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宮藤「私の固有魔法は治癒魔法です」(※ただし魔法は尻から出る!)

SW_miyahuji_62.jpg
1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 14:23:10.99 ID:laJRq8060

ルッキーニ「うぇぇぇん!!よしかぁぁ……!!」


芳佳「どうしたの!?」


ルッキーニ「うぇぇぇん!!いたいよぉぉ!!」


シャーリー「木から落ちて、頭を打ったらしい。宮藤、頼めるか?」

芳佳「わかりました!ルッキーニちゃん、頭を私のお尻に近づけて!」プリンッ

ルッキーニ「うん」

芳佳「いくよ……。ふっ……!」パァァ

ルッキーニ「うにゃぁ……いたみがひいていくぅ……」

シャーリー「ルッキーニ、宮藤がいてよかったなぁ」

ルッキーニ「うん!ありがと!よしかっ!」


芳佳「ううん、気にしないで」


美緒(宮藤のやつ、まだ尻からでしか魔法を使えないのか。そろそろ上手くコントロールできるようになってもらわなければな……)


3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 14:29:47.59 ID:j/zymBEI0

尻からでるシュトルムとか完全にあれ


7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 14:38:36.36 ID:n1vLv3sE0

>>3
ストライカーユニットいらないな


2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 14:27:02.74 ID:laJRq8060



キッチン



リーネ「痛っ」

芳佳「リーネちゃん、どうしたの?」

リーネ「ちょっとだけ、指を切っちゃった」

芳佳「早く治療しないと!」

リーネ「大丈夫だよ。これぐらいなら舐めておけば」

芳佳「ダメっ!バイキンとか入っちゃうから!」

リーネ「芳佳ちゃん……」

芳佳「リーネちゃん!はやく!」プリンッ

リーネ「ごめんね、芳佳ちゃん」

芳佳「いいの。っ……!」パァァ

リーネ「ああ、治ったみたい。ありがとう、芳佳ちゃん」

芳佳「いいよ、気にしないで」


美緒「……」


4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 14:30:49.40 ID:laJRq8060



格納庫



エーリカ「宮藤!!」


芳佳「どうしたんですか!?」

エーリカ「トゥルーデが怪我した!!」


バルクホルン「はぁ……なんとも、ない……この程度……ぐっ……はぁ……はぁ……!!」

芳佳「バルクホルンさん!!大怪我じゃないですか!!」

バルクホルン「だいじょうぶ……だ……」

エーリカ「宮藤、たのむ!」


芳佳「は、はい!!」プリンッ

バルクホルン「み、やふじ……」

芳佳「いきますっ!!ふっ……!!」パァァ

バルクホルン「ハァ……ハァ……」

エーリカ「ありがとう、宮藤ぃ」


美緒「……」


5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 14:31:26.05 ID:sLxmAAAW0

おねーちゃん格納庫でいったい何してたんだ

6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 14:36:39.09 ID:laJRq8060



食堂



美緒「思うのだが、宮藤?」

芳佳「あ、はい。お茶のおかわりですか?」

美緒「いや、違う。お前、このままでいいのか?」

芳佳「なにがですか?」

美緒「魔法力のコントロールがまだ上手くできていないだろう?」

芳佳「お尻でならなんとかできますけど」

美緒「いや……」

エイラ「おーい、宮藤ぃ」

芳佳「あ、はーい。どうしましたぁ?」

エイラ「サーニャが熱々のスープ飲んで口の中を火傷したんだぁ」

芳佳「えぇ!?大丈夫!?」

サーニャ「たふえふぇ……ふぉふぃふぁひゃん……」

芳佳「う、うん!サーニャちゃん!!私のお尻に顔を近づけて!!」プリンッ

サーニャ「ふぉふぇんふぇ……」


8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 14:40:36.88 ID:laJRq8060

芳佳「もう大丈夫?」

サーニャ「うん。ありがとう」

エイラ「ありがとう、宮藤」

芳佳「いえ。そんな。いつでも頼ってください」

エイラ「サーニャ、今度はもっとフーフーしてあげるからな」

サーニャ「うんっ。お願いね、エイラ」

美緒「丁度いい。エイラ、サーニャ。座ってくれ」

エイラ「え?なんでだ?」

美緒「いいから」

サーニャ「は、はい」

美緒「お前たち、宮藤はこのままでいいと思うか?」

エイラ「宮藤?」

サーニャ「えっと……」

芳佳「……」プリンッ

エイラ「何か問題でもあるのか?いい奴だと思うけど」


9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 14:46:15.56 ID:laJRq8060

美緒「いや。人間性については……まぁ、多少軍人らしからぬところもあるが、問題はない。それ以外でだ」

サーニャ「それ以外……ですか?」

エイラ「あるか?」

サーニャ「ないわ。エイラは?」

エイラ「うーん。これといって悪口を言うほど嫌なところはないけどなぁ」

芳佳「えへへ……」

エイラ「あぁ、でも、すぐに調子にのるところは直したほうがいいかもな」

芳佳「ごめんなさい……」

美緒「尻で魔法を使うことに関しては、なんとも思っていないのか?」

エイラ「え?」

サーニャ「……」

美緒「戦闘でも宮藤は、巨大なシールドを張れるからとネウロイに尻を向ける始末だ」

エイラ「あぁ、あれは結構驚いたな、サーニャ?」

サーニャ「でも、とっても大きなシールドで負ける気はしませんでした」

美緒「そうかもしれんが、敵に尻を向け続けるウィッチがいてもいいと思うのか?」


10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 14:54:59.86 ID:laJRq8060

エイラ「それも個性だろ?」

美緒「だが……」

サーニャ「少佐は何が問題だと思うんですか?」

美緒「宮藤が専従の衛生兵なら問題はない。負傷した兵士やウィッチたちに尻を向けながら治療にあたってもいい。喜ぶものをいるだろう」

エイラ「大尉ダナ」

美緒「だが、宮藤は我々と共に空を翔るウィッチだ。ネウロイに背を向けたままなど、危険すぎるだろう。敵を背後にして戦えるほどの実力も宮藤にはない」

サーニャ「そうですね……」

美緒「何かがあってからでは遅い」

エイラ「つまり、あれか。少佐は宮藤が手のひらで魔法を使ってほしいってことダナ?」

美緒「生存率を少しでも上げるためにな」

芳佳「で、でも、私、物心ついたときからお尻で傷や病気を治してきて……」

美緒「尻から魔法を出すことに慣れているのは分かる。そうすることで魔法の出力も安定させることができるのだろう?」

芳佳「そうです。だから、今更手で魔法を使えといわれても……」

美緒「だが、できなければいつか命を落とすことになるのだ。ネウロイと戦うと決意したのなら、その癖を直せ。宮藤、これはお前のためだ」

芳佳「は、はい……」


11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 15:00:40.61 ID:laJRq8060

美緒「分かってくれ。私はお前を失いたくはないんだ」

芳佳「坂本さん……」

美緒「宮藤。できるか?」

芳佳「や、やってみます。なんとか手でも安定した治癒ができるように……」

美緒「ああ。そうしてくれ」

芳佳「はい」

美緒「分かってくれれば、それでいいんだ」

エイラ「でも、具体的にどうやって直していくんだ?体に染み付いた感覚ってそう簡単には取れないぞ」

美緒「それができるようになってこそ真のウィッチといえるだろう」

エイラ「そうなのか」

サーニャ「しらないわ」

芳佳「……」

エイラ「宮藤、大丈夫か?」

サーニャ「できることがあるなら、協力するから」

芳佳「ありがとう。うん、何か困ったことがあったら相談するね」


13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 15:20:15.47 ID:laJRq8060



格納庫



芳佳「うーん……」

ペリーヌ「何を呻いていますの?」

芳佳「あ、ペリーヌさん」

ペリーヌ「お通じが悪いの?」

芳佳「そ、そんなことじゃありません!!

