ID:h6ZwGpWtO



    ―基地―



    ハルトマン「……開けて。分かってると思うけど、私は『元通り』にしてって言ったんだよ」

    ハルトマン「手紙一枚欠けてたって、それは元通りなんかじゃない」

    バルクホルン「……無論だ」

    ハルトマン「……」

    バルクホルン「開けるぞ」


    ギィィ


    ハルトマン「――」

    ハルトマン「こ……これはッ!」



177 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/08/25(土) 01:44:15.47 ID:h6ZwGpWtO



    グッチャア




    バルクホルン「……はあ、はあ…」

    ハルトマン「ああ……これが私の、私とトゥルーデの、思い出の部屋だ」

    ハルトマン「これは母様の手紙、こっちはウルスラの、これは……」

    ハルトマン「初めてトゥルーデから貰った、クリスマスカード」


    バルクホルン「!!」


    ハルトマン「みんなで撮った写真も、ちゃんとある……」

    ハルトマン「……うええ、良かったよぉ……」


    バルクホルン「……まだだ」


    ハルトマン「?」


184 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2012/08/25(土) 01:54:12.16 ID:h6ZwGpWtO

    バルクホルン「大事なものを……忘れていた」

    ハルトマン「え……?」

    バルクホルン「それは……お、お前だ! ハルトマン!」

    ハルトマン「ええっ!?」

    バルクホルン「私は……お前を迎えることで頭が一杯で、これを忘れていたよ」

    バルクホルン「これがなきゃ、到底元通りとは言えない……大きな失態だ」

    バルクホルン「その……今更なんだが……受け取ってくれないか」

    ハルトマン「う、うん。何?」


192 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/25(土) 02:04:40.83 ID:h6ZwGpWtO

バルクホルン「んん……えふっえふっ! い、いいな、いくぞ! お……」


バルクホルン「――おかえり、ハルトマン!」


ハルトマン「……!」


バルクホルン「こ、これで元通りだ!」

バルクホルン「……でも、やっぱり勝手に部屋を掃除――うわッ!?」

ハルトマン「トゥルーデ! ただいま、トゥルーデ!」


バルクホルン「は、離れろ! さっきは触るなとか言っておいて……」

ハルトマン「えー? そんなの忘れちゃったよ!」

バルクホルン「やめ、こらぁ! どこ触って……ひっ!?

ハルトマン「久しぶりだし、いいかなーって」


199 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/25(土) 02:11:13.94 ID:h6ZwGpWtO

バルクホルン「あうう、やめろぉ……ハルトマン……」

ハルトマン「あっ、そうだ。この中に確か割りと最近拾ったやつが……あったあった」ヴィィィィン

バルクホルン「えっ」

ハルトマン「前使って洗ってないからちょっと汚れてるけど、気持ちよさは保証するよ」

バルクホルン「ちょっと待て、いろいろおかし――うああ!?

ハルトマン「にしし」

バルクホルン「は……ハルトマン……」グッタリ

ハルトマン「……ね、私、大好きだよ。トゥルーデのこと」

ハルトマン「だから、これからもずっとずっとずーっと」



ハルトマン「私の面倒、見てくれるよね!」



おわり



200 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/25(土) 02:12:07.50 ID:h6ZwGpWtO

なんかグダってごめん
おやすみ


201 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/25(土) 02:12:38.46 ID:IBv/9bGI0

おつ

202 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/25(土) 02:13:06.92 ID:Kw0FOkbT0

おつ!




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エーリカの受難はまだ続きます。

この記事へのコメント

-  - 2012年10月26日 02:15:21

勝手に捨てちゃうのはいかんが、やっぱりエーリカが悪いんだよなぁ

-名無しの三等兵 - 2012年10月26日 03:59:39

片づけろよって話だしね。でも例のコピペと違ってハッピーエンドで良かった
そういえばもっさんて勝手にハルトマンの部屋に片づけてたよーな

-名無しの三等兵 - 2012年10月26日 21:33:59

俺も届いたぜ!これでやっと静夏ちゃんとかいう子のでるssが見れる!
ちなみにファミマとアマゾン。

-名無しの三等兵 - 2012年10月26日 21:38:13

非常にいいエーゲルだったけど、トゥルーデがイラッとくるのもわからなくないし
どう見てもエーリカが悪いよな

-名無しの三等兵 - 2012年11月09日 01:28:21

ゴミだろ・・・

-名無しの三等兵 - 2013年03月25日 19:21:54

大事なものを床に置きっぱなしにした挙句逆切れ
やエ糞

-名無しの三等兵 - 2014年02月13日 17:43:02

エーリカだからこそ許される横暴だよね
実在するならえんがちょ

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