ペリーヌ「鬱陶しいですから、そんな困った顔で座り込まないでくださる?」

芳佳「す、すいません」

ペリーヌ「……」

芳佳「実は……」

ペリーヌ「わたくしに相談をしようってことですの?」

芳佳「ダメですか?」

ペリーヌ「……」

芳佳「実はですね。坂本さんに言われたんです。そろそろ手で魔法を使えるようにしろって。でも、私、どうしていいのかわからなくて」

ペリーヌ「ふぅん」


15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 15:26:17.47 ID:laJRq8060

芳佳「何故か、お尻に意識を集中すると魔法も安定しますし」

ペリーヌ「……」

芳佳「どうしたら、いいと思いますか?」

ペリーヌ「どうしたらといわれても……」

芳佳「ペリーヌさん!」

ペリーヌ「まずは手に意識を集中してみてはどうなの?」

芳佳「それをやってみると――」ゴ!!!

ペリーヌ「きゃっ!?ちょっと!!宮藤さん!!!

芳佳「魔法力が全然安定しなくてー!!!暴走しちゃうんですー!!!」


ペリーヌ「わ、わかりました!!わかりましたからぁ!!!はやく魔法力を抑えなさい!!!倒れますわよ!!!

芳佳「……はぁ」

ペリーヌ「もう……」

芳佳「あの、お尻で戦うウィッチがいてもいいと思いませんか?」

ペリーヌ「そんな下品なウィッチなんて、わたくしは嫌いですわっ」

芳佳「えー!?」


17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 15:34:18.51 ID:laJRq8060

ペリーヌ「当然でしょう」

芳佳「そんな……。この前だって、ペリーヌさんが怪我したときお尻で治してあげたのに……」

ペリーヌ「それについてはありがとうって言ったでしょう!?」

芳佳「ならどうして嫌いなの!?」

ペリーヌ「お尻で戦うウィッチが嫌いなだけで、別に宮藤さんのことは嫌いとは言ってないでしょう!?」

芳佳「一緒だよぉ!」


ペリーヌ「坂本少佐にも言われたのなら、手でも魔法力を安定させる努力をなさい」

芳佳「でも……」

ペリーヌ「いいこと?これから魔法を使うとき、なるべき手を使いなさい。それで慣れていくしかありませんわ」

芳佳「だけど、急いで処置しないといけないほどの大怪我をしていたら……」

ペリーヌ「そのときは、慣れているお尻を使えばいいでしょう?どんな場合でも慣れていないほうでやれとは言ってません」

芳佳「わかりました」

ペリーヌ「ふんっ。無駄な時間を過ごしましたわ。部屋に戻ります」

芳佳「ありがとう!ペリーヌさん!」

ペリーヌ「別に、貴方の心配なんてしていません。お礼を言われても気持ち悪いだけですわね」


18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 15:41:16.91 ID:laJRq8060



数日後 格納庫



シャーリー「ふんふーん」カチャカチャ

シャーリー「痛っ!

ルッキーニ「どったの、シャーリー?」

シャーリー「あはは。あたしとしたことが指を切っちゃったよ」

ルッキーニ「あわわわ……いたそう……」

シャーリー「結構、深いなぁ。うーん。血止めの薬は医務室にいかないとなぁ……」

ルッキーニ「あ、向こうに芳佳がいる!芳佳に頼もうよ!!おーい!!よっしかぁー!!よっしかぁー!!!


リーネ「芳佳ちゃん、ルッキーニちゃんが呼んでるみたいだけど?」

芳佳「え?なんだろう?なーにー!ルッキーニちゃーん!!


ルッキーニ「シャーリーが怪我したのぉー!!!なおしてー!!!」


芳佳「えー!?わかったー!!いますぐいくからぁー!!!」


ルッキーニ「よしかぁー!!おねがぁーい!!!」


21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 15:45:02.76 ID:laJRq8060

芳佳「はぁ……はぁ……」

シャーリー「悪いな、宮藤ぃ」

芳佳「い、いえ。あ、指を切ったんですね」

シャーリー「ああ。頼むよ」

芳佳「任せてください!」プリンッ

シャーリー「よし」

芳佳「あ。だ、ダメ!!お尻はだめです!!

シャーリー「あ?なんで?」

ルッキーニ「芳佳ぁ、シャーリーのこと治してくれないのぉ?」

芳佳「ち、違うの。手のひらで魔法を使うって決めたの」

シャーリー「そうなのか?」

芳佳「はい!だから、お尻に手を翳さないでください!

シャーリー「わ、わかった。それじゃあ、頼む」

芳佳「はい。いきますっ!!はぁぁ!!!ゴ!!!!

ルッキーニ「おぉぉ!!すごーい!!」


23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 15:49:49.52 ID:laJRq8060

芳佳「はぁ……はぁ……はぁ……!!」ゴ!!!!

シャーリー「宮藤、大丈夫か?」

ルッキーニ「芳佳、すごい汗だけど……」

芳佳「だ、だいじょうぶ……!!まだ、シャー……リー……さんの治療……おわって……ない……し……!!!」

シャーリー「いや!もういい!!宮藤!!」

芳佳「はぁ……ひぃ……」ゴォォォ!!!

ルッキーニ「芳佳ぁ!!ダメぇ!!!」

芳佳「あ……」フラッ

シャーリー「宮藤!!大丈夫か!?」

芳佳「はぁ……はぁ……き、きずは……?」

シャーリー「傷は残ってるけど、出血は止まったから」

芳佳「はぁ……よかった……た――」

ルッキーニ「芳佳?あれ?芳佳ぁ?」

シャーリー「宮藤?おい、宮藤!しっかりしろ!宮藤ぃ!!

ルッキーニ「よしかぁぁ!!」



24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 15:57:45.13 ID:laJRq8060



医務室



芳佳「すぅ……すぅ……」

ミーナ「魔法力の使いすぎね」

美緒「見ればわかる」

シャーリー「すいません。あたしがついていながら」

美緒「いや、構わんさ。宮藤がこうなったのはシャーリーの責任というわけでもない」

ミーナ「それにしても指の切り傷を治すだけで全ての魔法力を出し切るなんて」

美緒「尻ではこんなことにはならないのだがな」

ルッキーニ「よしかぁ」

芳佳「すぅ……すぅ……」

美緒「手で使おうとするとこの有様か。先が思いやられるな」

シャーリー「少佐、無理に手で魔法を使わせようとしなくてもいいんじゃないですか?今までだって宮藤はあの尻で何度か戦って来たわけですし」

美緒「しかし、このままでは安心して宮藤を飛ばすことができない」

ミーナ「お尻でネウロイと戦うウィッチ。個性的ではあるけれど」

美緒「個性的すぎるだろう」


25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 16:03:42.42 ID:laJRq8060

リーネ「芳佳ちゃん!!バンッ!!!

ペリーヌ「しーっ」

リーネ「あ、すいません……」

シャーリー「リーネが来たか。それじゃ、ルッキーニ。メシにするぞ」

ルッキーニ「リーネぇ、芳佳のことおねがい」

リーネ「うん」

シャーリー「悪いな。メシ食べたらすぐに交代するから」

リーネ「いえ。大丈夫です」

シャーリー「ペリーヌもすぐに駆けつけてくれて、サンキュ」

ペリーヌ「違います。たまたま医務室に用があっただけですわ」

シャーリー「はいはい。ルッキーニ、いくぞ」

ルッキーニ「うん」

リーネ「芳佳ちゃん……」

ペリーヌ「リーネさんはどう思っていますの?宮藤さんがお尻で魔法を使うことについては」

リーネ「え?それは……あの……」


26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 16:13:34.72 ID:laJRq8060

ペリーヌ「実際問題、かなり見っとも無いでしょう。お尻を突き出して、魔法を行使するなんて」

リーネ「それも、えっと、芳佳ちゃんの良さかなぁ……なんて……」

ペリーヌ「リーネさん」

リーネ「は、はい!

ペリーヌ「ウィッチに対してお尻を向け治療するのは100歩譲って良いとしましょう。しかし!しかしですわよ!!リーネさん!!

リーネ「はい!ごめんなさい!!

ペリーヌ「男性相手にも宮藤さんはお尻を向けて治療するんですのよ!?こんなにもはしたなく、破廉恥なことがありますか!?」

リーネ「あ……ぅ……」

ペリーヌ「聞くところによれば?あの赤城でも負傷した方々のためにお尻をふりふりしてそうですわよっ」

リーネ「はい。知ってます。だから、先日艦長の杉田大佐も芳佳ちゃんにお礼を……」

ペリーヌ「ふぅ……。それいいんですの?あなた、宮藤さんの親友でしょう?」

リーネ「でも、芳佳ちゃんが倒れるよりは……」

ペリーヌ「宮藤さんがおかしな目で見られてもいいとおっしゃいますの!?」

リーネ「そういうわけじゃないです!!」

ペリーヌ「ならどういうわけですの!!」



27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 16:18:03.39 ID:laJRq8060

バルクホルン「静まれ」バンッ!!


リーネ・ペリーヌ「「!!」」ビクッ

バルクホルン「宮藤が寝ているのだぞ」

リーネ「い、いつから……?」

ペリーヌ「大尉……いつのまに……」

バルクホルン「最初からいた」

ペリーヌ「それなら声ぐらいかけてください」

リーネ「そ、そうです」

バルクホルン「静かにしろと言ったのが、聞こえなかったか?」

ペリーヌ「も、申し訳ありませんでした」

リーネ「ごめんなさい」

バルクホルン「……ペリーヌは反対なのか。宮藤が尻を傷口に近づけて癒す行為については」

ペリーヌ「大尉だって、そう思われているのでは?」

バルクホルン「私が?ふんっ。何故だ。反対する理由がどこにある?」

ペリーヌ「い、いえ。でも……あの……色々と問題もあるではありませんか……?」


28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 16:20:09.13 ID:PE/tBeDW0

ついうっかり襲い掛かっちゃいそうになるとかな


29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 16:25:45.20 ID:tFkPmsKg0

とくにお姉ちゃんな


30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 16:27:18.79 ID:laJRq8060

バルクホルン「確かにデメリットに関しては少佐から聞いている。しかし、そのデメリットを消すために宮藤がこうして……」

芳佳「すぅ……すぅ……」

バルクホルン「寝てしまっては意味がない」

ペリーヌ「それはそうですが。それも訓練次第でどうにでも……」

バルクホルン「訓練の度に宮藤はこうして倒れなければならないのか?やめてくれ。私だって任務があるんだ。ずっと医務室にいるわけにはいかないんだ」

リーネ「それは交代でどうにか……」

バルクホルン「なんだと?」

リーネ「いえ……なんでも……」

バルクホルン「私が言いたいのは、このようなことをしていても悪戯に宮藤の体を痛めつけてしまうだけで、訓練になどならないということだ」

ペリーヌ「しかし、他に方法も……」

バルクホルン「尻で魔法を使っていればいい。軍規にも人の傷口に尻を近づけるなというものはない」

リーネ「そうですね!」

ペリーヌ「では、大尉。宮藤さんがネウロイに背を向けながら戦うことになんの不安もないというこですの?」

バルクホルン「……」

ペリーヌ「そんな危険な飛行を繰り返していれば、今は良くてもそのうち撃墜されてしまいます」


31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 16:33:24.21 ID:wqbeTtLgP

何を真面目に喋ってるんだこいつらは……

32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 16:33:42.62 ID:laJRq8060

リーネ「そうですね……」

ペリーヌ「今はこうして穏やかな寝息をたてていますが、呼吸もしない状態でベッドに寝ていることになってもよろしいのですか?」

バルクホルン「良い訳が無い」

ペリーヌ「でしたら」

バルクホルン「宮藤の体に負担を掛けない方法でなくてはならないと言っているだけだ、私は。別に尻で魔法を使えばいいとは言っていない」

リーネ「でも、どうすれば……」

ペリーヌ「問題はそこですわね」

芳佳「う……?」

バルクホルン「宮藤、目が覚めたか?」

リーネ「芳佳ちゃん、大丈夫?」

芳佳「あ……リーネちゃん、バルクホルンさん……」

バルクホルン「無理はするな」

リーネ「まだ寝てていいよ」

芳佳「ごめんね……すぅ……すぅ……」

ペリーヌ「……」


34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 16:40:35.19 ID:laJRq8060



食堂



美緒「……」ギュッギュッ

美緒「……むぅ。ダメか」

エーリカ「なにしてるの?」

美緒「ん?ああ、いや、携帯食ぐらい作れないかと思ったのだが……」

エーリカ「ライス丸めるだけ?」

美緒「扶桑の携帯食でな。おにぎりという」

エーリカ「ふぅーん。私にもできそう。やらせてよ」

美緒「構わんぞ。だが、ただ握るだけなら問題はないが。これを三角形にしようと思うとだな――」
バルクホルン「少佐!話がある!!」

美緒「バルクホルンか。どうした?」

エーリカ「よっと、ほっと」ギュッギュッ

バルクホルン「ぁ……!!ハルトマン!!何をしている!!!キッチンからでろぉ!!!

エーリカ「ライス握ってるだけじゃん」

バルクホルン「いいから出ろ!!」



35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 16:47:42.05 ID:laJRq8060

美緒「宮藤の魔法力制御訓練か」

バルクホルン「ああ。このままでは宮藤を専従医療班にしなければならなくなる」

美緒「……」

エーリカ「それでもいいんじゃない?宮藤的には」

美緒「しかし、宮藤は貴重なウィッチだ。医療だけに専念させるのは少しな……」

バルクホルン「既に宮藤は501にとって大事な戦力だ。今更外すのは厳しい」

美緒「分かっている」

エーリカ「そうかなぁ。で、宮藤をどうしたいわけ?」

バルクホルン「なんとか尻だけでなく手でも魔法をコントロールできるように鍛えてやりたい」

エーリカ「ふぅん。できないのかぁ?」

美緒「物心ついたときから、宮藤はあの尻で色んな人や動物を癒してきたらしいからな。宮藤博士からもその話は聞いていた」

バルクホルン「そんなに小さなときから?」

美緒「尻の軽い女になるのではと宮藤博士も心配していた。はっはっはっは」

バルクホルン「笑い事ではない!!!」


美緒「す、すまん!


36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 16:52:17.78 ID:+0X3YrsL0

もっさんおっさん……


37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 16:54:43.26 ID:n1vLv3sE0

もぉっさん……


38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 16:55:57.36 ID:laJRq8060

エーリカ「尻から出していたものを手から出すようにするって、かなり大変じゃない?」

美緒「そうだ。故にこうして頭を抱えているわけだ」

エーリカ「魔法の制御は一朝一夕でどうにかなるものじゃないしね」

バルクホルン「とはいえ、早急に何かしらの手立てを考えなくてはならない」

美緒「地道に訓練をしていくのではダメか?」

バルクホルン「それでは何度宮藤が倒れてしまうかわからないぞ、少佐」

美緒「うぅむ……」

エーリカ「はいはい」

バルクホルン「なんだ、ハルトマン?」

エーリカ「お尻から出ちゃうなら、お尻を閉めちゃえば?」

美緒「どういうことだ?」

エーリカ「手でこう、ぎゅっ!と出口を塞いじゃえば、勝手に手から魔法も出たりして」

美緒「はっはっはっは。ハルトマン、冗談もほどほどにしろ」

エーリカ「えー?冗談じゃないってー」

バルクホルン「……」


40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 17:01:51.89 ID:TdVkaHpr0

ふむ

41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 17:02:24.10 ID:wqbeTtLgP

おや?
おねえちゃんの様子が……


42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 17:03:45.91 ID:laJRq8060



翌日 格納庫



リーネ「芳佳ちゃん、もう大丈夫?」

芳佳「うん!バッチリ!心配してくれてありがとう、リーネちゃん」

リーネ「ううん。でも、無理はしないでね」

バルクホルン「――宮藤」

芳佳「あ、はい。なんですか?」

バルクホルン「はぁぁ!!!ギュッ!!

芳佳「いやぁー!!!」


リーネ「バ、バルクホルン大尉!?

バルクホルン「いまだぁ!!魔法を使ってみろぉ!!!」ギュゥゥ!!!

芳佳「ぃやぁー!!!やめてぇー!!!」


リーネ「芳佳ちゃん!!芳佳ちゃぁーん!!」オロオロ

バルクホルン「宮藤!!今だ!!私がお前の尻を閉めている間に!!!」ギュゥゥゥ!!!

芳佳「そこはぁー!!いやぁぁ!!!しめないでぇぇぇ!!!」


ミーナ「――何をしているの?」


44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 17:10:22.96 ID:laJRq8060

リーネ「芳佳ちゃん、大丈夫?」

芳佳「う、うん……なんとか……お尻がヒリヒリするけど……」

リーネ「治したがいいよ?」

芳佳「そうだね……。ふっ……」ポワァン

リーネ(ホタルみたい)


ミーナ「ふぅ。宮藤さん、大丈夫だった?」

芳佳「あ、ミーナ中佐。はい、今魔法で治療を」ポワァン

ミーナ(あら、ホタルみたいで可愛い)


リーネ「あの、バルクホルン大尉は?」

ミーナ「え?ああ。気にしないで。生きてはいるから」

芳佳(何されたんだろう……)

ミーナ「それよりもどうしてバルクホルン大尉はあんなことを?」

リーネ「分かりません。でも、芳佳ちゃんのお尻を揉みながら魔法を使えって言ってました」

芳佳「お尻をあんな風にされながらだと集中できないから、魔法なんて使えないよぉ」

リーネ「うん……」


45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 17:16:56.12 ID:laJRq8060



食堂



美緒「……」ギュッギュッ

エーリカ「よっと。少佐、こんな感じ?」

美緒「形が崩れているぞ、ハルトマン」

エーリカ「えー?これ以上、綺麗に丸まらないしぃ」

美緒「諦めるな。特訓あるのみだ」

エーリカ「はぁい」

ミーナ「坂本少佐、話が――って、何をしているの!!ハルトマン中尉!!

エーリカ「ミーナまでなんだよぉ。ライス握ってるだけだって」

ミーナ「……」

美緒「大丈夫だ。これが夕食のテーブルに並ぶことはない」

ミーナ「それなら、いいのだけど」

美緒「それより何かあったのか?」

ミーナ「ああ、そうそう。バルクホルン大尉のことで」

エーリカ「トゥルーデがなにかしたの?」


47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 17:23:11.32 ID:laJRq8060

美緒「そうか……。バルクホルンめ、先走ったか」

ミーナ「どういうこと?」

エーリカ「私がお尻を閉めたら手から魔法がでるんじゃないって言っただけ」

ミーナ「なるほど。それでトゥルーデは」

美緒「すまないな。やつに冗談が通じないことは把握していたのだが」

ミーナ「気にしないで。貴方たちの所為ではないわ」

エーリカ「でも、ダメだったんだぁ」

美緒「当たり前だろう」

ミーナ「いえ、宮藤さんは魔法を使ってはいないからダメだったかどうかまでは分からないわね」

エーリカ「そっか。この際だし、宮藤に説明してやっちゃう?」

ミーナ「宮藤さんが困るでしょう?」

エーリカ「でも、宮藤のためだろぉ」

ミーナ「それはそうだけど」

美緒「……ミーナ。全員をミーティングルームに呼んでくれるか?」

ミーナ「え、ええ。いいけど、何をするつもりなの?」


50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 17:32:08.95 ID:laJRq8060



ミーティングルーム



美緒「これより、宮藤の魔法力制御訓練の案をそれぞれ出してほしい」

エイラ「どういうことだ?」

美緒「宮藤が尻で魔法を使うことは、ネウロイと戦うウィッチとして好ましくないことは皆も感じているだろう」

エイラ「サーニャ、感じてるか?」

サーニャ「……」フルフル

美緒「宮藤自身の生存率を高める意味でも、宮藤が尻を使わなくてもいい方法を考えてもらいたい。もう私だけではどうしていいのか分からなくてな」

シャーリー「どうしたらいいって、なぁ?」

ルッキーニ「どうしたら、いいの?」

ミーナ「なんでもいいの。こうしたら手からでも魔法力を安定させることができるんじゃないかって思えば、それを言ってみて」

美緒「この場でその方法を試す」

芳佳「えぇぇ……」

リーネ「芳佳ちゃん……がんばって……」

ペリーヌ「大尉が言っていたように宮藤さんの体に負担がかからない方法となると、難しいですわね」

エーリカ「だからぁ、お尻を閉めればいいんだってばぁ」


52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 17:37:18.72 ID:laJRq8060

美緒「宮藤」

芳佳「はい?」

美緒「ふんっ」ギュゥゥ!!!

芳佳「ぎゃぁー!!」

美緒「落ち着け!宮藤!!尻を揉んだだけだ!!」

芳佳「落ち着かないですよぉ!!」

美緒「いいから冷静になれ!!」


芳佳「で、でもぉ!!

美緒「もしこれで魔法力が安定するのなら、安いものだろう?」

芳佳「うぅ……」

美緒「ほら」ギュッ

芳佳「うぁ」

美緒「魔法を使ってみるんだ、宮藤。心配するな。私がお前の尻は閉めておいてやる」

芳佳「は、はいぃ」

ペリーヌ「……なんて……うらや……いや……うらや……いや……うらやま……いや……うらやましい……!!


53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 17:38:32.87 ID:+0X3YrsL0

これは後ろから尻を掴んでいるのか、それとも抱きしめるようにして尻に手を伸ばしているのか

55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 17:40:05.51 ID:23aXnIp+0

俺も揉みたい


56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 17:44:50.59 ID:laJRq8060

美緒「お前ならできる。やれ、宮藤!」

芳佳「は、はい!!

美緒「……」ギュゥゥ

芳佳「ふっ……!」プスゥ

美緒「……宮藤。魔法が尻から出ているぞ」

芳佳「や、やっぱりだめです!!触られていると、意識がお尻に行っちゃって集中できませーん!!

美緒「ハルトマンの案は駄目のようだな」

エーリカ「えー!?」

芳佳「す、すいません、ハルトマンさん」

エーリカ「いや、別にいいけど。冗談半分でいったし」

美緒「しかし、尻が気になると尻から魔法がでるというのも変わった体質だな」

芳佳「もうお尻で魔法を使うのが癖ですから……」

シャーリー「そうか」

エイラ「なんだ?」

シャーリー「それじゃあ、考え方を逆転させてみたらいいんじゃないか?」


57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 17:49:19.51 ID:laJRq8060

ミーナ「どういうこと?」

シャーリー「尻が気になると尻から出るなら、手が気になると手から出るとか?」

エイラ「そんな単純な話かぁ?」

シャーリー「やってみないとわからないだろ」

美緒「手を気にさせるのはいいが、その方法は?」

シャーリー「手を握ってみるとか」

美緒「なるほど。宮藤、両手を」

芳佳「は、はい」

美緒「これいいか」ギュッ

芳佳「これで魔法が手から出ますか……?」

美緒「やってみろ」

芳佳「はい!」

ペリーヌ「なんて……うらやましい……うらめしい……宮藤さんになりたい……!!」

芳佳「ふっ……!!」プワァン

美緒「おぉ。いいぞ、宮藤。手から魔法力が漏れてきている」


58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 17:50:22.99 ID:+0X3YrsL0

俺はもっさんになりたい
今だけ

59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 17:53:28.87 ID:FycKa6Wr0

もよおして来た時に治療しなければならない場合どうなるんだ

60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 17:54:13.48 ID:UNCNlcUj0

オプションプレイが付くので別料金になります

61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 17:55:04.04 ID:laJRq8060

リーネ「芳佳ちゃん、がんばって!!」

芳佳「ふぅ……うぅ……!!」プルプル

美緒「どうした?」

芳佳「う……ぁ……!!だめ……もう……でる……あぁ!!」

美緒「なに!?」

芳佳「あぁぁぁ……」ゴ!!!

美緒「宮藤!!魔法力を抑えろ!!」

芳佳「は、はい……」

シャーリー「結局、暴走するのか」

ルッキーニ「もうちょっとだったのにぃ」

芳佳「ごめんなさい、シャーリーさん」

シャーリー「謝らなくてもいいって。あぁー、でも、良い線いってるとおもったんだけどなぁー」

芳佳「はぁ……やっぱり、私はダメなんですね……」

美緒「諦めるのか、宮藤?」

芳佳「だって……私……みなさんに迷惑ばかりかけて……」


62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 17:59:43.82 ID:laJRq8060

美緒「……そうか。ならば、ここまでにしよう」

芳佳「え……」

ミーナ「美緒!」

美緒「本人にやる気がないのでは仕方あるまい。これ以上は無意味だ。皆も悪かったな」

エイラ「え……でも……」

美緒「解散だ」

芳佳「あ……坂本さ……」

ミーナ「ちょ、ちょっとまって坂本少佐!!

ルッキーニ「……あれぇ?」

シャーリー「あぁ、もう。少佐も意地悪だよなぁ」

エーリカ「こんな空気にしなくてもいいのにねぇ」

シャーリー「なぁ、気まずくなるのはわかってるだろうにさぁ」

リーネ「芳佳ちゃん、食堂にいこ。ね?」

芳佳「うん……」

サーニャ「なんとかしてあげたいけど……どうしたら……」


64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 18:08:24.63 ID:laJRq8060



食堂



リーネ「芳佳ちゃん、たべよ」

芳佳「……」

エーリカ「宮藤、私の握ったライスボールたべる?」

バルクホルン「やめろ。宮藤が死ぬ」

エーリカ「なんだとぉ?くらえー」シュッ

バルクホルン「食べ物で遊ぶな」パシッ

エーリカ「ナイスキャッチ」

バルクホルン「全く……はむっ……」モグモグ

シャーリー「でも、どうする。宮藤のほうは」

エイラ「どうするっていってもなぁ。練習あるのみじゃないか?」

サーニャ「うん……」

シャーリー「練習か……」

エーリカ「どう、私のライスボール」

バルクホルン「……悪くは無い。というより、これを不味く作れるのならそれは天才だ」


65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 18:15:56.18 ID:laJRq8060



廊下



ミーナ「美緒、あんな言い方しなくても」

美緒「……」

ミーナ「美緒っ」

美緒「分かっている。だが、宮藤のためだ。自覚してほしいんだ。ウィッチとして生きていく上で、尻から魔法を出すことの危険性をな」

ミーナ「なら、もう少し言い方ってものがあるでしょう」

美緒「今の宮藤に何を言っても効果がないと判断しただけだ」

ミーナ「たとえそうだとしても、あれでは逆効果よ」

美緒「さぁ、どうだろうな」

ミーナ「もう……」

美緒「もしここで潰れるのなら潰れたほうがいいだろう。それなら宮藤も死なずに済む」

ミーナ「宮藤さんを想ってのこと、というわけね?」

美緒「私だって尻を貫かれて撃墜される宮藤を見たいわけじゃないからな」

ミーナ「そんなのみんなそう思っているわ」

美緒「だろう?だからこそ、これは乗り越えてほしいんだ」


66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 18:21:14.80 ID:6UCBUkJu0

尻ass


68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 18:22:05.41 ID:laJRq8060



大浴場



芳佳「はぁ……」

リーネ「芳佳ちゃん、また明日がんばろうよ」

芳佳「うん……」

リーネ「芳佳ちゃん……」

芳佳「はぁ……」

リーネ(こんなとき、どんな言葉をかけてあげればいいんだろう……)

芳佳(リーネちゃん、また胸が大きくなってる……すごいなぁ……)

バルクホルン「そうか。手に意識を集中させるのが効果的なのか」

シャーリー「多分、それが一番近道じゃないかって思ってる」

エーリカ「でも、どうするんだ?手なんて握ったところでそこまで意識が集中しないし」

シャーリー「まぁ、そこなんだけどさ」

エーリカ「ライスボール握ってみるとか?」

ルッキーニ「でも、おにぎり握りながらじゃ、おにぎりに魔法使うだけじゃん」

エーリカ「あ、そっか。ライスボール癒しても意味ないね」


72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 18:29:46.32 ID:laJRq8060



廊下



芳佳「はぁ……」

芳佳(このままじゃ私、きっと501にはいられなくなる。いつまでもお尻から魔法を出していたら……きっと坂本さんに……)

ミーナ「宮藤さん、こんな時間に何をしているの?」

芳佳「あ、すいません。なんだか、眠れなくて……。外の空気でも吸おうかな……なんて……」

ミーナ「ダメよ。間もなく消灯時間です。部屋に戻りなさい」

芳佳「はい……」

ミーナ「……宮藤さん、辛い?」

芳佳「え?」

ミーナ「成長できない今が辛い?」

芳佳「はい……。今のままじゃ、きっと私……!」

ミーナ「ちょっと付き合ってくれるかしら?」

芳佳「は、はい。でも、どこへ?」

ミーナ「すぐにわかるわ。ほら、こっちよ」

芳佳「あぁ、待ってください」


73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 18:33:26.60 ID:laJRq8060

ミーナ「ここよ」

芳佳「食堂……?」

ミーナ「こっそり、覗いてみて」

芳佳「は、はい……」


美緒「……」ギュッギュッ


芳佳「坂本さん……?」

ミーナ「何をしていると思う?」

芳佳「おにぎりを作っているようにしか見えませんけど」

ミーナ「そう。今、坂本少佐はおにぎりを三角に握る練習をしているの」

芳佳「はぁ」

ミーナ「でも、見ての通り、どうしても丸くなっちゃうみたいで、ああして夜な夜な練習しているのよ」


美緒「……むぅ。ダメか。何故だ」


芳佳「どうして、そんなに練習を……?」


76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 18:38:55.68 ID:laJRq8060

ミーナ「さぁ、それについては「ただ練習しているだけだ」なんて言っているから、本当のところはわからないわ。でも、きっと食べてほしいのよ」

芳佳「食べてほしい?」

ミーナ「みんなか、それとも……宮藤さんにか」

芳佳「なんで……」

ミーナ「いつも言っているわ。扶桑が恋しくないのは、宮藤の扶桑料理を食べられるからだって」

芳佳「あ……」

ミーナ「だから、せめてああしたものでお礼がしたいのよ」

芳佳「そうなんですか」

ミーナ「まぁ、本人が口を割らないから真実は――」

芳佳「……坂本さん!

ミーナ「え……!?」

美緒「ん?なんだ、宮藤か。いつまで起きている。早く寝ろ」ギュッギュッ

芳佳「そうにぎるんじゃダメです。それじゃあ、いつまで経っても丸いおにぎりになりますよ」

美緒「な、なに?そうなのか?」

芳佳「はい、三角に握るにはですね……」


77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 18:46:05.87 ID:laJRq8060

美緒「ふむ……。なるほどな」

芳佳「やってみてください」

美緒「分かった」ギュッギュッ

芳佳「そうです、そうです」

美緒「……こうか」

芳佳「はい!やりましたね!!」

美緒「こんなに簡単だったとはな。宮藤に教えを乞うべきだったか」

芳佳「あの」

美緒「なんだ?」

芳佳「私もできるようになるまで、諦めません」

美緒「……」

芳佳「おやすみなさい!!」

美緒「ゆっくりやすめ」

ミーナ「――ごめんなさい、美緒。貴方の矜持に傷をつけたかしら?」

美緒「お前が宮藤をつれてきたのか。できればこんな無様な姿を宮藤にだけは見られたくなかったのだがな。だが、おかげで三角形のおにぎりができたっ。どーだ、ミーナ。美しいだろう」


79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 18:47:30.23 ID:k7Si1Mzoi

もっさん可愛い!


80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 18:51:50.73 ID:laJRq8060



翌日 格納庫



リーネ「芳佳ちゃん、大丈夫?」

芳佳「手を握っててね、リーネちゃん!!

リーネ「うん!」ギュッ

芳佳「よし……!ふっ……!!」パァァ

リーネ「がんばって!!芳佳ちゃん!!」


芳佳「くっ……ぅ……!!」プワァン

リーネ「芳佳ちゃん、落ち着いて……」

芳佳「あぁ……もう……ぁ……んっ……」

リーネ「芳佳ちゃん!!ふんばって!!」

芳佳「あぁぁぁ……」ゴォォ!!!!

リーネ「芳佳ちゃん……」

芳佳「はぁ……はぁ……どうして……お尻からしか魔法が出ないの……どうして……」ガクッ

リーネ「も、もう一度……」

ペリーヌ「それ以上やると、宮藤さんがまた倒れますわよ」


81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 18:57:02.11 ID:laJRq8060

芳佳「ペリーヌさん……でも、私……できるまで諦めないって……決めたんです……!!」

ペリーヌ「その意気込みは買いますが、無理をしても意味はありませんわよ」

芳佳「で、でも……!!」

ペリーヌ「おやめなさい!!」


芳佳「くっ……」フラッ

リーネ「芳佳ちゃん!」

芳佳「リーネちゃん……」ギュッ

リーネ「ゆっくり、やろう?ね?」

芳佳「うん……」モミモミ

ペリーヌ(それにしてもどうすれば……)

エーリカ「おーい。がんばってるー?」

リーネ「ハルトマン中尉」

エーリカ「ライスボール、つくってきたぞー。休憩にしよー」

ペリーヌ「中尉が……?」

エーリカ「心配しなくても、毒味は終わってるから。食べてもヘーキ」


82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 19:01:44.52 ID:laJRq8060

エーリカ「どーだぁ」

芳佳「わぁ、綺麗な三角のおにぎりですね」

エーリカ「うん。独自に握り方を開発したからね」

芳佳「そうなんですか?」

エーリカ「味も問題ないから、食べてみてよ」

ペリーヌ「で、では、いただきます……はむっ……」

リーネ「……」モグモグ

エーリカ「どうどう?」

ペリーヌ「あら……これは……」

リーネ「おいしい」

エーリカ「にひぃ。これから私もキッチンに立っちゃおうかなぁ。白いエプロンとか、私に似合いそうでしょ?」

芳佳「いい塩加減ですね」

エーリカ「それも握り方に秘密があるんだ」

芳佳「どうするんですか?」

美緒「なんだ、お前たち。こんなところで何をしている?」


85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 19:07:45.36 ID:laJRq8060

芳佳「坂本さん……」

リーネ「あの、芳佳ちゃんの魔法力制御の訓練をしていて、今は休憩を」

美緒「そうか」

ペリーヌ「あら。少佐、その包みはなんですか?」

美緒「いや。なんでもない。それより、宮藤。訓練のほうはどうなんだ」

芳佳「……」

リーネ「も、もう少しでつかめそうなんです!」

美緒「諦めないのだろう?」

芳佳「それは、勿論です!」

美緒「ならば、いい。邪魔をしたな」

ペリーヌ「少佐……」

エーリカ「ところで、宮藤はまだ手を握ってもらいながら訓練してるの?」

芳佳「シャーリーさんがいうには、私の体質を考えればそれが一番だろうって」

エーリカ「うーん。でも、結局は集中できないわけだろ?」

ペリーヌ「どうして集中できないのですか、全く。そこさえクリアできれば、何も問題ないですのに」


86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 19:10:59.77 ID:laJRq8060

芳佳「よし!!休憩終わり!!リーネちゃん、もう一度!!」


リーネ「うん!」ギュッ

芳佳「いくよ……」

リーネ「がんばって!!」

芳佳「ふっ……!!」パァァ

リーネ「芳佳ちゃん……」

芳佳「くぅ……ぅ……!!」

リーネ「集中だよ……集中して……」

芳佳「うぅ……」

エーリカ「まった」

芳佳「え?」

リーネ「な、なんですか?」

エーリカ「宮藤ぃ、お前どこみてんだ?」

芳佳「……」

エーリカ「……」


87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 19:16:20.70 ID:laJRq8060

芳佳「……」ゴニョゴニョ

エーリカ「ふんふん……。それなら……」ゴニョゴニョ

リーネ「あのぉ?」

ペリーヌ「どうしたというのですか?」

エーリカ「ペリーヌ。シャーリー、呼んできて」

ペリーヌ「は、はい。分かりましたわ」

エーリカ「リーネはルッキーニ探してきて」

リーネ「りょ、了解」

芳佳「……」

エーリカ「これで解決だね」

ペリーヌ「――お待たせしました」

シャーリー「なんだよ?」

エーリカ「シャーリー、ちょっと宮藤のために協力してほしいんだけど」

シャーリー「いいよ。どーんとこい」

エーリカ「よし、宮藤。いけ」


89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 19:21:31.99 ID:laJRq8060

芳佳「……」モミモミ

シャーリー「お、おい……」

芳佳「ふっ……!!」ポワァン

ペリーヌ「魔法力が安定している……!!」

エーリカ「よし。やっぱりそっちに意識が行ってたのか」

芳佳「……」モミモミ

シャーリー「お、おぉい。なんだ、これ。あたし、揉まれてるだけだぞ?」

エーリカ「宮藤、今の感覚を忘れるな」

芳佳「は、はい」モミモミ

シャーリー「なんか、宮藤の魔法の所為か、か、かなりくすぐったいんだけど……」

リーネ「つれてきまし……きゃぁ!!芳佳ちゃん!!なにやってるのぉ!!!

芳佳「リーネちゃん……違うの……こ、これは訓練で……」モミモミ

ルッキーニ「芳佳ぁずるいぃ!!」


エーリカ「ルッキーニ、こっちこっち」

ルッキーニ「なにー?」テテテッ


90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 19:28:51.35 ID:laJRq8060

芳佳「ルッキーニちゃん、ごめんね!」ギュッ

ルッキーニ「へ?」

芳佳「……」モミモミ

ルッキーニ「よしかぁ?」

芳佳「ふぅっ……!」ポワァン

ルッキーニ「うにゃぁ!?」ゾクッ

シャーリー「なんか、くすぐったいよな?」

ルッキーニ「ムズムズしゅるぅ……」

芳佳「……」パァァ

エーリカ「でも、これでなんとか手からも安定した出力で魔法を出せるようになったね」

ペリーヌ「はぁ……お尻の次はお胸ですか……。なんて下品な……」

リーネ「芳佳ちゃん……」

芳佳「リーネちゃん!!私だってこんなことしたくないよ!!でも、こうしないとどうにもならないのぉ!!モミモミ

リーネ「……うん。わかってるよ」

エーリカ「よーし。少佐に報告しにいこーっと」


91 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 19:31:32.60 ID:TdVkaHpr0

なるほど


92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 19:33:39.61 ID:laJRq8060



食堂



美緒「……食べるか。腐らせるわけにもいかんしな」

エーリカ「少佐!」

美緒「お、おぉ。なんだ、ハルトマン?」

エーリカ「あれ?それライスボール?」

美緒「あぁ、作ってみただけだ。そ、それで、どうした?」

エーリカ「そうそう。宮藤が克服したよ」

美緒「なに!?」


芳佳「坂本さん……」

美緒「宮藤、できたのか!!」


芳佳「は、はい……なんとか……」

美緒「よし。訓練の成果を見せてくれ」

芳佳「……失礼します」ギュッ

美緒「お……」

芳佳「ふっ……!」モミモミ


94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 19:40:27.00 ID:laJRq8060





芳佳「いたぁーい……」

エーリカ「うわぁ。いいゲンコツが頭にいったなぁ」

美緒「……どういうことだ?」

エーリカ「手に意識を集中させるには今のところあれしか方法がなくてさ」

美緒「そうなのか?」

芳佳「はい……」

美緒「お前は患者の胸を揉みながら治療する気か?」

芳佳「それは……」

エーリカ「今は触りながらしかできなくても、手から魔法を使えることには成功したんだから、あとは慣れじゃない?」

美緒「徐々に手を胸から離していくのか?補助輪を外された自転車に乗る子どものようなのものか」

芳佳「坂本さん……でも、私……」

美緒「分かっている。諦めないのだろう?」

芳佳「はい!」

美緒「ならば、もう何も言うまい。……よくやったな、宮藤」

芳佳「いえ、坂本さんのおかげです!」


98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 19:47:47.73 ID:laJRq8060

美緒「そうなのか?」

芳佳「そうです!」

美緒「はっはっはっは。ならば、そういうことにしておこう」

芳佳「あれ?それ……」

美緒「ん?あ、ああ。私が食べるつもりで握った。どうだ、この三角形は。見事なものだろう」

芳佳「……いただけますか?」

美緒「しかし、お前はハルトマンのおにぎりを食べていたではないか」

芳佳「もうお腹すいてます!!いっぱい魔法つかったので!!」


美緒「そうか。なら、食べてくれ」

芳佳「はいっ!いただきます!!」


美緒「……どうだ?」

芳佳「とっても美味しいですっ!」


美緒「そ、そうか。まだあるんだが、よかったら食べてくれ。はっはっはっは」

エーリカ「ライスボールをまずく作れたら天才だってトゥルーデにいわれた――」

バルクホルン「黙れ、ハルトマン。このまま首を一回転させてもいいんだぞ?」ギュッ


99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 19:54:09.64 ID:laJRq8060

エーリカ「トゥルーデ……私の背後をとるなんてぇ……」

バルクホルン「私だって成長しているからな」

美緒「ん?どうした、お前たち?」

バルクホルン「宮藤が制御できるようになったと聞いて飛んできた」

エイラ「宮藤、がんばったな」

サーニャ「よかったね、芳佳ちゃん」

芳佳「あ、えっと……」

美緒「喜ぶな。まだ完璧とはいえない。ただ手から安定して出せることが分かっただけだ」

バルクホルン「どういうことだ?」

エーリカ「まだまだみんなの協力がないとダメなんだって」

バルクホルン「そうか。分かった。宮藤、いつでも私を頼れ。訓練にならいくらでも付き合ってやるからな」

美緒「はっはっはっは。バルクホルン、宮藤に付き合うのはいいが、逃げ出すなよ?」

バルクホルン「そんなことにはなるものか」

芳佳「お願いします」

バルクホルン「まかせておけ!」



100 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 19:56:01.76 ID:+0X3YrsL0

win-winの関係とはこのことか


101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 19:59:17.04 ID:Cb4srpBA0

お姉ちゃん大勝利だな


102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 20:01:16.49 ID:laJRq8060

エーリカ「よぉーし!それじゃあ、宮藤も弱点を克服したお祝いにライスボールパーティーでもしようかぁ。私、ライスボールなら世界一おいしいの作れちゃうしぃ」

美緒「ほう?それはいい考えだ。私もおにぎりを握る技術だけには誰にも負ける気がしなくてな」

エイラ「少佐はともかく、中尉のはなぁ」

バルクホルン「いや。私も食べたがハルトマンのは妙に美味い。油断していると腰を抜かすぞ」

エイラ「そうなのか!?」

サーニャ「楽しみ……」

ミーナ「あらあら、賑やかね。何かあったの?」

芳佳「ミーナ中佐。坂本さんとハルトマンさんがおにぎりを握ってくれるって言ってます」

ミーナ「ハルトマン中尉が……?」

エイラ「大尉によると、すごくおいしいらしいぞ!!」

ミーナ「そ、そうなの?」

バルクホルン「ああ。絶妙な塩加減でな。ハルトマンに得意料理ができてしまったらしい」

ミーナ「まぁ……。それは楽しみね!」

エイラ「よし。みんなを呼んでくるっ」タタタッ

芳佳「そういえば、ハルトマンさん。独自の握り方を開発したって言ってたような……。どんな風に握るんだろう……」


104 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 20:08:23.81 ID:laJRq8060

エーリカ「よし。やるかぁ」スルッ

美緒「ん?ハルトマン、何故服を脱ぐ?」

エーリカ「少佐もやってみる?ハルトマン流の握り方を。これさえマスターすれば、一瞬でおいしくて綺麗な形をしたライスボールが握れちゃうから」

美緒「いや。結構だ。私は腕の良い師匠から学んだものがあるからな」

エーリカ「そっか」

美緒「では、お互いに握り方は隠すか。影響を受けたくはないからな」

エーリカ「オッケー」


シャーリー「へえ。あのハルトマンが」

ルッキーニ「おっにぎり、おっにぎりぃ」

エイラ「どんな味なのか気になるな」

サーニャ「そうね。ハルトマンさんの手料理なんて食べたことないもの」

エイラ「いつも大尉や中佐からの噂だけだもんな」

バルクホルン「ハルトマンの料理は悉く士気に関わるものだったからな」

ミーナ「そうね……」

リーネ「そ、そんなにですか……?でも、あのおにぎりはとってもおいしかったですけど」


105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/10/17(木) 20:13:54.48 ID:HSR1vrDp0

絶妙な塩加減か、そうかそうか


106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 20:14:29.63 ID:tFkPmsKg0

エーリカだもんな……


108 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 20:15:50.92 ID:6UCBUkJu0

どこで握ったのかな?^^


107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 20:14:30.13 ID:laJRq8060

美緒「――よし。できたぞ。取りに来てくれ」

シャーリー「おぉー。見事な三角形だぁ」

ルッキーニ「すっごーい!!」

美緒「はっはっはっは。そうだろう!」


エイラ「うん。うまいっ」

サーニャ「おいしい」

ペリーヌ「少佐が……にぎった……ものだなんて……!!あぁ!!!これがわたくしの血肉となるなんてぇ!!!あぁ!!!

エイラ「うっさいぞ」


バルクホルン「しかし、少佐。申し訳ないが、ハルトマンの味には劣る」

美緒「なんだと?」

ミーナ「おにぎりなんてそうそう味に違いはないと思うけれど……」

リーネ「どう、かな?」

芳佳「うん。坂本さんのもおいしいけど、ハルトマンさんのも美味しかったよね」

美緒「バカな……」

エーリカ「ふっふっふっふ。さぁ、真打の登場だよ。たべてごらん」


109 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 20:22:48.42 ID:laJRq8060

エイラ「おぉぉ……!!こ、これは……うまいっ!!うまいなぁ!!

サーニャ「塩加減もそうだけど、ふんわりとしてて優しい感じがする……」

ミーナ「フラウ……あなた……いつの間にか……こんなにも成長していたのね……うぅ……」

エーリカ「ふっふーん」

美緒「確かに……うまいな……。これは負けを認めなくては……」

ペリーヌ「少佐のほうが美味しいですわ!!」

エーリカ「なんだよぉ。ペリーヌ、贔屓はよくないぞぉ」

リーネ「美味しいね」

芳佳「うん。坂本さんとはまた違った美味しさ……。でも、どうしてこんなに絶妙な塩加減ができるんだろう。それが不思議」

バルクホルン「ハルトマン。もう一つ、握ってくれ」

エーリカ「いいよー。ちょっとまってねー」

芳佳「ハルトマンさーん。できれば、どう握ってるのか、見せてくださーい」

エーリカ「はぁーい。――こうだぁー」ギュッギュッ


バルクホルン「ぶぅぅぅぅ!!!!」



エーリカ「脇で握ると美味しいし、綺麗な形になるんだ。色んなところで握ってみたけど、脇が一番いいね。……ん?どうかした?」ギュッギュッ


110 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 20:24:02.60 ID:sAFAqJ8m0

10000万個ください


112 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 20:25:16.45 ID:NCO54lmN0

色んなところ・・・だと・・・


113 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 20:26:09.36 ID:2zU3Fc4Vi

膝裏とか…


114 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 20:26:31.46 ID:oJLVi6yhO

腹が減ってきたな


115 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 20:27:46.12 ID:ARDj8clbi

塩にぎり作るか…


119 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 20:32:16.29 ID:laJRq8060

エーリカ「いたぁーい……なんで、殴るんだよぉ……」

バルクホルン「おまえ……おまえはぁ……!!!おま……おまえぇぇぇ……!!!!」

ミーナ「トゥルーデ。もういいわ。やめましょう。私たちが愚かだったのよ」

バルクホルン「くっ……!!なんて悲劇だ……!!やはりこいつをキッチンに立たせるべきではなかった……!!!」

エーリカ「みんな美味しいっていったじゃん!!」

エイラ「ぺっ!ぺっ!」


サーニャ「……」

美緒「……とにかく。宮藤」

芳佳「あ、はい!」

美緒「まだ訓練は必要だ。普段からもなるべく尻から魔法を出さないように心がけろ」

芳佳「わかりました!」

美緒「それからバルクホルン」

バルクホルン「なんだ?」

美緒「宮藤の訓練に付き合うのだったな?明日から、頼むぞ」

バルクホルン「了解!!!任せてくれ!!!」


122 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 20:42:25.08 ID:laJRq8060



翌日 格納庫



バルクホルン「やめろぉぉぉぉぉ!!!!!」ダダダダッ

芳佳「まってください!!これが訓練なんですよぉ!!!」


バルクホルン「い――宮藤と一線を越えるわけにはいかないんだぁぁぁ!!!!!

芳佳「一線ってなんですか!?バルクホルンさーん!!協力してくださぁーい!!!……芋?」

ミーナ「バルクホルン大尉が敵前逃亡なんて、珍しいわね」

美緒「やはり荷が重かったか」

ミーナ「どうするの?美緒?」

美緒「そうだな……」

芳佳「さ、坂本さん!バルクホルンさんが走っていっちゃいましたぁ。どうしたらいいですかぁ?」

美緒「仕方あるまい。代わりの者が見つかるまで私が協力してやろう。このままではいつまで経っても尻から魔法を出し続けることになるしな」

芳佳「坂本さん……」

美緒「よし。宮藤、やるぞ。気合をいれろ」

芳佳「はい!がんばります!!では早速――」モミモミ



おわり




123 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 20:43:20.20 ID:TdVkaHpr0

おつモミモミ


132 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 20:51:58.04 ID:O8n+f7Uci

乙 なぜ訓練相手にリーネちゃんを選ばないのか


133 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 20:58:16.36 ID:wqbeTtLgP

いくらEMTでも……
いやEMTなら……
EMTなら……
やっぱ無理だわ (オェェェェ

128 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/17(木) 20:48:23.61 ID:tFkPmsKg0

お姉ちゃんの乳はわりとでかい乙π




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この記事へのコメント

-名無しの軍曹 - 2013年11月19日 00:32:04

マジキチ系かと思っていたら、淫獣覚醒の新たな経緯だった・・・
そしてお姉ちゃん、一線をどうのこうのって何照れちゃってるんですか

-名無しの三等兵 - 2013年11月19日 05:46:29

1期4話をあらためて見直すと、お姉ちゃんは良い意味で覚醒したよな
3期が待ちきれないよ(´・ω・`)

-名無しの三等兵 - 2013年11月19日 11:55:48

ただし尻からでるって…
たしか魔方陣グルグルの台詞にあったような・・・

-名無しの三等兵 - 2013年11月19日 13:32:19

そりゃあただし魔法は尻から出るも脇の下で握ったおにぎりもグルグルネタですし

-名無しの三等兵 - 2013年11月19日 15:01:41

どこかで見たフレーズだと思っていたがグルグルだったか
thxスッキリした(二重の意味で)

-名無しの三等兵 - 2013年11月19日 21:00:44

キタキタ親父の脇にくらべたらマシ・・・なハズ

-名無しの三等兵 - 2013年11月19日 22:51:44

グルグルネタでおにぎりという時点で気づくべきだった...

買い占められるとは...無念

-名無しの三等兵 - 2013年11月20日 11:32:46

魔法のコントロールの奴
芳佳が頭を丸めると思った・・・(想像したくないけど)

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